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恋路(1) 恋路(1) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
 低く薄暗い空と生暖かく湿った風が鬱陶しい梅雨がようやく明け、真っ青な空に白い雲が所々にポツンと浮かび、強烈な陽射しと乾いた暑さが容赦無く襲って来る、そんな夏真っ盛り。

「いやぁ~ん♪ 潮溜まりに、ちっちゃなカニさんがいっぱいいるぅ~~♪ あ~ん、超可愛ぃ~~~♪」

「って若姉! 岩場で走ると危ないよ! 海は逃げないから落ち着いて!」

 腰まで届く漆黒の髪をなびかせ真っ先に駆け出した幼馴染の背中に、宏は慌てて声を張り上げた。
 岩場でコケると、シャレにならない大怪我に繋がるからだ。

「宏、放っておけば好いわよ! ったく、子供じゃあるまいに、どーして海ひとつで、あんなにもはしゃぐかなっ」

「うふふ♪ 宏君と一緒だから、どこに行っても充分楽しいのよ」

「あはははは! そうそう♪」

 思いっ切り眉根を寄せて毒吐(つ)く千恵を真奈美がまぁまぁと宥め、それを他の面々が面白そうに笑う。

「まぁ、こんだけ雄大で綺麗な大自然の中にいれば、俺だって心弾むわな」

 宏は目の前に拡がる紺碧の大海原を眼を細めて眺めつつ、思いっ切り深呼吸した。


     ※     ※     ※


 宏達御一行は、帰省した翌日に鈍行と特急列車を乗り継いで「竹川流れ」へ海水浴に来ていた。
 ここは実家から九十キロ程北上した同じ県内にあり、標高三百メートル級の山裾が幾つも海に落ち込み、荒々しい岩場とどこまでも澄み切った蒼い海とが織りなす風光明媚な土地で、古く――大正時代から名勝地として知られたエリアだ。

(何度来ても、ここの海は格別だよなぁ。蒼い海と数々の奇岩に打ち寄せる幾つもの白い波。……でも、この辺りもだいぶ変わったよなぁ。子供の頃に来た時とは大違いだ)

 目の前に拡がる手付かずの大自然とは裏腹に集落近辺では真新しい道路が通り、土台ごと海に突き出し建てられた色取り取りな建物が雨後の筍のように並んでいた。

(いくらなんでも、ここまで近代化しなくても好いのに……)

 宏は観光開発と自然破壊は表裏一体だとつくづく思う。
 殊に、ここ数年のこのエリアの開発は凄まじく、大型観光バスが余裕で擦れ違えるよう国道を拡幅整備し(以前は狭い砂利道だった)、集落を迂回するバイパスを通す為に大きく山を削って切り開いたり(集落内は未だに普通自動車の通行が困難な道幅が多々ある)、無人となって数十年経つ古く寂れた駅に特急列車を停車させたり(夏季限定だが)、その駅前駐車場を道の駅と共用化し土産物屋や海を一望する展望デッキなど整備したりと、通年に亘り県内外からの観光客誘致に力を入れている場所でもあった。

(でもまぁ、そのお陰で、こうしてみんなと一緒に簡単気楽に来られる訳だし……ちょっと複雑な心境だな)

 宏はそんな竹川流れの中心地から北へ徒歩三十分程の所にある宿(味のある鄙びた民宿だ♪)を取り、二泊三日の小旅行に来ていたのだった。
 一行のいる海岸は宿屋のすぐ裏手にあり、猫の額程の砂浜に沖合と左右に岩場が拡がる、ちょっとしたプライベートビーチみたくなっていた。

(思った通り、この浜は地元の人達が十数人いる程度で観光客は俺達以外いないや。こっち側に宿を取って正解だったな♪)

 県内外からの海水浴客は殆どが竹川流れの駅周辺に集中するので、それ以外の海岸はシーズン真っ盛りでもかなり空いているのだ。

(ま、今はみんなとの海水浴に集中しよう)

 意識を目の前の美女軍団に切り換えた宏は、黄色い歓声を上げ波と戯れる面々に声を掛ける。

「若姉、向こうの少し大きめの潮溜まりにはもっと大物が潜んでるかもよ? 黒鯛とか」

 七色に煌めくワンピースの水着を纏い、足取り軽やかに岩場を今もピョンピョン跳ね回っているのは若菜だ。
 細い肩紐に大きく開いた胸元の白さと慎ましやかに膨らむ双丘の膨らみが何とも色っぽい。
 片や、肩に掛かる黒髪を振り乱し、狂喜(今は狂気が正解だと思う)乱舞しているのは……。

「ぅぎゃぁ――――――――! ふ、ふ、ふ、フナムシの大群の中に足、入れちゃったあ゛――――――っ!! い゛、い゛ゃ――――――――っっ! 何匹も足を登って来たぁ! ひ、ひ、ひ、宏クン取ってぇ――――――――っ!!」

「あはははっ! ナイスリアクション! そっと手で払えば大丈夫ですよ。もしかしたら、その虎柄のビキニがフナムシを呼び寄せたのかもしれませんね♪ なにせ、すっごく似合ってますから♥」

 両足をよじ登るフナムシの大群相手に涙目で格闘しているのは、宏の恩師にして妻となったばかりの夏穂だ。
 円熟味を増したボディはまさに熟れ頃で、セミロングの髪型と纏う衣装のお陰で、まるで謀鬼っ子キャラクターみたく見えるのは……気の所為だろうか。

(自分を「ウチ」と言うのは同じだし、これで言葉尻に「~だっちゃ♪」などと言ったら決定的だよなぁ。……ま、それはそれで可愛いからアリだよな♪)

 恩師の無邪気な笑顔(今は引き攣った泣き顔だ)を見るにつけ、目尻を下げ心から愛しいと思う宏だった。

「えっと、ほのかさんはドコ行った? さっきまで、そこら辺で泳いでたと思ったけど」

 一行を引率する宏は若菜が用意した赤・青・白のストライプ柄のトランクス水着(まるでどこぞの国旗で遠目からでも好く目立つ)を穿き、はしゃぐ十人の奥さん達の相手をして回る。

(目にも鮮やかな水着美女と一緒に遊ぶのは嬉しいし楽しいんだけど……)

 中にはハメを外す奥方もいる訳で……。

「宏ぃ! そこの岩場で天然のウニと黒アワビ見付けたぜ! さっそく宿屋に持って帰って酒の肴にして貰おうぜ♪」

 目にも眩しい金色の三角ビキニを纏った美女が海中から勢い好く現われ、両手にてんこ盛りで載せた獲物を自慢気に突き出して来た。
 波打つ金髪とどこまでも澄み切った碧眼を煌めかせ、豊かな双丘とグッと括れたウェストに腰の位置が誰よりも高い、北欧生まれのハーフ美女だ。

「ほのかさん、ここら辺の海は禁漁区だから俺達一般人は獲っちゃダメだよ。どうしても獲りたいんなら宿屋の人に言って一日漁業権を買わないと……って、ほのかさん! アワビをビキニのボトムに突っ込んで隠し持っちゃダメぇ! ウニを股間に宛がっちゃ危険ですってば!!」

「え~~~、オレが生まれながらに持ってるアワビと同じアワビなんだから好いだろ~? もっとも、オレのアワビはこんな黒くないし、宏も何度も見て味わってるから知ってるだろ? それにウニはホラ、こうするとお股の剛毛! ってコトでさ♪ ガハハハハ!」

(……誰だよ、ほのかさんにエロい入れ知恵したのはっ)

「と、とにかく、ダメったらダメです! ローカルルールもちゃんと守って下さいね!」

 羞恥心や女性の慎みと言った言葉を忘れたかの如く豪快に振る舞うハーフ美女に眉根を寄せ、こめかみを押さえつつ締める所は締める宏だった。
 一方、素直に景色に魅入っている奥方にも目を向け、宏は積極的にスキンシップを図る。
 これ以上、ほのかと係わっていると自分も毒されそうだったから……と恐れたのは、誰にも内緒だ。

「へ~、話には聞いてたけど、竹川流れって、こんなにも綺麗なトコだったんだね。海の蒼さと空の碧さ、岩の黒さに砕ける白い波がマッチして、すんごく癒されるわ。それに、そこかしこにある巨岩が面白いわ~♪ 大岩に丸い孔が開いてたり、海に巨大な杭みたいな岩が突っ立ってたりして。そっか、これが俗に言う自然の造形美、ってヤツね」

「高校卒業まで同じ県内に住んでいたのに、ここへ来るのは初めてだものね。テレビで見るよりずっと素敵だわ♪ お姉ちゃん、孔の空いてるのが眼鏡岩、大きな杭は蝋燭岩って言うんですって。で、あの沖合にあるのが夫婦岩で、今の時期は夕日が岩の間に沈むんですって♪」

「めおといわ? あの、一対の巨岩がもたれ掛かってるヤツ? なるほど、私と宏先輩みたいだわ♪」

「それはナイナイ。ここは、そんな奇岩怪石や絶壁が海岸線十数キロに亘って見られる県内屈指の景勝地だもの。色んな名前の付いた巨岩があちこちあるそうよ。隣の集落には屏風岩と呼ばれる断崖絶壁もあるんだって」

 栗色に煌めくツインテールを揺らした飛鳥が腰に手を当てて周囲を見渡し、それに同調した美優樹も大きく頷く。
 飛鳥はオーソドックスなビキニを纏っているが長身で脚が長く、九頭身とも思えるスタイルの好さを誇っているので宏と地元民の目を惹く女性となっている。
 美優樹はいつも身に着けている黒のゴスロリ衣装を脱ぎ捨て、白い素肌を露わにしたビキニを纏っていた。
 しかも姉の飛鳥と双子では無いかと思われる程に外見は瓜二つなので、スタイルの好さも抜群だ。
 もっとも、飛鳥は目にも鮮やかな赤ビキニ、美優樹はどこまでも吸い込まれそうな黒ビキニなので甲乙付け難いのも確かだ。

「飛鳥ちゃん、美優樹ちゃん、ナイス水着♪ 好く似合ってるよ♥ ずっと見ていたい位だ!」

 目尻を下げ、鼻の下も大きく伸ばしたまま二人に向かってサムズアップする宏。

(ぐへへ♪ ピッチピチの女子大生二人のビキニ姿だぁ。ムフッ♥ 眼福眼福♪ この二人は晶姉や若姉、ほのかさんとは違う美しさだよなぁ♥ 肌は張りがあって肌理細かいし手足もスラリと長いし、これが若さかっ。うん、若さだ!)

 涎を啜りつつ、褒められて悦ぶ二人に魅入っていたら、すぐ背後から鋭い声色でクレームが降って来た。

「ちょっとヒロ! ヴィーナスにも勝るこのあたしには何も言わないのかしら? さっきからずっと待ってるんだけど? そ・れ・に! あたしだってまだまだ若いんだからね! 美優樹ちゃんとはたったの九歳しか違わないんだからね!」

 ジロリと宏を睨みつつも贅肉の無い美脚を軽くクロスさせ、両手を腰に軽く当てたモデル立ちしているのは宏の従姉にして筆頭妻の晶だ。
 何やら額に青筋を浮かべ、ニコ目の目尻が引き攣っているのは……気の所為だろうか。
 しかも、まだまだ、とか、たったの、をやけに強調してもいる。

(まさか……若い、ってフレーズを読まれた? いや、ナイナイ。サトリや夏穂先生じゃあるまいに)

「フンッ!」

 どうやらずっと放置され続け、好い加減、痺れを切らした挙げ句のクレームだったらしい。
 誰よりもプライドが高く、常に集団の先頭にいないと気が済まないお方らしい――と言えばそれまでだが、このまま放っておく方がもっと危険なので、宏は早急にクレーム処理する。

「晶姉のワンピース水着、すっごく似合ってて格好好いよ! 普段からメリハリのあるボディがオレンジ色のシンプルな水着を纏う事によって、より引き立ってるし♥ うん♪ この夏一番の水着美女は晶姉に決定だねっ!」

 嫌味にならない程度に妻を最大限持ち上げ、惜しみない賛美を贈る宏。
 結婚してから手に入れ、確実にレベルアップした「ゴマすり」スキルが自然に発動したのだ。
 果たして、ヘソを曲げていた奥さんは立ち所に満面の笑みを取り戻し、機嫌を治してくれた。

「当然よ♪ このあたしが、自ら選んだ水着に間違いは無いわっ」

(晶姉、俺より四つ年上だけど、拗ねたり笑ったりして超可愛い♥)

 ドヤ顔で胸を張る従姉が掛け値無しに可愛く映り、宏は心の中で大いに相好を崩してしまう。
 ご機嫌を損ねると後々大変な目に遭うのが判りきっていただけに、有無も言わせず褒め称えて正解だったようだ。

(ま、信管付き不発弾は早々に処理するに限るしね)

 などと胸を撫で下ろしていたら。

「……ヒロクン。夏ボケ日射ボケしてるお姉ちゃんは無視して構わない。ボクだけを見ていれば万事平穏♪ ボクならヒロクンを責めたりはしない」

 姉を蹴落とし夫には甘い台詞で誘惑するのは、晶の反対側から擦り寄って来た優だ。
 当然、好い雰囲気を邪魔され壊された晶は黙っていない。

「――って優! それはどーゆー意味よっ!? あたしは見るに値しないってかっ!?」

 まさに、食って掛かるとはこの事、だろうか。
 拳を妹に突き付け、目と歯を剥いて前のめりになっている。

「あはは♪ 二人共、元気だねー」

 今日も双子美女姉妹(ふたごしまい)は健在だ。
 なにせ、晶は言葉と鼻息は荒っぽくとも瞳はずっと笑っているし、優も実家を出る前からずっと頬が緩んでいる。
 表面上はクールに取り繕っていても、みんなと同じ、心弾む状態に違いない。

「優姉の水色ビキニも似合ってて素敵だ♪ 優姉はウェストが細いからバストが数字以上に大きく見えるしね♥」

「……ヒロクンにそう言って貰えるだけで、ボクは幸せ♥」

 嘘偽りの無い素直な宏の褒め言葉に、目元を紅(あか)く染め、へにゃりと相好を崩す優だった。

「私も日本でここまで綺麗な海で泳ぐの、初めて。沖合の大きな岩が天然の防波堤みたくなっているから、こっち側はさざ波程度で泳ぎやすくなってるのね。宏君は何度も来た事あるの? 駅から迷わず民宿まで来たし」

「あたいも、ここは初めてだわ。まぁ、実家(うち)から歩いて三十分の所にある海でずっと泳いでたから、列車を乗り継いで二時間近く掛かるこっちの海までわざわざ来ないもんねー。車だと優に二時間半以上掛かるし」

 夏の陽射しに照らされて色鮮やかな青のワンピース水着を纏った真奈美が小さく首を傾げ、純白の紐ビキニが似合う千恵が両手を腰に当てたままウンウンと頷く。
 真奈美は背中が腰までUの字に深く開いたタイプで、真っ直ぐな黒髪と真っ白な背中とのコントラストが目に眩しく、背骨のラインが妙に艶めかしい。

「そっか、真奈美さんは春先に行った下地島じゃ泳がなかったもんね。ここは下地島といい勝負だね。子供の頃、親に連れられて何回かドライブで来た事はあるけど、泳ぎまでは。宿屋は駅から道なりだからね」

 色っぽい真奈美に応えてから(つい息子もピクリと反応してしまった)、宏は千恵が水着に着替えた時からずっと気になっていた事を確かめる。

「千恵姉、その水着って、もしかして以前、俺と一緒に海に行った時のじゃない? 俺が中三の時の」

「!! お、憶えててくれたんだ! もう七年も前の事なのに……♥」

 一瞬で耳まで赤く染める千恵。
 頭の片隅にずっと残っていた記憶は、どうやら正解だったようだ。

「だって、俺が初めて女性と二人っきりで海へ行ったんだもん。忘れる訳、無いよ。てか、忘れようにも忘れられない大切な想い出だし♪」

「宏……♥」

「うふふ♪ 千恵ちゃん、瞳が潤んでお顔が真っ赤っか。きっと、好い想い出だったんでしょうね」

「うん♥ でも厳密に言えば、水着の型は全く同じでも身体の寸法が当時と違ってるから、ちょっとばかし大きいサイズになってるけどね」

 頭の高い位置で縛ったポニーテールが盛大に揺れ、真奈美の言葉と宏の記憶力に感涙する千恵だった。
 そしてそして。
 ある意味、この海岸――否、このエリアで最も注目を集めていると言っても過言では無い奥さんがひとり。
 実際、地元の方々や擦れ違う観光客が例外無く、この美女(美少女?)を二度見するのだから。

「うふふ♪ わたくし、こんなにもたくさんの岩がある場所で泳ぐのは初めてですわ! しかも岩場と言えど小さな砂浜もありますし、海底の岩と岩の間も砂地なので海の中を歩く分には不自由しませんわね♪」

 艶やかな黒髪をアップに結い上げ、瞳を輝かせた美女が岩場をものともせず軽やかに歩き回っていた。
 小柄な体格と、ある意味幼い顔付きなので、遠目から見るとまるで……。

「それに、わたくしや皆さんが履いている、この……マリンシューズ、って言うんですか? のお陰で滑りやすい岩場でも簡単にスイスイ歩けますし、便利な世の中になったものですねぇ。わたくしの子供の頃は、このような便利グッズなどありませんでしたから。……そう、せいぜいゴム製のビーチサンダルか藁草履、位しかありませんでしたわ」

 足下の岩を確かめるように踏み締め、顔を上げてニコリと笑うその姿はまるで中学から高校へ移って一年目の生徒……みたいな多恵子だ。

(わ、藁草履!? って、それはともかく、相変わらず若々しいお姿で。額は広くて童顔だし誰より小柄なのにお尻は豊かに丸くプリンとしてるし胸もおっきいし深くて柔らかそうにプルプル揺れる谷間が……目に毒だって! それもこれも、胸元が大きく開いた水着の所為だぁ!!)

 多恵子は美女軍団の中では最年長にして最も低い身長だのに誰よりもメリハリのあるボディの持ち主であり、纏う衣装の印象も加わってアブナイ印象を周囲に与えてもいた。

「あの~多恵子さん? その水着、多恵子さんが選んだんですか? それとも誰かの推薦で?」

 ある意味危険な水着(衣装?)にタラリと冷や汗を垂らした宏が念の為聞いてみると、果たして。

「宏さん。この水着、似合っていますか? これ、わたくしなりにイケてると思いますのよ。おほほ♥」

 腰に片手を当て、グンと突き出すように胸を反らしつつ自慢気に顎を上げ、もう片手は頭の後ろで肘を横に張ってモデル張りのポーズを決める多恵子。
 このまま写真に収めれば、ローティーン向けの水着モデルに採用されるコト、請け合いだ。

「「「「お~~~~~♪」」」」

 その堂々とした立ち居振る舞いに、周囲の奥さん達も思わずパチパチと拍手する程だ。
 当然、向けられた多恵子の熱い視線を無視出来るような宏では無い。

「勿論! 多恵子さんだからこそ似合ってます! その…………白のスク水。見続けてると、つい勃っちゃいます」

 ここで常識に押し潰され、物怖じしたら負けだ。
 真顔で堂々と褒め称えないと……後が恐い。

「うふふ♥ そう言って戴けて嬉しいですわ。皆様から真摯に選んで貰った甲斐があったと言うものです♪」

「みんなで選んだんかい!」

 ニヤニヤ、ニコニコ、ワクワク顔で見つめて来る美女軍団を見渡し、思わず脱力する宏。

(これじゃ、多恵子さんがみんなから着せ替え人形みたく扱われているのか、それともそんな多恵子さんに慌てふためく俺を見てみんなが悦んでいるのか……微妙~だよなぁ)

 コスプレスキルが日々確実に上昇している多恵子と背後で画策している面々に深い溜息を吐(つ)く宏だった。


                                            (つづく)


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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ ]
バグってません?

[ お越し戴きありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメントありがとうございます♪

 ご不便・ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。

 パソコン上では現在(22:28)、正常に表示されております。
 もしかしたら、週末の回線混雑やもしれません。
 作者側でどうこう出来るモノでは無いだけに、心苦しく思っております。 m(_ _)m
 
 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ 直りましたね  ~~~~~-y(^,^),o0○ 。 ]
良かった良かった。

そして作者さん、水着選びにもなかなかのセンスを発揮なさっていますね。
まさかラ○ちゃんが出てくるとは思いも拠りませんでした。
そうだったんですか、宏の女癖は諸○アタルだったのですね。

そしてやはり10人の中で一番受けるのはやはりお多恵さんでした。
全くどこからこういう逸材のアイデアが湧いて出てくるのか、
作者さんの想像力には毎度ながら感心しきりです。

[ うる○やつらを知ってるとは・・・ ]
エルムさん、お疲れ様です(^O^)/
でもでも・・・ラ○ちゃんを知ってるって事は・・・
ヤバイ(^_^;) その話題に喰いつく私も歳が・・・(-_-)zzz
でもね・・・夏穂さんがそれをやると・・・女になった○ムちゃんを
イメージしてしまって・・・(^^)ポッ

えっと・・・ほのかさん・・・それだけは色んな意味で
洒落になって無いような(^_^;)

昌ネエってばぁ さり気ない爆弾設置だったけど
ちゃっかり宏君に信管抜かれてるし・・・もしかして宏は爆弾処理の才能が
急激に開花したのか???

千恵ちゃん・・・それは・・・その水着は・・・
もしかして初デート(?)の・・・良かったね♡ 宏君覚えてたよ(^_-)-☆

核弾頭の多恵子お嬢様、是非とも私を下僕に・・・ハッ^^;
最後の最後でこんなメルトダウンしそうな発電所が控えていたとは・・・
なんとも他の奥方が不憫で・・・



[ 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメントありがとうございます♪

 無事にお読み戴けて何よりです。 (^_^)v

 今回の水着(海水浴)アイデアは、こうだと好いなぁ、と想像(妄想の意)し書き上げました。
 読者様のツボが作者と一致し、ひと安心しております♪

 いつも応援ありがとうございます♪ m(_ _)m

 ----------------------------------------------------------------------------------------

草薙さん
 コメントありがとうございます♪

 謀鬼っ子キャラも、咄嗟に思い付いたアイデア(ネタ)でした。
 なにせ、十人分の水着を選ぶだけで知恵熱が……。(^^ゞ (←千恵熱では無いので念の為)

 とまれ。
 次回は、今回より多少はエッチくなる予定ですので、どうぞお楽しみに♪

 毎度ご支援ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

[ 遅ればせながら ]
10,000,000ヒット達成おめでとうございます
これからもなお一層のスケベ道への精進を持って
我々迷える子羊をお導き下さい!?

[ ありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメント&お祝いありがとうございます♪

 今回の数字はひとえに皆様のお陰であり、ひとつの通過点でもあります。
 これからも 『明るく楽しいラブラブハ~レム生活♥ 濃厚エッチ時々感動付き♪』 を皆様にお届け致します。

 今後ともご贔屓下さいませ♪ m(_ _)m
 

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