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最終更新 '17.-3.14. お知らせ (リンク集)                              | Facebook | Twitter |  リンク集 | ▽ このページの下へ |  ライトHノベルの部屋 恋慕(3)


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恋慕(3) 恋慕(3) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
 宏からのエアメールはこの場にいる三人が同じ想いを抱えていると改めて認識し合う結果となり、リビングは華やかな空気に包まれていた。
 それは女子高の修学旅行――それも消灯後のノリであり、飛鳥と美優樹が宏への好意を明確にしたことが大きく作用していた。

「それにしても飛鳥ちゃん、羨ましそうな顔しちゃって。もしかして、すぐにでもこの輪に加わりたいとか思ったでしょ?」

「な゛っ!! あ、いや、それはっ!」

 ポストカードに写る宏達を指差し、からかいモード全開になった夏穂のツッ込みに顔を瞬時に紅く染める飛鳥。
 その顔は誰が見ても恋する乙女の顔だと判る程に茹で上がってゆく。

「ふふっ♪ 照れちゃってまぁ、可愛いっ♪」

「ええいっ! 寄るな触るなっ!!」

 いつの間に正面のソファーから隣に移動し、かつての宏にしていたように身体ごと擦り寄って飛鳥を抱き締める夏穂。
 好きな人に身体を擦り寄せる癖は今でも健在だ。
 片や、あっという間に抱き付かれた飛鳥は抵抗も虚しくされるがままだ。

「飛鳥ちゃんのほっぺた、プニプニしててあったか~い♪」

「いやっ、頬ずりしないでっ! ああっ、耳たぶ噛まないでっ!!」

「飛鳥ちゃん、敏感~♪ ……それじゃ、こんなところをグリグリッ、とな♪」

「ひっ!? いっ、いやぁ~っ!! ひ、膝でヘンなトコ擦らないでっ! ああっ! 胸に触っちゃ……はぁんっ!」

 端から見れば、まさにタチとネコといった艶っぽい状況に、それなりに性知識のある美優樹もつい魅入ってしまう。

(やだっ、お姉ちゃんったら、抵抗するフリしてあんなに足広げて……しかも気持ち好さそうに身悶えちゃって。あ……夏穂お姉さんも鼻息荒くして顔が上気してる……)

 リビングのソファーで十八歳の美少女と三十歳の美女が抱き合い、長い美脚を絡め合う姿にほんのり目元を紅らめる美優樹。
 しかし、次第に熱を帯び始める二人をこれ以上放って置くわけにもいかないし、このまま放っておいたら自分まで変な気持ちになってしまう。

「お姉ちゃんと夏穂お姉さん、いい加減にしたら?」

「「ひゃんっ!!」」

「二人共、ショーツ丸見え。そんな姿、宏さんに見せられない」

 敢えて冷静に振る舞う美優樹のツッ込みに、夢から覚めたかのように我に返る二人。
 しかも、想い人である名前を出されては黙って無視する訳にもいかない。

「……って、なんで宏クンの名前が出て来るのよっ!?」

「……って、どうして宏先輩がここで出て来るのよっ!?」

 流石、叔母と姪。
 即行でスカートを整えつつ座り直し、息もピッタリに美優樹に向き直る。

「今、この時点でみんなに共通する話題、って言ったら宏さんしかいないでしょ?」

「う゛っ! そ、それは……」

「~~~~っ!!」

 恥ずかしさが一気に込み上げて口籠もる夏穂に、羞恥の涙目で妹を見つめる飛鳥。
 宏に先程までの姿を見られたら、とつい想像してしまったのだ。

「いいの。美優樹も宏さんの事、今でも好きだから。お姉ちゃんや夏穂お姉さんの気持ち判るし」

 ここにいる三人は、いわば運命共同体だ。
 共に手を取って前へ進むことが重要なのだ。
 美優樹の素直で前向きな言葉に、夏穂と飛鳥は思わず大きく頷くのだった。


     ☆     ☆     ☆


「それにしても宏先輩、一挙に六人のお婿さんになったんだね~。凄いわね~♪」

 一旦部屋に戻り、部屋着に着替えた飛鳥がホットカフェオレを啜りながらガラステーブルに置かれたポストカードを手に取る。
 すると隣に座る美優樹が概ね同意するも、姉の天然ボケにやれやれといった顔で首を横に振る。

「お姉ちゃん……お婿さんになったんじゃなくて、お嫁さんを貰ったんだよ」

 妹の至極真っ当な指摘に、対面に座る夏穂も教師の顔になって苦笑いする。

「飛鳥ちゃん……ホントに大学生? 日本語はちゃんと使いましょうね。恥を掻くのは自分自身よ?」

 国語教師だけあって、ちょっとした言葉の誤りに敏感なのだ。

「それにほら、葉書にも書いてあるでしょ? 嫁を貰って一軒家に住んでる、って。……一軒家? 引越ししたんだ」

 夏穂は今年の年賀状に書かれた住所と違う事に初めて気付き、最後の言葉は口の中でごにょごにょと呟いてしまう。
 しかし、飛鳥には叔母の呟きは届かなかったようだ。
 
「そっ、そんなの、どっちも同じでしょっ! 結婚したんだからっ」

 細かいツッ込みをする二人に文句を言うが、背けた顔は仄(ほの)かに赤くなっている。
 自分でも言葉の誤りに気付き、恥ずかしくなったのだ。

「飛鳥ちゃん。もう一回……中学校からやり直す? なんなら、ウチが知り合いの校長に口を利いてあげるわよ♪」

 夏穂は叔母さんと連呼された恨みを晴らすが如く、飛鳥の薄い胸にチラリと視線を送ってニンマリと笑う。
 胸の大きさが中学生並みね、と暗に示したのだ。
 すると、飛鳥は苦虫を噛み潰したように顔をしかめ、子供っぽく無邪気に笑う叔母を(正確には柔らかく揺れるDカップの胸を)睨むのだった。
 そんな二人のやり取りを楽しそうに眺めていた美優樹の、

「お姉ちゃんの負けね♪」

 という台詞は、飛鳥には届かなかった。


     ☆     ☆     ☆


「それで夏穂お姉さん。具体的にどうやって宏さんの許へ嫁ぐの?」

 ソファーに深く腰掛けて宏からの葉書を愛おしげに眺めている夏穂に、美優樹は首を僅かに捻って尋ねる。
 自分の記憶の範囲では、夏穂が宏と直接会ったのは去年、一昨年と宏が年末に帰省した二回だけだった筈。
 もっとも、会うと言っても恩師と教え子という立場のまま挨拶代わりに居酒屋で酒を軽く酌み交わす程度で、それも毎回日付が変わる前に帰ってきたし、まして朝帰りなどしていない。
 これでは男女の一線を越えるイベントをこなしたとは到底思えないし(これはこれで安心した)、普段も夜な夜な電話で話し込むマネ(自分がそうしたいくらいだ)もしていない。
 そんな、どう見ても恋人同士とは思えない状態で、どのようにして宏の妻に納まるのか知りたかったのだ。

(でも、夏穂お姉さんって性格が体育会系のノリだし……)

 この美女は見た目の知的な印象とは裏腹に意外と大雑把な所もあるで「当たって砕けろ」的な面も否めないが、果たしてどうなのだろうか。
 叔母の行動には身内でさえ読めない面が多々あるので姪として、そして一人の女として物凄く興味があるのだ。
 すると、隣でポストカードに写る宏を指でなぞっていた飛鳥も興味津々に割り込んで来る。

「あ、それ、私も知りたいっ! 何か勝算があっての事なんでしょ? 教えて教えてっ」

 まるで宿題を教えて貰うかのような気安さで身体を乗り出す飛鳥に、美優樹は思わず小さく笑みを零す。
 一旦は宏の結婚と言う事実に落ち込んだものの、挫けずに再び宏の妻の座という目標を定めた姉のバイタリティーが頼もしくもあったのだ。
 そんな煌めく瞳で見つめられた夏穂は二人の迫力に気押されつつもニコリと笑い、上体を起こすと組んでいた足を解く。
 と、その時。
 白い太腿の奥で股間に貼り付いた紫色の布切れに深い縦皺が寄る様子を、正面に座る飛鳥と美優樹の目がしっかりと捉えていた。

「うわっ、透けパンツ! やっぱ歳がイッてるだけあってアダルトなの穿いてるんだ……」

(こうして見ると、すごくセクシーなショーツ。……美優樹もあんなの穿いたら、悦んで貰えるかな?)

 飛鳥は夏穂に聞かれたら間違いなく昇天間違い無しの命知らずな事を思わず呟いてしまい、美優樹はベッドで宏に見られた時を想像し、僅かに目元を赤らめてしまう。
 そんな姪っ子の対極的な態度も露知らず、お色気満点の美女は以前から温めていたプラン(宏クンの妻になるぞ大作戦♥ ――夏穂命名)を語って聞かせる。
 それは二人の予想を遙かに超えるものだった。


                                            (つづく)
 
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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ お疲れ様です ]
相変わらず絡まってますね~♪w
しかし、漫才で千恵&若菜に勝てるコンビはいないw
それはともかくとして……もう8月も終わりですね。
時が経つのほんと早いですね~そして、ようやく五輪終わったな~と思いつつも、晶たちのプロフィールを見てみる………あれ?今日は8月27日…うん、合ってる。では、何が問題か……真奈美の誕生日……祝ってなかった~~~!?
すみません!すみません!許してください>_<
言い訳ですが、ここのところ忙しかったので……orz(それでも、毎日来る時間はあるw
えぇ~と、とにかく、残暑はまだまだ続くそうで、お身体にお気を付け下さい♪

[ いつもご愛読ありがとうございます♪ ]
 
きのさん
 コメントありがとうございます♪

 飛鳥と美優樹、そして夏穂を加えた漫才トリオの活躍にご期待下さい! などと言って好いものかびみょ~ですが。(^^ゞ
 本家(千恵&若菜)には無いスケールでお送り出来たら好いな、と思っております♪
 もちろん、エッチぃ場面でも♡

 誕生日ですが、『癒しの真奈美』 だけに笑って許すそうです。

 ともあれ、これからも宜しくご贔屓下さいませ♪ m(_ _)m
 

[ 初めまして ]
最近、面白い小説はないかといろんなサイトをあさっていたら偶然このサイトを見つけさっそく読ませていただきました。読み初めましてみると、すっかり魅力的なヒロシの嫁たちに魅了されてしまいました。次回をとても楽しみにしています。

[ ]
いつも楽しく読ませていただいています
もっと日常生活を読みたいです!

いいな~ヒロクン。モテモテで。
ボクもそれぐらいモテたいな~


[ お越し戴き、ありがとうございます♪ ]
カルマさん
 ご愛読&コメントありがとうございます♪

 お気に召して戴けたようでなによりです。
 九人の美女達による新婚生活をお楽しみ戴けたら幸いです。

 今後もご贔屓下さいませ♪


 --------------

多摩さん
 いつもご愛読&コメントありがとうございます♪

 エッチ生活は勿論、日常生活も描いて参ります。
 ラブラブ新婚生活にご期待下さいませ。

 今後とも宜しくお引き立て願います♪
 

[ 続きが楽しみ ]
僕も好きな人が複数いるので、この小説のようなことがあったらなぁーと思って妄想していますwww

[ お越し戴き、ありがとうございます♪ ]
Hirさん
 ご愛読&コメントありがとうございます♪

 その妄想が実現出来る世の中になると好いですね。
 みんなでラブラブ、そしてハッピー♪
 弊小説は時代の先を見ているやもしれません。

 今後も末永くご愛顧下さいませ♪
 

【 御意見・御感想の投稿 】



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