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投 稿 作 品
相互リンクをさせて戴いている た※ 「禁断の果実」 管理人の海様より、
素敵な短編小説をお寄せ戴きました♪
海様のサイト「禁断の果実」はこちら。
(※2018.-1.10.現在、リンク切れとなっております)
皆様、心してお読み下さいませ♪
(2016.-5.17. 掲載)
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「おかえり、ひな。おなかすいたろ?」
「うわー、おいしそ。ありがとう、のりくん♡」
歯科助手の仕事でヘトヘトなわたし。
帰宅してテーブルにのりくん手づくりの料理が並んでいると、ホントうれしいの。
のりくんは会社員。出先から直帰で早く帰れる日は、やり手の料理人に変身するんだ。
レパートリー? すごいよ?
もうね、わたしより何段階も上手。
「わたし、思うんだよね。なんでのりくんは料理人にならなかったのかなって」
「それ褒めすぎだって。おだててまたつくってもらおうって魂胆だろ?」
「えへ、ばれた?」
わたしとのりくんは、ありきたりだけど、高校で同じクラスだったの。8年つきあって、この春に挙式した。
家事を分担するとか、子供はいつ欲しいとか、わたしたちの間に決めごとはないの。
毎朝2人で起きて、毎晩2人で眠る。
毎日どうすればのりくんが喜ぶか考える。
のりくんも同じようにわたしのこと思ってくれてるといいな。
* * *
のりくんと出会ったのは高2になったばかりの春。
すぐ前の席がのりくんだった。
普通に話せるようになるまで半月くらいかかったかな。
もうすぐ中間テストだっていうのに、わたしったら英語のノートなくしちゃったの。
そしたら、のりくんが、ノートをコピーさせてくれて。
自分の試験勉強もあるだろうに、一緒にコンビニに来て、コピー手伝ってくれたんだ。
すごく優しくて、男の子に頼る安心感をはじめて感じた。
それからしばらくしてかな? 2人で映画に行ったんだ。
それがわたしたちの交際記念日。
表参道でおそるおそる手をつないだ。
キスはなかなかできなかったよ。顔を近づけるのがすごく恥ずかしかったから。
はじめてひとつになったのはわたしの部屋。
ひとりっこのわたしは、夜までひとりでおうちにいたから。
わたしの17歳の誕生日にはじめてのセックスをした。
それまでも下着だけでベッドでキスしたりはしてたよ。
のりくんのアソコが硬くなってるのもわかってたよ。
いつかはセックスするんだろうなと漠然と思ってもいた。
誕生日に小さなケーキを買ってきてくれた。
楽しくささやかな宴をしているうちに、自然と「はじめてセックスする日」になったんだ。
ベッドで戯れているうちに、わたしたちは下半身に下着をつけてるだけの姿になっていた。
この日はクロッチの脇から指が侵入するのを許したの。
え、いいの? ってのりくんが驚いているのがわかる。
わたしは抵抗しなかった。今日は好きにしていいよという意思表示。
でも恥ずかしかったよ~
のりくんも最初はこわごわだったのに、だんだんそこらじゅう何か探し回るようにいじりまくってる。
「あ、あ、あ、ちょっと! そっちはだめ!」
お尻のほうは勘弁して~
「脱がしてもいい?」
「うん」
のりくんはわたしのショーツを脱がし、自分もパンツを脱いだ。
ビンってお○んちんがおなかにはりつく音がした。
「ココ見てもいい?」
「ぎゃっ、だめに決まってるでしょ」
「じゃ、オレの、見る?」
「えっ、恥ずかしい」
「見て」
「……!」
はじめて見たお○んちんは、ものすごくおっきかった。え、コレが入るの?
セックスのやり方は知ってるよ。学校でも習うし、友達との話題にものぼる。
でも……でも……。
それでね、友達は初エッチのとき、彼氏にアソコに指を入れられたんだって。
けど、のりくんはそれをすっとばして、イキナリだったの!
のりくんは覚悟を決めたように言った。
「ひなには痛い思いさせちゃうかもしれないけど、オレたち大人になろうな」
──のりくん、カッコイイ! うん、わたしも怖いけどがんばる!
のりくんはわたしの入り口に何度もお○んちんを当て、入り口を確認していた。
「いくよ」
「……うん」
でも、すぐにはうまくいかなかった。
わたしは力を抜けばいいと頭でわかったけど、身体が言うことをきかなかった。
「ごめんね……」
「なんで謝るんだよ」
「だって、のりくんを喜ばせたかったから」
「つうかさ、今日はひなの誕生日じゃん!」
「あっ、そうか!」
わたしは何だかおかしくなって、クスクス笑っちゃった。
これがよかったんだな。少しリラックスしてきた。
それから何度かトライしたらね、のりくんのお○んちんがズッと入ってきたの。
「うわっ」
信じられない! 成功した! わたしたちひとつになった!
でも痛い~!
「先っぽだけ入った」
え、まだ先っぽだけ? これからもっと痛くなるん?
ところが、カッコイイこと言っていたのりくんは、少し奥まで進めると秒速で爆発した。
「え? 何? どしたん?」
「あっちゃー」
「もしかして……まさか……もう終わっちゃったの?」
セックス記念日は、今では2人の笑い話。
一度体をつないだらもう、毎日のようにセックス。
のりくんは少しずつ上手になっていった。
セックスを知ってからふたつきほどたったころ、その最中にわたしはいきなり感情がぶっ飛んだ。
悲しくないのに、泣いちゃったの。
「ど、どうした? 学校で何かあった?」
「違う……なんか……いつもと違うの」
身体がいつもと違うのに、のりくんにうまく伝えることができない。
「お○んこがあったかいの……何かが集まってきてるみたい……あ……」
わたしは両足をのばした。すごいエネルギーがアソコから頭のてっぺんに突き抜ける。
「ひな、もしかしてイっちゃったの?」
「え? これが……イク?」
* * *
夫婦になった今、わたしたちは毎日気持ちいいセックスをしている。
「ひなのお○んこにオレのお○んちん入れるよ」
「はやくぅ~」
のりくんはつながってる部分を見ながらセックスするのが気に入ってる。
わたしは明るいところでアソコを見られ、いじくられるのが大好き。
「恥ずかしいよぅ~」
「うそつけ。好きなくせに。ほら、3本も指が入っちゃったよ」
指でわたしの感じるところをクイクイするの。
「あん……」
「すぐイクんだから」
わたしは四つん這いになって、お尻を高く上げる。
そして後ろから攻めてもらうの。
お尻を両手で割られて、わたしのスリットと幾つかの穴が丸見えになる。
それを見られるのがたまらないの!
見せつけたいの!
突き立てたいって思わせたいの!
「うう……」
お○んちんが入ってきた。
のりくんは正確な動きで膣内を攻める。
さあ、味わい尽くさなきゃ!
「あっ、あっ、あっ」
そう! これが欲しかったの! 仕事中もお○んちんのことばかり考えていたの!
わたしは背中を少しそらせ、絶頂へのカウントダウンに入った。
「あっ、イク……イクぅ……」
~End~
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