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新居(10) 新居(10) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「宏、あたい、どうかしてた。宏にはあたいの他に三人の妻がいるのだから、さっきみたいな事はしょっちゅう起こる事だと判っていたのに。でもいざ目の当たりにすると一緒に甘えられない自分に苛立ち、イラついて自分の心の弱い部分が出ちゃったのね。ふふっ♪ まだまだ恋する女として未熟だわ♪」

 宏が千恵の部屋へ晶と若菜の敷布団を運び終え、みんなの布団を敷き始めると隣で一緒に布団を敷いている千恵が口を開いた。
 しかしその口調は重々しい物では無く、自分で自分を冷静に分析しているかの様だ。
 千恵は宏に視線を向ける事無く、自分に言い含めるかの様に言葉を続ける。

「昔から宏はあたい達をどんな時でも大切にしてくれるし、決して蔑(ないがし)ろに扱わない事を判っているのに、あたいは宏よりも自分の弱い心に従ってしまった……。相手を信じない女に恋する資格は無い、って以前若菜に言った事があるの。今回はあたしが言われる立場だわね」

 肩を竦め、薄く笑いながら心の内を吐露する千恵に宏は胸が締め付けられる。
 宏は唇を噛み締め、枕を並べながら言葉を紡いでゆく千恵をただ黙って見ている事しか出来ない。
 自分の至らなさで千恵に辛い思いをさせた事が悔しいのだ。

「宏だって毎回毎回四人同時に相手する訳にもいかないだろうし、晶さんや優さんだって宏に甘えたい時だってあるでしょ? でもそれを目にする度に心を乱していたら、とてもじゃ無いけど宏の妻は務まらないわ。だから今回の件で判ったの」

 そう言うと、千恵は初めて宏に視線を向けた。
 その表情は何の憂いも無い、晴れ晴れとした表情に戻っている。

「もっと若菜みたいに素直になって宏に甘えれば良い、ってね♪ 甘えたい時は遠慮なく甘え、そうでない時はみんなを温かく見守る。最初からそうすれば良かったのね。恋は盲目、って言うけど実感したわ♪」

 軽やかに声を上げて笑う千恵からは、さっきまでの刺々しい雰囲気は微塵も感じられない。
 自分なりに完全に吹っ切れたのだ。
 宏は古い自分を捨て、新たな自分を手に入れた千恵の明るい笑顔に普段以上に心がときめき、その美しさに魅了されてしまう。
 千恵に向き直った宏は細い小さな手を両手で挟み、改めて詫びを入れる。
 そうしないと宏の気が済まなかったのだ。

「千恵姉、俺の方こそ新しい家(うち)でみんなと一緒に生活出来る事で浮かれてた。それで千恵姉と接する機会が減っている事に気付かなかったんだ。ごめん」

 千恵の頭の高さまで頭を下げ、目を瞑ってそのままの姿勢で千恵の返事を待つ。
 と、宏の頬に温かく、柔らかい掌が宛がわれる。
 宏は掌に誘われるまま首を上げると、目の前には薄く微笑んだ千恵の薄ピンクに輝く唇があった。

 チュッ♥

 唇同士が軽く触れるだけのバードキス。
 宏は目を見開き、千恵の顔をまじまじと見つめてしまう。
 千恵の意図が判らなかったのだ。

「今のキスは手打ちの印♪ お互い悪い所があった。そしてお互いそれを反省した。それで良いじゃない♪」

 ウィンクする千恵を宏は手を取ったまま強く抱き締め、今度は宏から濃厚なキスを贈る。
 舌を絡め、唾液を交換し、唇を舐(ねぶ)る。
 千恵も積極的に舌を絡めて貪るように吸い付いて来る。

「宏……♥」

「千恵姉♥」

 ゆっくりと顔が離れると二人の唇の間に銀の糸が架かり、お互いの瞳の中に愛する人を映しながら再び顔が近付こうとした瞬間。

「うぉっほん! ごほん、んんっ」

 開け放たれた襖の所でパジャマに着替えた若菜がわざとらしく咳払いをし、その後ろには晶と優が微笑みながら佇んでいた。

「あのぅ~ そろそろお部屋に入ってもよろしいでしょうか~? なんでしたら私達は別の部屋で寝ますが~?」

 若菜の切れ長の目がからかいを含んだ光に溢れ、宏と千恵を捉えている。
 千恵は一瞬固まったが直ぐに宏の腕を胸に抱き締め、若菜に向かって言い放つ。

「そうね。あんたは他の部屋で寝てもいいわ。あたいは優さんや晶さんと一緒に宏の腕の中で朝を迎えるわ♥ おやすみ、若菜♪」

 千恵の予想外で容赦無い切り返しに若菜は逆に焦って泣き付いて来る。

「ああん、うそ嘘っ! ごめんなさい、一緒に寝かせて~~♥」

「ええいっ、うっとうしい! あんたは部屋の隅で大人しく寝てなさい♪」

 身長一七五センチの若菜が身長一五〇センチの千恵の腰に縋(すが)り付いてさめざめと泣く姿に晶と優は声を上げて笑い、宏も手を叩いて爆笑する。
 千恵と若菜の瞳もさっきから笑いっぱなしになっている。

「さてと。これで寝る準備は整ったわね?」

 恒例の美姉妹(しまい)コントが終わった所で晶が部屋を見渡し、五組の布団が隙間無く並べられている事を確認すると優が宏に声を掛ける。

「……ヒロクンは寝巻きに着替えて来て。ボク達も着替えるから」

「宏ちゃん、ここで着替えてもいいよ~♪ 手伝ってあげる♥」

 若菜の誘惑(?)を振り切った宏が自室でTシャツと短パンに着替えて千恵の部屋へ戻ると、それぞれが思い思いの寝巻き姿で布団の上で横一列になって正座して待っていた。
 晶は薄手のキャミソールにゆったりとしたショートパンツというお色気たっぷりな姿で、優はタンクトップにショーツだけという艶姿で、千恵と若菜は色違い(千恵はピンク色で若菜はクリーム色だ)で同じ柄(熊さんがプリントされている)のパジャマ姿で。

「……ヒロクンはこっち♥」

 優が上座を指し示し、宏が胡坐を掻くと四人の妻達が宏に向かい、背筋を伸ばして三つ指付いて頭を下げる。

「不束者ですが宜しくお願い致します♪ 一生可愛がって下さいませ♥」

「「「不束者ですが宜しくお願い致します♪ 一生可愛がって下さいませ♥」」」

 晶に続いて優、千恵、若菜の唱和する声が屋敷に木霊した。

                                            (つづく)

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ ]
とても面白いです!!
このあとの展開が気になります
早く見たい!!


[ お越し下さいまして有り難う御座います♪ ]
 見物人さん
 コメント有り難う御座います♪

 そして毎回の御愛読、誠に有り難う御座います♪
 
 これからも宜しく御愛顧の程お願い致します♪
  

[ 絆 ]
拝見致しました。
前半?は晶と若菜がメインでしたが、後半の最後は千恵がメインでしたね♪
千恵との会話を見て改めて宏と千恵の絆が深まったと思いました。

[ ご愛読ありがとうございます♪ ]
MTさん
 コメントありがとうございます♪

 多少の擦れ違いがあってこそ、互いの位置取りが身に染みてゆきますね。
 今回の件で、千恵もより好い女になったことでしょう。(笑)

 「ライトHノベルの部屋」 をご贔屓頂き、ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

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