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発覚(4) 発覚(4) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「あの店では……ただ、買い物をしていただけだよ」

 宏の素っ気無い台詞に妻達は戸惑う。
 何を今更、判りきった事を言っているのだろう。

「いや、だから、そんな事を聞きたいんじゃなくてだな。つまり……あの女性店員との関係をだな……」

 宏を信じるほのかは頬を掻きながら苦笑し、宏を見つめる。
 しかし、視線を合わせても直ぐに上を向いて逸らす宏に、ほのかは晶が言う様な浮気とか女性関係では無く、何か別の事情が有る気配を感じた。
 浮気とか自分達に対して後ろめたい事があるなら視線も俯こうかと言うものだが、今は、はぐらかす視線に近いのだ。
 それに、いつもの宏なら隠し事はせずに全て自分達にオープンにしてくれる。

(宏のヤツ、何をしでかすつもりだ?)

 ほのかが興味深げに宏を見つめていると、焦れた千恵が身を乗り出して来た。
 その表情は涙目になり、今にも泣き出しそうになっている。

「女店員と手を握ってたのは、ホントなの?」

 声を振るわせ、聞きたくない事を聞かなければならない悲壮感さえ漂わせている。
 他の女と手を握り合っていた、と言う事が信じられず、そして我満出来無いのだ。
 しかし、宏の口からは千恵の希望を打ち砕く言葉が発せられた。

「……うん、ホント。でも、やましい事は一切無いよっ」

 小さく頷く宏に、千恵は続けて掛けられた言葉が頭に入って来なかった。
 その女に対して猛烈な怒りと嫉妬心が湧き上がったのだ。

(あたいの……あたい達の宏の手を握るなんてっ!)

 千恵は握り締めた拳の中指を立ててしまいそうになった。
 身の潔白を主張する宏の言葉に、未だに納得出来無い真奈美が問い詰める。

「やましい事が無くて、買い物するのに手を握るの? どうして手を握っていたの?」

 昂ぶる感情を抑える様に、努めて冷静に問い質す真奈美に晶と千恵が同時に大きく頷く。
 それこそ、肝心要の部分が聞きたかったからだ。
 これは無実を信じている残りの三人組も聞きたい部分だ。
 そんな事をするから、浮気の疑いを掛けられるのだ。

「それは……ごめん。言えない」

 宏の申し訳無さそうな声に、無実を期待していた三人組は一瞬で頭に血が昇った。
 今まで宏が自分達に隠し事などしなかったのに、裏切られた気分になったのだ。
 晶はその場で立ち上がり、指を突き付けて宏に詰め寄る。

「何で言えないのよっ! あたし達に何を隠しているのっ!? ヒロッ!!」

 心の底からの絶叫に宏は哀しい表情になる。
 言いたくても言えない、その為に晶達を傷つけている自責の念が宏の心を押し潰す。
 しかし、宏の心中まで判らない真奈美は腰を浮かせて宏を睨み、千恵は俯いて両手をきつく握り締めて全身から哀しさを滲み出している。

「………………」

 暫し無言の時間が流れ、おもむろに宏が口を開いた。

「ごめん。今は詳しく言えない。だけど……あと一週間、待って欲しい」

 頭を下げた宏に、今まで黙って様子を見守っていた優が確かめる様に聞く。

「……ヒロクン、浮気……してるの?」

 ストレートな質問に晶、真奈美、千恵の身体がビクンと震える。
 しかし、宏は苦笑を浮かべて頭を掻く。

「いや、それは無いから。俺、みんな以外の女の人に、興味無いし♪」

 あっけらかんとした言い草に、とうとう千恵が切れた。
 自分達がこんなにも気を揉んでいるのに、それを軽んじる様な態度に腹が立ったのだ。

「おいっ、宏っ!!」

 額に青筋を浮かべて瞳をつり上げたまま立ち上がり、テーブルに勢い良く載せた右膝に右肘を付いて睨み付ける。
 ところが、ミニスカートなのに片足を大きく上げたものだから宏の席からムッチリとした白い太腿の間にピンク色の布切れがチラチラ見えてしまう。
 場にそぐわない扇情的な光景に、思わず宏の視線が釘付けになるが状況がそれを許してはくれない。

「ならっ! 何で他所(よそ)の女の手を握るのよっ!! その訳を言え、って言ってんのよっ!!」

 滅多に見せない千恵の怒りモードに妻達全員が宏への疑問、不信感を忘れて一斉に目を剥く。
 妹の若菜でさえ、ポカンと口を開けて姉の珍しい姿を見つめたものの、双子だけあって直ぐに判ってしまう。
 千恵は宏の心から自分の存在が薄くなったり消えたりする事が怖いのだ。

「千恵姉……。ごめん、一週間後に答えるから、今は言えないんだ。本当にごめん」

 千恵に向って深々と頭を下げる宏に、ほのかと若菜が同時に声を掛けた。

「宏ちゃん、一週間後に何かあるのね? うん、判った♪ それまで待ってるね~♪」

「今は答えられない、って事だな? 判ったよ。オレはお前を信じるっ♪」

 若菜もほのかも、本当は晶や千恵、真奈美と同じ気持ちなのだ。
 それでも、自分の愛する男性(ひと)が待ってくれと言っているのだ。
 ならば、その通りにしよう。
 それが妻としての態度だ。
 二人は互いに目配せし、宏に向けて大きく頷いて了承のサインを送った。

「今……言えない理由も言えないの?」

「宏君、一週間後に何があるの? それも言えないの?」

「宏……」

 しかし、まだ納得出来ていない三人の問い掛けに宏は黙って頷く。
 そして、宏はこう続けた。

「みんなには不快な思いをさせて、本当に悪いと思ってる。でも、信じて欲しいんだ。俺は決して浮気してない。自分の命に誓っても。だから、一週間後に全てが明らかになるまで、今は待ってて欲しい」

 宏の真摯な瞳が揺れる心の三人を射止める。
 こんなに真面目な宏の表情は、愛を告白されて以来だ。

「………………」

 どの位、見つめ合っただろう。
 最初に動いたのは晶だった。

「……判った。あたしはヒロを信じる。この前、仔猫騒動の時に誓ったもの。ずっとヒロを信じる、って。だから、今回も信じて待つわ」

 内心は声高に問い詰めたいのだが、愛する男性(ひと)がここまで言うのだ。
 ここで信じなければ、もはや妻ではいられない。
 晶は宏の妻として、みんなの筆頭妻として、四つ年下の夫の行動を見守る事にしたのだ。

「ありがとう、晶姉」

 宏は晶の澄んだ瞳から視線を外さずに、心から礼を言う。
 そんな二人に千恵も大きな溜息と共に肩から力を抜き、テーブルから足を下ろす。

「判ったわよ……。判ってないけど、判ったわ。宏を信じる。宏がそこまで言うんだから、余程の事なんでしょ? 隠し事の中身。 いいわよ、待ってあげる♪」

 さっきまで萎れていたポニーテールがシャキッと復活し、千恵が大きな瞳で見つめて来る。
 長い付き合いだけあって、宏が好い加減な事をしたり、言っていないと判ったからだ。
 宏は千恵の真っ直ぐな視線を正面から受け、深々と目礼する。

「真奈美さん……」

 宏の声に真奈美はビクンと身体を震わせ、上目遣いで見つめて来る。
 その視線はパニックになった仔猫が親猫を頼る様な、縋る視線だった。

「真奈美さん、納得出来無いのは判るよ。俺も都合の好い事しか言っていない事も。でもっ……」

 尚も言い募る宏に真奈美が人差し指を立てると自分の唇に宛がい、宏の言葉を封じる。
 そして宏を見つめたまま、大きく頷く。

「私も信じるわ、自分が好きになった男性(ひと)を……宏君を。……だけど、こんな思いをさせるのはこれっきりにしてね」

 それに、好きな人を信じられない女だと思われたくないもの、これ以上駄々を捏ねて嫌われたくないもの、と心の中で続ける。
 大きな瞳に薄っすらと光るものを浮かべた真奈美に、宏は力強く宣言する。

「ありがとう。一週間後に全て明らかにするから、それまで期待して待ってて♪」

 宏の一言で、リビングに漂っていた重苦しい雰囲気は取り敢えず一掃された。

「今日はオレが背中を流してやるよ♥」

 ほのかは宏の手を引いて仕事の疲れと汗を流す為に風呂場へと連れてゆく。

「それじゃ、こっちはお皿を並べちゃいましょう」

 千恵は真奈美と若菜を伴って夕食の支度を再開させる。
 晶は優に肩を叩かれながらも複雑な面持ちになっている。

「……お姉ちゃん、信ずる者は救われる、ってね♪」

 そんな中、若菜が食卓におかずを並べながら誰に聞かせるとも無く呟いた。

「ところで宏ちゃん、いったいお店で何を買っていたのかしら~?」

 その後、六人の妻達は不安と期待に満ちた日々を過ごす事になった。


                                            (つづく)

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