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邂逅(4) 邂逅(4) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「……真奈美、ホントに来たんだ」

 意外な人物の登場に一同湧き立っていた所へ、これまた意外な人物からの驚きにも似た呟きに場が一瞬静まる。

「あの、優姉?」

 一同を代表して宏が声の主に解説を求める。
 優は頷くと、まずは真奈美を出迎え、その間に自分達の夕食を済ませましょうと、みんなに視線を送った。


     ☆     ☆     ☆


「きゃ~~☆ 久しぶり~~☆ 元気してた~~♪」

 リビングには洗い物をしている千恵と若菜を除く全員が集まり、数年振りに逢った真奈美と賑やかに挨拶を交し合う。
 千恵と若菜もシンクの前で手をブンブン振って笑顔を向け、リビングとキッチンはまるで同窓会の会場と化している。
 実際、ここにいる女性達は全員同じキャンパスに通い、真奈美は晶や優、ほのかの一年後輩に、そして千恵と若菜の一年先輩に当たるのだ。
 ひとしきり挨拶が終わった所で宏が真奈美にソファーを勧め、自分は一人掛けのソファーに腰を下ろす。
 宏から見て右側三人掛けソファーに真奈美が座り、左側三人掛けソファーには手前から晶、優、ほのかと座る。

「真奈美さん、前逢った時よりも綺麗になってますね♪」

 宏の心からの賛辞に照れつつ、真奈美は嬉しそうに目を細める。
 真奈美は背中の半分まで届くストレートロングの黒髪を首の後ろで一つに纏め、白いブラウスに赤のチェックのスカート姿と飾り気が少ない分、服の上からでも判る豊かな胸の膨らみや引き締まったウェスト、丸く大きく張り出した腰と、本人という素材の好さを出している格好だ。

(服の色や髪型なんかは、まるで巫女さんだよな~♪)

 以前と少しも変わらない肌理の細かい白い肌や綺麗に整った目鼻立ち、少し垂れ気味だけど優しい色を湛えた二重の大きな瞳をした癒し系美人……。
 宏は思わず鼻の下を伸ばして真奈美を凝視してしまう。
 そして必然的にもう一方の美人、母親が北欧出身のほのかにも視線を移す。

(やっぱ、日本人とは違う美しさだよな~♪)

 光をキラキラ反射させ、金色に波打つ髪は腰まで届き、長い睫毛に二重で切れ長の瞳は澄み切ったブルーを湛え、何処までも透き通った白い肌に目鼻立ちの整った小顔の北欧美人……。
 宏の頭の中には四年前、紅葉狩りでの出来事が昨日の様に思い出され、顔が火照って来る。

(その時、この二人から告白されたんだよな)

 当時を思い出しながら宏がほのかと真奈美を交互に見ると、視線が合ったほのかは顔を赤らめて俯いてしまい、真奈美も宏の視線に恥かしさで顔をほんのり桜色に染めてしまう。
 豪快な性格のほのかと行動が大胆な真奈美だが、宏を想う気持ちは今でもピュアで繊細なままなのだ。

「どうぞ♪ 緑茶で良かったかしら?」

 千恵はみんなが頷くのを確認してからお茶と塩煎餅をテーブルに置き、洗い物を済ませた若菜と宏を挟んで床に座る。

「……んと、ボクが真奈美に教えた。今日、ほのかが家(うち)に泊まる、って」

 お茶をひと口啜ってから優が本題の口火を切り、続けて正面に座る真奈美に続きを促す。
 真奈美は頷くとほのかの顔を見て微笑む。

「優先輩からほのか先輩が帰国するって聞いて、なんだか無性に懐かしくなっちゃって。優先輩にも内緒でここまで来ちゃいました♪」

 まるで隣町の親戚の家に遊びに来たかの様な気楽さで真奈美が笑う。
 すると晶が呆れた様に後輩を見つめ、目を大きく見開く。
 真奈美は晶、優、ほのかと同じサークルに所属していた仲の好い後輩なのだ。

「それだけ!? それだけでアンタ、わざわざ田舎から上京して来たの!?」

 真奈美はチロッ、と舌を出し、「やっぱり判ります?」と微笑む。

「それも確かにあるんですけど……」

 真奈美は言葉を区切るとチラッ、と宏を見つめ、再び晶に視線を戻す。

「本当は宏君に成長した私を見て貰いたかったんです。私、宏君と約束しました。女を磨いておくね、って」

 宏の頭の中に、四年前の川原での告白シーンが甦る。

「私、宏君と出逢うまでは家事一切出来ませんでした。でも、宏君の立派な奥さんになる為に家事を猛特訓したんです。そして裁縫、炊事、洗濯、掃除と、家事のさしすせそを完璧にマスターしました。……もっとも、躾け、に関しては勉強はしましたが実習はこれからですし、一緒に出来たらいいな、とは思いますけど♥」

 意味深な視線を向けられた宏は首を竦め、余りに先走った台詞にうろたえてしまう。

「躾け……って、つまりは子供を育てるって事じゃんかよ~」

 いずれは、とは思うものの、今はまだ考えてもいなかった子育てというキーワードに宏は冷や汗を流す。
 晶、優、ほのかの三人は真奈美の最後の台詞をスルーしたものの、真奈美の気持ちが充分理解出来てしまう。

 ――好きな男の為に自分を磨く――

 それは自分達が歩んで来た道だったからだ。
 晶と優は身体を磨き上げ、夫に悦んで貰う為に閨房術を学んだ様に。
 ほのかは腕を磨き、夫や家族を養える収入を得る為にパイロットになった様に。

「だから宏君!」

 視線の先を晶から宏に移し、真奈美の声が一段高くなる。

「厚かましいとは充分承知していますっ。六番目で結構ですから、是非、宏君の奥さんとしてここに置いて下さい! お願いします! 私、今でも宏君が好きです!!」

 真奈美は胸の前で両手を合わせ、祈る様なポーズに真剣な眼差しで訴えて来る。
 その一途な想いは四年前、財布と定期を忘れ、バスを降りられなくなった真奈美を助けた宏を探しに探し続け、再会を果たして尚も想いを寄せて来た時と少しも変わっていない。
 ここまで想われた宏は心が熱くなる。
 と、真奈美の熱弁を聞いていたほのかが苦笑交じりに溜息を吐く。

「あ~あ、また真奈美に先を越されちゃったよ」

 頭をわしゃわしゃと掻き毟り、少し悔しそうな顔になる。
 その呟きに宏が僅かに目を見開き、ほのかのブルーアイを見つめる。
 ほのかは目元を赤く染めながらも心の内を宏に明かす。

「ホントはさっき言おうとしてたんだ。オレも宏の妻としてここに住まわせて欲しい、って。そしたら、真奈美が丁度来たって訳だ。……ったく、宏に目を付けたのも真奈美が先だったし、プロポーズも先を越されちまったぃ。……でも、宏を想う気持ちは負けてないぜ。オレは今でも宏を愛しているからな♥」

 肩を竦めたかと思うと豪快に笑い出すほのかに宏の顔が段々赤くなり、動きも止まってしまう。
 憎からず想っていた二人の美女からのプロポーズに逆上せてしまったのだ。

「……真奈美、本気なの? 本気でヒロクンのお嫁さんになりたいの? 残りの人生をヒロクン……とボク達五人の人生に重ねられるの?」

 優の鋭い眼差しが真奈美を捉える。
 結婚してここで生活を共にすると言う事は、大学のサークルの様な仲良し同士の集まりとは訳が違う。
 他人の喜怒哀楽を常に受け入れ、どんな状況でも共に過ごし、あらゆる事から逃げる事は許され無いという事なのだ。
 優は判り易く噛み砕いて説明し、果たしてそれが真奈美に理解出来ているのか何度も念押しする。
 恋に恋している状態で結婚などさせられないからだ。

「勿論、本気です! その為に今まで頑張って来たんですから!」

 真奈美は真剣な眼差しで優を見つめる。
 傍から見ると、小姑が嫁候補を吟味しているかの様だ。

「……そう」

 優は表情を和らげるとニコリと微笑み、小さく頷くと宏に視線を向ける。
 後の判断は宏が決める事だからだ。

「ほのか、あんたも……本気みたいね」

 頷くほのかの真面目な表情に、晶はほのかと真奈美に向けて妻達のリーダーとして最終確認を取る。

「これだけは覚えておいて。ヒロはあなた達を数いる妻の中の一人としてしか扱わないわ。特別扱いはしないし、ヒロの一番には永遠になれないの。ヒロにとって六分の一の存在でしかないの。それでもいいの? ただの性欲処理として扱われるかもしれないわよ? 私達四人の妻から扱(こ)き使われるかもしれないのよ? それでもヒロの傍にいたいの?」

 上目遣いに仕事で鍛えた凄みを効かせて睨み付け、晶は二人の決意を揺るがそうと試みる。
 しかし、ほのかはそんな晶を可笑しそうに眺め、悪女……と言うより大奥のお局様を演じる晶に向かってウィンクする。

「宏はそんなぞんざいな扱いはしないし、例え六分の一でも充分可愛がってくれるよ。オレはそれで充分さ♪ それに、晶達もそんな非道い扱いをしない事位、判ってるしな♪」

 それは四年前の紅葉狩りでの出来事や今日これまでの宏とみんなの態度を見ていれば簡単に判る事だった。

「私はバスの中で助けてくれた宏君を信じています。紅葉狩りの時の宏君の優しさも♪」

 真奈美がニコリと微笑み「みなさん好い人ですから♪」と宏を、そして晶をはじめ全員を見る。
 どうやらこの二人に晶の脅しは効かなかった様だ。
 お局様になり損なった晶は肩を竦め、表情を戻すと宏に向かって頷く。
 後は宏が決める事だからだ。

「……あ、……えっ!?」

 優と真奈美、そして晶とほのかに見つめられても反応出来ない。
 余りの急展開に頭が付いていけないのだ。  
 まるで石像の如く固まる宏の右手に、千恵の左手がそっと重ねられる。
 若菜も宏を見上げ、自分の右手を宏の左手に重ねる。

「千恵姉……若姉……」

 美姉妹の掌の温もりで自分を取り戻した宏は二人の意見を聞いてみようと顔を向けるが、柔らかく微笑むだけで首を横に振る。

「あたいは宏が好いのならそれが好いわ。ほのかさんも真奈美さんも、全く知らない女性(ひと)では無いしね♪」

 そう言いながら屈託の無い笑顔を二人の花嫁候補に向けると若菜もウンウンと頷く。

「そうそう♪ 宏ちゃんを想う気持ちはみんな一緒だよ~♪」

 宏を好きな人は全て友達という感覚で、若菜はほのかと真奈美に微笑みかける。
 学部や学年、サークルは違えど同じキャンパスに通い、毎日の様にランチやお茶を楽しんだ仲なのだ。
 好きな男性(ひと)を共有する事位、若菜にとっては何でも無いのだ。
 まさか同じ男の妻として一緒に住むとはその時は思いもしなかったが。

「……宏ぃ♥」

「宏君♥……」



 二人の女性から甘い視線を向けられた宏は次第に鼓動が早くなった。

(逢ってから何年も経っているのに、こんなにも想ってくれて……。更に俺の為に自分を磨いてくれてたなんて……あの時感じた想いは間違いじゃ無かったんだ)

 宏の心は既に四年前、初めて出逢ったあの日から決まっていたのかもしれない。

「あ……、え~~~、ゴホン。ほのかさん、真奈美さん。俺……私と結婚して下さい♥ そして、共に人生を歩んで行きましょう♪」

 一瞬間が空いた後、大きな歓声が屋敷中に轟き渡った。

                                            (つづく)

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ 新キャラの設定 ]
新キャラ追加~♪
楽しく読ませてもらってます。新キャラが二人増えましたが、この二人とどんな出会いだったか、この二人の設定は?とか気になることが多いですね。

これからもハーレム~な展開に期待していますw

[ お越し戴きありがとうございます♪ ]
 ゆんさん
 コメント&いつもご愛読ありがとうございます♪

 宏がほのかと真奈美に出逢った経緯、二人の性格等は 
 「番外編~ 紅葉」 にて触れております。
 こちらも是非、お読み戴けたらと存じます♪

 これからも応援宜しくお願い致します♪
 

[ ]
v-34そうなんですか!さっそく読ませて頂きますっ!


[ ご来訪ありがとうございます♪ ]
 飛沫さん
  コメントありがとうございます♪

  番外編も本編同様、御贔屓に願いますm(__)m

  

[ 新キャラ ]
拝見致しました。
ほのかと真奈美が登場しましたね!
今後の展開が楽しみです☆

[ 毎回ご愛読ありがとうございます♪ ]
MTさん
 コメントありがとうございます♪

 新たなキャラが登場し、この後の展開は……。
 どうぞお楽しみに♪ 

 いつもコメントをお寄せ頂き、ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

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