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コンチェルト~美優樹(2) コンチェルト~美優樹(2) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「美優樹は宏さんが好きですっ。愛しています! 宏さんの手で美優樹を女にして下さいっ!」

 宏と出逢い、ひとりの男性として意識し始めてから丸六年。
 その想い人の手を取り、胸に秘めていた想いを一気呵成に吐露する美優樹だったが……。

(あれっ!? この後、どうするんだっけ? えっと……確か……あれれ?)

 これまで何度も宏に抱かれるシーンを頭の中で想像し、シミュレートして来たのに肝心な時に思い出せない。
 好きな男性(ひと)を目の前に逆上(のぼ)せ上がり、日頃の冷静さを欠き始める美優樹。
 焦れば焦るほど額と背中に冷や汗がじっとりと浮かび、ドツボに嵌ってゆく。

(告白の後は……宏さんを押し倒すんだっけ? いや、違うっ! 嫌がるフリをしつつ自ら服を脱ぐんだっけ?)

 学問に於いては飛び級を繰り返す程の類い希なる知識を誇っていても、男女間の知識に於いてはまだまだ年相応な十六歳の少女。
 栗色に輝く長いツインテールを振り乱し、口をパクパクさせて狼狽える美優樹に、付き添っていた千恵が面倒見の好い姐御として堪らず口を出した。
 七つ年下の後輩の慌て振りに見ていられなくなったのだ。

「美優樹ちゃん! 告白の後はキスするの! 目を瞑って唇突き出すのよ!」

 まるで、どこぞの女将のように隣から小声で指示するものの、テンパっている美優樹には通じない。

「えっ!? キス!? キス……するの? 誰が? 誰に? ……ほぇ?」

 何の為にここにいるのかさえも忘れてしまう程、混乱を極めるゴスロリ少女。
 もはや、目の前の宏すら目に入らない。
 結果、ベッドサイドで宏の手を取ったまま、彫像の如く固まってしまう。

「えっと……その……美優樹ちゃん? 大丈夫?」

 宏も年下の少女の余りに必死な形相に思わず声を掛けるが、見るからに引き攣っている美優樹からは何のリアクションも返って来ない。
 果たして彼女の想いに応えてこのまま手を引いて胸の中に抱き寄せるか、はたまた押し倒されるのを待つべきか。
 しかし、このまま美優樹の次の行動を待っていたら、それこそ朝になりそうだ。
 だからと言って、彼女の明確な意志が確認出来無い以上、こちらからは手出し出来無い。

「あの、千恵姉?」

 思わず助っ人(?)に視線を向けた瞬間、ポニーテールを跳ね上げた千恵が二人の間へ強引に割り込んだ。
 ツインテール娘の余りのもどかしさに我慢ならなくなったのだ。

「ああもうっ、見てらんないわっ! 美優樹ちゃん! ちょっとどいて! いい? 次はこうするのよっ!」

「……えっ!? あ……千恵……さん?」

 肩を叩かれた衝撃で我に返るゴスロリ娘を余所に、千恵はベッドに半身を起こして横たわる宏に跨り、肩に両手を載せるや否やバードキスの嵐を宏に見舞う。
 首を何度も前後させ、宏の唇に己の唇を重ねる千恵。
 その顔は赤らんでほんのりと上気し、後輩にキスの仕方を教えているようにも、宏との逢瀬を待ち切れなくなったようにも見える。

「ほらっ、ボケッと突っ立って無いでこっち来て! あたいと同じ様にやって見なさいっ」

 吊り上った瞳のまま手招きする千恵に、ゴスロリ美少女は素直に従う。
 その余りに血走った瞳に、ここは大人しく従った方が好いと本能が告げたのだ。

「えっと、こう……ですか?」

 息巻く千恵と場所を交代し、見よう見まねで宏の腰に跨って対面座位の姿勢になる美優樹。
 と、ここで少女はハタと気付いた。

(……って、これまで宏さんの傍にいるだけで舞い上がっていたのに、今はごく自然に宏さんと触れ合えている!?)

 二人の間に薄い掛け布団があり、宏はロングTシャツ、美優樹はゴスロリ衣装を纏っているとは言え、想い人とほぼ密着している事に驚きを隠せない。
 どうやら、頼りになる千恵の存在と的確な(?)指示が美優樹の消極的な性格を忘れさせ、前に進む後押しをしてくれているようだ。
 そう思った瞬間、驚きは歓喜の渦となって美優樹を襲った。

「宏さん……宏さんっ!」

(これまで触れたくても触れられなかった男性(ひと)が、まさに手の中にいる!)

 美優樹は嬉しさの余り、それまで溜め込んでいた感情が溢れ出すのが判った。

(宏さんに美優樹のファーストキス、やっと捧げられるんだ……。嬉しいっ!)

 宏の澄んだ瞳を見つつ、上気した顔を少しずつ寄せる美優樹。
 今の自分を鏡で見たら目尻が下がり、すっかりと頬が緩んでいる事だろう。

「宏さん……♥」

 宏の瞳に映る自分の顔が徐々に大きくなり、好きな男性(ひと)の息遣いも感じ始める。
 しかし、いざとなるとあと数十センチが途轍もなく長い距離にも思えてしまい、思い切って唇を寄せられない。

「そう。そのまま顔を寄せて……って、ほらっ! 宏もボケッと見惚れてないで受け入れるっ!」

 やっと動き出した美優樹に目を細めて満足そうに頷く千恵だが、今度は全く動かない宏にまで指示を出し始める。
 この二人に任せていたら、処女喪失は一週間後になってしまうと本気で思ったのだ。

「美優樹ちゃん。顔を少し斜めに傾けないと鼻が邪魔になるわよ。……そう、そんな感じ。……あ、もう少し顎を上げて……うん。そのまま唇を重ねれば、後は宏がリードしてくれるわ♪」

「あの~、俺の意見は……」

「却下! 今は美優樹ちゃんの想いを成就させる事があたいの使命なのっ! ええいっ! つべこべ言わずにさっさとキスせんかっ! 美優樹ちゃんがお待ちかねよっ!」

 ベッドサイドに仁王立ちになり、細かく世話を焼く幼馴染のお姉様に宏はやれやれと肩を竦める。
 異様にギラ付く瞳を見て、これはもう従う以外に選択肢は無いと長年の経験から悟ったのだ。
 それに、少なからず好意を抱いていた相手との触れ合いに、大いに喜んでいる自分もいる。
 宏は美優樹の澄んだ瞳に映る自分を見ながら、思いの丈をぶつける。

「えっと……美優樹ちゃんの想い、確かに受け取ったよ。俺も美優樹ちゃんの事、好きだ。数年前、出逢った頃は妹みたいに感じていたけど、こうして一緒に暮らしているうちにひとりの女性としか見られなくなってたんだ」

 想い人からの思いもよらぬ告白に、唇が重なるまで数センチを残してゴスロリ美少女の動きがピタリと止まる。
 同時に切れ長の瞳が大きく見開かれ、首から上が見る間に真っ赤に染まってゆく。

(ひ……宏さんが……美優樹を好き? 好きだと言った……!? 美優樹、宏さんから告白……されたっ!)

 両想いになれた嬉しさと喜びで頭が痺れ、早鐘のように脈打つ心臓が今にも爆発しそうだ。

「好かったわね、美優樹ちゃん! 想いが叶って」

 ニコリと微笑んだ千恵は、そのまま宏に鋭い視線を向ける。

「ホラっ! 女に恥を掻かせない! 男からキスして、とっとと次に進むっ!」

 すっかりプロデューサー気取りの千恵。
 どうやら、美優樹の世話を焼く事に生き甲斐を感じ、最後の最後まで面倒を見る腹積もりのようだ。
 その証拠に鼻息も荒く、顔もすっかりと紅潮している。
 宏の返事も聞かず、奥手な後輩へ次々と指示を出している。

「美優樹ちゃんも、いつまでも固まってないでっ。好きな人と触れ合える嬉しさ、悦びを全身で味わって!」

 千恵の心温まる(?)お言葉に、宏と美優樹は再び相手の瞳に自分の姿を見る。
 そして少女は目をそっと閉じる。

「宏……さん♥」

「美優樹ちゃん♥」

 ベッドに落ちる二つの影が、初めてひとつに重なった。


     ☆     ☆     ☆


(あぁ……美優樹、宏さんと……キス、してるぅ)

 顔に掛かる息遣いと、思った以上に柔らかい唇。
 そして伝わる、宏の――好きな男性(ひと)の温かさ。

(キスって、こんなにも気持ち好いものだったのね……。皆さんが毎日、宏さんとキスしてる理由が判る気がする)

 目を瞑り、美優樹がファーストキスの感慨に耽っていると、それを後押しするかのような指示が耳に届いた。

「美優樹ちゃん、少しで好いからそのまま顔を左右に振ってごらん。もっと気持ち好くなれるわよ♪」

「顔を左右に? こんな感じで……って、なにこれ!? 凄く……気持ち好いっ!!」

 薄い唇同士の擦れる刺激が性電気となって全身を走り抜け、思わず目を見張る美優樹。
 すると、超ドアップで宏の顔が目の前に現れた。
 キスの間中ずっと目を閉じていたので、改めて宏との距離を痛感したのだ。

「あぁ……宏さん。好き……好きですぅ……♥」

「俺も好きだよ♥ ……チュッ、チュッ……はむっ」

「宏さん……宏さんっ♥ ……チュッ、はむっ」

 いつしか、宏と同じ唇の動きをしている美優樹。
 軽くついばみ、優しく唇を挟む。
 舌先で唇をなぞり、舌先同士を軽く触れ合わせる。

(あぁ……宏さんとのキス、癖になるぅ♥)

 ベッドに半身を起こした宏に跨り、バードキスを繰り返すゴスロリ美少女。
 愛する男性(ひと)との甘いキスに切れ長の瞳はすっかりと蕩け切り、細い眉と共に八の字に下がってしまっている。
 鼻息もだんだんと荒く、早くなってゆく。
 と、そこへすぐ隣で指揮していた千恵が顔を寄せて来た。

「次のステップは、こうよ!」

 言うが早いか、宏の顔を強引に奪うと舌を突き出し、ディープキスを実演する千恵。
 二人の愛情溢れるバードキスを目の当たりにして羨ましくなり、自分自身が早々に次の段階へと進みたくなったのだ。

「こうして……互いに舌を絡め合って……あむっ……ンフンッ……あぁ……♥」

 わざと口を大きく開け、己の舌使いを見せ付ける千恵。
 宏の舌を吸い寄せ、己の舌を回転させるようにして絡め合う。
 そんな発情した千恵に、美優樹とのキスで昂奮状態になっている宏も便乗する。

「好きな女性(ひと)と舌を擦り合わせると、凄く気持ち好いんだ。だから美優樹ちゃんとも大人のキスをしたいな♪」

 ニコリと微笑む宏に、美優樹はいとも簡単に落ちてしまう。

「美優樹も宏さんと大人のキス、したいですぅ♥ して下さいぃ♥」

 ファーストキスを捧げ、すっかり骨抜きにされたゴスロリ美少女は千恵と宏の言うがままに舌を躍らせ、愛する男性(ひと)の唇を貪ってゆく。

「あむっ……ぴちゃっ……ずりゅっ……んふんっ……ああっ! 舌が擦れて……気持ち好い……」

 呼吸をするのも忘れる程、愛する男性(ひと)とのディープキスにのめり込む美優樹。
 さっきまでの強張った表情はとっくに消え、今や顔を紅潮させて蕩け切っている。
 受ける宏も久し振りに味わう処女の唇にすっかり昂奮し、飽きる事無く長い時間、舌を絡め合う。

「美優樹ちゃんの唇、プリプリしてて……美味しいよっ」

 背中に回した手に力を込め、ギュッと抱き締めて親愛の情を示す宏。
 すると黒のゴスロリ衣装に隠されたスレンダーな肉体の感覚が、それこそ手に取るように判った。
 当然、股間には血液が流れ込んだ立派な塔がそそり勃っている。

「あんっ……宏さん。ずっと前から……その……お尻に硬いモノが当たってるんです……けど……」

 それが何なのか既に知っている美優樹は恥ずかしげに瞳を伏せるが、言い訳(?)する宏より先に千恵が口を開いた。

「ふふっ♪ すっかりヤル気満々、準備完了! って感じね。それじゃ、美優樹ちゃんに宏の真の姿を見せてあげる♪」

 二人の横にいただけに、世話焼のお姉さんは素早い身のこなしで掛け布団はもとより宏の着ていた衣類全てをあっという間に剥いでしまう。
 すると、布団の中とパンツに篭もっていた男の熱い匂いが部屋に溶け出し、二人の女性の身体を包んでゆく。

(きゃっ! ひっ、宏さんの……裸っ! あれが……おちん……ちん!)

 夢では無い、現実(リアル)な宏の裸体に視線が吸い寄せられつつ、女の身体から発する匂いとは明らかに違うフレグランスに思わず深呼吸する美優樹。

(これが男性の……匂い? 想像の中では決して判らなかった、宏さんの……匂い♥)

 宏の、男の発情した匂いを嗅いだ為か、心なしかお腹の奥が熱く疼くのは気のせい――だろうか。
 ベッドには、ゴスロリ衣装の美優樹と、これまたいつ服を脱いだのか下着姿の千恵が宏の腰を挟んで座っている形となった。

「ほら、美優樹ちゃん。これが宏のオチンチンよ。この硬くそそり勃った肉棒が、もうすぐ美優樹ちゃんの膣内(なか)に挿るの」

 千恵が指差す方向には、臍まで届く程に勃起した男根がお腹と平行に横たわり、ビクビクと脈打っていた。

「こっ、こんなに大きいの!? 宏さんの、お……おちん、ちん、って。……ざっと見、長さ百八十ミリ強、陰茎部分は直径四十ミリ弱のやや偏平した円筒形……って感じかな? あれが……ピンク色のヘルメットみたいな部分が亀頭……って言うのね。それに……陰茎全体に浮き出てる青黒い血管が……実に生々しいわ。……そっか、これってよくよく見ると真っ直ぐな棒じゃなくて、若干左に曲がりながら弓なりに反っているのね」

 宏の股間に顔を寄せ、首を左右に傾けつつ男の生殖器に魅入る美優樹。

「この陰毛の生えた、皺くちゃな袋に入っているのが陰嚢……睾丸、なのね。へぇ~、ホントに二つ、ぶる下がってるわ。大きさは……卓球の球……位かしら? しかし、どれもこれもレディコミで読んだ漫画よりもリアルで……全然迫力が違うわ」

 初めて生で見るペニスに、恥ずかしさよりも知的好奇心が湧き上がる少女。
 真っ赤になった顔を少し背けつつも、横目でしっかりと股間を観察し、つい、数的データをも把握してしまう。
 一方、千恵は宏のイチモツに手を伸ばし、嬉々として曰(のたま)った。

「それじゃ、さっそく触ってみようっ! 大丈夫。噛み付かないから♪ 慣れれば可愛いモノよ♥」

 にこやかな顔のまま、何気に珍獣扱いする千恵。
 千恵自身、宏の勃起したペニスに性欲が盛んに煽られ、抑えが効かないのだ。
 それもその筈、本来なら今頃は宏と合体している筈だったのだから。
 後輩の為に先に道を譲り、自分はお預けの現状では当然の反応かもしれない。
 千恵のショーツのクロッチ部分は笹の葉状に大きく濡れそぼり、無毛の肉裂がすっかりと浮き出ている。

「千恵姉ってば、そんなに昂奮して……。って、そこまで強く握らなくても好いのに」

 濡れたショーツに気付き、涎を垂らした犬(?)状態の千恵に宏は思わず苦笑いする。
 しかし、美女二人――しかもひとりは処女――から弄られる快感に浸っているのも事実だった。
 敢えて二人に逆らわず、むしろ大の字になって股間を晒す。
 初めての男に選ばれた嬉しさが、好きな女性(ひと)を抱ける喜びが宏を大胆にもしているのだ。

「美優樹ちゃん。色々と弄っても好いよ。そして納得したら、俺とひとつになろうね♥」

 見られる(?)快感に早くも先走り液を滲ませる宏の肉槍に、美優樹(と千恵)は身体ごとにじり寄り、顔を寄せる。
 舌なめずりした千恵も竿を垂直に立たせ、美優樹が観察しやすいようにする。

「美優樹ちゃん。こうするともっと好く判るでしょ? これが宏のオチンチンの全貌よ♪」

 竿を上に向けた事で勃起した男性器の造形が好く判り、処女娘の視線を釘付けにする。

(なるほど。レディコミの懸賞にあるディルドーやバイブって、これを元にして作ったのね。確かに亀頭の形やくびれ具合なんかはそっくりだわ)

 雑誌に載っていた写真と現物を頭の中で比較していると、オモチャでは絶対にあり得ない現象に気付いた。

「大きく震える度に先っちょから透明な汁が湧き出して……これが俗に言う『ガマン汁』? 何だかプックリと染み出して……可愛い♪」

 すっかり生ペニスに慣れた美優樹は、顔を綻ばせると人差し指でカウパー汁を掬ってみる。

「すごいっ! こんなに糸を引いて……思った以上に男の人の愛液って、粘っこいんですね。それに……この亀頭って、思った以上に柔らかいし弾力もあるんですね」

 何度も鈴口に指を這わせ、溢れ出るカウパー氏腺液を指一本で亀頭全体に馴染ませる美優樹に、宏の快電流はボルテージを一気に上げた。

「うわっ! そんなに……触れるか触れないかの力加減で撫でないで! 焦れったくて……たまらないよ!」

 既に六人の美女と何度も身体を重ねている宏だが、処女の性的好奇心には敵わない。
 ごく軽く触れる微妙な力加減が焦らされる感覚に匹敵しているのだ。

「ふふ♪ それじゃ、もっと力を入れてみようか♪」

 千恵が頃合いとばかり、竿を握る手付きをしてみる。

「あ、これを……握る……んですね」

 思わずゴクリと喉を鳴らす美優樹。
 さっきから、勃起したペニス本体の感触を確かめたくて仕方なかったのだ。
 いくらレディコミや性具の画像を見ても、本物の男根の硬さや熱さ、手触りや匂い迄は伝わって来無い。

「こんなに血管が浮き出て……。ここもこんなに張り詰めて……痛くないんですか? それに、ココに一本の太い筋が走ってます」

 青黒い血管やカリ首、裏筋を人差し指でなぞる美優樹。
 素朴な疑問がゴスロリ少女から向けられるが、我慢を重ねる宏には焦らされている事に変わりはない。
 ペニスに残る疼きに腰を大きく捩ってしまう。

「美優樹ちゃんが触ってくれると、痛みが収まるんだっ。だから……早く握ってみて!」

 仰向けのまま腰を浮かせる宏に、千恵が微笑む。
 焦れったそうに顔を歪める幼馴染の姿が、何とも可笑しかったのだ。

「美優樹ちゃん。こうするのよ♪」

 姐御として、まず見本を見せる千恵。
 しかし、実際はこの張り詰めた肉棒を口一杯に頬張りたいのを我慢しているのだ。

「こうして手筒にして……親指と人差し指で作った輪で、この開いたカリ首を刺激するの♪」

 すっかりとガマン汁で濡れ光る肉棒に手を被せ、上下に扱く千恵。

「あぁ! 千恵姉っ、気持ち好いっ! うぁっ、はぁ~~~っ!」

 するとたちまち部屋にはクチュ、ニチャ……と粘着質な水音と宏の呻き声が響き出す。

「えっと、どの位の強さで握れば好いんですか?」

 鼻先数センチにまで顔をよせた美優樹に、千恵が応える。

「そうね、最初は軽く、優しく握るの。それから徐々に力を入れると宏は悦ぶわ。論より証拠、やってごらん♪」

 目元を赤らめた千恵が手を離すと同時に、こちらも顔を赤くした美優樹の白魚のような指が灼けた鉄棒に絡まった。

「あっ! 熱いっ! それに……すごく硬い……。これが……宏さんの……おちんちん……」

 竿の真ん中を握ったまま微動だにしない美優樹。
 念願叶い、文字通り宏を手中に収めたのだ。

(思った以上に熱くて……火傷しそうだわ……。それに……すっごく硬いっ! 骨じゃ無いのに、どうしてここまで硬くなるの? ……しかも、この灼けた太い鉄棒みたいなのが……美優樹の膣内(なか)に……挿るの!?)

 一瞬、恐怖の感情が湧き上がるが、それを見越したのか千恵が柔らかく微笑んだ。

「その熱さと硬さが、女に悦びを与えるの♥ まぁ、最初は怖く感じて当然よ。落ち着いたら、ゆっくりで好いから上下に動かしてごらん。怖さが可愛さに変わるから♪」

「あ、はい。やってみます。……こう、ですか?」

 実体験に基づくのだろう、千恵のアドバイスに従って手筒をそろりそろりと動かす美優樹。
 その手先を見つめる瞳はすっかりと潤み、ともすると泣いているようにも見える。

「そうそう、上手上手♪ ……そう、指の輪っかでカリ首を擦って……下から上に向けて扱く時に少し力を入れ、上から下へ動かす時は手を緩めるの」

 最初はおっかなびっくりだった美優樹の動きが、ガマン汁と千恵の垂らす唾液によって徐々に早く、巧くなる。

「時々、上下に動かしながら手首を回したり握る力加減を変えたりもするの。そんで、ガマン汁が湧き出したら指を伸ばして先っちょも撫でるの。触るのに慣れたら、今度はここを舐めてごらん。こんな風に♪」

 美優樹に手コキさせたまま、亀頭に唾液で滑(ぬめ)った舌先を寄せる千恵。

「あぅっ! うぁあっ!」

 途端、宏の呻き声と共に肉棒が美優樹の手筒を押し広げた。

「ね♪ ソフトクリームを舐める要領で舌を動かすと、こんな風に宏、悶えながら悦ぶのよ♪」

「凄い……。千恵さんが舐めた途端、さっきより太く、硬くなったわ……。なるほど、そんな風に手と口を同時に使って愛撫出来るんですね。……こう、かしら?」

 黒の衣装を纏い、頭にも黒のヘッドドレスを載せたゴスロリ美少女が顔を真っ赤に染めつつ、ピンク色の舌を張り詰めた男根に伸ばした。


                                            (つづく)

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| コメント(8) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ ]
いつも楽しく読ませていただいております。
これ以上妻が増えて宏は大丈夫なのか?と思いつつも、いろんなキャラクターがいて楽しいですね。
でもあまり増えすぎると一人一人の出番が少なくなりそうで、それだけが心配です。

宏と親しい女性がすべて妻になるのが先か、身体が保たなくなるのが先か、というのは冗談ですが、女性が増えても平和そうなのがよいですね。

続きを楽しみにしております。


[ お越し戴き、誠にありがとうございます♪ ]
beeeeerさん
 コメント&ご愛読、誠にありがとうございます♪

 キャラが増えてもこれまで通り登場致しますのでご安心下さいませ♪
 ……若干、登場間隔が開く場合があるかもしれませんが。(^^ゞ

 とまれ。
 今後ともご贔屓下さいませ♪ m(_ _)m
 
 

[ 美優樹よかったね ]
ようやく、結ばれるところまできましたね。もう後少しです。美優樹頑張ってwww
そして、千恵姉はもうしばらく、我慢を頑張ってwwww

お疲れ様です。次回いよいよですか?楽しみですw

[ いつもご愛読戴き 誠にありがとうございます♪ ]
きのさん
 コメントありがとうございます♪

 いよいよ宏と美優樹が合体(?)します。
 そして千恵姉は……次回をお楽しみに♪

 今後ともご贔屓に願います。m(_ _)m
 
 

[ ]
とうとうここまできましたか・・・!
長かtt(ry
まだまだ純粋な美優樹ちゃん、可愛いですねー///
にしても、千恵姉ww本当は独り占めしたいんじゃwwww?

とにかく、続き楽しみにしてますね
早く飛鳥も見てみたいし・・・・w

[ お越し戴き、誠にありがとうございます♪ ]
馬騎さん
 コメントありがとうございます♪

 長らくお待たせして申し訳御座いません。(^^ゞ
 ようやく(やっと?)新キャラによるエッチシーンに突入です。
 飛鳥・夏穂のエッチシーンも順次掲載致します。

 今後の展開にご期待下さいませ♪ 
 

[ ]
いつも楽しく読ませていただいております。
海外旅行編は何度読み返しても面白いですしお世話にw

美優樹ちゃんのコーチ役は千恵姉が適任でしょうね、優姉とかだと冷静に解説してしまいそうで怖いw
飛鳥ちゃんには、若姉とほのか姉とかの2人組で羞恥心破壊コンポとかw
残った夏穂先生には、残りの3人タッグが恨み混じりの泥試合とかも面白そうですw

こんな変な妄想混じりですが、続きをいつも楽しみにしておりますので今後ともよろしくお願いします。

[ いつもご愛読戴き 誠にありがとうございます♪ ]
どりさん
 コメントありがとうございます♪

 物語を愉しんで戴いているようで作者冥利に尽きます♪
 キャラ分析も的確で、わたくしもタジタジです。(^o^)

 飛鳥と夏穂には誰がアシスト(?)に付くのかは……今後をご期待下さいませ♪
 応援ありがとうございます。m(_ _)m
 

【 御意見・御感想の投稿 】



     ご訪問者総数  名様 (2006年 4月~)

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