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     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


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恋妻(3) 恋妻(3) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「優姉、隣で少し見てて好い? どんな感じでネットトレードしてるのか見てみたいんだ」

 五人揃った賑やかな昼食を終えた宏は、ネットに繋いだノートパソコンを注視している従姉にそっと声を掛けた。
 今はシエスタ――食休みの昼寝時間なので、リビングの三人掛けソファーの真ん中で丸くなっている仔猫の安らかな寝息の他は静寂が屋敷を包み込んでいる。

「……ん。それじゃヒロクン、隣に座って」

 いつもの淡々とした物静かな口調はそのままに、優の澄んだ切れ長の瞳が嬉しそうに笑った――ような印象を宏は受けた。
 シャギーにしたショートヘアを小さく揺らし、優が僅かばかり腰をずらして場所を空ける。
 もっとも、優は仔猫が眠るソファーの対面にいるのでスペース的には何ら問題は無いのだが。

「好かった。集中してるとこを邪魔しちゃ悪いかと思って声、掛けづらかったんだ」

「……ん、大丈夫。その程度じゃ支障無いから、いつでもどこでも声を掛けて好い。ヒロクンは特別、だから♥」

 心の奥底をも見通すかのような優の澄み切った瞳に、腰を下ろした宏は小さく笑う。

「そう言って貰えると嬉しいな♪ ありがと、優姉♥」

「……ん♥」

「優姉……チュッ♥」

 愛を寄せ合う者同士が至近距離で見つめ合えば、自ずと重なる二つの唇。
 しかも、優が先に目を閉じて軽く顎を上げ、ねだるよう唇を差し出すのだから男として応えない訳にはいかない。
 オマケに、真奈美、千恵、若菜の三人は陽当たりの好い二階で昼寝の真っ最中なので人目を気にせず心置きなくイチャイチャも出来る。

 ――チュッ♥ チュ♥ チュ~ッ♥ ンチュッ♥――

 宏の腿の上で手を握り合い、ついばむようなバードキスを何度も繰り返す二人。

(あぁ……優姉の匂い嗅いでたら、またシタくなっちまった。午前中に真奈美さん、若姉、千恵姉と立て続けにエッチしたのに、ちっとも性欲が収まらない!)

 優の髪からほのかに漂うシャンプーの香りと優の身体から微かに立ち昇る甘い香りに加え、唇に感じる温もりと柔らかさ、頬を掠める優の熱い息遣いに宏のイチモツがムクムクと勃ち上がり、ズボンを大きく膨らませてしまった。
 そんな宏の情欲を知ってか知らずにか優は唇をそっと外し、熱い吐息をひとつ大きく漏らすと目元を赤くしたままガラステーブルに置いたノートパソコンに目線を移した。

「……ごめん。ホントはもっとヒロクンとキスしていたいけど、今が株を売る好機、だから」

(あらら。優姉ってば、今は俺とのキスよか株に気持ちが向いてるみたいだな)

 ちょっと残念に思う宏だが、ここでヘソを曲げる訳にはいかない。
 なにせ、一家の資金運用と管理が優の仕事なので邪魔する訳にはいかないし、そもそも宏自身がネットトレードを見たいとリクエストしたのだから。

「ううん、気にしないで。で、どうするの?」

「……この、日本企業の幾つかの株を売ろうとしてたとこ。見てて」

 画面に身体ごと向き直った優は左手の下に置いたトラックボールを巧みに操り、次々とチャートを切り替えてゆく。

「……以前、安く買った株が阿倍ノミクス効果で十二週連続して値上がりしてる。ホラ、この銘柄と……この銘柄。上げ幅は小さいけど、ある程度の数を買ってあったから儲けも幾らかは出る」

 マウスポインタで該当箇所を説明しつつ何度もクリックし、テンキーで数字を打ち終えた所で優が顔を向けて来た。

「……今、株を売った。これらの株価は長続きしない。業界自体が頭打ちだし明日か明後日辺りには値が下がり出す。阿倍ノミクス効果とて一時的且つ限定的だからね」

 ヒョイと肩を竦め、優は株の売買は博打と一緒で見極めと引き際が肝心だよ、などと小さく笑う。

(優姉のその笑みは、深く知る者だからこその笑みかもしれないな)

 感慨に耽る宏の想いを余所に、左指を細かく動かし、同時に右手でテンキーを打つ優の動きに淀みは無い。

「――で、今回の儲けは売買手数料を差し引いて約二百万円。これをみんなで分けると、ひとり当たり約十八万になる。今、それぞれの口座に振り込むね」

(……って、感心してる間に百万単位の金をクリックひとつで動かしちゃったよ! しかも眉ひとつ動かさないなんて……流石、我が家の大蔵大臣! 肝が据わってるし、やってる内容も専門的過ぎて、これじゃ誰も手伝えんわな)

 まるで無意識に呼吸するかのように、事も無げにやってのける優に宏は目を見張る。

「詳細は好く判らんかったけど、優姉は凄い! ってコトだけは好く判ったよ。ありがと、優姉。俺達の財布を潤沢にしてくれるから感謝しても、し足りない位だ」

「……ううん。ボクはヒロクンが指示した通り、儲けを均等に振り分けているだけ。ボクが感謝される事じゃ無い」

「いやまぁ、確かに去年、ほのかさんと真奈美さんがこの屋敷に住み始めた直後にそう言ったけど、利益を生み出してくれるのは優姉なんだから、やっぱり優姉に感謝だよ」

 偉振る事も無く、淡々と仕事(?)をこなす優に、宏は改めて礼を言う。

「……ボクは、ヒロクンやみんなとの生活、そして将来を失わないよう備えてるだけ。ただ、それだけ、だよ」

(うっ! き、今日の優姉、なんかすっげ~色っぺ~)

 照れ臭そうに口元を緩め、頬を紅(あか)く染める優に宏は魅入ってしまう。
 今日の優はデニムのホットパンツと胸元が大きく開いた七分袖のオフショルダーを着ているので、白い素肌と浮き出た鎖骨のライン、そしてスラリと長く伸びた生足が妙に生々しく映るのだ。
 オマケに、優の慎ましやかなバスト(七十七センチのギリギリCカップだ♪)の谷間や裾野に加えて内腿の白さが垣間見え、欲情せずにはいられない色香を放ってもいる。
 そんなスレンダー美人を地で行く従姉の艶姿に当てられた愚息がパンツの中で更に大暴れするのは自然な成り行きかも知れない。

「今日の優姉、いつも以上に色っぽくて素敵だ。今すぐ抱きたい程に」

 だからつい、心の欲望が言葉になって出てしまった。
 午前中に複数発射しているとは思えない発情振りだ。
 もっとも、この絶倫精力があってこそ、十人の奥さんを同時に娶る事が出来ているのかもしれないが。

「……ヒロクン、完全にいきり勃ってる」

「う゛!」

 あの筆頭妻たる晶の双子の妹だけあって、夫を見る観察眼は鋭い。
 そもそも、冷静な分析力と的確な判断力があるからこそネットトレードで多大なる成果を上げ、一家の金庫番をも担っているのだから、当然と言えば当然かもしれない。

「……考えるまでも無い。さっきからずっとおっきくして、時々、ピクピク動いてた」

 観察眼以前に、宏の股間ではズボンの中から突き出すようそそり勃っているのだから誰がどう見ても一目瞭然だ。

「う゛ぅ……面目無いです」

「……うふふ♪ そうなってくれてて、ボクは嬉しい。ボクを求めてくれている証拠だから。それに、今はみんな二階で昼寝してるから、このお屋敷で起きているのはボク達だけ♥」

 暗にその先を匂わせつつ、優の千里眼とも言える瞳は大いに潤み、蕩けていた。
 当然、その想いに応えぬ宏では無い。
 愛する女性(ひと)を優しく抱き締めながら熱いキスを何度も贈る。

「優姉、愛してるよ♥」

「……ヒロクン♥ ボクも愛してる♥ 幾千もの愛を口にし、幾万もの契りを交わしても足りない位、ヒロクンが好き♥」

「優姉♥ 優姉っ♥」

「……あぁ♥ ヒロクン……ヒロクン♥」

 ソファーに並ぶ二つの影がひとつに重なり、ギシギシと音を立て始めるのに時間は全く掛からなかった――。


     ☆     ☆     ☆


「――ふぅ、ふぅ! き、今日最後の手伝いは風呂掃除って覚悟してたけど……思ってた以上に力はいるわ広いわで大変だ、こりゃ」

 息を荒げたまま、浴槽内をデッキブラシで力強く擦っている宏は思わず愚痴を零していた。
 シエスタ終了後(宏と優はエッチを終えてすぐ)、真奈美、千恵、若菜と一緒に風呂掃除の真っ最中なのだ。

「アパートでひとり暮らししてた時は二畳分にも満たない狭い浴室だったから十五分もあれば余裕で終わったけど、ここは浴槽だけで四畳半の広さがあるから洗うだけでもひと仕事だぞ……ふぅ」

 力を入れ、タイルの目地に沿ってデッキブラシを動かさないといけないので柄を持つ腕は次第に震え、握力も掃除を始めた時よりも半減しているのが自分でも判る。
 おまけに、前屈みの中腰姿勢を続けてもいるので腰が悲鳴を上げ始めてもいる。

「しかも洗い場は八畳分の広さ、だもんな。シャワー付きカランは三つあるし、脱衣所だって八畳弱あるもんなぁ。入浴する分には温泉民宿みたく開放的でリラックス出来るけど、掃除となると別物だよ、こりゃ」

 この屋敷は商人宿を民家に転用したものを宏が土地ごと買い取った物件なので、浴室や脱衣所は当時のままの大きさなのだ。

(この広さを毎日掃除してくれるみんなに改めて感謝だな)

 手を休めてひと息入れた宏は浴室内で手分けして掃除に取り組む妻達に視線を走らせる。
 千恵は掃除用スポンジひとつで(しかもゴム手袋無しで)排水溝を丹念に洗い、若菜は長身を活かして壁の高い位置までデッキブラシで磨き上げている。
 背中の半分まで届く黒髪をひとつに纏めた真奈美に視線を移すとカランは元より汲み桶や洗面器、エアマットや風呂椅子(スケベ椅子だったりする)等の備品をひとつひとつ丁寧に洗い、家事全般が苦手だった優も今やデッキブラシを手に広い洗い場を手際好く洗い上げてゆく。
 しかも皆、小さな笑みすら浮かべているので余裕すら窺えるのだ。

(みんな、すっかりと主婦業が板に付いているなぁ。俺が仕事してた時も、こんな風に屋敷を守ってくれてたんだな)

 額の汗を腕で拭った宏は、主婦として甲斐甲斐しく働く妻達に深く感謝する。

(あ~ぁ。たかが風呂掃除、デッキブラシで擦るだけだと高を括っていた自分がバカみたいだ。これからは手が空いた時は極力、家事を手伝わんと)

 男として、そして一家の主(あるじ)として当たり前な事を思う一方。

「にしても、色っぺ~姿だよなぁ♪」

 宏の視線が改めて美人妻達をスキャンする。
 女性陣は皆、薄手のタンクトップに飾り気の無いシンプルなショーツ姿なのだ。
 しかもノーブラな上、タンクトップとショーツの色を揃えているからスク水やレオタードに見えなくも無いのだ。
 若菜によると、「これはお風呂掃除専用の格好で~、これなら動きやすいし~、ある程度濡れても平気だからね~。だから宏ちゃんは気にしないで好いよ~♪」なのだそうだ。
 しかしそうは言われても、男にとって眼福なのは間違い無い。

(うほほ♪ 真奈美さんってば、膝付いて屈んでいるから股間の凹凸が蒼色のショーツに浮き出て……ごくり)

(うはは♪ 優姉ってば、前屈みになってデッキブラシ動かしてるから、大きく開いたタンクトップの脇からプルプル揺れる美乳の先っちょがチラ見えしてるし♪)

(うひゃひゃ♪ 若姉の尻が丸見えだ! 黒のショーツがTバックみたくなって……しかもマン筋に食い込んでるし!)

(きゃ~♪ 千恵姉ってば、片膝着いて排水溝洗ってるから縦筋がプックリ浮き出て見えてるし!)

 加えて、染みひとつ無い見事な脚線美が四組も揃えば宏のイチモツは立ち所にしてフル勃起してしまった。
 これまでは極力意識しないよう浴槽磨きに集中していたが、こうも視界に妖艶な美女が映り込んでいては、もう抑えようが無い。
 しかも、時間の経過と共にショーツが水滴で濡れ、その部分の地肌が透けてゆくので扇情的な事、甚だしい。

(くぅ~! 今すぐみんなを抱きてぇ~。荒ぶるチンポ、パイパンマンコに突っ込んで早く鎮めてぇ~。……けど、まさか、わざとあんな格好してる訳、無いよな?)

 果たして風呂掃除を下着姿でするのものなのか大いに疑問だが、お屋敷の常識と謳われる千恵からして色っぽい姿を晒しているのだから、若菜の言う通り、この家では当たり前の事なのかもしれない。

(土曜や日曜に風呂掃除手伝った時は……みんなどんな格好してたっけ? 上はタンクトップなのは覚えてるけど、下はどんなん穿いてたっけ?)

 記憶の中から探ろうとするも、視界のそこかしこで艶めかしく動く肢体に目線が吸い寄せられてしまい、思考力が完全に奪われてしまう。
 オマケに、股間のイチモツがパンツの中で大暴れしているので、こっちも気になって仕方が無い。

(くぅ~、これじゃ色魔丸出しじゃん! みんなにバレないようにせんと、ナニ言われるか判らん!)

 デッキブラシでタイルを力強く擦る度に、大きく膨らんだスェットのズボン越しに股間の棒も一緒にブランブラン揺れるのだ。
 更に突起の先端部には掃除による物なのか先走り汁によるものかは不明だが丸く水滴の跡が付いているので、これでは発情してますと宣伝しているようなものだ。

(今日は朝から何度も射精(だ)してるのに、オヌシも元気よのぅ~)

 などと、やんちゃな息子に苦笑いしていたら。

「宏ちゃん~、午前中に私とエッチしたのに、もうそんなになってるの~?」

「へっ? って、若姉! なしてバラす!?」

 幼馴染の美人妻からの、突然のカミングアウト。
 壁の掃除を終えたらしく、こちらを向いて(正確には滾る下半身を凝視して)ニヤリと笑っているではないか。
 これには宏も慌ててしまう。
 何故なら、千恵や晶から禁止されている家事途中のエッチをご当主自ら破った事に他ならないからだ。
 しかも、そのお目付役がすぐ傍にいるのだから。
 果たして。

「ひ~ろ~し~。アンタってば……主(あるじ)としてこのお屋敷の規律ってモンをどう考えてんのよ! この……節操無し! 色魔! 欲情お化け! なによ、なによ……」

「あ、いや、その……ん?」

 案の定、額に青筋を浮かべた千恵に詰め寄られてしまった。
 宏がデッキブラシ片手に数歩後退るものの、手にした掃除用スポンジを握り潰す千恵の様子がおかしい。
 腰に手を当て上目遣いに睨みを利かせてはいるが、徐々に迫力が失せて来る。
 何やら言い掛け、口をつぐんでは視線を彷徨わせているのだ。

「千恵姉、もっと叱らないの? 普段ならのっけから雷落としてるのに――」

「ふんっ! 知らないっ! それに、いつも雷落としてなんか無いわよ」

 宏の言葉を遮るよう、腰まで垂らしたポニーテールを横に大きく振り、そっぽを向く千恵。
 心なしか、怒りの感情より別の感情が千恵の中に渦巻いて見えるのは……気の所為、だろうか。

「千恵姉――」

「宏ちゃん~。姉さんは自分だけが宏ちゃんとエッチしたものだと思ってたら違ってて落胆したんだよ~」

「うふふ♪ 宏君、私の後に若菜ちゃんと千恵ちゃんを抱いてたのよね。流石、絶倫さんね♥」

「……最後はボクだったけど、ヒロクンはみんなを平等に愛してくれる。誰かひとりだけを特別視しないからこそ、みんなのトップでいられる」

 宏が千恵に声を掛けるよりも先に若菜が満面の笑顔で応え、物怖じしない真奈美が笑いながら暴露し、したり顔の優が後に続く。

「って、みんなバレバレ!?」

「当たり前だよ~。宏ちゃんは隠れエッチで済まそうとしたかもしれないけど~、私達は宏ちゃんの匂い、プンプンさせてるんだから誰だって判るよ~」

 ニコ目の若菜が自分の股間を指差しながら言うものだから、宏は匂いの元が何を指しているのかが判ってしまう。

「あのあと、宏君にたっぷり注がれた熱いモノがショーツから溢れちゃって♪」

「……ボクも少し零しちゃった。勿体無かった」

 それを裏付けるよう、はにかんだ真奈美がチロリと舌先を出し、瞳を潤ませた優も続くから尚更だ。

「……………………」

 妻達からの赤裸々な告白に、こっちが赤面してしまった。

「それに~、姉さん、『家事途中のエッチは禁止』って言い出しっぺなのに宏ちゃんとエッチしたから怒るに怒れないんだよね~。それで怒りの行き場所が無くて困ってるんだよね~」

 流石、双子だけあって姉の心情は自分の事の様に判るようだ。
 若菜の推察(どうやら図星だったらしい)に、唇をキツく結んで完全に黙り込む千恵。
 当初の怒りは完全に消え失せ、今はチラチラと宏の様子を窺ってはそっぽを向く仕草を繰り返している。
 そんな苦境に立たされた千恵に、救いの手(?)が現われた。

「姉さん~、そんな杓子定規に考えなくても好いのに~。何も連日連夜家事そっちのけでエッチしてるんじゃ無いんだから~。それに~、たま~に家事の途中で宏ちゃんとエッチしたとしても、それは溢れんばかりの愛情表現(スキンシップ)と僅かばかりな息抜きだと捉えれば何の問題も無いでしょ~? 現に、今日の家事ノルマは完璧にこなしてるんだし~♪」

 若菜の堂々たる所信表明演説に真奈美は何度も深く頷いている。

「……ボク達は三国一の夫婦なんだからスキンシップも大切。時には夫婦同時に羽を伸ばす事も肝心」

 優も補足演説を加えて来るも、小さく苦笑いした千恵がポツリと呟いた。

「羽を伸ばすんじゃ無くて、羽目を外してるように感じたのは……あたいだけかしら? でもまぁ、みんなの言わんとする事は判ったわよ。あたいだって何も年がら年中、堅物振るつもりは無いし」

 規律と欲望の板挟みになっていたとおぼしき千恵は、多少は楽になったとばかりホッとした表情を浮かべている。
 そんな姉の心情を察したのか、若菜が爆弾発言をかました。

「あのね宏ちゃん~。私達のこの姿、宏ちゃんを欲情させてお風呂場エッチする為にわざとショーツ姿になったんだよ~。名付けて『宏ちゃん誘惑大作戦~♪』。だから~、そんな風におちんちんおっきくして正解なんだよ~」

「え――っ!?」

 驚愕のネタばらしに、両目を見開き大いに仰け反る宏。
 余りのショックに、数歩、ヨロヨロと後退ってしまった。

「今迄は宏ちゃん、昼間お仕事してたでしょ~? だからこれまで出来無かった新婚家事プレイを愉しむ為に、私達が示し合わせたんだよ~」

「し、新婚家事プレイ……」

 宏の脳裏に、裸エプロンで朝のキッチンに立つ新妻へ寝起きの夫が朝勃ちそのままに襲い掛かる画(シーン)が浮かぶ。

「宏ちゃん~。私達、わざと膝を開いてお股見せたりお尻突き出したりして宏ちゃんの情欲を煽ってたんだよ~。まぁ、その効果はあったから万々歳だね~♪ それに~、そもそもショーツ一枚でお掃除する訳、無いじゃない~。いつもはホットパンツ、穿いてるも~ん♪」

 腰に手を当てケラケラ笑う若菜に、あんぐりと口を開け呆然とする宏。

(ってコトは、千恵姉も始めからココでエッチする気、満々だったってコトか! だからパンツ一枚なのに何も言わなかったのか!)

 そんな宏の探るような視線を感じ取ったのか、千恵の開き直った(吹っ切れた?)かのような声が風呂場に響いた。

「あたいだけルール守って仲間外れになるなんて絶対イヤよ! だったら宏とエッチ、してやろうじゃないっ!」

 どうやら、ありきたりの理性よりも、今は愛されたい欲望が完全に勝っているらしい。

「姉さん、完全に『毒を食らえば墓場行き』、状態だね~、宏ちゃん♪」

「――って、それを言うなら『毒を食らわば皿まで』、だ、このおバカ! 第一、あたいは悪代官じゃ無いっ!」

 妹の頭を背伸びしてド突く千恵に(若菜は身長百七十五センチ、千恵は百五十センチなのだ)、宏、真奈美、優の三人は同時に言葉が出た。

「「「あ、久々に美姉妹(しまい)漫才、見た気がする」」」

 そんな褒め言葉(?)は届かなかったらしく、若菜は話をどんどん進めてゆく(千恵は届いたらしく赤面していた)。

「だから~、この時間、宏ちゃんは欲望に忠実に従って抱いて好いんだよ~。それが私達の総意なんだから~♪」

 満面の笑みを浮かべ、膝を軽く開いて内腿を晒す美女の誘惑に、宏はこのまま欲望をぶつけてしまいたくなった。
 しかしその一方で、頭の片隅で警鐘を鳴らしている自分がいた。

「でも、風呂掃除中のエッチがバレたら、晶姉に殺され多恵子さんに絞られるのは俺だぞ!?」

 宏の脳裏に、瞳を吊り上げ額に角を生やした晶と多恵子の顔が浮かんだのだ。
 多恵子は家事が疎かになるからと家事途中のエッチに反対の立場を表明しているし、筆頭妻の晶は自分の知らない所でのエッチが(つまりは自分が働いている最中に皆がエッチしているのが)気に入らないからと『家事途中のエッチ厳禁』と釘を刺しているのだ。
 しかし。

「だから多恵子さんが都心まで遠出した、今日だけのワンチャンスプレイなの。晶先輩は元々、平日の昼間はいないから問題無し(モーマンタイ)ね♪」

「宏ちゃん~。平日の日中なんだから時々でも『鬼の居ぬ間に洗濯』、しなきゃダメだよ~♪」

「……『命の洗濯』、とも言う。洗濯はボク達主婦の仕事だからね♪」

 ご当主の杞憂は最初から織り込み済みなのか、真奈美と若菜が畳み掛け、切れ長の瞳を煌めかせた優も小さく頷いている。
 どうやらこのお屋敷に住まう主婦組はバイタリティが相当、溢れているようだ。
 しかも団結力が半端無いとくれば、もはや抵抗するだけ無駄だとは思うが、それでも言わない訳にはいかない。

「ワンチャンス……って真奈美さん、もしかしてずっとチャンスを窺ってたの? 若姉……鬼ってダレよ。それこそバレたら瞬殺されっちまうって。優姉、笑えないよ~。俺には『命を削る』行為なんですけど?」

 そんな宏に、首謀者・若菜が満面の笑みで応えた。

「宏ちゃん~。同じ人生過ごすなら、とことん楽しまなきゃ損だよ~♪」

 その余りに迫力ある台詞に、宏は思わず納得してしまった。
 更に、真奈美の妙に明るい声が耳に届いた。

「ねぇ宏君。千恵ちゃんと気不味いままだと何かと不都合でしょ? だ・か・ら~、今から仲直りエッチ、しましょ♪ 勿論、私達も含めて、ね♥」

「……禍は水に流して万事解決。ここがお風呂場だけに♪」

 期待からか早くも目元を赤らめ胸の前でポンと手を合わる真奈美に、こちらは達観したかのように微笑む優のお言葉(ボケ?)が華を添えた――。


     ☆     ☆     ☆


「はぁんっ♥ あんっ♥ うふん♥ ひ、宏が膣内(なか)で暴れて……若菜に乳首摘まれて……あたい、もうらめぇ! すぐに……イクッ、イクッ、イッちゃう~~~!」

 鼻に掛かった甘い吐息を漏らし、絶頂を極めようと身体を弾ませているのは千恵だ。
 宏は若菜によってスェットのズボンとパンツだけ脱がされ、真奈美からはエアマットに仰向けにされ、優の指示で最初の相手に千恵が指名されての合体中なのだ。

「あ、あ、あ、あ~~~~~っ! オマンコ蕩ける! 宏のチンポ、素敵ぃっ!」

 その千恵も当初の恥じらいはどこへやら、今や宏の腰に率先して跨り、自らも腰を前後に激しく振って快楽を貪っている。

「いゃ~ん♪ 宏ちゃんの熱い舌が私のパイパンおまんこ、犬みたいにベロベロ舐めてる~♥」

 姉に負けぬ歓喜の嬌声を上げているのは若菜だ。
 仰向けに横たわる宏の顔に背面で跨り、微妙に腰を動かしつつ快楽を貪っていた。
 しかも、向かい合う千恵に両手を伸ばしてプルンプルン揺れているDカップをタンクトップ越しに激しく揉みしだいてもいる。

「あ゛~っ♥ あ゛~~っ♥ ぅあ゛~~~っ♥  う゛ぁあ~~~~っ♥ ひ、宏君の指が……私の膣(なか)を掻き回しながらお豆、何度も弾いて……気持ち好過ぎて頭が真っ白に……ぐぁあ゛~~~~♥」

 肉食動物の咆哮と紛うばかりの喘ぎ声を漏らしているのは真奈美だ。
 仰向けになった宏の右手を速攻で掴むや腰を下ろして自らの秘裂に強く宛がい、指での愛撫を受けている(させている?)真っ最中なのだ。

「……くぅ♥ ひ、ヒロクンの指が……ボクのGスポットを的確に捉えて……もう堕ちてしまう」

 切れ長の瞳を蕩けさせ、控え目な喘ぎ声を漏らしつつ口の端から涎をひと筋垂らしてよがるのは優だ。
 空いていた宏の左手の上にそっと跨り、己の股間を差し出したのだ。
 しかも、女性陣は着衣のままだ。
 各自、タンクトップはそのままにショーツのクロッチを横にずらして無毛の淫裂を露わにして宏の寵愛を受けているのだから相当、マニアックだ。

(みんな……こんなに濡らして……これじゃ俺が我慢出来んって)

 宏も、相手の股間に邪魔な翳りが一切無いので恥丘の肌触りや媚粘膜の質感がダイレクトにイチモツや舌先、指から伝わって来るのだから堪らない。
 フル勃起したイチモツは根本まで千恵の熱く蕩けた蜜壷に包み込まれているのが判るし、口から鼻筋に掛けて若菜の愛液駄々漏れの肉裂が何度も往復し、硬く尖った紅真珠を押し付けても来る。

(真奈美さんも腰を前後に揺すって割れ目を押し付けてるし……)

 右の人差し指と中指は真奈美の膣に完全に呑み込まれ、親指で愛液の海で泳ぐ紅真珠を弾こうとするものの、滑(ぬめ)って狙いが定まらない状態なのだ。

(優姉も膣内(なか)がトロトロに蕩けて……なのに指をキュッキュと締め付けて来るし)

 宏は自ら腰を突き上げつつ三者三様――否、四者四様(?)の媚粘膜を堪能していると。

「ハァ、ハァ、ハァ……。い、イッちゃった……。こ、今度は優さんが宏と繋がる番ね。真奈美さんが宏の顔に跨り、若菜は宏の左手よ。あたいは右手に跨るから」

 さっきまで一番エッチに消極的だった千恵が今や息を弾ませ、この場を仕切るエッチ奉行に昇格していた。
 しかも、

「宏のチンポでイったら交代だからね。あと、膣内射精(なかだし)されたら手に跨るのよ。もっとも、宏自身が膣内射精したマンコにむしゃ振り付きたいのなら、あたいは止めはしないわよ♪」

 などと合体前に張り切って言うものだから、風呂掃除の場はすっかりとピンクモード一色に染まっていた。

「……あぁ、ヒロクンがボクの膣内(なか)に来てくれた♥ ヒロクンの亀頭がボクの子宮口と熱烈なキス、してる♥」

 一番手の千恵の激しい腰使いとは一転、優は深く合体したまま微動だにしない。
 それでも宏の恥丘と優の恥丘は密着し、宏の陰毛が優の剥けた陰核と触れ合う形にはなっている。

「優姉?」

「……ヒロクン。いつもみたく激しく求められるも好きだけど、こうして、身体の奥でじっと相手を感じるのも好き。だから今は……ね」

「判った。俺も、たまには抽挿無しで、膣への挿入感を味わってみたいしね」

「……ヒロクン、判ってくれてボクは嬉しい。だからより一層、ヒロクンが好きになる」

 そんな二人の熱々なやり取りに、賛同する声が上がった。

「これがスローセックスなるモノなのね♪ 素敵だわ」

「これも愛、あれも愛、ってヤツね。あたい、そこまで気が回らんかったわ」

 真奈美が破顔し、千恵もアクメの余韻が残っているのか宏の右手に跨りつつ赤ら顔で笑う。
 しかし、そんな宏と優の甘い空気にクレームが付いた。

「優姉さん~! 激しくピストンしないと、どっちもイかないじゃない~! そんなの、反則だよぅ~! これじゃ、いつまで経っても私の順番にならないよ~!」

 優の次に合体出来ると踏んでいたらしく、宏の左手に跨り股間を密着させたまま地団駄を踏む若菜。
 どうやら若菜の脳内エロ辞書にはスローセックスなる用語は無いらしい。
 そんな駄々っ子若菜を慰めるべく、宏は幼馴染のお姉さんに微笑んだ。

「安心して、若姉。なにも、抽挿しなくても男はイケるから。膣壁自体が蠢いてるから、それだけで刺激になってるからね」

「……ピストン運動だけがセックスじゃ無い。こうして……粘膜同士の触れ合いを楽しむのも夫婦和合の極意」

 宏と優のもっともらしい説得(?)に、若菜が納得出来たのか出来無かったのか。
 と、ここで何やら思い出したらしく、急に破顔した若菜が大声で曰(のたま)った。

「そう言えば宏ちゃん、晶姉さんとの初エッチで挿れただけでイッちゃったんだよね~。それと同じかぁ♪」

「ぐはぁ!」

 古傷(トラウマとも言う)を堂々と豪快に抉られた宏は、愚息が急速に萎んでゆく――訳は無く、そこは童貞喪失から十人の美女相手に百戦錬磨を重ねたイチモツ。
 九人の処女膜を破り、ひとりの未亡人に初めてとなる女の歓びを与えたイチモツは、今やちょっとやそっとで萎えるヤワなナニでは無いのだ。

「ふっ、若姉。それは遠い昔の話さ。今の俺は違うよ♪」

 遠い目をし、サムズアップまでする大根役者・宏に、紫色のシュシュを外し、ポニーテールを解いた若菜が妖艶に微笑んだ。

「だったら宏ちゃん~。今は私のおまんこに指突っ込んでグリグリ掻き回してぇ~。クリ、根本まで剥き出したら摘まんで捻って押し潰して目一杯、弄り回してぇ~。私のビラビラ、引き伸ばすつもりで強く引っ張ってぇ~♥」

 腰まで届く漆黒のストレートヘアを片手でサラリと払いつつ鼻に掛かる甘えた声でおねだりされれば、夫以前に男として応えない訳にはいかない。

「判った。俺もガンバルから!」

「うふふ♪ 話が付いた所で宏君。私のおまんこ、お口でいっぱい愛してね♪」

 口と鼻を塞いでは会話が成り立たないので、それまで脇で待機していた真奈美が「それじゃ♥」と言いつつ宏の顔を跨ぎ、エッチの第二ラウンドが開始された。
 そしてすぐに手に腰を打ち付ける乾いた音、愛液を啜り蜜壷を舐め回す粘着質な水音、四種類の嬌声、等々、屋敷の浴場が欲情に満ち溢れ、濃密な空気に満たされた、その時。

「宏さん! 皆さん! いったいナニをなさっているのですかっ!」

 屋敷全体がビリビリと震えるような鋭いアルトの声に濃密で淫靡な空気は瞬時に消え去り、宏は宏で優の膣内(なか)で敢え無く暴発してしまった。


     ☆     ☆     ☆


「宏さん? 家事途中、しかもお風呂掃除を放って置いての不埒三昧! 一体、どのような経緯(いきさつ)でこうなったのかをご説明願えますかしら? 事と次第によっては筆頭妻の晶さんにご報告しなければなりませんわよ?」

「はい! 重ね重ねすみません!」

 明らかに怒気を孕んだ多恵子の言葉に、脱衣所の床に正座し背筋をピンと伸ばしたまま平身低頭しているのは多恵子の夫であり、この屋敷の当主を務める宏だ。

「謝罪よりも、今は事の推移をご説明願います!」

 多恵子も宏に正対する形で床に正座し、瞳を吊り上げている。
 もっとも、多恵子は十人いる妻達の中で最年長ながらもっとも小柄な体格(身長百四十八センチ)なので、遠くから見ると妹が兄に詰め寄っている――ように見えなくも無い。
 しかし多恵子は出る所は出て引っ込む所は引っ込んでいるナイスバディ(上から八十五、五十七、八十九)なので、近くから見ると妖艶な妹に痴漢を働いた兄が平謝りしている――ようにしか見えない。

(あぁ、なんで俺だけ……)

 午前の早い時間に銀座まで買い出しに出掛けた多恵子が夕暮れ近くになって帰宅し、宏と留守番主婦四人の淫行(?)現場を押さえたのは、つい数分前。
 しかも、マウントポジションでの着衣エッチが幸いしたのか千恵達は脱兎の如く逃げ去り、下半身丸出しで横たわっていた宏が逃げ遅れた結果がこれだ。

(しまったなぁ。時間、すっかり忘れてエッチに励んじゃった。あと半時もしないうちに飛鳥ちゃんと美優樹ちゃんが帰って来る時間なんだもんなー)

 窓の外では夜の帳が降り始め、脱衣所の壁に掛かるアナログ時計も夕食の仕込み時間を大幅に過ぎた時刻を示している。
 勿論、浴室の壁にも防水のデジタル時計があるが、みんなして時の概念を忘れていたのだ。

(まぁ、それだけ盛り上がったとも言えるけど、今、そんな事を言ったら余計にこじれる事、請け合いだしなー)

 心の中で、どう言い繕うかほとほと困り果てていると、滅多に聞けない多恵子の鋭い声が浴びせられた。

「同じ主婦組であり、最も新妻であるわたくしを除け者にして新婚プレイなさるとは赦せません!」

「ハイ、家事を蔑ろにしてすみませんでした――って、新婚プレイ?」

 咄嗟に平伏すも、言葉の内容にハタと顔を上げる宏。
 見ると、それまでの怒りはどこへやら。
 ニコリと表情を綻ばせた多恵子が余裕綽々と曰(のたま)った。

「わたくしだって千恵さん達のお気持ち、痛い位に判ります。愛する旦那様が傍にいれば、それだけで身体が火照り子宮が疼いてしまいますもの。故に、今日はお互いに気分が高まってしまっての行ないだったのでしょうから、今回だけは目を瞑ります。だ・か・ら♪ 今夜はわたくしにも同じ事を……ね♥」

 最後は夫の耳元で甘く囁く、見た目はティーンエイジだけど中身は熟女(?)の多恵子、三十八歳、二児の母。

「怒りの矛先は『ソッチ』だったんですか!」

 夫からの怒濤の突っ込みに、目元を紅(あか)く染め、ピンク色の舌先をチラリと覗かせ微笑む多恵子だった。


                                            (つづく)


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