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紅 葉(こうよう) 紅 葉(こうよう) 美姉妹といっしょ♥~番外編
 
 桜も散り始め、世間はゴールデンウィークへ向けての話題で持ち切りの頃。
 それは些細な、ほんの些細な出来事にしか過ぎなかった。
 財布も定期券も忘れてバスから降りられなくなった女性(ひと)にバス代を立て替えてあげた事など、十七歳の宏にとっては何て事の無い、無意識に呼吸をするのと同様にひとりでに身体が動いただけにしか過ぎなかった。
 その余りにも澱みの無い、ごく自然な動きに周りの人間はもとより、宏の記憶にも殆ど残らなかった。

 ――ただのひとりを除いては。


     ☆     ☆     ☆


「……あ、来た♪ ほら、こっちに向かって歩いて来るブルーの長袖シャツにディパックを背負ったジーパンの男性(ひと)、彼がボクの従弟♪」

 優は宏に向かって大きく腕を振る。
 宏は丁度商店街を抜け、駅前広場に差し掛かる所だった。
 すると優のサークル仲間で金髪碧眼の女性が半ば嬉しそうに声を上げる。

「へぇ~、なかなか好い面構えしてるじゃないか♪ ガタイも好いし……オレのタイプだな♪」

「……ほのか、ヒロクンはまだ高二なんだから、変なちょっかい出さないで」

「判ってるって、優。『変な』ちょっかいは出さないさ。『真面目な』ちょっかいしか出さないから安心しな♪」

 ほのか、と呼ばれた女性は金色に光り輝くセミロングの髪を後ろに払うと優にウィンクし、サムズアップ~握り拳の親指を立てる~のポーズを取る。

「そっか、十七歳……四つ年下か。ムフッ♪ からかい甲斐がありそうだな♪」

 ほのかの涎を垂らさんばかりの呟きに優はやれやれと溜息を付き、宏が無事に今日の紅葉(もみじ)狩りを終える事が出来るか懸念を抱く。

(……この娘(こ)、悪い娘じゃ無いんだけど、自由奔放過ぎてボクの手に負えなくなる時があるんだよね)

 優の杞憂を余所に今回はその悪い癖(?)が早くも顔を覗かせている。
 いつもはサークルの代表である晶がコントロールするので大事には至らないが、その晶は今日ここにはいない。
 両親と一緒に親戚の法事へ行ってしまい、人数の穴埋めに宏が参加する事になったのだ。

「ん? 真奈美(まなみ)? 彼がどうかしたのか?」

 ほのかに真奈美、と呼ばれた女性は背中の半分まで届く漆黒のストレートロングヘアを風になびかせ、驚いた様に両手を口に当てて大きく眼を見開いている。
 彼女も優と同じサークルに所属する女性で、最近塞ぎ込んでいる様子だったので気分転換にと優が半ば強引に誘い出したのだ。

「ま、まさかっ……」

 ほのかの呼び掛けが聞こえていないのか、真奈美はじ~~っと宏を目で追い続けている。
 やがて三人の前に宏が立ち、片手を上げて爽やかに挨拶する。

「お待たせ、優姉♪」

 続けて金髪碧眼の女性と漆黒の髪の女性に向かって丁寧に頭を下げる。

「はじめまして。宏、といいます。今日はよろしくお願いし……」

「見つけた……見つけたっ! やっと見つけたっ!!」

 宏の声を聞くなり、真奈美は宏の言葉を遮って歓喜の声を上げ、人前にも係わらず宏に抱き付く。

「逢いたかったっ! ずっと、ずっと探しててっ……やっとっ……やっと逢えたっ!!」

 宏はいきなりタックルされてよろめいたもののしっかりと胸で受け止め、呆然としている二人に状況説明を求める視線を送った。


     ☆     ☆     ☆


「――という事が今年の春先にあったんです。私、その時頭の中が真っ白になって、どうしたら良いか判らなくなって……。そこにこの宏君が颯爽と現れて……♥」

 宏達一行はあれから発車間際の列車に何とか駆け込み、四人向かい合わせの席に腰を落ち着けると真奈美から事の一部始終を聞き出したのだった。
 真奈美は身体ごと宏に向き直り、胸の前に両手を合わせて祈る様なポーズを取る。

「あ、あの、私、真奈美、っていいます。大学二年で、二十歳(はたち)で、優先輩と同じサークルで、えと、隣町に住んでいて、その、あの、その節はお世話になりましたっ! ありがとうございます! 本当に助かりましたっ!」

 多少混乱しつつも顔を真っ赤に染めて瞳を潤ませ、上目遣いになって宏を見つめる熱い瞳は恋する乙女そのものだ。

「いっ、いえいえ……、気にしないで、下さい……」

 真奈美の勢いに引き気味になりつつ、宏は真奈美の顔をじ~~っと見る。
 大きな二重の瞳がチョッと垂れ気味で、でも目鼻立ちは綺麗に整い、どちらかと言えば癒し系美人だろうか。

(こんなに綺麗な女性(ひと)なら、憶えていても良さそうなんだけどな)

 その実、宏はその時の事をまだ思い出せないでいた。
 必死になって記憶を探っていると、真奈美に対抗するかの様にほのかが勢い込んで自己紹介を始める。

「宏、よろしくな♪ オレはほのか。ほのか、って呼んでくれればいいから。優と同級で二十一歳だ♪」

 宏の正面に座り、金髪碧眼の美女がニッコリと笑って右手を差し出す。
 どうやら握手を求めているらしい。

「あ、よ、よろしく、ほのかさん」

 宏は何処までも澄み切ったブルーの瞳に吸い寄せられたまま右手を差し出す。
 肌はあくまで白く透き通り、切れ長の瞳と整った顔立ちはまるで一流ファッション雑誌の表紙を飾るモデルの様だ。
 長い睫毛にくっきりの二重瞼、高い鼻に薄く引き締まった唇……。
 その余りの美貌に宏はしばし見惚れてしまう。
 聞くところによると彼女の母親が北欧出身との事で、日本に移住して数年経つそうだ。

「道理で。何だかほのかさん、エルフかヴェルダンディ、っていう雰囲気がしてたんです」

「おっ、北欧神話か♪ 若いのに良く知ってるね~♥ 偉い偉い♪」

 宏の社交辞令がいたく気に入ったのか、ほのかは美しい容姿とは裏腹に口を大きく開けて豪快に笑う。
 人前で臆する事無く、素直に感情を表すほのかに宏は親近感を覚える。
 美しさのタイプは違っても、性格的に若菜と同じ匂いがするのだ。

「……ほのかは黙ってさえいれば北欧美女で通るのに、男言葉とのギャップがね」

 優が苦笑しながら言うと、ほのかが熱い眼差しで宏を見つめる。

「オレの言葉、変か? それとも日本の女らしく話した方が好いか?」

「い、いえっ、……言葉遣いは関係無いと思います。ほのかさんはほのかさんですから」

 宏が少し考えてそう言った途端、ほのかは満面の笑みになり、握手したままもう片方の手で宏の肩をバンバン叩く。

「流石判ってるね~っ♪ 人は見かけじゃ無いからなっ。……フフッ、優が自慢する訳だ♪」

「……ほっ、ほのかっ! 別に、自慢なんて……」

「おっや~? いつも『ボクのヒロクンは~』なんて言ってるのは何処の誰だ~?」

 顔を赤らめた優にほのかがすかさずツッこむ。

(この二人、結構いいコンビかも)

 宏は正面に並んでいる二人を微笑ましく見つめていると、ほのかが「それにしても……」と宏と真奈美を交互に見て苦笑する。

「ドラマチックというか、偶然の成せる業(わざ)というか……、下手な日本のテレビドラマみたいだな」

 ほのかが溜息混じりにポリポリと頭を掻く。
 自分が先に宏に目を付けたと思っていたら、実は半年も前に後輩が目を付けていたという事に悔しくもあるし、このまま真奈美が宏を篭絡(?)するのを黙って見ているのも何だか癪(しゃく)だな、とも思ったのだ。
 そんなほのかの言葉に優が三人の中では一番薄い胸(七十七センチのCカップだ)を張る。

「……ヒロクンは誰にでも優しいし、思い遣りの心を持っている。ボク達の自慢の従弟♪」

 優は普段から宏と繋がりがある事を匂わせた上で、真奈美だけが特別じゃ無いんだよ、それは数あるエピソードのひとつだよ、と遠回しに言った(警告した)つもりだったのだが、宏との再会に舞い上がっている真奈美には少しも通じない。
 真奈美はそんな周りの様子に気付く事無く、席に座る前から自分の世界を構成し、浸り切っている。

「きっと、これは神様が私に授けた赤い糸なのよ……。だから今日、再会出来たんだわ♥」

 うっとりと瞳を輝かせ、宏の左腕を胸に抱え込んでいる真奈美に宏は苦笑するしかない。
 宏は薄れた記憶の欠片を繋ぎ合わせ、なんとか当時の事を思い出す。

(確か……友達の家へ遊びに行った帰りにバスを使った時……か。あの路線は滅多に使わないからな)

 宏は真奈美に顔を向けてニコリと笑う。

「隣町の駅前、でしたね。出逢ったのは」

 すると真奈美の顔が見る見るうちに華やぎ、満面の笑顔になる。
 ようやく本人が思い出した事に真奈美のテンションが一気に上がり、宏の肩に頭を載せて歓びを露にする。
 これには残りの二人も黙っていられなかった。

「こら、真奈美っ! オレ達はサークル活動として紅葉狩りに行くんだぞ! デートじゃ無いんだから、その腕を放せ! イチャイチャするなぁ!」

「……真奈美、もっと離れて。ヒロクン、困ってる」

 ほのかはこれ以上後輩に宏を取られんが為に、優はいくら可愛い後輩とはいえ自分達(晶、千恵、若菜の事だ)以外の女が宏にくっ付いているのが我慢ならないのだ。
 しかし、宏に恋した真奈美はそんな意見は自分と宏の仲を嫉妬し、引き離す言葉(実際その通りなのだが)として受け取ってしまう。
 まさに恋は盲目状態の真奈美だった。

「どうしてですか!? いいじゃないですか、せっかく出逢ったんですから♪ 宏君は晶先輩の代わりに来てるだけでサークルとは関係無いですし、困ってもいませんっ! ね♪」

 ね♪ と振られた宏は乾いた笑いを零すしか出来ない。
 見た目は深窓のお嬢様風の真奈美だが中身は結構「熱く」、今は下手に逆らわない方がマシ、と判断したのだ。
 その判断を目線で優に伝えると一瞬複雑な表情になったものの、「そうね。今は成り行きに任せよう」と宏に視線を返し、小さく頷く。

「優、あんた何、宏と視線で会話してんのさっ! 自慢の従弟だなんて言っておいて、実は彼氏じゃないのか?」

 ジェラシーを含んだ目でほのかが優を責め、優が口を開くより先に全員に向かって宣言する。

「オレだって宏が気に入ってるんだ。真奈美や優だけに美味しい思いをさせるものかっ! オレも参戦するぜっ!」

 こうして、ほのかも堂々と宏争奪戦(?)に加わった。
 渦中の真っ只中にいる宏は唖然としながらポツリと呟いた。

「俺の意見は?」


     ☆     ☆     ☆


 宏達一行は目的地である赤芝峡(あかしばきょう)に到着すると、深く、透明な緑色の流れの清津川(きよつがわ)に沿って伸びる遊歩道を上流に向かって歩き出す。

「へぇ~~、これが日本の紅葉(こうよう)……紅葉狩りっていうものか……。思った以上に風流だな……」

 ほのかは珍しそうに辺りの風景を見回しながら歩いている。
 赤芝峡は川向こうに切り立った崖がそびえ立ち、手前にある広い川原の外側に遊歩道が川に沿って延々と続き、赤や黄色、朱に黄金色と鮮やかに色付いた木々がそこかしこに植わっていて、訪れた人の目を楽しませる秋の定番スポットなのだ。

「ほのかさんは、紅葉狩りは初めてなんですか?」

「こうして歩くのは初めてなんだ……。良いものだな、紅葉狩り、って♪」

 ほのかは左腕に力を籠め、愉しそうに目を細める。
 宏の右腕はほのかの左腕が深々とガッチリ絡み付き、二の腕に暖かくて柔らかい、なのに弾力のあるモノがずっと押し付けられている。
 宏は自分の右腕を見、そして右横十数センチにあるほのかの横顔に視線を向ける。
 太陽の光を眩しく反射させ、金色に光る長い髪と透き通る様な白い肌、日本人には無い整った顔立ちをしているほのかは晶や若菜とは違う、別次元の美しさを放っている。

「ん? ……ムフッ♪」

 ほのかは宏の熱い視線を感じ取ると、もっと自分を知って欲しい、という女心から臆する事無くプロポーションを公表する。

「身長一七三センチ、上から八三、五八、八五で、Cカップだ♪ 体重は五三キロ、血液型はBだよ♥」

 ほのかの顔が宏に向くと、それこそ唇を突き出せばくっ付いてしまう距離にまで接近する。
 宏は慌てて首だけを引っ込める。
 宏の左側は真奈美が密着しているので首だけしか動かせないのだ。
 いくら晶や優で少しは美しい女性に慣れているとはいえ、童貞の宏には二十一歳になる北欧産女性の大人びた色気は余りに荷が重過ぎる。
 一方、真奈美は真奈美で恋のライバルであるほのかを意識しつつもマイペースを貫いている。

「宏君、ほら、あそこっ。真っ赤に染まってるわ~。……まるで今の宏君の顔みたい♥」

 真奈美は無意識に胸の柔らかい膨らみを左腕に押し付け、首を伸ばして耳元で囁く様に話す。
 宏は左横十数センチにある真奈美の横顔に視線を向ける。
 そこには肌理(きめ)の細かい、染みひとつ無い白い肌と漆黒に輝く長い髪が美しく煌き、風になびいている。
 この吸い込まれる様な色の対比は千恵や若菜よりも際立っているかもしれない。

「ふふっ♪ 宏君、私の事、もっと知りたい? だったら教えてあ・げ・る♥」

 宏の舐める様な視線すら好意と感じてしまう真奈美は更に耳元に唇を寄せ、熱い息で囁く。

「身長は一六五センチ、バストは八六のDカップ、ウェストは六十、ヒップは八三、体重は四八キロよ♪」

 真奈美は更に身体ごと擦り寄って宏に密着する。
 宏は後ろにいる優に状況の打開を求めようとするが、首を左に、右に振るだけで真奈美が、ほのかが話し掛けて来るので後ろまで回せられない。

「宏、向こうに吊り橋があるから行ってみよう! オレ、高い所が好きなんだ♪」

 ほのかが右側からどんどん引っ張る様に歩き出すと、左にいる真奈美が抵抗する様に腕を引く。

「宏君、あそこのお土産屋さんを覘(のぞ)いて見ようよ♪ 二人が再会した記念に何か買ってあげる♪」

 当然の様に遊歩道の真ん中で立ち往生する三人プラス一人。
 中央に宏、右にほのか、左に真奈美、背後にはそっと宏の上着の裾を掴んでいる優と、この四人組みに注目が集まらない訳が無い。
 何しろモデル並みの美貌を誇る妙齢の美女が三人、一人の若い男(しかも高校生らしき男)に密着しているのだ。
 遠巻きに人垣さえ出来ている。

「あ、あの、そろそろお昼にしませんか? お腹減っちゃって……」

 宏はまずはこの金縛り(?)状態を自ら打開するべく提案して見る。
 その案に真っ先に乗ったのが優だった。
 優もどうにかしないとヒロクンが……、と気を揉んでいた矢先だったのだ。

「……そうだね。早めにベンチとテーブル確保した方がいい。ほのか、真奈美、川原に下りようか」

 四人は団子状態のまま移動し、ちょっと早めの昼食を取る事になったのだが……。

「オレが宏の隣に座るっ! 真奈美は後輩なんだから譲れよなっ!」

「嫌ですっ! 私が宏君の隣に座るんですっ! 恋愛に先輩後輩は関係ありませんっ!」

 案の定、ベンチに座るだけなのに騒ぎになってしまう。
 優が朝、駅前で抱いた懸念が実現してしまった。

「……だったら、従姉のボクが隣に座る。従弟だったら問題無いでしょ? ヒロクンの正面はじゃんけんで決めて」

 敢えて従弟を強調した優の強い言葉に二人は渋々従う。
 サークル代表の晶が不在の今、副代表の優がこの中では一番偉いのだ。

「それじゃ、ドリンク買って来るよ」

 宏は優にほんの一瞬、チラッ、と視線を流すとほのかと真奈美に声を掛ける。
 その余りにも自然な目線の動きに、ほのかと真奈美は全く気付か無かった。

「……ボク、トイレ行って来るから二人はここで席をキープしておいて」

 宏が売店方向に消えた後、優は二人に言い残すとその場を離れる。
 川原を上がり、二人の視界から外れた事を確認してから宏を探す。
 宏も優を見つけると駆け寄り、頭を掻きながら大きく息を吐く。

「いやはや、参った、参った」

「……ごめん、ヒロクン。まさかこんな事になるとは思わなかった。あの二人がここまで熱くなるとはボクの想定の範囲外」

 優は晶と一緒になって宏を誘った手前、今回の不祥事(?)に頭を下げる。

「……こんな事になるなんて。ほのかと真奈美の性格をボク以上に良く知っているお姉ちゃんなら、むしろ面白がって……煽り……そう……」

「……」

 段々小さくなってゆく優の台詞に宏の顔が引き攣ってゆく。

「……お姉ちゃん」

「晶姉……」

 二人は同時にがっくりと頭を垂れる。
 ほのかと真奈美が宏を巡ってドタバタを繰り広げる事を晶は予め予想していたに違いない。
 晶がサークル仲間の紅葉狩りに半ば強引に宏を行かせた理由が明らかになった瞬間だった。

「あ、いや、想定外なら優姉の所為じゃ無いよ。……真奈美さんは本当に偶然だったけど」

 宏は苦笑しながら優に向き直る。
 しかし優は半目の上目遣いで睨んで来る。

「……ヒロクン、まさかボク達の知らない所で他所(ほか)の女性(おんな)に手を出してるんじゃ――」

「手を出すだなんてっ! 無いっ無いっ! そんな事、ある訳無いって!」

「……でも、真奈美の例がある」

「いや、それはたまたまそうなっただけでっ! 俺には……っ」

「……ぷっ! ふふっ、あははっ! ごめん、冗談だよ♪」

 優はようやく宏とまともに話す事が出来、今日初めて宏の前でいつもの笑顔になる。
 宏も普段見ている優の笑顔に接してようやく安堵する。

「な゛っ! ゆ、優姉ぇ~、勘弁してよぉ~~、こんな時に~~っ」

「……ふふ♪ だって、ヒロクンの困った顔、中々見られない。たまにはいいでしょ♥」

「優姉~~」

 宏と優はしばし二人っきりの時間を愉しみ、心から笑い合う。

「……それよりも、これからどうするか、ね。あの二人、思い込み激しいから結構手強い」

「ん~~~」

「……ヒロクンも無理しないで――」

「もうちょっと、様子を見ようかと思うんだ。何かが変わるかもしれないし♪」

 優の心配する言葉を最後まで聞かず、宏は現状維持の提案をする。
 みんな(晶や優、千恵に若菜の事だ)には悪いが正直、二人の美女にくっ付かれて新鮮な感じなのだ。
 健康な十七歳の男の子としては当然の反応だろう。

「……ヒロクンがそれで好いなら、ヒロクンに任せるけど……なんたって当事者だし」

 宏の浮気心に優は拗ねた声を上げ、プイッ、と横を向く。

「そろそろ戻ろうか。大丈夫。何とかなるよ、きっと♪」

 宏は優の可愛らしい嫉妬に微笑み、全員の飲み物を仕入れに優を伴って売店へ向かった。

「お待たせ。さ、お昼にしようか♪」

 宏達はそれぞれが持ち寄ったランチに舌鼓を打ち、雑談に花を咲かせる。
 真奈美は「ハイッ、あ~ん♥」というお約束を仕掛け、対抗したほのかが口移しを敢行しようとしたが、これは全員からの激しいブーイングで諦めるというハプニングも起きた。
 そしてそれらに律儀に付き合う宏に拗ねた優が、ほのかと真奈美から激しくツッこまれたり、ほのかの北欧での生活話や真奈美の学生生活話で四人は大いに盛り上がり、充実したランチタイムになった。

「ほらっ、宏♪ 早く行こうぜっ」

 午後はほのかと真奈美のリクエストに宏が応え、それぞれに付き合う形になった。
 ほのかとは吊り橋からの風景を眺め、吊り橋を背景にして二人一緒に写真に納まり、共に自然を満喫する。

「ほのかさん、動かないで」

 大型の蜂や虻がほのかに近付くとそっと肩を抱き、宏は自然と庇う動きをする。
 宏にとっては優や若菜にしている事と何ら変わりは無いのだが、今はタイミングが拙かった。
 この優しさ、これまでの宏の言動がほのかの心に大きな変化をもたらしている事に宏は気付いてない。

「宏君、これ可愛い~♪ あっ! あっちの方が面白いかも~♪」

 次に真奈美と土産物屋を物色してお揃いのキーホルダーを買い、大きな楓の木の下で写真に納まり、共有する時間を堪能する。

「真奈美さん、ほら」

 宏は大きな丸太の一本橋で立ちすくむ真奈美にそっと手を差し伸べる。
 この様な気配りも普段晶や千恵にしている事なのだが、男と付き合った事の無い真奈美には心に沁みた。
 その余りにも自然な優しさに、これまでの宏の言動に、真奈美の心は更に大きく、宏に傾いてゆく。
 宏がそれぞれと時間を共にしている間、優は真奈美と、そしてほのかの相手を務め、サークル副代表としての面目(?)を保った。

「さて、そろそろお茶にしませんか? 今買って来ますから」

 宏は三人をベンチに座らせると売店へ向かう。
 優は宏の背中を見送った後、「ちょっと家に電話して来る」と二人を残して売店方向へ移動する。
 ベンチに残った真奈美は暫らく景色を眺めていたが、恐る恐ると言った感じでほのかに顔を向ける。

「あの、ほのか先輩。本気……なんですか? 宏君の事」

 真奈美は隣に座っているほのかに身体ごと向き直り、真剣な瞳でほのかを見つめる。
 ほのかは真奈美の視線を受け、顔を上げると宏への想いを打ち明ける。

「オレはいつだって本気だぜ? 宏にならオレの全てをあげてもいいと思ってる」

「っ!! そ、それって……」

「ああ。宏になら、オレのバージン捧げてもいい。……初めてなんだ。ここまで本気で男を好きになったのって」

 ほのかは宏と一緒に渡った吊り橋を眺め、宏の手の温もりを思い出すと目元が赤く染まるのが自分でも判った。

「でもほのか先輩、宏君とは今日が初対面ですよね!? どうしてそんな軽々しく身体を許せるんですか!?」

 ほのかの余りにも衝撃的な告白にショックを受けたものの、真奈美は負けてなるものかと気を奮い立たせる。
 このままでは本当に宏を先輩に取られてしまう。
 興奮気味の真奈美に、ほのかは努めて冷静に受け答えする。
 それは自分自身の心に対して問い掛けてもいるのだった。

「軽々しくじゃ無いさ。オレはその辺の遊びまくって金の為に股を開く女子高生や女子大生とは違うし、そこまでバカじゃ無い。言っただろ? オレは本気だって。それにな、真奈美。恋愛は出逢ってからの時間の長さじゃ無いんだ。そりゃ、時間を掛ければ想いはより熟すだろうさ、今の真奈美の様にな。でもな、想いの深さは共に過ごした時間の長さとは関係無いんだ。心の奥底にある想いこそが本当に大切なんだと、オレは思うんだ。初対面だろうが、宏が高校生でオレが四つ年上だろうが、そんなのオレには関係無い」

 ほのかは言葉を区切り、真剣な眼差しを真奈美に向ける。
 目の前にいるのは後輩では無く、一人の男性を巡ってのライバルだ。
 後輩がライバルだから、って手加減はしないし、したくもない。
 手加減する事は、真剣に向き合っている相手に対して礼を失う事になるからだ。

「確かに、最初はからかい半分だったさ。認めるよ。でも、あいつは……宏は嫌な顔ひとつしないでそんなオレに付き合ってくれた。ハーフというオレの身体を好奇の目で見ずに、ひとりの女性として扱ってくれたのも、日本に来て宏が初めてだった。そんな宏を……オレはいつの間にか好きになってた。強く宏に惹かれる自分がいたんだ」

「ほのか先輩、そこまで……。でもっ!」

 真奈美は涙を浮かべて心の内をほのかにぶつける。
 このまま宏を、初めて好きになった男性(ひと)を目の前の女性に渡したくは無い。

「私だって本気ですっ! 私が困って泣いているのに、みんな知らん顔してゆく中、私を救ってくれたのは宏君だけなんですっ! その日の夕方から毎日毎日、駅前のバス停で宏君を探して探して、でも見つからなくて……諦めかけて、でも諦められなくてっ! もう一度逢いたい、逢って一言お礼が言いたくって……。そんな想いをずっとずっと抱えてたら今日偶然にも出逢えて……。嬉しかった。ようやく想いが叶ったって」

 真奈美は俯き、両手を握り締める。
 その小さな手は細かく震えている。

「でも……それだけじゃ無かったんです。私は宏君を探している内に彼の事が好きになってたんだ、って気付いたんですっ! 今日宏君を見ていて、ますます宏君の事が好きになりましたっ! 思ってた以上の男性(ひと)で……私は宏君が好きっ! 宏君の為なら一生この身と心を捧げてもいいと思ってますっ!」

 最後は絶叫に近い涙声になった真奈美に、ほのかはそっとハンカチを差し出す。
 真奈美の大きな瞳からは止め処も無く涙が溢れていたのだ。

「真奈美……。ふふっ、なんだか、オレ達って似た者同士だな。たった一人の男に魅入られた女、としてな♪」

「ほのか先輩……。そうですね。でもっ! 私、負けませんからっ!」

 受け取ったハンカチで涙を消し、力強くライバル宣言する。

「ああっ、受けて立つぜ♪ 負けても恨みっこ無しだ♪」

 ほのかも晴々とした表情で自信満々に笑う。
 そんな二人のやり取りを色付いた楓の大木の陰で聞いてしまった宏と優は眉根を寄せ、顔を見合わせる。

「優姉……どうしよう。あの二人、本気(マジ)だ……」

「……ヒロクン、二人に優しく接し過ぎ。ただでさえ優しいのに、これでは惚れてくれと言っているのと同じ」

 優からやんわりと責められ、宏は二人の気持ちに乗じてしまった事を大いに反省する。
 がっくりと肩を落とす宏に優が優しく言葉を掛ける。

「でも仕方ない。ヒロクンだって男の子。好意を持って接して来る女の子に気持ちが向くのは当たり前」

「でも、俺……」

「……大切なのはヒロクンの気持ち。決して浮ついた気持ちで二人に接しない事。これが出来ればどうなっても万事上手くいく」

 宏は優の励ます言葉に大きく頷き、気合を入れ直すと優と一緒に二人の許へと戻った。
 この休憩ではほのかがひとつのジュースにストローを二本挿し、宏と一緒に飲もうと仕掛けたが真奈美と優の猛烈な反対を喰らい、結局真奈美と優を加えた四人でひとつのジュースを飲む事で落ち着いた。
 宏は目を瞑ってその場を凌ぎ、四人は再びほのかと真奈美の話題で華やかに盛り上がり、愉しい時を過ごした。

「あの、宏、ちょっと、いいかな? 話したい事があるんだ」

 午後三時のお茶会を終え、全ての遊歩道を制覇し、西の空がオレンジ色に染まってそろそろ帰ろうか、というタイミングでほのかが宏の右手を握って来た。
 すると真奈美が宏の左手をそっと掴み、ほのかと一緒に宏を人目に付かない川原の端へと連れてゆく。

「あの、さ。宏。突然こんな事を言うオレに戸惑うかもしれないけど、き、聞いてくれないかな?」

「あのね、私達から宏君に伝えたい事があるの。聞いてくれる?」

 ほのかと真奈美の白い肌はほんのりと赤く染まり、今までのはしゃぎっ振りが嘘の様に淑やかな表情になる。
 宏は小さく頷くとほのかの碧い瞳を真正面から見つめる。

「あ……」

 ほのかは耳まで真っ赤に染まってしまう。
 好きな男性(ひと)に見つめられながら告白するという、人生始まって以来の出来事に背中にはじっとりと汗が浮かび、心臓がバクバクいって今にも口から飛び出して来そうだ。

「あのっ、オ、オレ……じゃない、わた、わたしは……」

 ほのかは一旦目を瞑り、それから大きく息を吸い込むと宏の澄んだ瞳を見つめながら秘めた想いを告げる。
 そして今度は真奈美が両手を胸の前で合わせ、祈る様な格好で宏の優しい瞳を見つめながら熱い想いを告げる。

「宏君。私……、私ね、ずっと、ずっと……」

 純粋な想いが、真摯な想いが宏を深く貫く。
 宏は二人の想いに心を込めて応える。

「ありがとう。俺を好きになってくれて、本当にありがとう。でも、俺には心秘かに想っている女性(ひと)達がいるんだ。だからほのかさん、真奈美さんの想いには応えられない。ごめんなさい」

 そう言って深々と頭を下げる。
 どの位そうしていただろうか、何やら含み笑いをする声が二つ、聞こえて来た。
 宏は何となく嫌な予感に囚われつつもそっと頭を上げ、そのまま固まってしまう。

「そっか、やっぱりな~。宏の好きな女性(ひと)『達』って、晶と優だろ? 今日一日宏と優を見てれば誰だって判るって。ランチやお茶の時、いっつも二人で抜け出してただろ。でも問題無いっ! そこにオレも加えてくれよ。三人で好い事しようぜ♥」

 光り輝く長い金色の髪を後ろに払い、ほのかがニヤリと笑いながらサムズアップのポーズを取っていた。
 するとほのかの隣で俯いていた真奈美がゆっくりと顔をあげ、煌く瞳で宏を捉える。

「宏君に好きな女性(ひと)が何人いようとも、私は構いませんっ! 宏君が誰を一番好きになろうとも、私の気持ちに変わりはありませんから♥」

 そう言うと宏の左腕を胸に抱き締め、とどめの一言を宏に告げた。

「私の処女、捧げるのは宏君だからね♥ それまでもっともっと、女を磨いておくから待っててね♪」

 真奈美の生々しい台詞がほのかの闘争心(?)に油を注いだ。
 宏の右腕を胸の谷間に挟み込むと耳元で囁く。

「宏、オレのバージン、宏の為に取って置くからな♪ 腐る前に早く取りに来いよ、待ってるからなっ♥ ……あんまり遅いと、オレから捧げに行くからな♪」

 優は少し離れた木陰で額に手をやり、俯きながら海よりも深い溜息を付いた。


     ☆     ☆     ☆


「……ぷっ。……くくっ、……あははははははははははっ!! もうダメっ! くっ、苦しい~~~~っ!」

 優と宏から事の顛末を聞いた晶は腹を抱えて畳の上を笑い転げる。
 川原での告白の後、宏とほのか、真奈美は住所と電話番号をそれぞれ交換し、地元の駅で解散した。
 宏の両頬にはほのかと真奈美のリップの跡が薄っすらと残っている。
 別れ際に二人から同時に口付けされたのだ。
 その後、宏は優と一緒に今回の首謀者である晶の帰宅を待っていたのだった。

「……笑い事じゃ無い。余計な種を二つも芽生えさせた責任はお姉ちゃんにある。責任取って何とかして」

 恋のライバルが千恵と若菜以外に同時に二人も増え、加えて自分では何も手を打てなかった事に対する悔しさもあって優はずっと御機嫌ナナメだ。
 宏の気持ちもほのかと真奈美を憎からず想っている事が、優の御機嫌を損ねる一因にもなっている。

(……ボク達だけ好きになって、ボク達だけを見てっ、ってヒロクンに言えたらスッキリするだろうな)

 そんな拗ねた優に、晶は大きな瞳に涙を浮かべて更に笑い転げてしまう。

「晶姉、こうなる事、最初から判ってたでしょ? だから俺を強引に連れ出したんでしょ?」

 宏の抗議に晶は涙を拭きながら応えた。

「いや~、たまにはヒロに他の女の刺激を与えようかと思ってさ、そうすればあたし達の良さがより一層引き立つと思ってね~。でも、まさかあのほのかが本気(マジ)で惚れるとは思わなかったな~。それに真奈美がそんなエピソード抱えていたとは知らなかったわ。いやはや、人の縁、って面白いわね~♪ ……これで卒論書こうかしら♪」

 完全に他人事(ひとごと)の様に笑う晶に優が顔をしかめたままツッこむ。

「……真剣な恋に茶々入れない。だけど真奈美が塞ぎ込んでいた原因がヒロクンを探していた事だったとはボクもビックリ。これはまさに運命かも。……譲れないけど」

 最後は小声になってしまう優に、晶が微笑む。

「大丈夫よ♪ ほのかは熱し易くて冷め易いタイプだから、ヒロへの恋心がいつまで続くかが見ものね♪ それに真奈美にしたって恋に恋している状態だから、少し距離と時間を置けば自然と恋心は消える筈よ♪ ……たぶん」

「あ、晶姉っ!! 筈、とか、たぶん、って……、これ以上の騒ぎは御免だよ~」

 宏の苦り切った、でもどこか嬉しそうな表情を見た晶はうんうん、と満足気に大きく頷く。
 晶が宏のこの表情を見たいが為に今回の作戦(?)を立てたという事は晶だけの秘密だ。

「でもヒロ、あたし達とは全く異なるタイプの女性を相手にして少しは心ときめいたでしょ? 美人のお姉さん二人から言い寄られて嬉かったでしょ?」

 晶の悪戯っぽい目付きにたじろぎつつも、宏は正直に心の内を話す。

「そりゃ、ねぇ。誰であれ、俺の事を好いてくれる女性(ひと)に邪険な態度は取れないよ。例えからかい半分と判っていてもね。でも、そのあとの気持ちの変化までは俺にはどうしようも出来ないよ」

「それは仕方無いわよ。二人の想いが本物ならば向こうからアプローチ掛けて来るだろうし、忘れられたらそのままだし。後はヒロ次第ね♪ 二人を追いかけるも良し、このままあたし達のモノになるも良し♥」

 最後にサラリと恐ろしい事を言い放った晶は宏の目を真っ直ぐ捉える。

「今回の事で、あたし達の好さがよ~~~く判ったんじゃない? 美しさとか、ありがたみ、とか♪」

 宏と優は心の中で「性格の悪さがよ~~~く判った!」と思いっ切りツっこんだのは言うまでも無い。

「それにね」

 晶は優と宏を交互に見つめながら目を細める。

「運命なんて、あたし達の手でいくらでも変える事が出来るわ♪ 大切なのはこれからの心の在り方よ♥」

 そう言うと宏のおでこを人差し指でチョン、と弾く。
 すると宏の襟元からほんの小さな、掌に収まる大きさの真っ赤に色付いた葉っぱが一枚、ひらりと畳に舞い落ちる。
 それは真奈美と一緒に写真を撮った場所に植わっていた、楓の大木のものだった。

「あら、綺麗に色付いているわね~♪ フフッ♪ ヒロからプレゼント貰っちゃった♥」

 晶のバイタリティーに、宏と優は晶へのお土産を買い忘れた(千恵と若菜の分も忘れた)事も忘れ、互いに顔を見合わせる事しか出来なかった。


                             (番外編~ 紅葉(こうよう)・了)

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ まさに原点 ]
いやはや・・・
宏君の優しさのたまものですね
こんな下地がこの作品を引き立てているんですね(^_-)
優姉さんのやきもきがまた良い味をだしてます

・・・また一つ爆弾が投下できた(^^♪
読み返してると結構感想があるんで・・・

[ 毎度お越し戴きありがとうございます♪ ]
草薙さん
 コメントありがとうございます♪

「この頃のわたくしは、若かった……」 (←遠い目で)

 次の爆弾がどこで破裂するのか戦々恐々です。(笑)
 
 いつもご贔屓下さいましてありがとうございます♪ m(_ _)m
 

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