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発覚(2) 発覚(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「なんですってぇ~~~!? 宏が浮気~~~っ!?」

 千恵の絶叫が屋敷中に轟き、生垣や庭の梅の木、屋根に止まっていた小鳥達が一斉に飛び上がる。
 夕食の仕込みをしていた千恵と若菜、真奈美と優は慌てて帰って来た晶とほのかから事の一部始終を聞かされたのだ。

「それって、ホントに宏君本人だったんですか? 似た人では無く?」

 にわかに信じられない真奈美は眉根を寄せ、晶とほのかの思い違いでは? と暗に責め立てる。
 世の中には顔形の似た人間なぞ、幾らでもいるからだ。
 それが人混みの中で、遠目に見ただけなら尚更だ。
 そんな事で宏を疑う訳にはいかない。
 それに、自分の夫を簡単に浮気していると決め付ける晶に不快感も覚えたのだ。
 優も同意見なのだろう、真奈美に頷くと懐疑的な視線を姉の晶に投げ掛ける。

「……お姉ちゃん、ちゃんと確かめた? その人がヒロクンだと言う証拠はあるの? 会って話してみたの?」

 千恵もブンブンと首を縦に振り、優と真奈美に同意見だと意思表示する。
 余りに突拍子も無い事態に声も出ないのだ。

「う゛っ!! そっ、それは……っ。確かに、遠目に見ただけだし、話もしてない。……車を降りて確かめる、って事を完全に忘れてたのよ。……あたしも驚いたから」

 言われてみればその通りなので顔を俯け、言葉も徐々に尻つぼみになる。
 しかし、見た事は事実なのだ。
 晶は顔を上げ、声高に叫ぶ。

「……けどっ! 好きな男性(ひと)を遠目とは言え、見間違う事は無いわっ! 絶対に無いっ!!」

 自信たっぷりに言い切った晶だが、それは取りも直さず宏が浮気(?)した証明にもなってしまう事に気付き、一気に落ち込んでしまう。
 それをきっかけに、妻達の間で論争が勃発した。

「宏は東京での生活が長いから……もしかして、あたい達が来る前に知り合っていた女性(ひと)と……」

 どんどん悪い方へと考えが傾くのは千恵だ。
 それは肝心な部分で自分に自信を持っていない裏返しでもあった。

「宏君……嘘だよね!? 信じられないわ……」

 真奈美は宏を信じたいとは思うものの、自分より遥かに付き合いの長い晶が言い切ったのだ。
 店員とは言え人前で手を握るなど、相手の女とは既に深い仲なのかもしれない。

 ――見つめ合う二人、徐々に近付く二人――

 そんな場面を想像し、頭に血が昇ってしまった真奈美は正常な判断も出来ないまま宏をその辺にいる一般的な尻軽男と同一視してしまう。

「ヒロ……なんて事をっ! あたし達はいったい……何なのっ!?」

 宏の行為を目の当たりにした晶は怒りや悲しみといった感情が胸の中で渦巻き、紅蓮の炎となって自らを焦がしてゆくのが判った。
 それは自分達より相手が選ばれたと言う、絶望感にも似たものだったかもしれない。
 晶はもう一度、その時の様子を思い出す。
 何かの間違いだったと、自分の勘違いだったと思いたいが為に。
 しかし。
 自分の知らない女と、嬉しそうに笑いながら差し出された手を握った宏を確かに見たのだ。

(ああ……ヒロ……)

 これが浮気でなくて、なんなのだろう。
 晶は目をきつく瞑り、今迄で最も深い、二十五年の人生で一番深い溜息を吐いた。
 そんな中、宏の潔白を信ずる妻もちゃんといた。
 若菜と優、そしてその場にいたほのかだ。

「姉さん~、宏ちゃんにそんな甲斐性無いよ~。第一、私達がこっちに来てから、宏ちゃんにそんな浮気してる気配、少しも無かったじゃない~」

 姉の落ち込む姿に苦笑しつつ、少しも宏を疑っていない若菜に、ほのかも大きく頷く。

「アイツは、そんな好い加減なヤツじゃないっ! 確かに手を握ってはいたが、それが即、浮気にはならんだろうっ! 何か、事情があって手を握ったのかもしれんじゃないか!」

 鼻息も荒いほのかに続き、優が晶に向かって口を開く。
 それは姉を始め千恵や真奈美の興奮を鎮め様とするかの如く、静かに、落ち着かせる様に、ゆっくりと、それでいてハッキリとした口調だった。

「……ヒロクンはボク達を決して蔑ろにしない。それは出逢ってから今までを振り返れば簡単に判る事。ほのかの言う通り、手を握っただけでヒロクンが浮気したとは言えない。直接、ヒロクンの口から事情を聞くまでは、ヒロクンは無罪」

 優の台詞に千恵、真奈美、そして晶の心が揺れる。
 晶が見た事は事実だが、それ以外は推測の域を出ていない。
 状況証拠だけで即浮気とは言えないし、信じたくも無い。
 もしかして、と言う懐疑心と、宏は無実、と信じる心がせめぎ合い、どうしたら好いか判らなくなる。

「……ともかく、すべてはヒロクンが帰ってから。ね、お姉ちゃん。それまでは無用な推測は駄目だからねっ!」

 妹の、優のいつに無い迫力に晶はただただ、頷く事しか出来無かった。


     ☆     ☆     ☆


「さてと。これで全て完了、っと♪」

 宏は昼で仕事を上がり、各所で所用を済ませて最後に銀座に来ていたのだ。
 よもや店にいる所を見られたとは思いもしない宏は気分も上々に銀座を後にし、みんなの待つ家へと向う。
 今から帰れば、定時で仕事を終えた時間と符合するから怪しまれる事も無い。

(今夜のおかずは何かな~♥)

 晶とほのか以下、四人の妻達が手ぐすね引いて待っているとは露知らず、宏は郊外へ向う電車に乗り込んだ。


                                            (つづく)

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