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発覚(3) 発覚(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏は気分も上々に屋敷の門をくぐる。
 ここひと月余りの間に思い描いて来た筋書きが着実に進み、あと一歩で成就出来る所まで来ているからだ。
 ところが……。

「ん? 晶姉に……ほのかさん?」

 宏が門をくぐると直ぐに玄関の扉が勢い良く開き、瞳を吊り上げた晶とほのかが突進して来たのだ。
 その余りの剣幕に宏は既視感を覚える。

(そう言えば、仔猫騒動の時も、確かこんな風に腕を取られて……)

 のんびりと回想に耽る宏を余所に、二人は息もピッタリに宏の両腕を抱え込み、引きずる様にして宏をリビングへと連行する。

「な、何々? どうしたの??」

 宏は流石に前回とは違う雰囲気が漂っている事に気付いた。
 第一、この時間なら本来晶とほのかはまだ帰宅途中な筈だ。

(なのに、二人揃ってここにいるのはどうして? それに……)

 リビングには何とも重苦しい空気に包まれ、妻達の表情が一様に引き攣っているのだ。
 そんな中、いぶかしむ宏に一歩進み出た優がいつもの微笑で迎えてくれた。

「……ヒロクン、お仕事お疲れ様。まずは座って」

 いつもの一人掛けソファーに宏が座ると、ガラステーブルを挟んで左右に置かれた三人掛けソファーに妻達も腰を下ろす。
 宏から見て左手前からほのか、優、若菜の順に座り、右手前から晶、真奈美、千恵と座る。

「……あのね、ヒロクン。ヒロクンに聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

 優がみんなの顔を見回してから口を開くと、妻達の視線が一斉に宏に集中する。
 その五人分の眼力に宏は思わずたじろいでしまう。
 特に、右側に座っている三人からは殺気とも取れる黒いオーラがムンムンと出ているのだ。

(な、何だ? 俺、この三人になんかしたか?? 夜のローテーションは……すっ飛ばしてないよな)

 宏はここ最近の妻達との夜のお務めを思い出す。

(晶姉と真奈美さんと若姉は昨夜だったし、一昨日(おととい)は優姉と千恵姉とほのかさんと若姉だったし)

 思い出すも何も、みんな中二日と空けずに宏と交わっているので、おざなりにされて怒っているとは考え難い。

(いってらっしゃい、のキスもちゃんとしてるし、おかえりなさいのキスも……今日は無かったけど、毎日してるし……)

 よもや、銀座での一件を晶に目撃されたとは思ってもいない宏は首を捻る事しか出来無い。
 片や、左側に座る三人は普段通りの表情なのだが、向い側に座る三人に対して時折、哀れむ様な、それでいてきつい視線を向ける事がむしろ気に掛かる。
 まるで何かで対立しているかの様な雰囲気なのだ。

(三対三で喧嘩でもしたのか? それとも、何か意見の分かれる様な事態が起こっているのかな?)

 それがよもや自分の事だとは知る由も無い宏は妻達の反応に戸惑うばかりだ。

「……それじゃ、ヒロクン」

 優が身を乗り出して口火を仕切る。
 宏は珍しい物を見るかの様に瞳を大きく見開いて優を見てしまう。
 優がみんながいる場所で仕切るなど、初めての事だからだ。
 家族会議など、みんなが集まる場面では晶か若菜がいつも中心となっていたので、物凄く新鮮に映ったのだ。

「……率直に聞くね。今日の午後、銀座で何をしていたの?」

 その瞬間、優の冷静な声が氷の棘となって宏の胸に突き刺さる。
 一瞬で血の気が引き、思わず身体全体が強張ってしまう。
 喉が凍り付き、声を発する事や呼吸さえ上手く出来無い。

(な、何故……どうして……知っている?)

 顔に出たのだろう、優は続けて尋ねる。

「……お姉ちゃんとほのかさんが見たの。ヒロクンが銀座のお店にいる所を」

 宏は今、自分が座っているのか立っているのか、どこを向いているのか、何を聞いているのか、全ての感覚が判ら無くなってしまう。
 まるで光と音を遮断するカプセルに放り込まれ、シェイクされて無重力空間に放り出されたかの様な感覚なのだ。
 そんな宏の状態に、晶は哀しげな声を洩らした。

「やっぱり、ヒロは……」

「まだ判らんだろっ! まだ話を聞いてないっ!」

 晶の低い声を打ち消す様な、ドスの効いたほのかの声が重なる。
 場の緊張が一気に高まり、宏に向けられる視線の圧力も格段に高くなる。

(見られた!? あの店にいる所を見られていた!? む~~~、拙いな……)

 宏の思考が徐々に動き出し、顔色にも血の気が戻って来る。
 そんな宏に優が再び声を掛ける。

「……ヒロクン。ボク達は真実が知りたいの。ヒロクン、お店で何をしていたの?」

 あくまで冷静な声を出す優だが、心中は穏やかにはいかなかった。
 好きな男性(ひと)を責める様な形になり、気が滅入ってしまう。
 優としては、宏が自ら話すまでは事を荒立てたくなかったからだ。

「ヒロ、女性店員と手を握ってたでしょう? あたし、見たのよ」

「宏、あの店であった事を教えてくれっ!」

 晶の声は既に力無く、うわ言の様な有様で、まるで宏の浮気が決定しているかの様な口振だ。
 ほのかは逆に力が篭り、無実である証拠を知りたがっているのがありありと判る。

(……そうか。みんな、俺が店であの店員さんの手を握った理由を知りたがっているのか。……それで俺の浮気を疑う三人と無実を信じる三人に分かれたのか)

 宏はようやく、このリビングに漂う雰囲気の正体に行き着いた。
 事態の詳細が判り、冷静さを徐々に取り戻す。

「あの時、あの店では……」

 みんなが見つめる中、宏の重い口が開いた。

                                            (つづく)

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ た、たまんない ]
いとおしい妻が居ながらサプライズでいたのではないかと思う読者のじぶん サプライズって現実でも悩みます 自分は高校時代 2、3ヶ月バイトして彼女にペアリングぷれぜんとする計画でコミュニケーションあまりとらずにいたら…渡す日に彼女が家に着ておもいっきり浮気を疑われしまいには泣かれて姉や妹に最低言われ 学生の頃戻れるなら ちゃんと話せば不安柄なかったと思う自分が 読者が居ます(汗)

[ 毎度ご贔屓ありがとうございます♪ ]
凪さん
 コメントありがとうございます♪

 サプライズは隠し立てする加減が難しいですね。
 仕掛け(サプライズ)が大掛かりな程、隠し立てする範囲が大きくなり不自然な態度に陥り易いですし。(^^ゞ
 まぁ、何事も程々が丁度好い、と言う感じでしょうか。
 
 拙小説をご贔屓戴きありがとうございます♪ m(_ _)m
 

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