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恋仲(2) 恋仲(2) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「ん……」

 自室のセミダブルベッドで心地好く眠る晶は、ふと浮遊感を覚えた。
 それはまるで、無音の闇だけが支配する海の底から光り輝く海面に向かって腕を伸ばし、ゆっくりと浮上してゆくような、それでいて少しも冷たく無く、息苦しくも無い感覚だった。
 目映いばかりに光り煌めく世界へ近付くにつれて伸ばした指先から足の爪先まで心安らかな温もりに包まれ、やがて万華鏡の中に飛び込んだかのように視界が白一色に染まったと思った瞬間。

「ん……?」

 鼻をくすぐる香ばしい匂いに、朧気だった意識が徐々に鮮明になって来る。
 ゆっくり瞼を開くと、常夜灯に照らされた焦げ茶色の天井板とシーリングライト、そして廊下と部屋を仕切る白い襖が目に飛び込んで来た。

「朝……か」

 晶の部屋は十畳の和室、しかも一階東南の角部屋なので屋敷では二階の飛鳥&美優樹の部屋と同様に、最初に朝日を浴びる位置にある。
 この時期――十一月上旬過ぎになると盛夏程の強烈な陽射しは受けないが、それでも日の出直前の薄明るい光りをカーテン越しに享受する事は出来る。

「今日もスズメが元気にさえずってるわね。天気も好さそう」

 窓越しに聞こえる小鳥達の大合唱も、気怠い目覚めを爽快な気分に変えてくれるスパイスとなる。
 晶はおもむろに上体を起こし、それでもまだ半分寝惚けたままボリボリと頭を掻きながら枕元の目覚まし時計に目を向けると、いつもの起床時間より十五分近く早い時刻を指していた。
 すると。

 ――くぅ~――

 お腹から可愛らしくも恥ずかしい音が鳴った。
 目が覚めた事で、より強く感じる香ばしさに――おそらくは屋敷中に漂っているのであろう――食欲がそそられ、身体が反応したらしい。

「う゛っ!? べ、ベーコンの焼ける匂いで起き出すなんて、あたしゃ餓えた犬か」

 思わず自分に突っ込むも、実際、空腹を覚えているので苦笑いするしかない。

「昨日の晩ご飯もちゃんと平らげたのに――って、もっとも、いつも腹八分で止(や)めてるし、それから十時間以上も経てばお腹も減るか。それに、寝る前には軽くひと汗掻いたしね」

 露わになっている胸はそのままに、晶は隣で安らかな寝息を立てている人物に目を向ける。

「ヒロは……まだご就寝中か。フフ♪ こうして寝顔を見ると、まだまだあどけないわね♥」

 同じベッドには四歳下の従弟であり、去年、晴れて夫となった宏が横顔を枕に埋めるようにして眠っている。
 昨夜は濃厚濃密な夫婦性活(スキンシップ♥)を過ごしたので、お互い素っ裸のままだ。
 お碗型に膨らむ晶のDカップは身動ぎする毎にプルンと揺れ、しかも晶の右手と宏の左手は就寝時からずっと繋がれたままなのだ。

「そっか、夢心地に感じてた、あの心安らかな温もりはこれだったのかもしれないわね。ふふ♥ やはり目覚ましの無粋な金属音で叩き起こされるより、こーゆー風に手を繋いだまま自然と目覚めた方が何倍も好いわ」

 繋ぐ手に少し力を籠めた晶は、空いている片手で宏の前髪をそっと払い、そのまま頬から顎のラインにかけて指先でそっとなぞってゆく。

「このままヒロの温もりを感じてたいけど……二度寝するには時間的に無理ね。だったら、あたしがシャワー済ませるまでヒロはゆっくり寝かせといてあげるか。それから一緒に朝ご飯、ゆっくりたっぷり戴くとしますか」

 愛しの君を起こさぬよう、しかし名残惜しそうにゆっくりと繋いだ手を外した晶はそっとベッドを抜け出し、手早くバスローブを纏うと裸足のまま東廊下をペタペタ歩いて浴室へと向かう。
 宏の屋敷の一階はリビングを中心に東西方向へ廊下が長く伸び、東側には晶、若菜、多恵子&夏穂の三部屋があり、玄関や浴室もこちら側に揃っている。

「ほのかや夏穂先生は……まだ起きてないみたいね。昨夜は途中まで一緒にエッチしたのに汗の匂いとか平気なのかしら? 男のヒロはともかく、よもやシャワーも浴びずに会社や学校行く気かしら?」

 自分と宏を除いた社会人組はまだ就寝中と見え、脱衣所(洗面所兼用なのだ)に置いてある竹製の脱衣籠はひとつに重なったままだ。

「ふぅ。それにしても昨夜は久々に燃えたわね。ヒロったら何度もあたしに熱いの注いでくれて……」

 熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に頭から浴びていると、意識は自然と昨夜の夫婦性活に辿り着いてしまう。
 毎度の事とは言え、思い出す度に心が温かくなり、しかも心身共満足しているので頬も自然と緩んでゆく。

「ヒロも就職問題が解決し、心配事が無くなったから勃ち具合がメチャ凄かったわ。ホント、男の下半身は心理状態が太さや硬さにもろに反映されるから面白いわね」

 ガマン汁をこれでもかと噴き零し、ここ最近、灼けた鋼の如く隆々とそびえるイチモツをお目に掛かれなかっただけに、その逞しさと熱気にこちらが我慢出来無くなってしまった。
 前戯もそこそこに対面騎乗位で濃厚一番搾りを胎内に貰い受け、次いで正常位、対面座位、後背位等々、体位を変える度に膣奥(おく)に、しかもディープキスしつつ熱い迸りを受け止めた。

「上と下の口で深く繋がったまま勢い好くたっぷり射精(だ)されるのって、女の幸せを満たされて止められないわね。愛し愛されてる感が半端無いし♥」

 心なしか、まだ身体の芯が火照っている感じがするのは……決して気の所為では無い筈だ。
 鏡を見ずとも、自分でも目元や耳が紅(あか)く染まっているのが判る。

「あ、せっかく貰ったのに……」

 股間からの熱さに身震いすると、昨夜の名残が内腿を伝ってトロリと垂れ落ちて来た。
 丁度、冷たいシャワーを浴びていた所為か、膝裏にまで達する愛の証しがより熱く感じられて仕方が無い。

「ヒロったら、こんなにも注いでくれちゃって……ふふ、その後の女の事情なんて全く考えないんだから♪」

 無毛の縦筋から次々と滲み出る粘度の高い白濁液を人差し指と中指で掬い上げ、ペロリとひと舐めする晶。
 鼻に残る精液の独特な匂いと味を噛み締め、勿体無いとは思いつつ膣(なか)に残された夫の情熱を丁寧に掻き出してゆく。

「ホントは、こんな事しないでヒロを膣内(なか)に感じながら仕事したいけど、仕事中にショーツへ漏れると周囲への誤魔化しが大変なのよね~」

 職場に勤める半数以上が女性なだけに、精液の匂いを身体に纏わり付かせたまま、すまし顔で業務を続けるのは限り無く不可能に近い。

「以前、ヒロの証しを膣内(なか)に蓄えたまま仕事してたらショーツに染み出し、目元を赤らめた詩織ちゃんから『あの、微かに匂いが』なんてそっと耳打ちされて、こっちが大赤面モノで慌ててトイレに駆け込んだっけ」

 詩織は飛行業務部長たる晶の部下であり、晶をアシストする副部長の女性なのだ。
 たっぷりと汗を流し、心身共完全に目覚めた晶は脱衣所へ戻ると常備してあるバスタオルで手早く全身を拭う。
 そして再びバスローブを纏うと腰まで届くソフトウェーブの黒髪も両手で挟み込むよう、頭を傾げながら丁寧に水気を吸い取ってゆく。

「ふぅ、サッパリした♪ 時間も……頃合いね」

 ドライヤーと櫛で髪を整えつつ、洗面鏡に映る時計に目を向ける。
 背後の壁には防水仕様のアナログ式反対時計――鏡に映すと正常に見られる――が掛けられているので振り返る事無く時間の確認がし易くなっている。
 この時計は、特に朝の時間帯で便利な様にと宏が購入してくれたものだ。

「さて、ヒロをそろそろ起こさないと、ゆっくり朝食が摂れなくなっちゃうわね。あとの二人は……そのうち起きるでしょ」

 無人の洗面所で歯磨きも済ませ、ほのかと夏穂は放置とばかり部屋に戻ろうと廊下に出た所で、晶はキッチンから賑やかな声が漏れている事に気付いた。

「ん? 朝の六時過ぎだって言うのに騒々しいわね。主婦組が揃ってナニ、やってんのかしら?」

 脱衣所を出て廊下を左に行くと自室だが、晶は笑い声に導かれるよう右へ足を向ける。
 そして玄関ホールとリビングを仕切る暖簾を潜った所で、聞こえる内容がハッキリと判るようになった。

(ん? ナニやら楽しそうね。この声は……千恵ちゃんか。鼻歌に合わせてスリムジーンズに包まれたヒップが左右にフリフリ、腰まで届くポニーテールもフルフル、髪留めの赤いリボンと一緒に揺れてるし。多恵子さん、若菜ちゃん、真奈美に優も満面の笑みを湛えてるし……)

 何となく顔を出しそびれた晶はリビングの壁にヤモリの如くへばり付き、目だけを出して五人の様子を窺った――。


     ☆     ☆     ☆


 晶が異変に気付いたのはキッチン覗き見から数日後の、平日夜の事だった。

「ん? 何で弁当箱がこんなにあるの? しかも、いつの間に!?」

 これから寝る段になり、夕食後から使っていたマグカップをシンクに置きに来た晶は、食器棚の前に並ぶ複数のアルミ製弁当箱を発見したのだ。

「ひー、ふー、みー……って、全部で五つ!? いったい、誰のなの? 誰が使ってるの!?」

 リビングから漏れる灯りに形や大きさが異なるアルミの蓋や本体が鈍く光り、灯りを点けずにいたキッチンである種の存在感を示している。
 しかもシンク寄りのダイニングテーブルには弁当箱を入れる為の、色取り取りな模様が施された布製の袋が綺麗に並んでもいる。

「これはヒロのだけど……こっちはペアね。袋の色こそ違えど柄と弁当箱の形と大きさは一緒だし。あとはバラバラね」

 ひとり分の弁当箱と袋は見慣れた夫の物だと判るが、残り四つは初めて目にする物だけに持ち主――使用者の心当たりが全く無い。

「まさか……ヒロったら弁当ひとつじゃ足りないって言うの!?」

 普段は凜とした表情と知的な言動を崩さない晶だが、この時ばかりは素で大ボケをかましてしまう。
 幸い(?)、誰も見咎める者がいなかった事が晶には幸いしたが。

「いやいやいや、いくらヒロでもひとりで三つも四つも食べる訳無いか。それにしても他の弁当って……ペアは千恵ちゃんと若菜ちゃん姉妹が使ってる? そして多恵子さんや優と真奈美と揃って近所の公園でランチタイム――って、そんな面倒な事する訳無いか。だったらヒロの分も入れて六個無いとおかしいし」

 五と言う数字に主婦組を真っ先に思い浮かべるも、弁当箱の総数が合わないし想像し難い画でもあるので頭を強く横に振り、自ら打ち消す晶。
 美貌の顔には何時しか眉間に皺が寄り、腕組みしながら仁王立ちになっている。

「それなら、いったい誰の? 流石に……小学生じゃ無いんだから名前は書いてないか」

 手近にあった弁当袋を手に取り、しげしげと眺めても手掛かりになるような物は何も無い。
 アルミ製の弁当箱も手に取るも、購入してそんなに日にちが経っていないのか、すり傷ひとつ見当たら無い。

「ふむ……。袋と弁当箱の状態からして……極最近に買った、って感じね。ま、明日の朝にでも千恵ちゃんか多恵子さんにでも聞いてみるか――って、もうこんな時間っ!?」

 キッチンの壁に掛かる時計にふと目を移すと、優に日付を超えた時刻を示していた。
 ここへ来てから、かれこれ十五分以上もひとりで唸っていた(?)事になる。

「それにしても、弁当を必要とする人って、いったい……」

 その夜、ベッドに潜り込んだ晶の頭の中は弁当箱に占領され、なかなか眠る事が出来無かった――。


                                            (つづく)

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| コメント(9) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ 感想 ]
弁当箱でここまで悩む晶って??????

ぶっちゃけ、翌日の朝に聞けばいいだけだし睡眠を妨げてまで考える内容なんでしょうか?

それとも、自分が宏と同じ弁当を食えない事への無意識の嫉妬???


今回って【晶のほわわ~~ん日記】という感じがしました。




[ 晶カワイイ ]
いつも見られない晶の日常一面e-349

[ 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ ]
アムロ・レイさん
 コメントありがとうございます♪

 晶も人の子、時には別の一面を覘かせるコトも……♪

 いつもお越し戴きありがとうございます♪ m(_ _)m

 ---------------------------------------------------------------------

mさん
 コメントありがとうございます♪

 9人を束ねる筆頭妻とてひとりの女性、素は可愛いものかと……♪

 毎度ご愛顧ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ お弁当のおかず ]
定番の唐揚げ系からのり弁まで、語りだしたら止まらないでしょうなぁ
新幹線の時代になって停車駅で詭弁売りから直接駅弁を買う楽しみとスリル
(乗り遅れた回数数知れず)が無くなって、しかも新幹線じゃ腹が減るより先に目的地に着いてしまい、駅弁と云う弁当も口にすることが無くなりました
黒磯駅で買う釜めしの楽しみを返して欲しい

そういえば以前、目玉焼き論争やった回がありましたよね
あれはどの章でしたっけ?
私は半熟片焼きに黄身に醤油タラりです

[ 毎度お越し戴きありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメントありがとうございます♪

 駅弁は今や列車の窓から売り子さんから買うのでは無く、乗車前にコンコース(又はホーム)の店舗で買う時代になってしまいました。
 横川の釜飯、峠の力餅、森のいかめし、等々、懐かしく思い出されます。

 目玉焼き戦争ですが、番外編の『百花繚乱~後編』の後半部分に載っておりますので、今一度ご賞味あれ♪ (^o^)v

 いつもご贔屓ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ 懐かしの『ボク等の目玉焼き戦争(優命名)』 ]
ありがとうございます、早速読み返して来ました。
なんとなく懐かしさを感じてしまうのも時間のなせる技でしょうか

うん、作者さんに食べ物語らせると作品に味が出ますよ
小説家でもアガワヒロユキとかヨシユキジュンノスケとか
(これまたそれなりに『時間の経った』人たちだな)、
それぞれ食とか女にこだわりのある作家の作品は、
今でも愛読書として枕元にも本棚にも机の上にも並べてあります
(同じ作品が何冊もあったりする)

また食べ物の話をさりげなく忍ばせておいて下さい、
なんといっても生きている以上個体と種族の維持と繁栄でこの世は成り立っているのですから!?

[ いつもお越し戴きありがとうございます♪ ]
ぺんぎんさん
 コメントありがとうございます♪

 >食べ物を語らせると作品に味が出ます

 過分のお褒めにあずかり恐縮です♪ m(_ _)m

 エッチ同様、食(食べ方)も千差万別ですので、わたくしも描いていて(執筆していて)楽しいです。
 作品の所々に、地方の名産品をもじった描写もしておりますし。(^o^)v

 毎度ご愛顧ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ 管理人のみ閲覧できます ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

[ 毎度ご愛顧ありがとうございます♪ ]
↑さん
 コメントありがとうございます♪

 様々な情報をありがとうございます♪ m(_ _)m
 人の数だけ食べ方もあるようで。(^o^)

 因みに、お屋敷の食材や味付け(塩加減等)に関しては料理長たる若菜や千恵が目を光らせているので心配無いようです。(^o^)v

 いつもご贔屓ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

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