ブログ障害・メンテナンス情報  

                          性描写がありますので20歳までの方は閲覧しないで下さい。    この物語(サイト)のRSS

<< バラード(1) | ←←← トップ画面へ戻る | バラード(3) >>

最終更新 '17.-3.14. お知らせ (リンク集)                                            | Facebook | Twitter |  リンク集 | ▽ このページの下へ |  ライトHノベルの部屋 バラード(2)


 ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋
     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


スポンサーサイト スポンサーサイト スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

   
                                
バラード(2) バラード(2) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「おいおい、ま~だヘソ、曲げてんのか?」

 薄ピンク色のショーツだけを纏うほのかは、大学の同級生であり今は職場の同僚でもある晶に苦笑いしつつ歩み寄る。
 飛行業務部長に就く晶は二十六歳にしてほのかの勤める会社の実質的なトップであり、事務方のトップでもあるのだ。

「しかしヘソ曲げてる割りには、偉く宏にご執心じゃないか。やっぱ愛しの君は目に入れても痛くないってか?」

 晶はここ宏の部屋に来るなりベッドサイドの円卓で祝杯を上げ続ける夏穂(晶の高校時代の担任だ)の対面にどっかと座るや長い足を組み、テーブルに肘を着き手の平に顎を載せた姿勢で眼光鋭くず~っと宏を見つめて(睨んで?)いるのだ。

「……フンッ!」

 晶はほのかに一瞥を与えると鼻息を荒げ、眉根の皺を更に増やした。
 妙に眇めた瞳とへの字にきつく結んだ口元が、如何にも不機嫌さと『誰も近寄るなオーラ』を発している。
 現に、触らぬ神に祟りなし、君子危うきに近寄らず、とばかり、夫である宏と、晶より歳上の多恵子と夏穂以外は誰ひとりとして近寄らないし声も掛けない。
 かれこれ二十年以上晶との付き合いがある千恵や若菜の双子姉妹ですら、気には掛けているのだろうが時々チラ見するだけだ。

「オマエもよくもまぁ、夕方から仏頂面、キープし続けられるよなぁ。疲れねぇか?」

「…………」

「今度はダンマリか? ま、その様子だと今日の晶(オマエ)は休姦日確定だな」

 周囲にはセクシーランジェリー美女と全裸娘が大挙しているのにも係わらず、目の前の拗くれ女は腰まで届くソフトウェーブの髪を首の後ろで緩く束ね、パジャマのボタンもきっちり上まで留めての就寝スタイルなのだ。
 同じ円卓に座り、下着を着けずにシースルーのミニスリップを纏い、豊満な肢体を惜し気も無く晒して宏とのエッチに犯(や)る気満々の夏穂とは偉い違いだ。

(ホントは宏の傍にいたいし声を聞いていたいしエッチだってしたいくせに、相変わらず意地っ張りなヤツ)

 などと、ほのかは決しておくびにも出さない。
 言葉にしたら余計に晶の気分がこじれ、こっちまで要らぬとばっちりを被る事、請け合いだ。

「ならばオレが宏とのエッチを待つ間、ここに座らせて貰うぜ」

 ほのかはチラリと背後を見、それから晶と夏穂を視界の両端に収める位置で円卓に着く。
 上から見ると三人は正三角形の頂点に座っている形になるだろうか。

(ホントはオマエを宥めに来たんだが、表立って言うと更にヘソを曲げるからな。それにこの位置なら宏が晶の仏頂面を見ずに済むだろうし、晶だって宏に今の顔、余り見られたくはねぇだろうしな)

 職業機長の性(さが)なのか一瞬にして周囲の状況を把握し、さり気無く夫と筆頭妻をフォローするほのかだった。

「それにしてもホント、飽きねぇヤツだよなぁ。その執念さと、オマエ自身を眺めていて、の二つの意味でな」

「巨大なお世話よ! 放って置いて!」

 今度こそ茶化されたと思ったのか、不機嫌な表情を浮かべたままの顔が初めてこちらに向いた。
 その瞳に宿っている剣呑な光は、まるで長年探し歩いた末にようやく敵(かたき)に出会った復讐者のようだ。

(やれやれ。放って置いてと言う割りには、だったら何でここにいるんだ、って話だよなぁ。ひとりになりたいなら自分の部屋に籠もってりゃ好いのに、そうしないって事は……)

 ほのかは学生の頃と少しも変わらぬ見栄っ張りで意地っ張りな晶に苦笑いを浮かべつつ、ここに来た本来の目的を果たそうと半身に構えて切り出した。

「だったら好い加減、宏の就職を認めてやれよ。そいつを知らされて無かったからって、いつまでも根に持つなんてオマエらしくねぇぞ?」

「あたしはヒロの就職ならとっくに認めてるし、元から根に持ってなんか無いわよっ!」

 どうやらピンポイントで核心に触れたらしく、晶はジロリと上目遣いで睨むや吐き捨てるように言い、円卓に置かれた缶ビールをかっさらうと一気に呷る。
 この時、夏穂が「あぁ!? ウチのビール……」と手を伸ばし抗議しかけるも、元生徒の余りの迫力に負けたのか、それとも既に手遅れと諦めたのかは不明だが(絶対に後者だ)、手を引っ込めると新たな缶ビールを手にチビチビと嘗め始めた。
 晶は晶で呑み干した缶ビールをそのまま片手で握り潰してもしまう。

「ったく、そんな怒髪天を衝く態度で『認めてる』だの『根に持って無い』とか言ってもまるで説得力無いぜ? だったら何が不満なんだ? 言いたい事はこの場で全部、吐いちまえ。筆頭妻の晶(オマエ)がいつまでも不機嫌だとみんなの精神衛生上よろしく無いし、第一、宏だって素直に喜べんだろうが」

 諭すように言うほのかも円卓に置かれた缶ビールに手を伸ばし、プルタブを開けるや喉を鳴らして豪快に呷る。
 この時、「あぁあっ!? またウチのビールが!」などと涙声が聞こえた気もしたが、おそらく空耳だろう。

「んくっ……んくっ……んくっ……プッハ~! やっぱみんなと呑む酒は旨いなぁ♪」

 口元を腕で拭い、目の前に座る夏穂と晶に笑い掛けるも。

「……………………」

「ウチのビール……もうここの冷蔵庫、空なのにぃ」

 晶は相変わらず不機嫌全開だし、夏穂は夏穂で指を咥え、涙目になって晶の潰した空き缶とほのかの手に収まる缶ビールを交互に見つめている。
 この部屋の隅には小型の冷蔵庫(宏がヘソクリで買った)があるのだが、どうやらこの酒乱女教師はその中にストックされていた缶ビールを全て呑み干してしまったらしい。

(ホント、ここに集う面々は見てて飽きないよなぁ。これも宏の人徳の成せる業、だな♥)

 白い裸体に黒のパンストだけ纏う美優樹と深く繋がる愛しの君にチラリと視線を向けたほのかは、先ずは呑み友でもある夏穂を宥める事にした。
 この女教師は酔いが回ると、ご当主たる宏以外、誰も手が付けられなくなるからだ。

「夏穂さん、ビールならオレが下の冷蔵庫から持って来ますから、少し待ってて下さいね」

 言いつつ腰を浮かせ、わたくしが持って参ります、と気遣ってくれた多恵子を微笑とウィンクひとつで制するとショーツ一枚のあられもない姿のまま階段を駆け下りる。

「よし、取り敢えずワンケース分あれば足りるだろ」

 キッチンの冷蔵庫から缶ビールを運搬用の籠(スーパーにある買い物籠と同じ物だ)に入れ、速攻で廊下を戻る。
 この時、新たな缶ビールを冷蔵庫に補充するのを忘れない。
 忘れるとキッチンの管理者たる千恵から「呑んだ人が補充しといて!」とお小言を貰うからだ。

「夏穂さん、お待ち遠様。ハイ、キンキンに冷えた缶ビールです。残りはこの部屋の冷蔵庫に入れときますから」

「わ~い! ありがとう、ほのかきゅん♪ だ~い好きぃ♥」

(き、きゅん!? な、何で萌え言葉っ!? と、とにかく、これで夏穂さんは暫く安泰だな。問題はこっちの……)

 席に着くほのかの視線が缶ビール片手に浮かれまくる夏穂から同い年の同僚に向く。
 そして前屈みになり、声を顰めて晶に迫った。

「あのな。さっきも言ったけど、己の不機嫌さを外に向けるなら、それ相応の理由を話せ。でないなら、その仏頂面を止めろ。みんなが不愉快な気分になるし、宏と美優樹ちゃんの門出に水を差す事にもなるんだぞ」

 現役機長からの至極真っ当なご意見に、それまでの不機嫌丸出しだった晶も目を見開き、対面に座る同僚を暫し見つめる。
 そして数秒、或いは数分後、ようやくへの字だった口元が緩み、眉根に寄った皺の数も一本にまで減って、それまで黙して語らなかった晶の重い口がようやく開いた。

「あたしだって美優樹ちゃんのコンペ優勝は心から祝ってる。ヒロの就職だってそう。でもあたし自身の心が言う事を聞かないのよ」

「どーゆー事だ? 心の奥底では二人の門出を否定してる、って事か?」

「違う! 決してそうじゃ無い。否定してるのは……強いて言うなら、あたし自身が素直になる心、よ」

「はい~? ソレはつまり何か? 祝いたいのに祝えない、ってか? つか、素直になれない、って……」

 思った以上に深刻な告白に言葉を失い、椅子の背もたれに寄り掛かってポリポリ頭を掻いていたら。

「……深刻でも何でも無い。お姉ちゃんは単に、ほのかに好いトコ持ってかれて拗ねてるだけ。自分が知らないうちに事が進み、全てが丸く収まったから、自分の出る幕が無くてつまらなく思ってるだけ。要は単なるジェラシー」

 いつの間に来たのか、晶の双子の妹でもある優がほのかの隣――フローリングに横座りしていたのだ。
 スレンダーボディを黒のタンクトップと黒のスキャンティで着飾っている様子からして、どうやら宏とのエッチの順番待ちの途中らしい。
 しかも、ちゃっかりと座布団持参で、だ。

「おわっ!? い、いつの間にいたんだ、オマエは! ビックリするだろうがっ!」

 思わず座ったまま飛び上がってしまうほのかだった。

「……キンキンに冷えたビール、の辺りからいた。気付かなかったのは、ほのかだけ」

 相も変わらず淡々と話す優の言葉に、何で気付かないとばかり晶は怪訝そうに、夏穂は面白そうに頷いている。

「ま、本気(マジ)かよ。ちっとも気付かんかったぜ――って、それはともかく! ジェラシーって言ってたな?」

「……うん。お姉ちゃん、ヒロクンの事は常に気に掛けてた。けど、新人社員教育があるから、どうしてもそっちがメインになってしまう」

「今年の新人女子二人は一筋縄ではいかん特異な相手だってな。事務のお姉様ネットワークから漏れ聞いてるぜ」

「……お姉ちゃんが新人研修に躍起になっている間、ほのかは着々と準備を整え、形を作り、事を成した」

「仕方ねぇだろ! こっちだって死活問題だったんだから。こちらで打てる手は何でも打った結果、宏を獲得出来たんだ」

「……だからお姉ちゃんも表立って文句が言えない。ほのかは、ある意味抜け道ルートだけど真っ当な手段を使い、真っ当な手続きでヒロクンを手に入れた。自分がしようとしてた事をほのかが先に手を付け、しかも完璧と言って好い結果を残したのだから」

「だからジェラシー、か」

「……そう。でも、実際はヒロクンの就職を心から喜び、祝ってる。ただ、ヒロクンの就業に自分だけが蚊帳の外に置かれたのが気に入らないだけ。決してほのかを呪い、あまつさえヒロクンの就職にケチを付けてる訳じゃ無いから安心して好い。常に人の先頭に立ち、目立ちたがるお姉ちゃんが後塵を拝したが為の単なるイジケとジェラシーだから」

 双子ならではシンパシーなのか、優は姉の心情を実に事細かく解説してくれる。
 もっとも、呪いとかは極めて信憑性に欠けるし、むしろ面白可笑しく施した脚色にしか思えない。
 しかしそんな優の言葉を裏付けるように、晶が唇を噛むのが見えた。

「……お姉ちゃんの心中はヒロクンを祝う気持ちとヒロクンに何もしてあげられなかった悔しさが綯い交ぜになり、自分の心に折り合いが付けられないでいる」

「つまり、宏の就職に際し自分の見せ場が無くてヘコんでイジケてた、ってだけかよ!」

「……更に言えば、ヒロクンがほのかの職場に取られて悔しい気持ちもある。言わば、鳶に油揚状態」

「そっちでもジェラシーって事か。……ところで優。宏は油揚なのか? まぁ、味噌汁に入れたら旨いけどさ。で、トンビって、オレの事か?」

「……うむ。他に誰がいる?」

 眉根を寄せたほのかのささやかな突っ込みを、いとも簡単に切り返す優。
 しかも優がさも当然と大きく頷くものだから、ほのかは大きくずっこけてしまった。

「自分の亭主を掴まえて、そーゆー例えはどうなんだ?」

 苦笑したほのかが体勢を整える間にも、優の解説が続く。

「……だからこそ、お姉ちゃんは自分の不甲斐無さに腹を立てている。従姉として、そして何よりヒロクンの妻として助けになりたかったのに、そう出来無いままヒロクンを取られてしまった。そんなお姉ちゃんの悔しい心中を察して貰えると、ボクも助かるし嬉しい」

「ったくもう! だったら最初から素直にそう言えよ。オマエは不器用な中坊か!」

 金髪碧眼ハーフ美女の、今度は缶ビールを突き付けての激しい突っ込み。
 すると、晶が諦めたように大きく息を吐き、ヒョイと肩を竦めた。

「ホント、優に掛かると、あたしも立つ瀬が無いじゃない。全くもってその通りよ。あたしら双子って、こんな時は不便よね。相手に自分の気持ちや見聞きした事が寸分違わず伝わっちゃうんだもん。隠し切れ無いじゃない」

「……お姉ちゃん、最初こそ、ほのかの独断専行に腹を立ててた。会社の人事に現場の人間が首を突っ込むな、って。違う?」

 優の切れ長の瞳が優しく姉を見据える。

「当たりよ。最初は現場の人間が何勝手な事してんのよ! って思ったわよ。しかも、あたしの知らん所で会長を言いくるめ、ヒロを獲得する準備を進めていただなんて機長としての分を完全に超えてるし、決して赦されないと思ったわ」

 眉根から完全に皺の取れた晶の言葉に、ほのかは宴会前の自分達を思い出す。
 宏の就職決定の経緯(いきさつ)を聞いた後の晶の険悪な言動を予想し、予(あらかじ)め人目に付かぬよう脱衣所に誘い出した事を。
 果たして、一言一句聞く毎に瞳を吊り上げてゆく晶に本気で胸ぐらを掴まれた事も。

(そん時のアイツの目、本気(マジ)だったからなぁ。あんな本気で怒った晶を見たのは大学以来かも)

 などとボンヤリと回想していたら、晶のご立腹した声で現実に引き戻された。
 見ると、再び瞳が吊り上がって眉根に皺が寄り、円卓に置いた右の拳がプルプル震えてもいる。

「しかも、ほのかから会長が直々に箝口令を敷きドッキリに加担してたって聞かされて、あたしは開いた口が塞がらなかったわよ! ほのかがほのかなら、会長も会長よ! ホント、あの道楽オヤジには困ったものだわ。会社を遊び場所か何かと間違えてるとしか思えないし!」

「……でも、そんなほのかの行動力と会長さんの柔軟な対応がヒロクンを救った。二人に感謝こそすれお姉ちゃんがいつまでも怒る理由にはならない」

 こちらも核心を突く優に、鋭い視線を向けた晶は語気を荒げた。

「判ってる! だからこそ、自分の許容量が思ってた以上に狭くてヘコんでるんじゃない! あたしは、こんなにも心が狭いのか、って」

 ここで言葉を切った晶はベッドで仲睦まじく夫婦和合に励んでいる宏に視線を向け、怒りの感情を抜くよう小さく息を吐いた。

「あたしは、何時如何なる時もヒロを救い導くのはあたしの役目だと、ヒロが生まれた時からずっと心に決めてた。だけど、今回の件では、あたしは役目を全く果たせなかった」

 晶の、部屋の灯りを映し込んだ瞳がこちらに向く。

「経緯(いきさつ)はどうであれ、ヒロ自身が自らの意志で未来を手に入れたのならば、従姉として、何より妻として手放しで喜ぶべきだった。しかし、事の顛末を聞いても素直に喜べなかった。これは……あたし自身が未熟な証拠なのよ。あたしが置き去りにされたと思う、心の寂しさなのよ。きっと」

(晶……。オマエは意外と不器用な女なんだなぁ。プライドと感情の板挟みじゃん)

 小さく微笑む晶だが、ほのかには自虐的な笑みに感じていた。
 ほのかの憐れむ視線が同い年の同僚に向けられている間にも、隣に座る優の解説と晶のやり取りが続く。

「……自分に厳しいお姉ちゃんだからこそ、自分が赦せなくなった。それが仏頂面となってしまった」

「ホント、あたしもまだまだ、よね。ヒロが絡むと途端に冷静でいられなくなっちゃう。しかも優には感情が駄々漏れしちゃうし、これじゃ筆頭妻は失格だわ」

「……冷静でいられなくなるのは誰でも同じ。程度の差はあれ、ヒロクンを想う気持ちは十人皆同じ。だからお姉ちゃんは筆頭妻失格では無い」

「優……」

 優の慈しむ瞳と晶の潤んだ瞳が交差するのが、傍らにいるほのかにもハッキリと判った。
 しかも、晶の表情がさっきまでと打って変わって穏やかな表情に戻ってもいる。
 どうやらこれで晶の仏頂面ともオサラバ出来るだろうし、宏達も少しは安心するだろう。

「晶は不器用な、否、オマエ等は器用な姉妹だよなぁ。言葉にしなくても相手の心が判るだなんて、今後はサトリ姉妹と呼んでやろう。……それにしても、悔しい程に羨ましい姉妹愛だぜ」

「……ほのか、妬いてる?」

「や、妬いてなんか無い!」

「……ホントに妬いてない?」

「う、五月蠅い! ひとりっ子のオレには判らん世界だって事だ!」

 何やら風向きが怪しくなり、慌てて話題を強引に変えるほのかだった。

「……でも、ほのかは、今はひとりっ子じゃない。みんな、ヒロクンのお嫁さん。自分以外に九人もの同じ立場の奥さんがいる。だからこそみんな心強くなれるし、お互い頼ったり頼られたりする事が出来る」

「優、おまえ、好いヤツだな」

「……ほのかに言われても、少しも嬉しく無い」

「――って、オイッ!」

 ほのかの猛抗議を封じるよう、優の視線が呑んだくれ女教師に初めて向けられる。

「……それに、夏穂先生も偉い」

「「へ?」」

 ほのかと晶が同時に首を傾げると、名指しされた夏穂の肩がビクッ! と震えるのが判った。


                                            (つづく)


 ↑↑ 「面白かった♪・良かった♪・エロかった♥」と思われた方はクリックをお願いします♪
      (ランキングサイトに投票され、作者が悦びます♪)

   
| コメント(10) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト

| 本編 | 新婚編 | 番外編 | 総目次 |

【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ 感想 ]
今回、18禁系の話は全くでてこなかったし、主役のはずの美由樹を始め、知恵たちも名前がでてきただけだし、飛鳥にいたっては名前もでてこない!!!   作者が無意識に、否、作為的に飛鳥を・・・・・って感じがする。

いくら、ナイ乳!落ちこぼれ!家事全滅!など・・・・の飛鳥でも扱いが酷過ぎ!!

飛鳥の天邪鬼って作者のせい?

晶たちの会社の会長などのお偉いさんがお気楽すぎる気がするが、この会社っていろんな意味で危険な気がする。

宏の部屋の冷蔵庫って飛鳥と美由樹専用じゃなかったっけ? (じゃないと、以前のドッキリは成立しないはずだけど)

[ 毎度お越し戴きありがとうございます♪ ]
アムロ・レイさん
 コメントありがとうございます♪

 各ヒロインですが、物語の流れによっては登場しない、又は名前だけ登場しエッチシーンは無い等、それぞれございます。
 何卒ご了承下さいませ。 m(_ _)m

 冷蔵庫の件はすっかり忘れておりました。(^_^;)
 若干修正を加えましたので、こちらもご了承下さいませ。 m(_ _)m

 いつもご贔屓ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ ]
いいな~
こんな嫁さん欲しいな~
こんなハートフルなシーンも大好きです。
次回も楽しみにしています。

[ 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ ]
海人さん
 コメントありがとうございます♪

 わたくしも、かような(晶やほのか等♪)奥さんが欲しいです!
 つか、是非に娶りたいですっ!(←必死)

 いつもご愛顧ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ ひさしぶりに ]
お気に入りを整理していたら更新とは うれしい限りなのはいいけど 自分の職場ではまさにGWから結婚式ラッシュ  そして 同僚代表 部下代表 上司代表 スピーチだしすぎじゃ ゴルァ!! 二次会では 新婦や新郎のご友人にスピーチ最高でした いわれるけど うん・・・本番までかみまくりでした

[ お越し戴きありがとうございます♪ ]
凜さん
 コメントありがとうございます♪

 結婚式はおめでたいのですが、ひと月に二度とか毎月お呼ばれするとなると、こちらの懐事情がエライ事に……。(^^ゞ
 とまれ。

 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ こーゆー展開も ]
いいと思いますよ。
昌と優の姉妹愛やほのかも大人ですし。

最後の夏穂先生の一言は次回への附箋でしょうか?

[ いつもご贔屓ありがとうございます♪ ]
ぺんぎんさん
 コメントありがとうございます♪

 晶も少しずつ「丸く」なっていますね(以前の晶ならもっと反発していたでしょう)。
 宏を含め、お屋敷の面々は好い意味で「大人」に成長したようです。(^_^)v
 次回もどうぞお楽しみに♪

 いつも応援ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ 優ちゃんおみごと(*^。^*) ]
この双子の以心伝心ぶりは前作からずっと語られていますが、一向に衰えを見せず逆にパワーUPしてますね。

千恵&若菜のツッコミ漫才と双璧をなす名物です。

・・・・・陰で夏穂さんも宏獲得作戦してたしな・・・・・

[ いつもお越し戴きありがとうございます♪ ]
mさん
 コメントありがとうございます♪

 優の姉を想う気持ちはピカイチですね。 (^o^)v
 そして同じ立場にいる奥さん達へも……♪

 毎度ご愛顧ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

【 御意見・御感想の投稿 】



     ご訪問者総数  名様 (2006年 4月~)

<< バラード(1) | ←←← トップ画面へ戻る | バラード(3) >>

作品別 目次| 本 編 | 新婚編 | 番外編 | サイトマップ | 

相互リンク| ちょらりんく | おたりんく | 相互リンク

アクセスランキング    [ 管理人専用口 ]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。