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迷子の仔猫ちゃん(3) 迷子の仔猫ちゃん(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「う~、疲れたぁ~。流石に十四時間勤務は堪えるわ。でも、ここからはシャンとしないと……」

 宏は疲れた身体に鞭打ち、無理矢理背筋を伸ばして屋敷の門を潜る。
 背中を丸めて顔を俯け、身体全体で疲れを表したまま門を潜るとそれがそっくりモニターテレビに映し出され、妻達に要らぬ心配を掛けてしまうのだ。

「男としてみっともない姿は見せたく無いしね~」

 この家にはうら若き女性(と言わないと晶が怒る)が六人住んでいるので、宏が自己防衛用にと、様々な防犯設備を整えた。
 そのひとつが門に設置した赤外線センサーだ。
 これは門柱の上下四箇所(膝と胸の高さ)にセンサーを設け、人が入ると屋敷中にチャイムが鳴り、同時に玄関に設置した監視カメラ(暗視機能付)が門から玄関まで歩く姿を各部屋とリビング、台所に設置した液晶カラーモニターテレビ(小型の五インチだ)に映し出すのだ。
 これなら屋敷の何処にいても誰が来たのか直ぐに判るので妻達に大好評だった。
 勿論、玄関には来客用のカメラ付きドアホン(これもモニターテレビと繋がっている)がちゃんと設置されている。

(今日のおかずは何かな~♪)

 空腹状態の宏が夕食を思い描いていると、センサーが正常に作動している証拠に玄関の灯が点り、ドアのガラス越しに鍵を開けてくれている人影が写る。
 ところが宏が玄関に辿り着く前に、晶と真奈美が先を争う様にして転がり出て来た。

「ヒロ、お帰り♪ 疲れてる所悪いんだけど話があるの。来てっ」

「宏君、夜遅くまでお仕事お疲れ様♪ ちょっと相談があるの。お願い出来る?」

 驚く宏を尻目に開口一番切り出した晶は宏の右腕を、真奈美は左腕をそれぞれ自分の胸に抱えると宏を屋敷へと連れ込んだ。


     ☆     ☆     ☆


「なるほど~、そんな事があったんだ~」

 宏は先に風呂で一日の汗を流し、それから晩酌を傾けながらリビング(宏一人だけの夕食なのでダイニングから移った)で事の次第を詳しく聴いた。
 晶は宏の左手にある三人掛けのソファーに、真奈美が右手のソファーに座り、優が晶の隣に、ほのかが真奈美の隣に座ってそれぞれを弁護(擁護?)する。
 千恵は宏の座っている一人掛ソファーのすぐ左に座ってビールを注ぎ、若菜は宏の食べるスピードに合わせておかずを温め直してくれている。

「ったく、みんな、何で猫に甘いのよ。怪我したって、ンなモン、人が手を出さなくても舐めれば治るわよっ」

 動物の事は動物に任せなさいよ、と晶の非難する視線が真奈美、ほのか、若菜に注がれる。

「仔猫一匹位、大目に見ろよ~。好い女はその位の器量持ってるぜ~♪」

 真奈美に代わってほのかが傷付いた仔猫を保護して何処が悪いとばかり、晶の視線を撥ね返す。

「宏……」

 千恵の疲れ切った声に振り向くと、宏が帰って来るまで、ず~~~っとこの調子だったの、と諦め顔で訴える。

「で、どっち付かずになって俺にお鉢が回ってきた、と」

 宏は笑いを堪えつつ、グラスのビールを呑み干すとみんなの顔を見回した。
 最初は何事かと思ったが、仔猫の保護で意見が分かれていると聞き、余りのほのぼのぶりに可笑しくなったのだ。
 しかしどの顔もすがる様な目になっていて、自分一人笑ってばかりもいられない雰囲気だ。

「まぁ、どちらも間違ってはいないよね~。真奈美さんの想いも、晶姉の想いも。優姉の判断も仔猫の命を救ったんだから、この場合ベストだったと思う」

 真奈美は自分が困り果てている所を宏に助けられたと言う経験から仔猫と自分を重ね合わせている部分があり、晶も猫にまつわる忌まわしい(と本人が思っている)記憶があるのでどちらも譲れないのだ。
 優の判断も、真奈美が仔猫を見つけた時点で人の手に掛かったと見れば、怪我の治療だけでも認めた事は正解だと言える。
 ところが宏の余りに中立的な言葉に一同拍子抜けし、ぎこちなく頷く。
 仕事での疲労が窺える宏に「だから困ってるんじゃないっ!」とは流石に突っ込めない。

「今結論を出さないと明日以降影響しそうだし……少し寝るのが遅くなるけど、いい?」

 若菜が宏の右隣に座り、宏が確認すると全員が一斉に頷く。
 その顔は「宏の方が身体に影響するから無理はしないでっ!」と訴えているのだが、自分の事にはとことんニブチンな宏にはそこまで判らない。
 宏は疲れとビールの酔いで回転の鈍くなった頭を必死になって稼動させ、お裁きを言い渡す。

「仔猫は怪我が治るまで、もしくは親猫が現れるまで真奈美さんが中心になって世話をしてあげて。優姉と千恵姉は出来る範囲で好いから協力してあげて。晶姉は……」

 晶の悲しみに揺らぐ視線が宏の心を射抜く。

「ノータッチで好いからさ。真奈美さんも、仔猫が晶姉に近付かない様に気を付けて欲しい」

 半ば予想通りの判決に真奈美以下、仔猫保護賛成派は盛り上がるが、晶だけは渋い顔だ。
 宏が自分の猫嫌いを知っているからこそ反対してくれると思っていただけに、落胆、悔しさ、悲しさで心が一杯になる。

「……お姉ちゃん」

 優の切なげな視線を外した晶は一人静に立ち上がり、宏をリビングに残したまま自分の部屋へと足を向ける。

「明日も早いから寝るわね。おやすみ……」

 力無く告げ、リビングから逃げる様に立ち去る晶の背中を見たほのかが、頬を掻きつつバツが悪そうに呟く。

「ありゃ、相当参っているな。……ちょっと調子に乗り過ぎたかな」

 宏はほのかには応えず、千恵の注いでくれたビールを一気に呷ると箸を置いた。

「若姉、千恵姉、ご馳走様♪ 今日も美味しかったよ♥」

「宏ちゃん、もういいの? あんまり御飯食べてないよ~? そんなんじゃ体力持たないよ~」

 若菜が心配気に形好い眉を寄せ、宏の肩に手を置くと妻達も口々に同調し、周りに集まって来る。

「大丈夫。その分、朝と昼御飯でカバーしてるし。それと……」

 心配を掛けまいと微笑んだ宏は一同を見渡し、ひとつ提案をする。

「今夜から俺、晶姉と一緒にいてやろうと思う。この件が落ち着くまでは傍にいてやりたいんだ」

「そうしてあげて。あんなにしょげた晶さん見たの、初めて」

「……お願い。お姉ちゃんを慰める事が出来るの、ヒロクンしかいない」

 宏は心配そうに顔をしかめる千恵と縋(すが)る様な視線を向ける優を順に抱き締め、頬にキスして「任せて」と頷くが、今夜が夜のローテーションに当たっていた若菜は大いに焦ってしまう。
 今夜は朝まで宏と二人っきりの時間を楽しもうと思っていたのに、このままでは自分がお預けを食ってしまうではないか。

「ちょっと、宏ちゃ……あ゛う゛っ」

 頬を膨らませて宏に文句を言おうとした瞬間、真奈美に左足を踏まれ、ほのかからエルボー(肘打ち)を右脇腹に食らって息を詰まらせ黙り込む。
 頼むからこれ以上話をややこしくするな、宏をこれ以上疲れさせるな、と言う事らしい。

「あの、私が言う事じゃ無いですけど、晶先輩をお願いします」

「まぁ、頼むよ、宏。晶にへそを曲げられたままだと、みんなの気分が好くないし」

 真奈美は自分が熱くなってみんなを巻き込み、挙句の果てに晶一人を悪者にしてしまったかの様な状況に罪悪感を受けてしまう。
 ほのかも頭ごなしに反対する晶に思わず反発し、対抗してしまった事に反省し、小さく頭を下げる。

「うん、判ってる♪」

 反省しきりの二人に「大丈夫だよ♪」と唇に軽くキスをし、宏がリビングから出ようとした時、お腹を抱えて蹲っていた若菜が復活し、お気楽な声で呼び掛けた。

「宏ちゃ~ん、私も後で行くからね~♥ だから私の分の精液、たっぷり残しておいて€×♭γ#$……きゅぅ~」

 髪を逆立てた千恵のラリアットをまともに食らった若菜は翌朝まで目覚める事は無かった。


                                            (つづく)

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【 お寄せ戴いた御意見・御感想 】

[ 素晴らしい!! ]
つい面白くて二日で読破してしまった^^;
六人の若美人妻たちが活き活きとしていて楽しく読ませていただきました・・・・【番外編】では涙ぐんでしまったほどに・・・。
これからもがんばってください^^v

[ ↑ 応援ありがとうございます♪ ]
 
 コメントをお寄せ戴き、誠にありがとうございます♪
 また、過分にお褒め戴き恐れ入ります<(_ _)>

 これからも夢と感動(←チョッと大袈裟・笑)をお届けできる様、 
 ガンバって執筆してゆきます♪

 今後とも 「ライトHノベルの部屋」 を御贔屓に願います♪
 

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