ブログ障害・メンテナンス情報  

               性描写がありますので20歳までの方は閲覧しないで下さい。    この物語(サイト)のRSS

<< カルテット(1) | ←←← トップ画面へ戻る | カルテット(3) >>
最終更新 '17.-3.14. お知らせ (リンク集)                              | Facebook | Twitter |  リンク集 | ▽ このページの下へ |  ライトHノベルの部屋 カルテット(2)


 ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋
     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


スポンサーサイト スポンサーサイト スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

   
                                
カルテット(2) カルテット(2) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「え~っと~、キャベツ、ジャガイモ、タマネギを十キロ、人参、茄子、トマト、キュウリ、レタス、里芋を五キロずつ頼んで~、長芋とレンコン、なめ茸と舞茸、セロリは四袋……いや、三袋あれば足りるかな~」

 朝食の後片付けに続いて屋敷の掃除と大量の洗濯を終えた若菜はひと息入れる間も無くダイニングテーブルに座り、A4サイズの紙に野菜の仕入れを書き出していた。
 宏の妻としてありとあらゆる料理に精通し、朝から晩、時には夜食までも一手に引き受けるお屋敷の料理番であり、総勢十一人の胃袋を預かる総料理長でもある。

「卵は百三十……いや、百四十……ううん、百五十個は必要だわね~。なんたって朝食やお弁当の必需品だし~」

 若菜はダイニングキッチンの壁に掲げられたホワイトボード――行動予定表に視線を向ける。
 このホワイトボードには屋敷に住まう各人の向こう一週間の動向――特に社会人組と学生組の予定が記され、家を出る時間や帰宅時間、出張の有無や学校行事、個人的予定等が一目で判るようになっている。
 若菜はそれらに目を留め、住人の朝・昼・晩の食事の要・不要を確認し考慮した上で仕入れ数を決めてゆくのだ。

「明後日の昼まで多恵子さんは不在で~、それ以外は全員、朝晩一緒に食事を摂るから~……」

 腰まで届く漆黒のストレートヘアが乱れるのも構わずボリボリと頭を掻き毟り、右手に持ったフェルトペンの尻を囓りながら指折り数えてウンウン唸るその姿は、まるで試験中の女学生そのものだ。

「え~っと~、ゴボウと大根、長ネギとニンニクは……まだあるし~……あ、白菜とニラを仕入れておかなくっちゃ! 自家製の餃子が作れ無くなっちゃう~」

 思い付くまま冷蔵庫や床下収納庫(冷温貯蔵庫になっている)を覗き込み、必要な野菜と数を書き足してゆく。
 在庫と見比べながら仕入れ数を決めないと食材を大量に余らせて同じメニューが続いたり、微妙~に足りず人数分揃えられなくて悔しい思いをしたりするので、数に関してはどうしても慎重(シビア)になる。

「あ、そうそう! ホウレン草と生椎茸もひと箱、頼んでおかないとね~♪ あと必要なのは~……」

 これら野菜と卵は附近の農家さん達が共同運営する農産物直売所から週一回仕入れる(午前中に注文すると翌日の昼前に届けてくれる)ので、注文し忘れると最悪、駅前のスーパーまで買い出しするハメになってしまうのだ。

「……よ~し、これで一週間は大丈夫! さっそく注文して~っと♪ 私って~、やりくり上手な奥さ~ん♪」

 予算内での食材購入は、料理番として腕の見せ所でもあるのだ。
 満面の笑みを浮かべ、若菜は書き込んだ紙をリビングに置かれたファクスで送信する。
 このファクスは(ホワイトボードもだが)宏が食材の注文用にとつい最近、導入してくれたのだ。
 なんでも、

「電話で話すよか、送受信した紙そのものが控えと注文書になるから、俺達みたく多種大量に買う時は品目や数の間違いが無くなるよ」

 との事だった。
 しかも、

「重くてかさばる大量の野菜を駅前のスーパーで買ってここまで苦労して運ぶ位なら、近所の農家さん達から直接買った方が安くて便利だからね♪」

 と、農業が本業の元・大家さんの『つて』で直売所を紹介して貰っていたのだ。
 確かに、届く日の朝に収穫した卵や旬野菜(泥付きだ♪)も届けてくれるので、スーパーで買うより遥かに新鮮かつ希望通りの数を安価で仕入れられるので主婦組にとっては好い事尽くめだった。

「宏ちゃんの人脈って凄いわ~。晶姉さんの会社の会長さんしかり、このお屋敷の持ち主だった元・大家さんしかり。流石、私が愛した宏ちゃんだけあるわ~♥」

 改めて夫の偉大さを我が事のように歓び、ルンルン気分でファクスに吸い込まれる紙を眺める若菜。
 最愛の男性(ひと)を想い浮かべるだけで鼓動が速まり、身体の芯が火照って胸が熱くなる。

(宏ちゃん♥ 私の大好きな宏ちゃん♥ とってもとっても愛してる宏ちゃん♥ いつまでも一緒だからね~♥)

 夢見る乙女の如く、両手を胸の前で組んで祈るようなポーズで惚けていたら。

「ホラッ! 注文が済んだら次は生鮮品の買い出しでしょ。さっさと行って昼前までに済ませるわよっ!」

 背後から空気をも引き裂く鋭い声が掛かった。
 腰まで届くポニーテールを揺らし、眼光鋭く睨んでいるのは若菜の双子の姉でもある千恵だ。
 この屋敷では歩く良識と謳われ、妹と共にありとあらゆる料理をこなす副料理長でもある。
 真奈美と一緒に十人分の洗濯物を干し終えたようで、両手には四段重ねにした大きな籠を抱えている。

「ぐずぐずしてたら、あっという間に夕方になっちゃうからねっ」

 ミニスカートだのに片足を大きく振り上げ、パシッ、と尻を叩いて(蹴り上げて!)来る。
 そのお陰で、それまでの甘~い空気が一瞬で霧散してしまった。

「そんな急かさなくても判ってるよ~。もぅ~、真奈美さんや優姉さんも笑ってないで横暴な姉さんに何とか言ってやってよぅ~」

 形好い眉を八の字に下げ、泣き顔になる若菜。
 しかしこれはいつものスキンシップなので千恵も本気で怒ってはいないし(瞳は大いに笑っている)、若菜も頬が揺るみっ放しになっている。
 真奈美と優も長い付き合いの中で判り切っているので、ここは大人な対応をかまして来る。

「なんとか」

「……はい、これ。念の為言っとくけど、どんなレシートでも捨てないで持って来てね。家計簿付けるのに必要だから」

 笑いを噛み殺した真奈美がお約束な台詞を棒読みし、向かいのソファーでネットトレードに勤しんでいた優も、何事も無かったかのようにスルーし、ノートパソコンから顔を上げると買い出し用の財布をすっと差し出す。
 屋敷の会計は優が一括管理しているのだ。

「うぅ、みんなノリが悪いよ~。それじゃ優姉さん、行って来ま~す♪」

 終始笑顔の真奈美とクールな振る舞いの優に文句を言いつつも、若菜は小躍りしながら真奈美と千恵を従え屋敷を出る。
 買い物でいつも先陣を切るのは若菜なのだ。

「さ~て! 今日の夕食は中華メインにしようかな~。それともオール純和食で……いやいや、洋食も捨てがたいなぁ~。宏ちゃん、どれも好きで残さず食べてくれるし~♪ ん~~~、昨日は洋食系だったから……どうしよう~」

 スーパーへ向かう道すがら、愛する男性(ひと)の笑顔を想い描きつつ献立に悩む若菜だった――。


     ☆     ☆     ☆


「ふふ……うふふふ♪」

 駅前スーパーの地階食品フロアで生鮮品の仕入れメモを見ながら、真奈美はつい、声を上げて笑ってしまった。
 すると、隣でショッピングカートを押している千恵から訝かしむ視線を向けられてしまう。

「真奈美さん? どうしました? こんなトコでいきなり」

「あ、ごめんね、驚かせて。いえね、買い物メモに書かれた、この数字が凄いなー、って思って」

「あぁ、そう言うコトね。あはは! 確かに、あたい達の一食分が四人家族の一日分になるからハンパ無いですね」

 納得がいったのか、破顔した千恵はさもありなん、とばかり大きく頷く。
 手元のメモには『牛乳十本、生クリームパック六個、バター一箱、スライスチーズ十個、木綿豆腐と絹ごし豆腐が四丁ずつ、油揚げ三十枚……』等々、そうそうたる数が記されている。
 しかも、これらの食材は三日もあれば全てゼロになるのだから凄まじいとしか言いようがない。

「この数字見てね、ふと考えたの」

 ひとしきり笑ったあと、ゆっくり歩く真奈美は千恵から視線を外すと天井を見上げる。
 頭の動きに合わせて背中の中程まで伸ばした漆黒のストレートヘアがサラリと流れ、華奢な肩を滑り落ちてゆく。

「今、お屋敷に十一人いるでしょ? そうすると平日は朝晩で二十二人分に主婦組五人のお昼が加わって二十七人分。そこに宏君のお弁当とお代わり用に余裕を持たせるから、一日最低三十人分は作るじゃない? 休日なら三十三人分に、お代わりを加えて四十人分位になるでしょ? これって、片田舎の小さな食堂みたいな数だなー、って」

「あはははっ! そう考えるともの凄い数字ですね。平日のお昼にしたって、あたい達、結構食べてますし」

「それはホラ、みんな家事で一生懸命働いてお腹空いちゃうから♪」

「あ、あたいは小食ですよっ! あの娘(こ)――若菜の事だ――が人一倍食べてるんですっ」

 必死に言い訳する千恵が可笑しく、真奈美は声を上げて笑う。

「お米にしたって、朝と晩に一升ずつ炊くから凄いよねー。いくら宏君の実家から毎月二俵送って貰っているとは言え、ひと月で食べ尽くしているのかと思うとホント、凄いな~って。年間で二十四俵、重さにして千四百キロ超えだよ?」

「ホントですね。宏と同居始めた頃は五人だけだったのに、真奈美さんとほのかさんが加わって七人に、そして去年の秋から多恵子さんや夏穂先生達四人が加わって、今や……」

「「十一人の大家族!」」

 同時に立ち止まり、笑顔を向け合うと綺麗にハモる、真奈美と千恵。

「うふふふふっ♪」

「あははははっ♪」

 店内BGMや呼び込みの声で賑やかな食品売り場に、二人の朗らかな笑い声が一時(いっとき)、響く。

(そう、すべては宏君が中心にいるからこそ、なのよね)

 真奈美の脳裏に、愛する男性(ひと)の笑顔が浮かぶ。

 ――いつも微笑み、どんな時でも心優しく笑顔で応えてくれる、愛しき男性(ひと)――。

(やだ、胸が熱くなって……ドキドキして来ちゃった。……あ、顔も熱くなって……みんなから変に思われちゃう)

 意識を別の方へ向けようとすればする程、宏の温もりと交合シーンが甦って来る。
 頭を振って無理矢理追い払っても、身体で覚えた精の熱さは決して消えはしない。
 子宮が火照り、熱い塊が膣内(なか)に降りると乳首も同時に疼き出す。

(こ、こんなトコで身体が反応しちゃうなんて……ダメぇ! でも……ブラと擦れて……オッパイ、勃っちゃう!)

 状況も忘れ、ひとり悶々としていたら。

「姉さん~、真奈美さん~、お待たせ~」

 ひと抱えもある白い発泡スチロールの箱を両手で持った若菜がお客を右に左に避けながら歩み寄って来る。
 首の後ろでひとつに結った黒髪は滝のように真っ直ぐ背中へと流れ、歩調に合わせて小さく左右に揺れている。

(た、助かった~! 若菜ちゃんが来てくれなかったら、公衆の面前で完全に発情するトコだった)

 ホッと胸を撫で下ろし、大きな深呼吸を繰り返して料理長と合流する。
 しかし胸の鼓動とお腹で燻る火照りだけは、いつまでも収まらなかった。

「どうだった? 旨そうな金目(きんめ)、人数分揃った?」

「うん! 私が選んだから間違い無~し! 十匹全部、脂も乗ってるし~、今朝、河岸に上がったばかりだから完璧だよ~♪ 姉さんも見てみる~? きっと気に入るよ~♪」

 ひとり悶々とする真奈美を余所に、千恵と若菜の朗らかな問答が続いている。
 若菜は鮮魚コーナーで特売していた銚子産の金目鯛に目を付け、今晩のメインディッシュにとさっそく買おうとしたものの、生憎人数分は並んでいなかった。
 そこで、今やすっかりと顔馴染みとなった鮮魚担当の人に頼んで在庫の中から選ばせて貰っていたのだ。
 しかも氷を隙間無く詰めて梱包してくれるので、鮮魚を買う時はいつも発泡スチロール箱がもれなく付いて来るのだった。

「……って、いいわよっ! せっかく密封してくれてんのに、ここで開けたって仕方無いでしょっ!」

 今、まさにガムテープを剥がそうとする若菜の手を千恵が慌てて押さえる。
 そんな美姉妹(しまい)のやりとりも、真奈美には心地好かった。

「ふふ♪ うふふふふふふっ♪」

 再び笑い出した真奈美に千恵はまたかと苦笑いし、若菜は何の事か判らず首を傾げる。
 そんな若菜に、真奈美は心情を吐露する。

「去年の今頃は宏君を想うだけで何もせず何も出来無かった私が、今はこうして宏君の奥さんとなり、みんなと一緒に宏君や他の奥さん達の生活を陰ながら支えているのかと思うと……無性に可笑しくなってね」

 瞳を伏せ小さく笑う真奈美に、若菜は満面の笑みで言い切った。

「真奈美さん~。私や姉さん、そして他の奥さん達は全て同じ立ち位置にいるんだよ~。真奈美さんは決して『陰ながら』の存在じゃ無いよ~。宏ちゃんと同じ、晶姉さんや夏穂先生と同じ、『陽の当たる場所』にいるんだよ~♪」

 目からうろこ――とは、この事だろうか。
 真奈美は依然として古い、そして無意識に自らを卑下する考え方に愕然とした。

(あ……そうか。こうしていつも卑屈になるからダメなんだ。もっと前向きに……晶先輩や夏穂さん、そして若菜ちゃんみたいに、宏君といられる幸せをもっと表に出して好いんだ!)

 またひとつ、古い殻が破け、心がひとまわり大きく成長したような気がした。
 瞳に想いが映ったのか、千恵がその通りだとばかり大きく破顔し、ほのかを真似てサムズアップする。

「若菜ちゃん、ゴメンね。私ったら、いつの間にかネガティブな方向に走っちゃって……恥ずかしいわ。ホント、若菜ちゃんにはいつも教えられてばかり。ありがとう♪」

「ううん、真奈美さんの、そーゆー腰の低いトコも、私、だ~い好き! でも~……」

「? でも……ナニ?」

「余り腰を低くし過ぎると~、宏ちゃんが真奈美さんを持ち上げられなくなっちゃうよ~?」

 と、ここで若菜はポンッ、と手を叩き、何か閃いたのか満面の笑みを浮かべて高らかに曰(のたま)った。

「真奈美さんはいつも騎乗位で宏ちゃんとエッチしてるから~、逆に押さえ込んでるよね――」

「――って、若菜ちゃんっ! 声が大きいっ!!」

「――って、オマエはナニを声高に話しとるか――――――――っ!!」

 この三人による、このスーパーへの買い出し姿は暫くの間、見る事は無かったと云う――。


     ☆     ☆     ☆


「あ~~~、恥ずかしかった! ったく、オマエと来たら節操も無く要らんコトをペラペラと大声で……」

「だってぇ~、真奈美さんの気持ち、すっご~く判るんだモン! だからつい……てへっ♪」

「な~にが『てへっ♪』、だっ! あたいら、暫くこのスーパーに来づらくなっちゃったじゃないかっ! 明日っから誰が買い出しすんのよっ、まったくも~~~っ」

 怒り心頭とばかり、眉根を思いっ切り寄せた千恵がブツクサ文句を言う。
 早足で踏み出す度に頭の高い位置で縛った蒼いリボンとポニーテールがピョコピョコと軽やかに弾み、蒼のトレーナーとジーンズに包まれた自身の腰を撫でてゆく。

「明日っからは、アンタひとりで買い出し、しなさいよねっ」

「え~、そんな~~。姉さんの、いけずぅ~」

 千恵は紫がかった艶やかな黒髪とやや吊り目がちな大きな瞳、そして小柄ながらメリハリの利いた八頭身ボディが魅力の、若菜の双子の姉である。
 妹とは身長差が二十五センチあり、性格も真面目で、楽天的な若菜とは似ても似つかぬが、宏の妻として、また屋敷の良識(?)として日夜奮闘する面倒見の好い御姐様でもある。

「何だか……私もごめんなさい」

 真奈美も騒ぎの一端となった責任を感じてか、若菜の隣で苦笑いを浮かべ、小さく首を竦める。

「あ、真奈美さんは悪くないです。全面的に悪いのはコイツだから、気にしないで大丈夫です」

「え~~~っ!? 姉さん、横暴~っ!」

 頬を膨らませた妹をスルーし、ひとつ年上だのにいつまでも謙虚な姿勢を崩さない真奈美に千恵は笑みを向ける。

(真奈美さんに沈んだ顔は似合わないからね。いつまでも笑って、あたい達を癒して貰わなきゃね♪)

 千恵を先頭に、三人は食材で膨れた運搬用カート三台をそれぞれ片手で牽きながらロビーフロアへと足を進める。

「ほら! さっさとクジ引いてとっとと帰るわよっ! いつまでもウロウロしてると後ろ指、差されちゃうから」

 食品フロアでの騒ぎ(?)が後を引く千恵は抽選券を翳し、行き交う人を器用に避けながら正面入口を目指す。
 この入口脇のスペースで『恒例! 春の大抽選会!!』なるものが開催されているのだ。

「うっわー、なんか知らんがすっげー盛り上がってんじゃん」

 千恵の呟きに若菜と真奈美も周囲に視線を走らせ、目を見張っている。
 よくよく見ると今日が最終日らしく、着ぐるみ定番のパンダやウサギ、そして鷹、鷲、獅子、水牛、燕、鯉、鯨、虎に龍の着ぐるみまでもが愛嬌を振り捲き、商店街の法被(はっぴ)を着たオジサン達と一緒になって呼び込んでいる。
 どうやら五つある景品のうち、四等以外はまだ当たりが出ていないらしい。

「ほら、丁度七十五枚あるから、ひとり二十五回ずつね。……ま、ひとつでも大物(当たり)が出たら儲けモンだわ♪」

 買い物金額によって抽選券の貰える枚数が変わる(五百円毎に一枚貰える)ので、千恵達のように購入金額が大きいと自然とクジを引く回数も多くなるのだ。

(だからって当たる確率が上がる訳じゃ無いし、これまでも当たったためし、無いんだけどねー)

 喜び勇んで(腕捲りしてまで)ガラポンを回す妹の後ろ姿を横目に、千恵は抽選台の背後に並んで貼られた景品紹介のポスターに目を凝らす……ものの。

(一等の『エコノミークラスで行く、ソウル・ドバイ乗換ヨーロッパ五日間ペア旅行』つったって、あたい達は九ヶ月前にファーストクラスで世界一周したばかりだもんなー。二人だけってのも、あたいらには半端だし。もっとも、宏と二人っきりなら万々歳! なんだろうけど……他の連中が黙って無いだろうしなー)

 周囲の盛り上がり(若菜がクジを引く度に喚声が上がる)を余所に、今の千恵にとって魅力溢れる一等景品とはお世辞でも言い難い。

(二等の『四十インチ薄型液晶テレビ』にしたって、リビングに五十インチのプラズマが既に鎮座してるしなぁ。三等の『巌室(いわむろ)温泉、一泊二日ご家族様ご招待』、……って、宏の実家から車で二十分の場所にある温泉じゃんっ。しかもこの旅館、泊まったコトあるしっ! 既に出た四等の『ロデオ型ダイエット器具』にしたって……宏と騎乗位エッチしてるから誰も必要無いし使いもしない――じゃ無くってっ!!)

 何だかクジを引く楽しみが一気に霧散した……のは気のせいでは無い筈だ。

(相変わらずここの商店街、しょぼい景品だよな~。それにハズレのポケットティッシュを七十五個貰ってもなぁ。しかも温泉以外の景品、去年のクリスマスセールの時の残りじゃねーのか? そもそも、ホントに当たり入ってんのか?)

 どこか見覚えのあるポスター(端が微妙に切れていたり、よれていたりしている)に、眉を寄せる千恵。
 主催者が聞いたら目を三角にしそうな感想を浮かべていたが、ひとつだけ目に留まったポスターがあった。

「他はともかく、アレならまだ使えそうね。でもまぁ五等なんてそうそう当たらんし、とっとと終わらせますかねー」

 若菜と真奈美が完膚無きまでに敗北し(ポケティッシュの山を抱えて意気消沈していた)、残り一枚となった抽選券を係員のオジサンに手渡した千恵はそのポスターをぼんやりと眺めつつ無造作にガラポン抽選器を回した――。


     ☆     ☆     ☆


「……ここ、ホントに俺達の住む市が運営管理する市民プールなのか? ここは中東でアラブの王様が所有するプライベートプールの間違いじゃねぇのか?」

 若菜、真奈美、千恵がクジを引いた、その翌日。
 プールサイドで呆然と立ち尽くし、ポツリと呟くのは宏だ。

 ――錆の浮き出たロッカーに紙コップの自販機が一台。名ばかりのウォータースライダーに小学校と同じ規格で作られた二十五メートルの冷たい屋外プール――。

 市民プールと言えばそれらがデフォルトとして刷り込まれている宏にとって、目の前の光景を疑いたくなるのも無理はなかった。
 右を見るとオリンピックで使用可能な国際規格の五十メートルプールと高さ十メートルの飛び込み台が二つ並んだ高飛び込み専用プール、その奥には水球兼用のシンクロナイズドスイミング用のプールが観客席に囲まれている。
 左を見ると、総ガラス張りの天井と壁に囲まれた広大な空間に背の高い緑の植木がそこかしこに配置され、それら隙間を縫って五種類の急降下(絶叫?)&長距離ウォータースライダーにサーフィンが出来そうな波の立つプール、そして全てのプールを囲うように長々と作られた幅の広い流れるプールに親子向けの浅いプールまで。
 しかも、それら全てが温水だと言う。

(いったい、どこの国の施設だよ、これ)

 生まれて初めて足を踏み入れた市民プールの絢爛豪華さに半ば呆れつつ、ため息もひとつ漏らす宏。
 麗らかな春の陽射しが優しく降り注ぐ明るく温かい屋内には、人っ子ひとりいないのだから。

「あの、千恵姉? 今日は俺達だけの貸し切り、って訳じゃないよね?」

 宏は苦笑しつつ、幼馴染から奥さんへ二階級特進を果たして久しい千恵に顔を向ける。
 陽の光を浴びる真っ赤な紐ビキニと同色のリボンで結った黒髪のロングポニーテールが眩しい。

「あたいも、まさかこんな豪勢なのにここまで空いてるとは思わんかったわ。まぁ、時季外れだし新学期や新年度が始まったばかりの平日で誰も泳ぐヒマが無い、ってコトなんじゃないかな? しかも駅からバスで四十分の距離! ってのがねぇ。だから細かいコトは無視して楽しんじゃえば好いと思う……よ?」

 最後は疑問形になる千恵。
 どうやら千恵自身も、この状況をどう捉えて好いものか考えあぐねているらしい。

「そうだね。昼過ぎに来たのに『本日最初のお客様です。しかしこれ以降の新たなお客様は望めませんのでご自由に楽しんでいって下さい』って窓口嬢が苦笑いしてたもんなぁ。シーズン前のプールって、こんなんなのか? 俺らが泳ぐのはいつも海だったから市民プールなんて初めてだし……真奈美さんと若姉はどう思う――」

 宏は千恵の隣で佇む真奈美と若菜にも視線を向けるが、すぐに尋ねるのを止(や)めた。
 何故なら。

「きゃ~~~、誰もいない流れるプールよ! ウォータースライダー全部独り占めよっ!」

 純白のワンピース水着を纏った真奈美は黒目がちな瞳を爛々と輝かせ、我先にとダッシュし頭からプールに飛び込んだからだ。
 しかも。

「わ~~~~いっ! ついに世界を手中に収めたのじゃ~~~っ♪」

 チョッと(かなり?)意味不明な叫びを上げた若菜も切れ長の瞳をギラ付かせながら真奈美に続いて猛然と駆け出し、高々とジャンプすると尻からプールにダイブする。

「真奈美さんと若姉は家(うち)を出た時から遊びモード全開だったからなぁ。でも、こんなに空いてんのが判ってたら、優姉をもっと強く誘えば好かった」

 宏の頭の中に、留守番を買って出た優の顔がポワンと浮かぶ。
 千恵も二つ年上のお姉様を思い浮かべたのか、小さく肩を竦めた。

「まぁ、仕方無いわよ。優さん、『為替がボクを呼んでいる♪』とか『今日が大儲けの特異日。絶対に逃してはならない!』、って鼻息荒くしてパソコンの前から一歩も動かなかったんだから」

「優姉、時々ネットトレードに熱くなるからなぁ。それに……」

 目を細くした宏の意識が屋敷最年長の女性に向く。

「多恵子さんの水着姿、また見たかったなぁ~♥」

「宏……あんた、いくら多恵子さんが見た目十代だからって、本気(マジ)でロリに走ったんじゃ無いでしょうねっ」

 目の前の女よりもここにいない女に鼻の下を伸ばしたのが面白く無いらしく、千恵が腰に両手を当て眉根を思いっ切り寄せて下から睨んで来た。
 二人の身長差で(百六十九センチの宏と百五十センチの千恵)、いつも千恵が宏を見上げる格好となるのだが。

(わおっ! 胸の谷間がモロ見えっ♪ ……きゃー、上体を動かす度にプルプル揺れてるぅ♥)

 見下ろす形となる宏の視線は必然的(自動的?)に千恵の豊満な二つの丘(八十四のDカップだ♪)と深く刻まれた谷間に吸い寄せられる。

「そ、そそそそそんなコト、ナイデスヨ~。い、いいい今は千恵姉の水着姿にノックアウトされてマスヨー」

「動揺した上にカタカナ発音!? 思いっ切り怪しいわっ!」

 指を突き付け一歩踏み出すも千恵はすぐに破顔し、宏も一緒に笑う。

「ま、多恵子さんは『どうしても外せない用事があるから』ってんで一昨日から田舎に戻ってるから仕方無いよなぁ。明日、戻って来るの待ってたら招待券が無駄になるしね。……多恵子さんには今日の分を後で穴埋めしとかないと」

「そうね。あたいもまさかプールの有効期限が今日まで! とは思いもしなかったわ。これは明らかに商店街の不手際ねっ。なんで期限切れ寸前の招待券を景品に置いとくかなー。今度あのオヤジに会ったら文句言ってやるっ!」

 拳を握り額に青筋立てて目を剥く千恵に、宏はまぁまぁと執り成す。

「でもそのお陰で、こうして空いたプールを楽しめるんだから、善(よ)しとしようよ。ね♪」

「今日来たのだって、たまたま休みになった宏がいたからよっ! これが普段通りだったら誰も来てないわ」

「今時、会社の創立記念日で休み、だもんなぁ。まぁ、朝メシ食べ終えるまですっかり忘れてた俺もナンだけど」

「ふふふ♪」

「あははは♪」

 見つめ合いながら笑う二人。
 いつしか、鼻と鼻がくっ付き合う程にまで顔を寄せ合っていた。
 目の前に愛しき人の美味たる唇があるのだから、当然、する事はひとつだ。

「千恵姉……ちゅっ♥」

「っふん♥ 宏ぃ♥」

 自然と抱き合い、唇をついばみ、舌先を突(つつ)き合い、舌全体で絡み合う。
 互いに抱いた腕で背中や腰をさすり、膝で内腿や股間もさすって温もりと愛を確かめ合う。

(……………………ん?)

 ひとしきり貪り合った所で。
 宏は千恵のキスが徐々に疎かになり、視線もチラチラと背後に向けられているのに気付いた。
 どうやら、今は熱い抱擁よりも誰もいない温水プールに心奪われているようだ。
 背後にある、波の立つプールからは若菜と真奈美の黄色い歓声がローレライの如く、ずっと聞こえてもいる。
 宏は千恵の手を取ると、ゆっくりと流れるプールに向かって歩き出す。

「せっかく千恵姉が商店街のクジで当ててくれたんだ。目一杯、楽しもうね♪」

 照れて頬を紅(あか)く染める幸運の女神を正面から抱き締め、宏はプールサイドを一歩ずつ後ずさる。

「宏♥ ……宏? 何を下がって……って、まさかこのまま飛び込む気じゃ……って、ひ、宏ぃ――――――っ!?」

 最後は絶叫する千恵を両腕の中に収めたまま、宏は背面から煌めく水面に飛び込んだ――。


     ☆     ☆     ☆


 宏と三人の妻達はツーオンツーの水球を楽しみ(守備側となった千恵の脚で腹や股間を何度も蹴られた)、四人揃ってシンクロナイズドスイミングの真似事をし(フィニッシュを決めたら若菜の裏拳が顎をクリティカルヒットした)、高飛び込みでは背筋が凍るスリルを味わい(寄り掛かった真奈美に押されて落ちた)、誰もいないのを好い事に流れるプールを全員で逆泳し(全力で泳いでも位置は変わらなかった)、海とは違う楽しさを心ゆくまで堪能した。
 そしてビル十五階相当の高さから滑り降りる(落ちる?)ウォータースライダー五種類をそれぞれ制覇し、プールサイドに上がった所で。

「って、宏! 出てる! ナニが……半分以上、はみ出てるっ!」

 千恵が慌てたように指差す先には、宏が纏っている黒ビキニ。
 ウェストラインは腰骨よりずっと下に位置し、尻たぶも半分以上、露わになる極小タイプだ。
 言うまでも無く、勃起した男根が収まる容積は、これっぽっちも無い。

「だって仕方無いでしょ! みんな……セクシー過ぎて反応したんだからっ。そもそも、なんで三人ともインナー付けてないのっ!? 付けてないから胸のポッチや股間の一本筋が丸判りで……真奈美さんなんか、白が透けて裸同然だしっ! 今迄我慢してたけど、もう辛抱堪らんって!」

 片手で股間を隠し、三人のセクシー美女を代わる代わる指を差し必死に言い訳する宏。
 しかし片手で隠れる程、小さな宏(?)では無い。
 大きく開いたカリ首は勿論、膨らんだ裏筋や青筋立てた太い竿まで露わになっている。
 セクシーランジェリー同然の艶姿にフル勃起するのは男として正常に機能している証拠だが、如実な反応を黙って見過ごす奥さん達では無い。

「うふふ♪ 誰もいなかったから水着に着替えた時、インナーしなかったの。この方が宏君、断然悦ぶと思って♥」

 目元を赤らめた真奈美の言葉に若菜が頷き、千恵は頬を染める。
 どうやら、始めからコトは仕組まれていたようだ。
 となれば、スル事は限られ、先陣を切る者が現われて当然と言えば当然だった。

「宏ちゃん~。私の競泳水着に発情して、おちんちん出してちゃダメだよ~♥ そんなイケナイ男性(ひと)は~、み~っちりお仕置きしてあ・げ・る~♥」

 片側の肩紐をずらし、湿らせた真っ赤な舌先で唇をゆっくり舐め回しながら若菜が一歩、踏み出して来る。
 身長百七十五センチ、バスト七十八(Cカップだ♪)、ウェスト六十、ヒップ八十八の八頭身のモデル体型を包むのは鮮やかな青が眩しい競泳用水着だ。
 背中は肩から腰に掛けて大きく開いてバツ印に布が通り、股間も腰骨が見える程のハイレグ仕様となっている。
 しかも、プールで濡れた身体に密着しているので押さえられたバストの微かな膨らみや先端の突起は勿論、ヘソの窪みや股間の亀裂までもが一目瞭然だ。

「宏君、元気ぃ♥ ふふっ、今日もたっぷり癒されたいのね。だったら私に、ま・か・せ・て♪」

 身長百六十五センチの真奈美も、ボディーラインが丸判りのハイレグワンピースを纏っている。
 大きく開いた背中と胸元に覗く深く刻まれた胸の谷間が何ともセクシーで、押さえきれない豊かな双丘(八十六のDカップだ♪)が柔らかく揺れてもいる。
 オマケに丸い乳輪のピンクや尖った乳首の紅色が透けて見え、細いウェスト(六十)から続く丸いヒップ(八十三)ラインは頬擦りしたくなる程の美しさだ。

「極小ビキニなんか着ちゃって~、宏ちゃんだって私達に『モッコリ』、散々、見せ付けて来たじゃない~♪ だ・か・ら~、元々の責任は宏ちゃんにあるんだよ~♥」

「わざと見せ付けて無いし、モッコリだってひと回り小さい水着に収めたから不可抗力っ! そもそもこの水着、若姉が渡したんじゃない! ……って、二人ともエッチする気、満々!?」

 逆ギレし、怯える(?)宏へ、舌舐めずりした二人が一歩、また一歩とにじり寄って来る。
 その瞳はすっかりと妖しい光を帯び始め、場の空気は明るく健全なものから妖しく淫靡な空気に取って代わる。

「ふふ♥ ひ・ろ・し・ちぁ~ん♥」

「ひ・ろ・し・くぅ~ん♥」

 鼻に掛かった声は蜂蜜以上に甘く、宏を見つめる双眸は御馳走を前にした空腹の猛禽類、そのものだ。

「みんな、ここじゃダメだって! 若姉!? 何で片乳出してるのっ!? 真奈美さん!? こんなトコでクロッチ絞って割れ目に食い込ませちゃダメぇ! いくらお客いなくても監視員やスタッフはいるし監視カメラだってあるんだからっ!」

 じりじりと後退り、首を横に振る宏に、若菜はあっけらかんとした顔で曰(のたま)った。

「大丈夫だよ~。全ての監視カメラはシステムメンテナンスで今日一杯は機能してないから~。十分おきに巡回する人も各プールの監視員さんや係員さんも今日はいないよ~。私達だけだから自由に使わせて~、自分達は休ませて貰うんだって~♪」

「そ、そう言えばそんなコト、窓口嬢が言ってたような。道理で、売店は声を掛けても暫く誰も出て来なかったしプールサイドにもスタッフを見なかった訳だ……じゃ無くってっ! 何で若姉がそんな裏情報知ってんのっ!? しかもそんな自由気ままな管理で好いのか、市はっ!? 千恵姉、早く二人を止めて……って!?」

 宏の目は、屋敷の良識と謳われる千恵を映し出したのだが――。


     ☆     ☆     ☆


「宏……あたいも……出来れば愛して欲しい♥」

 宏の目の前には、ビキニのトップをたくし上げた千恵がいた。
 どうやら淫靡な空気にすっかりと感化され、毒されたようだ。
 それでも理性がまだ残っているようで、ブラを完全には外さず、他の二人と違っておねだりも控え目だ。
 長い睫毛の瞳を俯かせ、両腕で自分を抱き締める姿はどこかいじらしい。
 そんな千恵だが。

「千恵姉、濡れて……滴ってる」

 明らかにプールの水とは違う、粘度の高い液体が幾筋かに分かれて内腿をゆっくりと伝っていた。
 普段は理知的に振る舞う女性が公共の場で発情している証を目の当たりにし、宏の肉槍は完全にいきり勃つ。
 鋼(はがね)と化した肉棒がビキニパンツのウェストをも押し下げ、完全な姿を現わした。

「し、仕方無いでしょっ! さっきから……宏の……ソコが……モッコリおっきくなってて……その……浮き出た形を散々見せ付けられたら……あたいだって……♥」

 言い訳するも最後は小声になり、真っ赤な顔でモジモジと内腿を摺り合わせる千恵。

「千恵姉っ!」

 誰もいない、誰からも見られていないと言う安心感から、宏は硬い肉槍を構えて目の前の女体に飛び掛かった。
 自分を一途に求めてくれる女性(ひと)を前に、大人な対応が出来る程、宏の理性は硬くはなかった。
 すぐ隣では若菜と真奈美が鳶に油揚げを攫われたとばかり頬を膨らませてブーイングをかましていたが、生憎と自分はひとりしかいない。
 文字通り、指を咥えて待ってて貰う事にする。

「千恵姉……千恵姉っ♥ あぁ……千恵姉のお腹、あったかくてスベスベしてて……気持ち好いっ♥」

 荒々しく正面から抱き締め、唇を貪りながらガマン汁が噴き出す勃起肉を押し付ける。
 大量のカウパー液が潤滑油となり、円滑に動く亀頭が千恵のヘソの周辺をしとどに濡らし、何度も擦り上げる。

「こ、こんな場所じゃイケナイのに……ひ、宏の、熱いっ! ホントに灼けた鉄棒が当たってるみたい! あ、あたいもアソコが熱くなって……でも……ここじゃ……」

 公の場、と言う意識があるのだろう、最後の一線をなかなか踏み込めないでいる千恵の耳元に、宏は口を寄せた。

「今、この世には俺達だけだよ。千恵姉、愛してる♥」

 愛を囁き、耳たぶを甘噛みし、ひと舐めする宏。
 その途端、千恵は大きく身体を震わせたかと思いきやカクッと膝を折った。

「あ、あはは~、嬉しさの余り腰が……抜けた。……………………責任、取ってね♥」

 宏の首に両手を回し、全身で抱き付く千恵の吐息はすっかりと熱くなっていた。

「了解!」

 美人妻の可愛いリクエストに、宏は千恵のボトムを横にずらし、腰の位置を合わせると滾った肉棒を熱く蕩けた蜜壷へ挿入する。
 いったい、いつから蜜が溢れていたのか、千恵の小さな洞窟は何の抵抗もなくヌルリと宏の巨神兵(巨チン兵!)を呑み込んでゆく。

「あぁ~~~、挿(はい)って……宏が膣奥(おく)まで挿って来たぁ~~~♥」

 挿入し、宏の腰の位置が高くなるにつれて千恵の両足は徐々に爪先立ちになる。
 そして竿の根本までしっかりと挿し込んだ所で宏の腰に千恵の両足が自然と回り、駅弁スタイルになった。
 足が長く、小柄で体重の軽い千恵だからこそ出来る芸当だ。

「千恵姉のオマンコ、肉付きの好い割れ目が竿の根本を挟んで……堪らん♪ 一本の深い縦筋が女を象徴してて最高~♪ あぁ……熱くくるまれて……膣内(なか)がうねってる♪」

「はぁん♥ 宏が膣内(なか)で暴れてる~♥ 宏の硬くて熱いのが……深々と刺さって膣奥を擦ってるぅ~~♥」

 うっすらと汗を浮かべた千恵の肢体は朱に染まり、愛液と汗の混じった甘酸っぱい匂いが二人を包み込む。
 粘着質な水音がどんどんと大きくなり、荒い鼻息と混じって辺りに響いてゆく。

「うぅ、千恵姉の膣内、手で強く握られてるみたいで……上手く抽挿出来んっ」

 宏は腰の動きを前後から回転運動に変える。
 白蜜滴る無毛の縦溝を右に左に何度も掻き回し、恥丘で勃起した紅真珠を押し潰して千恵を啼かせてゆく。

「あん、あんっ、ぁはんっ♥ き、気持ち好いっ♥ 気持ち好過ぎて……宏がいっぱい擦れて……もう……イキそうっ♥」

「千恵姉ってば、根本から先端まで万遍なくキュンキュン締め付けて来る♪ そんじゃ、そろそろイッてみようか♥」

 千恵の膣肉の温もりと締め付けをひとしきり堪能した所で。
 深々と結合している事を確認した宏は千恵と繋がったままプールサイドを高く蹴り、正面から流れるプールに飛び込んだ。
 今度は千恵が背面から落ちる格好だ。

「あ? あぁ!? あ~~~~~~っ!! と、飛んでるぅ――――――――っ!?」

 ベッドの上とは違う本物の浮遊感と落下感を味わったのだろう、千恵は両手足に力を込めて必死に掴まって来る。

 ――どばしゃ――んっっ!!――。

 千恵の言葉が終わらぬうちに二人は大きな水飛沫を上げ、水中へと没する。

『ん~~~♥』

『ん~~~ちゅっ♥』

 目と目で通じ合い、唇と下半身で深く繋がったままの二人。
 水中に漂い流されながら、長く濃密な交合となった――。


     ☆     ☆     ☆


「若姉のお尻、キュッと締まってて格好好いね。流石、元スポーツウーマン。鍛え上げた肉体は伊達じゃ無いね♪」

 宏は若菜に手摺りを掴ませると腰を突き出させ、大きく開いた足の間に座り込むようにして股間を舐っていた。
 競泳水着の上から尻たぶに手を這わせて柔らかくも弾力のある肉感を何度も味わい、心ゆくまで頬擦りし、水着と肌の境目を腰から股間に向けて舌先でなぞってゆく。

「はぁん♥ ひ、宏ちゃん、舌の這わせ方がマニアックになってるよぅ~。はひゃんっ! クロッチの上から舐めて来たぁ~♥」

「若姉のパイパンマンコ、水着の上からでも形がハッキリ判るよ♪ グリーンピース大のクリがプックリ膨れてるし、厚みのあるビラビラが大きく開いてあったかいネバネバのお汁(つゆ)もこんこんと湧き出してるし……いつ味わっても牝の生殖器って感じだね。……あ、プールにいる所為か塩素の匂いと味が混じってる♪」

「いゃ~ん♥ 宏ちゃんが私のおまんこ、味わってるぅ~。熱くて荒い息が掛かってるの、判るぅ~~♪」

 水着に包まれたスレンダーな肢体を揺すり、男を誘うかのように腰を蠢かせる若菜。
 高校時代は百七十五センチの長身を活かして薙刀で三年連続インターハイ出場を果たし、腰まで届く濡れ羽色のストレートヘアの清楚な雰囲気と薙刀を振るう凛とした姿が相まって今でも大和撫子と呼ばれている。
 そんな大和撫子が目元を朱(あか)く染め、濡れた瞳で妖艶な流し目まで向けて来るのだから堪らない。

「若姉の長い脚、俺、好きだよ♪ しなやかな筋肉に適度な脂肪も付いてて、こうして舐め上げるだけで興奮するよ」

 宏は膨ら脛から膝裏、内腿と尖らせた舌先を小刻みに震わせながら流れ出た愛液を辿って秘所地を目指す。
 舌の動きに合わせて太腿や内腿を撫でさすり、時折、恥丘や鼠蹊部、尻の割れ目を指先でなぞる事も忘れない。

「ひっ、宏ちゃんの唇と指が~、わ、私をドロドロに溶かすぅ~~♥」

「若姉ったら乳首、ビンビンに勃起させてる~♪ それにほら、舌先で軽く割れ目をなぞっただけで白い愛液がどんどん滲み出ても来る♪」

 伸ばした両手で小指大にまで勃起した乳首を何度も掠め、尖らせた舌先で水着越しに肉溝をゆっくり攻めてゆく。

「ひ、宏ちゃんっ! そ、そんな……触れるか触れないかの力加減で触れないでぇ~! もっと……もっとちゃんと摘んで……しっかり舐めてぇ! いつまでも水着の上からじゃ……焦れったくて狂っちゃうぅ~~っ!」

「ちゃんと……って、ココを? しっかり……って、コッチ?」

「あぁ……っ、宏ちゃん、わざと外してるぅ! わざと性感帯の隙間を攻めてるぅ~っ!」

 指先で乳輪を軽くなぞり、舌先で陰核の周囲を掃くように舐める宏に、声を震わせ泣き声を上げる若菜。
 コンパスのような長い美脚をもどかし気に揺すり、おねだりするかのように目一杯、股間を突き出して来る。

「お、お願いだからっ! 焦らされるの、もうイヤぁっ! 水着めくって乳首とおまんこ、直(じか)に弄ってぇ!」

 髪を振り乱し、半ば裏返った声で訴える美顔は形好い眉を八の字に下げ、切れ長の瞳には涙さえ浮かべていた。
 淫乱な素振りを見せていたのに、いつしかしおらしくなる若菜に、応えない宏では無かった。
 ニヤリと口角を上げ、目の前の柳腰をがっちり掴む。

「それじゃ、直接合体して一緒に落ちよっか♪」

「……え? ……えぇ!? え――――――っ!」

 宏は戸惑う若菜に構わず背面立位(立ちバックだ)で合体し、そのまま若菜を持ち上げると垂直落下型のウォータースライダーに飛び込んだ。
 当然、若菜には何も言わずに、だ。

「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ――――――――――――っ!!」

 若菜からすれば、リュージュをしている気分かもしれない。
 股間で繋がり、下から絡む宏の足と腕で身体をガッチリ押さえられているとは言え、上に乗る若菜にとっては不安定この上無いのだろう、大きな身体が小さく縮こまっている。

「お、落ちる! 落ちてるっ! 堕ちるぅ――――――――――――――~~~~~…………っ!!」

 子宮への強烈な突き上げと実際に落下する無重力感に翻弄される若菜。
 ベッドの上で味わう幻覚とはまるで違うリアルな落下感覚と着水に合わせて膣内(なか)で弾けた大量のマグマに、若菜は呆気無く昇天するのだった――。


     ☆     ☆     ☆


「真奈美さんのオマンコ、いつも脱毛処理されてて肌触りが最高だよ♪ くすみや剃り跡が無い、白磁器のようなツルツルすべすべなパイパンマンコ、俺の唇との相性もバッチリだし♪」

 水着を横にずらし、緩やかな弧を描く恥丘に深々と切れ込んだ女の縦筋を露わにする宏。
 舐るように唇を這わせ、熱い息を吹き掛けて溢れ出る愛液を尖らせた舌先で舐め取ってゆく。

 ――真っ直ぐに切れ込んだ肉溝にはサーモンピンクの陰核包皮と大きく勃ち上がっている紅真珠が覗き見え、皺や捩(よじ)れの無い処女同然な淡い桜色の秘唇が膣孔を囲って佇んでいる――。

 飽きる事の無い、宏が愛して止まない無毛の割れ目だ。

「真奈美さん、俺と千恵姉や若姉との合体を見て随分興奮したようだね。おっきなクリがビンビンに勃ち上がって、中のラヴィアも充血してすっかり肉厚になってる。……あ、ホラ、また膣内(なか)から本気汁が噴き出て来た♪」

 犯(や)る気満々の宏は真奈美を壁に寄り掛からせ、足の間に陣取ると無毛の股間を心ゆくまで弄んでいた。
 濃密な寵愛を受ける真奈美もまた、黒目がちな瞳はすっかりと潤み、汗で光る白い肌は紅(あか)く色付いている。
 小鼻を膨らませ、半開きとなった口からは真っ赤な舌先が覗き、荒い呼吸を何度も繰り返してもいる。

「はぁん♥ 宏君の悦びが私の至高の喜びなのぉ♪ だ・か・ら、私の『女』、好きなだけ見て、いっぱい味わってぇ♥」

「そんじゃ、お言葉に甘えて……かぷっ! ちぅ~~~♥」

 陰核包皮を剥き下ろし、完全露出させた肉芽を愛液と共に延々と吸い上げ、しゃぶる宏。
 唇で紅真珠を挟みつつ、舌先で上下左右に時には激しく、時には掃くように弾いて真奈美を追い込んでゆく。

「はひゃんっ! はぁん! ひぃっ! あハァあっ! イイッ! ひ、宏君の舌、し、痺れるぅ~~~っ♥」

 強烈な性電気を長時間喰らった所為か真奈美は髪を振り乱し、白目を剥き始める。
 真っ赤な舌先が口の端から覗き、身体も硬直し、突っ張って来る。
 宏の肩に置いた手は白くなるまで握られ、どうやらクリトリスアクメに達したまま降りられなくなったらしい。

「らめぇ! イってるっ! 何度もイッてるぅっ!! クリ吸われて……またイグぅ――――――っ!」

 涎と大量の潮を吹き上げ、連続絶頂を極める真奈美。
 小刻みな痙攣を繰り返し、股間は噴き出す体液と宏の唾液でドロドロに溶けている。

「イキっ放しの真奈美さん、アヘ顔も可愛いよ♥ いつも癒して貰ってるから、今度は俺の癒しパワーをあげるね♪」

 カウパー飛び散る勃起肉を上下に震わせ、鼻息荒い宏の言葉に、微かに残った真奈美の理性が「癒しでなくエッチに卑しいパワーだよ、それ」、と突っ込んだのはさておき。

「それじゃ真奈美さん。同時にイクとしますか♪ 俺も真奈美さんの膣内(なか)で盛大に射精(だ)したいし♪」

「……はぃ? ……はぇ!? はわぁ――――――――――――――――っ!!」

 宏は立ちバックで繋がると左腕を真奈美の腰に回し、ウォータースライダーに身を投じる瞬間に側位に変えた。
 しかも、真奈美の頭を右腕で抱え、目の上をそっと覆う形で、だ。
 当然、真奈美は視界を奪われ、暗闇の中を滑り落ちてゆく。

「回って……落ちてる!? 急回転しながら横向きに落ちてッ……真っ暗な中を足から落ちてくぅっ!! 闇に堕ちてくぅ――――――っ!!」

 ここはコイルバネと同じ形をした螺旋形のウォータースライダーなので、他より傾斜角は緩いものの(それでも三十度以上はある)、滑る距離と時間が一番長く、しかも急カーブの遠心力により身体が滑り上がるのだ。

「ぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ――――――――――――――っ!!」

 何も見えない分、より感覚が研ぎ澄まされたのか、真奈美は落下している間、ず~~っと叫喚を上げ続けた。
 宏もまた、着水の瞬間を狙って真奈美に止(とど)めの一発を見舞うのだった――。


     ☆     ☆     ☆


 その日の夜。

「……って、みんな納得してたんじゃ無かったの? 『たかが市民プール、仕事休んでまで行く価値も泳ぐ価値も無い』って言ってたの、誰だったっけ!? 『ちんけなプール如きで学校休む程、私はアホちゃいますー』と曰(のたま)ったの、誰っ!?」

 必死になって抗議するも、尻もちを着いたまま後退りし、背後の壁にピタリと追い詰められる宏。
 そんな怯える(?)ご当主に。

「えぇい、黙らっしゃいっ! そんな楽しそうなプールだと判っていたら、仕事になんか行かないわよっ!!」

「宏先輩、ズルいっ! 安っぽいプールだと思ってたからパスしたのに……非道いっ!!」

 長い髪を逆立てた晶は中指を立てた拳を突き出しながら猛然と吼え、切れ長の瞳をこれ以上無い位に吊り上げた飛鳥もツインテールを蛇のように蠢かせながら詰め寄って来る。
 どうやら二人とも、市民プールのイメージが当初の宏と同じだったようだ。
 当然、宏はほのかと夏穂、美優樹からも猛烈な嫉妬(吊るし上げとも言う)を喰らう。

「宏ぃ! そんな好い場所を独り占めかぁ? 人が汗水流して働いてるのに、イイ御身分だよなぁ? あーんっ!?」

「宏クン! いったい、いつからそんな甘い汁を吸うだけの情け無い生徒に成り下がったのっ! 先生、哀しいわ!」

「宏さんっ。せめて連絡のひとつも戴けたら講義すっぽかして飛んで行きましたのに……朴念仁なんですからっ!」

 眼光鋭くポキパキと拳を鳴らしたほのかに恫喝され、恩師にはハンカチ片手に本気で泣かれ、後輩の妹からは南極よりも冷た~い目で見られる宏。

「そ、そんな、ご無体なっ! みんな仕事と学校があるから行かない、って言うから、行ける俺達だけ
で――」

 この三人も、宏と同じプール像を持っていたらしい。
 滂沱と涙する宏は真奈美、千恵、若菜の三人に視線を向けるが、とばっちりを避ける為か、近寄りもせず助けてもくれなかった。
 逆に、若菜などは嬉々として「実際に堕ちる快感♥」を壊れたスピーカーの如く喋りまくって(煽って!)もいる。
 これでは助けるどころか、嫉妬の炎に大量のガソリンを威勢良く豪快に撒き散らしているようなものだ。

「「「……………………」」」

 唯一、千恵と真奈美、優だけは哀れむような瞳(宏には笑っているように見えた!)を黙って向けるだけだった。
 そして――。


     ☆     ☆     ☆


 戻った多恵子も引き連れ、後日、全員で同じプールへ行くまで宏は針のむしろに座る思いをし続けた。
 しかし、急激な気温上昇&連休初日にぶつかった為に超芋洗い状態&数時間待ちの大行列と相成り、余計に妻達のストレス(鬱憤!)が高まる結果に(当然、憂さ晴らし先は宏だ)なってしまったのだっ
た――。


                                            (つづく)


 ↑↑ 「面白かった♪・良かった♪・エロかった♥」と思われた方はクリックをお願いします♪
      (ランキングサイトに投票され、作者が悦びます♪)

   
| コメント(4) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト

| 本編 | 新婚編 | 番外編 | 総目次 |

【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ 以下の行為は危険ですのでお止め下さい ]
1. 合体したままプールに飛び込む行為
2. 合体したままウォータースライダーに飛び込む行為
3. 合体したまま流れるプールで泳ぐ行為
4. 合体したまま高飛び込み台から飛び込む行為
5. プールサイドで合体する行為
6. その他、水泳以上に健全過ぎる行為


[ 毎度ご愛読戴き、ありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメントありがとうございます♪

 どれも一度はやってみたい……気もしますが、『折れる』危険が甚だ高いのが難点ですね。(^^ゞ
 しかし、流れるプールで『くっついてるカップル』も実際多いし……。(^_^;)

 とまれ。
 各行為は拙小説の中だけでお楽しみ下さいませ♪

 毎回コメントありがとうございます♪ m(_ _)m
 
 

[ 金目10匹 ]
前にも思ったのですが、金目鯛って大きめの方が煮ても刺身でも美味しいですよね。
小さめの奴は大体産地で干物にして出荷するようですが、それはさておき、
小ぶりのもの11匹なら分かるのですが、ナニゆえに10匹なのでしょう。
大き目の奴だと1匹から4人分~6人分取れます。
11人家族で10匹の注文と云うのは、
ちょっと引っかかりました。

料理の詳しそうな作者さん、解説をお願いします。

作者さんの住まいと思われるところで金目獲れますか?
獲れるとしたらちょっと意外でした。


[ いつもお越し戴きありがとうございます♪ ]
ペンギンさん
 コメントありがとうございます♪

 金目鯛は煮付けの方が美味しい……とわたくしは思います♪

 人数ですが、この章では多恵子が帰省し不在なので、夕食は総勢十人となります。
 作中でもっと判り易く表現すれば好かったと反省しております。 m(_ _)m

 因みに、わたくしの住まう地域では「金目鯛」はあまり獲れず、「寒鰤」や「のどぐろ」、「イカ」「鱈」などがよく獲れるようです。

 いつも応援ありがとうございます♪ m(_ _)m
 

【 御意見・御感想の投稿 】



     ご訪問者総数  名様 (2006年 4月~)

<< カルテット(1) | ←←← トップ画面へ戻る | カルテット(3) >>

作品別 目次| 本 編 | 新婚編 | 番外編 | サイトマップ | 

相互リンク| ちょらりんく | おたりんく | 相互リンク

アクセスランキング    [ 管理人専用口 ]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。