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最終更新 '17.-3.14. お知らせ (リンク集)                          | Facebook | Twitter |  リンク集 | ▽ このページの下へ |  ライトHノベルの部屋 2016年01月


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     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


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ララバイ(4) ララバイ(4) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「優姉。ちょろっと相談……と言うか、手伝って欲しい事がある――」

 多恵子のご懐妊発表から数日後。
 閉め切った窓の外は冬の風が荒々しく舞い踊り、屋敷を囲む雑木林や竹林からは枝葉の揺れる音が頻繁に耳に届く、そんな夜。
 夕食後の団欒を終えた宏は、自室へ引き上げる妻十人の背中のひとつに、そう声を掛けた。
 すると。

「……うん、判った。ボクの全身全霊を以て協力する。で、何をどうすれば好い?」

 こちらが最後まで言わぬうちに、四歳上の従姉はクルリと振り向くや切れ長の瞳を煌めかせ、口角を上げて擦り寄って来た。
 その素早さたるや、まるで散歩へ行こうと誘った直後に尻尾を大きく振って飛び掛かって来る子犬を彷彿とさせた。

「――って優姉! 俺、まだ用件言ってないし」

「……聞くまでもない。ヒロクンが成す事なら、ボクは悦んで手伝うし尽力する」

 シャギーカットのショートヘアを小さく揺らし、薄手の蒼いトレーナーと黒のハーフパンツを纏った従姉の端整な顔が真正面に迫る。
 その距離たるや、唇をほんの少し前に出せばキス出来る程だ。

「優姉、近いって」

「……ボクは気にしない。ヒロクンも気にしなくて好い」

「優姉……」

「……ヒロクン」

(そんな熱い瞳で見つめられたら、俺、我慢出来無くなるって)

 常日頃からクールな表情を崩さず淡々とした物静かな言い方が特徴的な優だが、今回は珍しく熱の籠もった喋り方だし頬も紅潮させている。
 しかも優の身長はこちらより四センチ低い百六十五センチなので、傍から見れば、おでこをくっ付け合っている恋人同士のように見えるかもしれない。
 優の透き通った瞳に自分が大きく映り、肌に感じる優の熱い吐息が性電気となって全身を駆け巡る。

(その上、わざとオッパイ当てて来てるし)

 スレンダーボディを有する従姉の慎ましやかながらも柔らかく弾力のある双丘が平たく伸ばされているのが見ずとも判る。
 お陰でこちらの如意棒が完全に目覚め、スェットをモッコリと押し上げてしまった。

(あらら、やっぱ勃っちゃった。この生地、薄いから勃起が丸判りなんだよなー)

 当然、相手の下腹部を強く突(つつ)く結果になるが、この程度で臆する妻では無い。
 むしろ、目の前の従姉はそれすら悦んで(狙って?)いるかのように腰を揺すって押し返しても来る。
 どうやら、こちらからの協力要請が相当嬉しかったらしい。

(あ、そうか。俺が優姉に頼み事するの、久し振りだもんな)

 思い返せば、家事(現在習得中)を除く各種能力に秀でたこの従姉に協力を求めるのは何ヶ月振りだろうか。
 ここ最近の大イベント――年末年始の北欧バカンスとか――も全て自力で対処(マネジメント)して来たので、頼られた従姉が悦ぶのも無理からぬ事かも知れない。
 実際、北欧バカンスを計画し現地のホテルや列車等の予約をする段になって英会話力に秀でた優の双子の姉、晶に協力を乞うたら満面の笑みを浮かべ、嬉々として協力してくれた事からも推察出来る。

「ええっと! と、ともかくありがと、優姉。そんじゃ詳細は――そうだね、優姉の部屋で話そうか」

 妖しい雰囲気を変えようと一歩下がった宏は、みんなに聞こえるよう牽制の意味も込めて大きめの声を上げる。

(いくら今夜のエッチ相手が優姉だからって、今ここでエッチ始める訳にいかんし。それに、みんなにはまだ内緒にしておきたいからね)

 宏はチラリと、リビングを中心に東西へ伸びる西廊下と東廊下の境目に掛けられた縄暖簾に目を向ける。
 そこには幾つもの瞳がこちらを覗うよう、優への声掛け直後からず~っと光っていたのだ。

(みんな興味津々だこと。まぁ、俺は別に悪巧みしてる訳じゃ無いけど、こうも赤裸々に見られると……照れるぜっ)

 西廊下側の暖簾には、こちら側に自室があるほのか、真奈美、千恵の顔が見え隠れし、東廊下側に自室のある若菜、晶、夏穂、飛鳥、美優樹の顔は暖簾に関係無く丸見えになっていた。
 若菜と夏穂がご丁寧にも縄暖簾を手で割いて眺めているのだ。
 ほのか、真奈美、夏穂、若菜、飛鳥、美優樹の六人は「お♪ またナニか始める気だな?」とばかり笑みを浮かべているが、ロングポニーテールを小さく揺らした千恵は「ナニを企んでる?」とばかり訝しむ顔付きになっている。
 そして、そんな面々を面白そうに眺めニコニコしていたのは最年長妻の多恵子だ。

(多恵子さん、今日も色っぽいなぁ♥ ボディバランス好いから何着ても似合うなぁ♥)

 若手の揃う妻達にあって、今日の多恵子は浅葱色の和装に白い割烹着を纏っていた。
 艶やかな黒髪をアップに結い上げ、しなやかな身のこなしと腰の低い丁寧な言い方は老舗旅館の大女将、そのものだ。
 もっとも、身長は百四十八センチと屋敷一低く、整った顔立ちながら童顔でもあるのでセーラー服を着せたら中 学生と偽っても簡単に通ってしまう若々しさだ。

(これで飛鳥ちゃんと美優樹ちゃんのお母さんなんだから、人は見掛けじゃ無いよなぁ。しかも千恵姉や若姉、晶姉ですら多恵子さんに一目置くようになって来たし。そんな立派な女性(ひと)のお腹に俺の子供が宿ってるんだから、人の縁(えにし)は不思議だよなぁ)

 齢(よわい)三十八にして宏の第一子を宿す多恵子は、一家のお母さん的立場になりつつあった。

「それでは、わたくしはお台所の火の元と勝手口の施錠を確認し、リビングを消灯してからお部屋に戻りますわね」

 そう言い残し、軽い会釈をして灯りの消えたキッチンへ向かう多恵子。
 宏は身重となった多恵子の背に礼を言うと、今尚、全身にチクチク(グサグサ!?)と突き刺さる視線の元へ目を向ける。

(いくら筆頭妻だからって、何でもかんでも明かせないって。まぁ、知りたい気持ちは判るけどさ)

 血走った切れ長の瞳を目一杯吊り上げ、禍々しいまでの剣呑な光を放っているのは晶だ。
 腰まで届くウェーブヘアをヘビのように揺らめかせ、全身から黒紫色のオーラを放ちつつ両手を腰に当てての仁王立ちになっている。

「「ひ、ひぇ~~~っ」」

 飛鳥と美優樹など、さっきまでの笑顔を一転させ、怯えた表情で晶から二~三歩離れた位置で抱き合って震えているではないか。
 二人共、長く真っ直ぐに垂らした栗色のツインテールがすっかり縮み上がっている。

(飛鳥ちゃん、美優樹ちゃん、ご愁傷様~)

 二人の叔母である夏穂も、そんな二人の様子にセミロングの髪を細かく振るわせ笑いを堪えている。

(晶姉や千恵姉には悪いけど、ドッキリは最後に明かした方がよりインパクトあるからね。ま、今は我慢しててね)

 明日は晶姉とツーショットでエッチしないと拙いかなぁ、などと考えつつ心の中で詫びを入れる宏。
 夜も更けたし、こうしていつまでもみんなして突っ立っている訳にもいくまい。

「そんじゃ、みんなお休み! 好い夢を♪」

 ご当主の解散宣言(鶴の一声?)に、東側暖簾下に屯っていた若菜や飛鳥達がチラチラ振り返りつつ三々五々、散って行く。

(やれやれ。暫くは疑りの眼(まなこ)や探りを入れる誘導尋問とか増えそうだなぁ。はぐらかすの、しんどそうだ)

 妻達の旺盛な好奇心にクスリと笑った宏は優の手を取り(優も手を伸ばした所だった)、背中から聞こえる歯軋りや怨念めいた呪文(?)をスルーしつつ恋人握りで優の部屋へと足を向けた(ニヤニヤ笑うほのか、胡散臭そうに背後にピタリと付く千恵、腕の中に仔猫を抱き終始笑顔の真奈美に囲まれたのは言うまでも無かった)。


     ☆     ☆     ☆


「……うん、判った。必要な書類や手続きは全てこちらで準備しておく。ヒロクンは判を捺す用意だけしておいてくれれば好い」

 優は天にも昇る気分で四歳下の夫からの相談――頼みを引き受けた。
 この程度の用件なら朝飯前だ。

「助かるよ、優姉。この前の土曜に先方に出向いて了解は取り付けてあるからさ」

 言葉を区切った夫がペットボトルのお茶に手を伸ばし、喉を鳴らして嚥下する。
 どうやら、少し長い説明だったので喉が渇いたらしい。

「俺が定職に就く前なら全て自分でしたんだろうけど、流石に平日の日中に仕事してると、ね。それに、仕事に就いたばかりだし冬休みも長目に取ったから、余り頻繁に休みを取るのも……ねぇ。何より、スカウトしてくれたほのかさんや俺を教育研修してくれている副所長さん達にも悪いしさ」

 ヒョイと肩を竦め、再びペットボトルを呷る夫に、優はゆっくりと首を振る。
 何かしらの罪悪感があるのだろう、従弟の眉が八の字に下がっていた。
 優はそんな思いや憂いた顔を消すよう、ニコリと笑って声を掛けた。

「……ほのかの立場がどうなろうとボクには関係無いし、どうでも好い。けど、平日に休めないのは仕方が無い。夫は家族や家を護る為に働くのだから、妻は夫が留守の間、家を護る義務と責任がある。その為の用件ならば、それは家事同様、主婦として立派な仕事だからボクは喜んで協力する」

 こちらの励ましが届いたのか、従弟の顔に笑顔が戻る。

(……好かった。ヒロクンに憂い顔は似合わない)

 二人は敷いた布団の上で向かい合い(ベッドは苦手なので置いていない)、手の届く場所にペットボトルのお茶を用意しての談義中なのだ。

(……ヒロクンから物事頼まれるの、久し振りだから嬉しい! それに……楽しい!)

 ――いったい、この従弟は何をしでかすのだろう――。

 相談があると言われ、心弾まない訳が無い。
 期待を抱かせる頼み事に鼓動は速まり、詳細を知る毎に体温がジワジワ上昇するのが自分でも判った。
 早く続きを聞きたいとばかり、部屋の隅に置いた小型の冷蔵庫から飲み物を取り出す時間すら惜しかった。

(……首から上が紅(あか)く染まってたら、少し恥ずかしい)

 そんな風に思っていたら。

「優姉? 俯いてモジモジして……どうかした?」

「……へ? あ、いや、何でも無い! 気にしないで好い」

 挙動不審な態度を思いっ切り見られてしまった。

「そう? なら好いけど……もしかして俺、無理難題、言ってた?」

 しかし、この従弟は悪い方へと解釈したらしい。

(……へ? ヒロクン、何、言ってる? 無理難題? そんなの、ボクからすれば雑作も無い――そうだ!)

 瞬間的に、頭の中に閃きが走る。
 愛してやまない従弟の財産を殖やす為だけに株の売買やFXを八年近く携わって来たのだから、頭の回転の速さは奥さん達の中でもトップクラスだと言う矜持はある。
 優は瞬き一回分にも満たない時間で今後の段取りを組み立てた。

「……うん、よくよく考えたら、すっごく複雑で困難。対処が難しい」

 腕組みし、わざとしかめっ面で言ってやると。

「あ~、やっぱそう……だよね。ごめん。無理言って」

 途端に申し訳無さそうに眉を八の字に下げ、顔を歪める従弟。

(……あぁ、ヒロクン、萌え~~♥)

 従弟の、こんな泣き顔を見るのは何時振りだろうか。
 思わず背筋がゾクゾクっとし、子宮が熱く火照ってしまった。
 しかし、ここでやり過ぎて相談を引っ込められたら元も子も無い。
 優は宏の手を取り、自分の胸元へ引き寄せた。

「……だからって、全てが無理って訳じゃ無い」

「え? そう……なの?」

「……うん。ヒロクンがボクに活力を与えてくれたら、何とでもなる」

「い゛っ!? そ、それって、やっぱり――」

 こちらの思惑が目に出てしまったのか、歳下の夫の瞳が僅かに揺れた。
 これを見る限り、夫にも『ソノ気』があるようだ。
 ならば、善は急げ、だ。

「……ムフ♪ 当然、『こっち』、でだよ♥」

「ゆ、優姉っ!?」

 優は両腕を伸ばすや従弟の首に絡め、唇を重ねながら布団に押し倒した――。


                                            (つづく)


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