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     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


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ノクターン(5) ノクターン(5) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
「今度は蜜壷当てクイズよ! ヒロは目隠しされたまま誰とまぐわってるか当てるのよっ」

 筆頭妻の晶がハイテンションなまま気勢を上げ、結婚一周年を迎えた五人の妻を扇動したのが今から数分前。
 自室の半分を占める特大のベッド中央にスッポンポンに剥かれ放り出された宏は顔面にブラとショーツを被せられ視界と嗅覚を奪われたまま、こちらも全裸となった奥さん達から次々に騎乗位で跨られた――ものの。

「おいっ! ひとり十ピストンで交代ってオマエが言ったんだぞっ! なのに自分がイってもまだ抽挿してんじゃねーよっ! 次はオレの番なんだからっ!」

 波打つ金髪を逆立てたほのかが、いつまで経ってもまぐわいを解かない晶に猛然と噛み付き、羽交い締めにして強引に結合を解くと湯気の立つ肉棒を胎内に納めるや猛然と腰を動かし続け、

「ピストンしてないから、交代しなくて好いのよねー♪」

「あぁ~~、宏ちゃんが膣内(なか)でドクドク射精(だ)してるぅ~♪ 今夜もたっぷり注がれて気持ちイイ~♥」

 真奈美は腰を臼のようにゆっくりと回転させていつまでも交わっていたり、若菜はクイズそのものをすっかりと忘れて新鮮な精を絞り取ったりと、今や蜜壷当てクイズは単なる欲に塗れた合体合戦に取って変わっていた。
 しかも、誰かが肉棒を胎内に納めている間は宏の両手足や顔に跨って無毛の秘裂をこれでもかと押し付けて愛撫をねだり、快感をも貪っていた。

「オレもクンニされて……イクッ! 宏の顔に潮、浴びせてイってるっ!」

「あん♥ 宏君の指が私の孔をほじりながらクリを摘んで……イっちゃう♥ 宏君に指マンされてイク~~~~ッ♥」

 顔面騎乗のほのかが愛液で濡れ光る無毛の股間を擦り付けて歓喜の声を上げ、宏の腕を掻き抱いて乳首を擦り付けていた真奈美もアヘ顔を晒してアクメを迎える。
 その一方で。

「……みんな、結婚記念日を忘れた事への罪滅ぼしと紙婚式のプレゼントを貰った嬉しさにアルコールの相乗効果で悪い方へ作用し始めている。あぁ……ヒロクンの、すっごく硬くてカリも開いて猛り狂って……それがボクの気持ちイイとこに当たって……ボク、イっちゃうぅ♥」

「強チンされてる宏が哀れで見てらんないわっ! ……はぁん♥ ナニがピクピク打ち震えて……これじゃ、ヘビの生殺しみたいになってたんじゃない? 可哀想に……あたいが最後までじっくり慰めてあ・げ・る♥」

 眉を顰め状況分析する優と宏への思い遣りを見せる千恵だったが、自分が満足するまで(イクまで!)宏と合体し腰をうねらせ続けるので説得力が全く無い。

「あっ!? 宏がイってるっ♪ あたいの膣内(なか)でビクビク弾けてるっ♥ 熱いのが凄い勢いで当たって……イックッ――――!!」

 そんなこんなで精を吸い上げる千恵の甲高い嬌声が部屋に響き、半ば白目を剥いて余韻を噛み締めたまま力無く宏の胸元へ崩れ落ちる。
 両手足と顔面に跨る美女達も連鎖的に絶頂のハーモニーを奏で、それぞれクタリとベッドへ沈み込む。
 と、それまで大人しく横たわっていた宏が一瞬の隙を突き、顔面に幾重にも重なっていたショーツとブラを一気に剥ぎ取り、千恵を抱き締めたまま上体を起こして叫んだ。

「みんな、少し落ち着いて! これじゃ、ただのバカ騒ぎじゃんっ! こんな状態が続くならエッチは即・中止だよ!」

 腹に響くご当主からの一喝に紙婚式組六人と、今日は裏方としてお揃いのホワイトプリムとエプロンドレスを纏って給仕やお世話係として勤しむメイド隊(多恵子、夏穂、飛鳥、美優樹の四人だ)の顔が弾かれた様に宏に向けられ、動きがピタリと止まる。

「俺とエッチするのは構わない。だけど一方的な交わりはダメだって前にも言ったでしょ! 晶姉、もう忘れたのっ!? みんなも! 気持ちは嬉しいけど節度を持って騒いで!」

 それまでの騒々しさが嘘のように静寂が訪れ、各自の息を呑む音だけが聞こえて来る。
 どうやら、滅多に声を荒らげない人が声を大にして叱った事で、六人の淫魔はようやく我を取り戻したらしい。

「そう……ね。ヒロを悦ばせようとホンのちょっと、浮かれ過ぎたわ。結婚記念日を忘れた不甲斐無さと合わせて、あたしらしくも無かったわね」

「わ、悪かった! オレもミスを挽回せんとして、ちっとばかし調子に乗り過ぎた! スマン! このとーりっ!」

「「「ご、ごめんなさい」」」

 身体を起こして横座りとなった晶がしおらしく顔を伏せ、正座したまま両手を頭上に掲げて拝むほのかに、真奈美、千恵、若菜も畏まって一斉に頭(こうべ)を垂れる。

「……ゴメン、ヒロクン。ボクがもっと早くに止めればよかった。ボクを含めてみんな、ヒロクンに恩返ししたくて焦ってた。ホントにゴメン」

 みんなの心情を代表し詫びる優だったが、

「あ、いや、大声出して、こっちこそゴメン。みんな、俺の為にしてくれたのに……ね」

 被害者(?)だのに宏も詫びた事で再び訪れる、無言の時間。
 少々気不味い雰囲気の中、互いを窺う視線だけが飛び交い誰がどう収めたものかと思案に暮れ掛けた、その時。

「だったら、今後は宏クンが帝王となって最後まで取り仕切れば好いのよ♪ それなら誰も文句ないでしょ?」

 宏達の恩師であり現役教師でもある夏穂からの適確なアドバイス(ウィンク♥付き)が場の空気を元の明るく楽しいそれに戻した。


     ☆     ☆     ☆


「それじゃ、仕切り直しにちゃんとしたエッチするよ。最初は晶姉だ!」

「えっ!? あたしで好いの? ……ホントに?」

 真っ先に指名され、嬉しさと歓びで鼓動が一気に速まるも、今日は失態続きだっただけに、つい懐疑的になってしまった。

「あれ? いつもなら真っ先に俺とエッチするのに、躊躇うなんてヘンなの」

「う゛っ! あ、いや、だから……そ、そ、そこまで言うなら、あたしがお相手してあげるわよっ」

 これで、「一番手に選ばれて嬉しいわ♥」、などと素直に言えればまだ若菜ちゃん見たく可愛げがあるのだろうが、ヒロ相手だとつい、見栄を張る自分が恨めしい。
 そんな事を思っていたら、耳を疑う言葉があたしの脳ミソを揺さ振った。

「そもそも、今日は晶姉から抱きたいと考えていたんだ。だからここは素直に身を任せて欲しいな♥」

 去年まではそんな歯の浮く台詞など滅多に言わなかったのに、十人もの奥方を娶ったお陰なのか、随分と口達者になったものだ。
 でも、言われて嬉しく無い訳は無いし否定する場面でも無いので、ここは素直に頷いておく。

「それじゃ、早速、いくよ♥」

「いいわ♪ 来て♥」

 正常位を指示されたので迎えるように両手を伸ばしM字で膝を開くと、熱く滾る肉棒が蜜を垂らす女の孔に真っ直ぐ宛がわれた。
 顔を真っ赤に染めた純情少年の童貞喪失時の狼狽え振り――興奮と緊張でガチガチになっていた――が懐かしく思い出されたが、今やすっかりとエッチにも手慣れたものだ。
 そんな感慨に浸っている間にも、パンパンに張り詰めた亀頭があたしの膣肉をゆっくり掻き分け進入して来た。

「あぁ……ヒロが挿(はい)って来る! 熱くて硬い塊が……あたしの膣内(なか)を拡げてく♥」

「うん。晶姉の膣内(なか)、あったかくて、ウネウネと纏わり付いて、挿れただけでイッちゃいそう。……ってか、俺の『初めて』は、蠢く膣肉の感触であっという間にイッちゃったからね」

「ヒロ、憶えてたの? ……意外だわ」

 てっきりトラウマになっていたかと思いきや、ヒロの中では笑い話に昇華したらしい。
 そんな心の成長振りが……生まれてからずっと見守って来た従姉として嬉しく、つい、膣を絞ってしまった。

「う゛、また締まった! って、当たり前だよ! 記念すべき童貞喪失があっという間に終わってしまって、男として悔しく情け無くて忘れようにも忘れられないって」

「あら! あたしで初体験出来た嬉しさや感動は、これっぽっちも無かったのかしらっ!?」

 眉根を寄せて怒りを示してみると、案の定、従弟は眉を下げ視線を彷徨わせて困ったような顔をした。

(うふふ♪ ヒロの困り顔、好いわぁ♥ 昔から、ちっとも変わらない! これこそ、あたしだけに見せる表情だわっ♥)

 この顔が見たいからこそ、わざと怒ったポーズを取ったのは内緒だ。

「あ、いや、だから、だよ。好きな女性(ひと)との嬉し恥ずかし感激の初エッチで、事もあろうに三擦り半(みこすりはん)はおろか、晶姉を置き去りにしたまま挿れただけで出しちゃったんだから……さ」

 その時の心情を思い出したのか、顔が自嘲気味に歪むご当主に、あたしは慰めるように背中を抱き締め、両足を腰にそっと巻き付けた。

「それでも、あたしはヒロに処女を捧げられて嬉しかったわ。そもそも、処女喪失でいきなりアクメを迎えられるとは思ってなかったし。だから、あたしの処女膣に濃厚な童貞精液注がれただけで、あたしは物凄く幸せだった。なにせ、ずっとヒロの為に処女を守り、待ち焦がれていた相手(ヒロ)とひとつに繋がった証、なのだから♥」

 あたしが頬擦りし親愛の情を示していると、膣内(なか)に納まっていた肉槍がビクンと大きく、跳ねた。
 どうやら、あたしの偽らざる気持ちが上手く通じたらしい。

「あたしは……ヒロに処女を捧げ、ヒロの童貞を貰った幸せはきっと……ううん、一生忘れないわ♥」

「晶姉……♥ 俺も、初めてのお相手が晶姉で嬉しかったよ。ずっと憧れていた女性(ひと)だったからね」

「ヒロ♥」

「晶姉♥」

 見つめ合う瞳と瞳、そして重なる唇と唇。
 ヒロも両腕で肩を抱き締めてくれ、膣の襞、ひとつひとつを感じ味わうかのようにゆっくりと抽挿を始めた。

「晶姉の膣、最初に挿(はい)った時よか随分とこなれて来たね。今や、すっかりほぐれて纏わり付いて来るし♪」

「あ、当ったり前でしょ! あれから何回エッチしたと思ってんの。あたしの膣(なか)がヒロの形に造り替えられてんのよっ。あぁ! ヒロが……膣を擦ってる! あたしの全てを確かめるように抉(えぐ)ってる!」

 ヒロとのまぐわいが、女に生まれて好かったと、しみじみ思わせてくれる。
 触れ合う温かな肌から心地好い性電気が絶えず生まれ、全身を駆け抜け子宮にどんどん集まって来る。
 繋がる股間からは得も言われぬ快感が脳を揺さ振り、長年培った理性など一瞬で掻き消されてしまう。
 そこに残るのは、女として愛する男の精子を求める本能だけだ。

「ひっ!? ぐぅっ!! ひ、ヒロがっ……膣内で膨れてる! あたしの膣、ガバガバに緩んじゃうっ!」

「俺はいつものままだよ。むしろ、晶姉の膣がきつく締まってるんだよ。そうして晶姉が感じてくれて俺も嬉しいよ♪ 汗で濡れ光る身体や下っ腹がビクビク蠢いてるの、見てて面白いし♪」

「な゛、何、余裕かましてんのよっ! 童貞喪失(はじめて)の時は挿れただけでイッた男が調子こくんじゃ無いわよっ」

 つい負けん気に火が点きムキになってしまったが、抽挿される毎に猛烈な性電気が全身を慄かせ、図らずも甘い嬌声が漏れ目尻もトロンと下がってしまう。

「くっ! 晶姉の膣が締まって……チンポ絞られて俺もイキそう!」

「ヒロ……ヒロッ! い、一緒に……一緒にイッ――――――――ッ!」

 愛する男から完全勃起した秘核を恥丘で押し潰され、亀頭でGスポットをこれでもかと擦り上げられ、鈴口で子宮口を何度も小突いて抉(えぐ)られれば、女であれば早々にアクメを迎えて当然だと思う。
 しかも、ヒロの逞しい胸板でビンビンに尖った乳首が押し潰され散々嬲られてもいたのだから。

「晶姉、俺と一緒にも一回、イこうっ」

 最後まで言わせないとばかり、抽挿のテンポが早く、フルストロークになった。

「みんなが見てる前で、晶姉を連続してイかせるよ! 俺も……イック――――――――ッ!!」

「あ、あ、あ、あ、あ、あ゛~~~~~~~~っ!!」

 ――どびゅっ~~~っ!! どびゅっ、どびゅっ、どびゅびゅびゅびゅっ! どっくんっ、どっくんっ!――

 従弟の灼けた精液が降りていた子宮へ大量に噴射された瞬間、脳ミソが弾けた。
 なにせ、子宮口をも突き破る勢いで噴射しているのだから。

「あぁ……ヒロの熱い精液、子宮がゴクゴク呑んでる~♥」

 みんなから羨ましがられつつ、女の幸せを全身で享受し膣内射精の余韻に浸るのって、最高!――。


     ☆     ☆     ☆


「え? あたいも仰向け? ん、判った」

 宏の言う通りにすると、鼻息を荒げたまま覆い被さるや勃起肉が膣内(なか)に突進して来た。
 どうやら余程興奮しているらしく、激しく求められるのは素直に嬉しいとは思うが……。

「あんっ♥ 宏、いきなり過ぎ! もっと、ゆっくり挿(はい)って来て欲しいな」

 のっけからのせっかちな抽挿は手荒に扱われているようで、速攻で文句(クレーム)を付けてしまった。
 だって、夫婦の営みはある程度、ムードを大切にしたいじゃない?
 そんな女心が判らないから、みんなからオモチャ扱い、されるのよ!
 なんて思いつつ、眉を顰め軽く睨んでいると。

「ごめん。一刻も早く千恵姉とひとつになりたかったから、つい急いじゃった」

 申し訳なさそうに表情を曇らす宏を見ると、つい、虐めたくなってしまうのは……あたいだけでは無い筈だ。

「悪いと思うのなら、あたいを最後まで可愛がって♥ 宏が自由に動いて好いから、あたいを全身で感じて♥」

 言ってて恥ずかしくなったので、目一杯、首を伸ばして舌を絡め合うハードなキスをねだって誤魔化す。
 正常位だのに首を伸ばしたのは、互いの腰の位置を合わせると身長差で頭ひとつ分、ずれてしまうから。

(あたいだけ小柄な体格だからね。他の奥さん達みたく合体しながらのキス、したいんだもんっ!)

 宏もそれを判っているので背中を丸め、首を縮めて唇を合わせてくれるのが何よりも嬉しい。
 愛されているのだと、しみじみと思う。

「あぁ……宏の長くて硬いのが……あたいの膣内(なか)で暴れてるぅ♥」

 暫く正常位で愛を育んでいたが、宏の腰がピタリと止まった。

「あん! なんでぇ!? もっとしてぇ!」

 それまでの痺れるような快感がピタリと止んでしまい、無意識に語気を荒げておねだりしてしまった。

(あ、ちょっとはしたなかったかな? でも、急に止(や)めて欲しく無いもの)

 不満が顔に出たのか、宏が謝りつつ体位を変えた。

「いや、今度はこっちで愛し合いたくてさ。先に言えば好かったね」

 正常位で繋がったまま抱き起こされ、今度は胡座を掻いた宏に正面から跨る形――対面座位となった。

「ひぐっ!? よ、より深く突き刺さって……イっちゃう! 突かれたまま擦られて……お豆潰されてイクぅ!」

 腰を掴まれ、まるで臼を引くかのような寵愛を受け、しかも無毛の割れ目から飛び出た秘核を宏の恥丘で擦り上げられてしまい、図らずもイってしまった。
 なにせ、さっきから散々昂ぶっていた所に核攻撃のボタンを押されれば、女ならいとも簡単に昇天して当然だろう。
 自分でも膣内(なか)が急速に狭まるのが判り、宏の竿の硬さや長さ太さをより一層、感じ取ってしまう。

「くっ! 膣内(なか)が締まって……俺もイクっ!!」

 宏の短くも鋭い叫び声と共に、膣内(なか)で肉槍がピクピクと蠢き、同時に熱い精液が噴き出し膣内(なか)全体にじんわりと拡がってゆくのが手に取るように判った。

「はぁん♥ 宏の精液、いつも熱くて素敵ぃ♥ オッパイ擦れて、幸せ~♥」

 精を授かる嬉しさに首へしがみ付き、キスを交わしつつ尖った乳首を逞しい胸板に自ら擦り付けてしまった。

(だって! この体位は深く繋がったままきつく抱き合い、キスだって自由に出来るんだもん♥)

 今度は顔の位置も揃い、心ゆくまでキスを交わしアクメの余韻を味わうのは……妻として当然よね!――


     ☆     ☆     ☆


「……今度はボクの番で好いの? 判った、四つん這いになれば好いんだね」

 ヒロクンが白く泡立った愛液と白濁液に塗れた勃起肉を晒しながら指示し、ボクの背後に陣取った。

(……さっきから見てるとヒロクン、もしかして――ひゃんっ♥)

 考える間も無く、逞しいモノがボクの膣内(なか)にゆっくり挿(はい)って来た。
 しかも、さっき千恵さんから注意された事が頭にあったらしく、急ぐ事無く、まるで処女と交わるかの如く、慎重とも思えるスピードで竿の全てをボクの膣内(なか)に納めた。

「……ヒロクン、もっと荒々しくボクを犯しても好かったのに……フフ♪」

「えっ? そ、そう……なの?」

 振り向いてそう言うと、千恵さんとは真逆な言い分に戸惑ったのか目を白黒させているヒロクンの表情が、ボクを癒してくれる。

(……もっとも、こんな顔が見たいから、わざと逆の事を言ってみたんだけど、ね♪)

 従弟の――ヒロクンの笑顔が一番好きだが、困ったような、苦笑するような眉を下げた表情もボクの宝物だ。
 この顔が見たいからこそ、わざと混乱させてしまう事を言うのは、決してボクだけでは……無い筈。

「……イイよ、ヒロクン。好きに動いて、いつでも好きな時に射精(だ)して。ボクなら、いつでも合わせてイケるから♥」

 密着していたボクのお尻とヒロクンの恥丘がゆっくりと離れ、同じスピードで戻って来る。

「……あぁ……ヒロクンから与えられる快感が……ボクを大いに狂わせる。ヒロクンと繋がって……ボクは幸せ♥」

 抽挿に合わせて腰を左右に振ると、より快感の度合いが増してゆくし、ヒロクンも判っているらしく、上体を倒してボクの背中に覆い被さって胸を揉みしだいて来た。

「……はぅん♥ オッパイ、感じる! ヒロクンにオッパイ揉まれて……乳首弄られて……ボク、気持ち好さと嬉しさとでイっちゃう! ヒロクンと密着して……あぁあ!」

「くっ!? ゆ、優姉! 膣内(なか)がきつく締まって……大きく動けない! そんなに締め付けると、すぐイっちゃうよ! す、少し緩めて! もっと優姉を感じていたいから!」

「!! ……ヒロクン、嬉しい! そこまでボクを求めてくれるなんて……ボク、このまま昇天してもイイッ♥」

 言葉で女をイカせるなんて、去年の今頃と比べると雲泥の差……天と地、月とすっぽん位に成長している。
 自分でも身体が熱く火照り、膣内(なか)が急速に締まって精を欲する動きをするのが判った。

「すっげー締まってる! 優姉! 俺、イっちゃう! 優姉に掴まったままイっちゃう! あぁ……イク! イってるぅ!」

 後背位で繋がったまま胎内に灼けた精液を存分に注がれ、ボクもその熱さと勢いで止(とど)めを刺された。

「あ、あ、あ、あッ……ずっと出てる……ずっとこのまま……ヒロクンを感じていたい……」

 子種汁をこれでもかとたっぷり注がれる幸せに、ボクは意識が遠のいてしまった――。


     ☆     ☆     ☆


「宏ちゃん~、今度は私が騎乗位で繋がる番だね~♪」

「え? あ、うん、そうだけど……なんで判ったの?」

「だってぇ~、晶姉さん、姉さん、優姉さんと、宏ちゃんが私達の処女を貰ってくれた時と全く同じ順番と体位だったから~、私は騎乗位なのかな~って」

「若姉、サトリかっ」

「ふふ♪ 当たり、だね~♪」

 宏ちゃんと同じ事を考えていたのだと嬉しくなり、思わず自慢気にVサインを掲げてしまった。
 やっぱり、私と宏ちゃんは夫婦(めおと)となるべくしてなった間柄なのだと、誇らしく思っていたら。

「……若菜さん、凄い。普段のエロボケ担当とは思えない位に冴えてる。実は、ボクもさっきそう思ったトコだった」

「あんた! そんな目であたい達を見てたんかい!」

「若菜ちゃん、どうりでちょっかい出さずに大人しく見てると思ったら、そんなコト、思ってたの? いやはや……」

 優姉さんは手放しで褒めてくれたけど、姉さんからは何故か大目玉を喰らい、晶姉さんからは不思議と呆れられてしまった。
 だけど、肝心要な宏ちゃんからは……。

「やっぱり付き合いが長い幼馴染だね。俺の奥さんだけあって何も言わなくても判ってくれて嬉しいよ」

 最大限の賛辞を贈ってくれた。

「えへへ~♪ もっと褒めて褒めて♪ 宏ちゃんから褒められるの、だ~い好きぃ! 私は褒められて伸びるタイプだからね~♪」

「――って、自分で言うな!」

 意気揚々と踏ん反り返っていたら、再び姉さんから怒濤の突っ込みを受けてしまった。

(んもぅ~、どーして姉さんはいっつも私に突っ込むんだろう~? むしろ宏ちゃんが私に「突っ込んで」いるのにぃ~。って、こんな下ネタ姉さんに言ったら、余計に怒りを買いそう~)

 これ以上ド突かれると流石に痛いので、ここは胸に仕舞っておく。
 それよりも、今は愛する宏ちゃんとの初体験再現エッチが大事だ。

「それじゃ~宏ちゃん♥ 仰向けになって大人しくしててね~。私が~、宏ちゃんの勃起したおちんちん、私の濡れ濡れおまんこに挿れるからね~♥」

 殊更、明け透けな隠語を口にすると、当時の興奮度合いまで甦って来るようだ。
 それに、この硬いおちんちんが私に女の悦びを与えてくれるのかと思うと背筋がゾクゾクして来る。

「あぁ、若姉、竿の先っちょで縦筋をなぞらないで。焦らされてるみたいで切ないよ」

 手に余るおちんちんの逞しさに、つい、無毛の割れ目に沿って何度も亀頭を滑らせて楽しんでしまった。
 初体験までは、私の天然パイパンはコンプレックスだったけど、宏ちゃんのパイパンフェチが発覚した事で綺麗さっぱり解消したし、更には晶姉さんや優姉さん、そして姉さんまでもがその場で剃毛して初エッチは異様に燃え(萌え?)たっけ。

(うふふ♪ そして宏ちゃんに私の処女を捧げたくって、自ら騎乗位で繋がったんだもんね~♥ 上手く出来るかの不安と、やっとひとつになれる嬉しさで心臓がバクバクして今にも口から飛び出そうだったの、今でも鮮明に憶えてるわ~。そして……処女膜が破れる猛烈な痛みが感激に取って変わったんだよね~)

 こうして手の中でピクピク蠢くおちんちんは何度も射精(だ)しているのに、一向に衰えないから凄い。
 初体験(はじめて)の時は、私の番でしおしおに萎れていたのに、今ではすっかりと逞しく、絶倫になってくれた。
 その成長振りが嬉しくて、つい、しみじみと言ってしまった。

「宏ちゃん、私共々、大人になったよね~」

「? 大人? どういう意味で?」

「だからぁ~、私は宏ちゃんのおちんちんで乙女から大人の女になった、宏ちゃんは私のおまんこで男になり、どんどん成長していった、って感じだよ~♪」

「あ~~~、何となく、言いたい事は判ったよ。……でも、明け透け過ぎだって」

「えへへ~♪ ごめんちゃい♪」

 チロッと、舌を出しておどけて見せると、宏ちゃんは「しょうがないなぁ」、って感じで笑ってくれる。
 宏ちゃんからの突っ込みなら、姉さんと違っていつでも、いくらでも受けてあげるからね~♪
 そう思いつつ、手の中で熱く滾るイチモツを上に向かせ、

「それじゃ、仕切り直しで……あぁ……宏ちゃんのおちんちんが……私のおまんこに……挿ってるぅ♥ 硬くて太くて長いのが……私の膣奥(おく)まで深く刺さって……これだけでイッちゃう~~~っ♥」

 膣内(なか)から内蔵を突き上げられる圧迫感は今でも変わらないが、互いに噴き出す愛液とガマン汁のローション効果で奥まで簡単に納まり、刀に鞘と言う表現がピッタリ当て嵌まる程、宏ちゃんのおちんちんと私のおまんこの相性は抜群だと思う。

「くっ! 若姉の膣内(なか)、いつ挿(はい)ってもあったかくてヌルヌルで……大きくはみ出したビラビラが竿の根本を包んで堪らないよ! 若姉の濡れ濡れパイパンマンコ、最高だよ!」

 こうして、宏ちゃんが私の『女』を褒め称えてもくれる。

「宏ちゃんがそう想ってくれるのは~、私が宏ちゃんの為に生まれ、そして出逢ったからなんだよ~♥」

 心からの嘘偽りの無い言葉も、今では素直に口に出せるし行動で示す事も出来る。

「だから宏ちゃん~、いつでも好きな時に射精(だ)してね~♥ 私のおまんこは~、二十四時間三百六十五日、宏ちゃんの為だけにあるんだからね~♥」

 そう言葉にしたら、膣内(なか)に収めたおちんちんが急速に膨らみ、ピクピク煽動し始めたのが判った。
 今では判る、射精へのカウントダウンが始まったのだ。

「射精(だ)して~! 私を、宏ちゃんの精液で染めてぇ~~~っ!!」

「で、出る! いじらしいコト言われ続けて……もう……堪らん!」

 直後、お腹の中でヤケドしそうな熱い感覚が一気に拡がった。

「あぁ……いっぱい……いっぱい射精(だ)してくれたぁ~♥ 女に生まれて好かったぁ~~~♥」

 愛する男性(ひと)の精液を膣内(なか)で受け止める幸せに、私はいつまでも身を震わせ涙した――。


     ☆     ☆     ☆


「お、おい、宏? 無理は禁物だぜ。愛してくれる気持ちだけで充分だからさ……って、まだ、そんなにっ!?」

「宏君、ホントに大丈夫? 私なら、いつでも好いから……って、宏君、凄い! 全く衰えないのね♪」

 オレと真奈美が無理はさせまいと遠慮したものの、宏自身はやる気満々だ。
 なにせ、既に六発以上は射精(だ)しているにも係わらず、股間から隆々とイチモツをおっ勃てているのだから。

(宏、すっげ~。流石、オレが見込んだ男だけあるぜ♪ 持続力が一向に衰えない。否、むしろ……)

 去年、宏の許へ嫁いで以降、数え切れない程、夫婦性活を営んで来たが、複数のワイフと交わる毎に絶倫度合いが増しているのは、決して気の所為では無いだろう。

(ま、その分、オレ達に女としての恩恵が授かるんだから好い事尽くめだよなぁ♪)

 思わず、己のバージンを捧げて久しい巨砲に魅入ってしまった。
 それに、晶達四人の処女喪失シーンがどんな具合だったかが判り、内心、ホッとしたのも確かだ。

(オレ達のロストバージンは晶達の目の前で、だったけど、オレと真奈美は晶達の初エッチ、噂に漏れ聞こえる分しか知らんかったからなぁ。……あっ! もしかして、宏はオレと真奈美の為に初エッチを再現してくれたのか!?)

 顔に出たのか、宏が小さく頷いて微笑んでくれた。

「ほのかさん、晶姉達の初エッチシーン、どうだった? 俺としては、今とそんなに変わって無いと思うんだけど」

「そうだな……今と違って流石に初々しいな。ところが今や、晶なぞ牙剥いて宏に襲い掛かってるもんな♪」

 ガハハと大口開けて笑っていたら、長い髪をメデューサの如く蠢かせ目を怒りで光らせた晶が口から火を噴きながら身を乗り出し猛然と噛み付いて来た。

「って、誰が本能に任せて襲ってるってぇ――んぐぐっ!?」

 まるで怪獣が吼えたかのような声が一瞬上がるが、素早く羽交い締めにした若菜ちゃんと口を封じた優によって制圧される。
 どうやら、今はオレ達の時間だからね、と配慮してくれたようだ。
 だったら遠慮無く、その気遣いに乗っかるとしよう♪

「それじゃ、今度は宏のペニスがオレのバージンを破ったシーンを再現してくれよ。オレも懐かしいし♪」

 オレだってバージンブレイクの瞬間は今でもハッキリと憶えてる。
 何たって、生涯一度切りの大切な想い出だからな。

「ほら、真奈美。今度はオレ達の番だ。さっさと始めようぜ。オレも限界だし、宏もお待ちかねだぜ♪」

 既に四人のセックスを目の当たりにしたので身体が精を欲して熱く火照り、これ以上のお預けは我慢ならない。
 ベッド中央で仰向けになり、顔を赤く染めた真奈美(見た目以上に肉感的な身体だ)をシックスナインの形で覆い被らせ、宏を待つ。
 みんなから向けられる濡れた視線が心地好いのは、これからオレが宏とセックスする故の優越感、だろうか。

「――って、真奈美も既に発情してんのか? アソコが大洪水になって滴ってんぞ……って、挿(はい)って来たぁ! ひぐっ! ア゛ァ~~、ひ、宏が……オレの膣(なか)に……奥に当たって……あぁ嗚呼ア゛っ!!」

 何度交わっても、宏から与えられる快楽の度合いはその都度違う。
 特に今回は一回目の結婚記念日の、しかも初体験を再現したエッチとなれば、否応なしに昂ぶって当然だ。
 その証拠に、宏が膣内(なか)に来た瞬間に小さいアクメを迎え、奥を突かれた瞬間には絶頂を極めてしまった。
 お陰で真奈美の尻に爪を立ててしまった……かもしれないから、あとで謝っておこう。

「――って、もう、抜くのかっ!? もっとオレを可愛がってくれよぅ」

 流石に破瓜の痛みまでは再現出来無かったけど、膣(なか)で脈打つ宏の力強さ、逞しさを感じ入っていたら、不意にヴァギナからペニスが抜かれてしまった。
 どうやら今度は真奈美に挿れるようで、申し訳無さそうな宏の顔が真奈美の尻の向こうから覗いていた。

「ごめんね、ほのかさん。ちょっと待っててね」

「あ、まぁ、すぐに戻って来るならイイけどさ。でも、ほんのちょっとだぞ!? 」

 宏のいなくなった部分がポッカリ空いたかのような寂しい気分になり、つい、不満をぶつけてしまった。
 決して女を蔑ろにしない宏の性格を判っていても尚、エゴ丸出しで欲してしまうのは……女として当然だと思う。

「判ってる♪ 二人をぞんざいに扱う訳、無いから安心して♪」

「仕方無いなぁ。だったら、オレと真奈美、存分に可愛がってくれよな♥」

 懐の広い宏を真似、オレは寛大な精神とにこやかな笑顔で真奈美にペニスを譲り渡した。
 だけど、目の前数センチの所で別の女のヴァギナに宏のペニスが挿(はい)っていくのを見ると、ちょっとだけ妬けるのは……オレだけかなぁ――。


     ☆     ☆     ☆


「あぁ……宏君が膣(なか)に来てくれたぁ♪ 凄い! まだカチカチに硬くて……膣を抉られてるぅ♥」

 愛する男性(ひと)とのセックスが嬉しく、且つ、まだまだ元気溌剌! なおちんちんが逞しく、つい叫んでしまった。
 同居したての頃の宏君は連日短時間連続射精を繰り返し、果ては途中で中折れし腎虚になり掛けただけに、今夜みたいな大人数――奥さん四人以上でのエッチはちょっと心配したが、どうやら杞憂に終わったようだ。
 どうやら連日連夜、複数の奥さん達と逢瀬を重ねてスキルアップしただけあって、まだまだ夜のスタミナは充分に備わっているようだ。

(もっとも、宏君に出すお料理には必ず精力増強の素材が混じっているから、萎えようが無いのよね~)

 若菜ちゃんを筆頭に千恵ちゃん、多恵子さん達が考え作り上げるメニューはどれも超一流だ。
 全員への栄養管理は完璧だし、各自のその時々の体調に合わせて素材の配合を微妙に変え、アレンジするのだから私には真似出来無い。
 特に、宏君への夕食メニューは腎虚防止及び精力増進の素材が必ず使われているので、毎晩のエッチは必然的に「いつまでも元気モリモリ♪」だし、翌日も「疲れが全く残らない♪」状態となっている。

(あんっ♥ お陰で宏君のおちんちん、いつ味わっても素敵だわぁ♥ こうして気持ち好いトコ、擦ってくれるし♥)

 四つん這いの姿勢でもGスポットを的確に攻めてくれるから、本当に凄いと思う。
 一般的には仰向けになった女性を男性が下から突き上げる形になって初めてGスポットに亀頭が強く当たるらしいけど、優先輩に言わせると、「……ヒロクンは如意棒使いだから♪」と、誰と交わっても同じように当たるのだそうだ。
 そんな事をつらつら思いつつセックスの心地好さに浸っていると、宏君の上擦った声で我に返った。

「うわ、真奈美さんの膣内(なか)、すっごくドロドロに溶けてる! ごめんね、ずっと待たせちゃって」

「ううん、私は大丈夫。宏君が来てくれると判っているから、私はいつまでも安心して待っていられるから。だから、ほのか先輩を先にイカせてあげてね♥」

 去年の今頃とは違い、随分と大人の対応が出来るようになったと思う。
 これもみな、宏君と晶先輩達や多恵子さん達と暮らして来た賜物だ。

「ダメだよ。俺は二人の初体験(はじめて)の時と同じように同時にイカせるから。ひとりだけ絶対に置いてけぼりにはしないから!」

「うふふ♪ だったら、あまり無理はしないでね♪ 私、ほのか先輩の蕩けたアヘ顔、見るの好きだから♪」

 腕の中で横たわる金髪碧眼ハーフ美女の悶絶絶頂シーンは、何度見ても心逸る。
 しかも、お互いの乳首が相手の下腹部と擦れ合って刺激的な性電気を甘受出来るから、こうして抱き合いつつ宏君に抱かれるのも結構好きだったりする。

(だからこうして……胸を押し付けつつ、小さく揺すっちゃうのよねー♪)

 などと、乳首からの蕩けるような快感を得つつ、ほくそ笑んでいたら。
 
「って、真奈美! ヘンなコト、言ってんじゃねーよっ! しかも乳首押し付けてハァハァしてんじゃねぇ! オマエの熱い息がアソコを撫でるから……疼いて仕方ねぇんだ!」

 透き通る様な声を張り上げたほのか先輩から突っ込まれてしまった。
 しかも、今は宏君からも「突っ込まれて♥」いる真っ最中な訳で……うふ♪

(ほのか先輩のアソコ、凄いコトになってるぅ♪ 愛液が駄々漏れしてる割れ目はパックリ開いて、パイパンおまんこの中身が丸見えになってるし♪ プックリ膨れたクリトリスなんか飛び出て、すっごく敏感そう♪)

 ひとつ後輩の私でも、大学で三年間、共に過ごして来ただけに目の前の美女の性格や心情位は判る。
 なので、物欲しそうに蠢く割れ目を、愛情を籠めて舐め上げた。

「あひゃんっ♥ ま、真奈美、今、舐めるんじゃねぇ! クリに触るなぁ! 宏でイカせてくれぇ! 宏でイきたいんだぁ!」

「うふふ♪ ほのか先輩の喘ぎ声、可愛い♪ 宏君、ほのか先輩を最後まで導いてあげて。そしたら、次に私を導いてね♥ でなきゃ、泣いちゃうんだから♥」

「おっけー! それじゃ交互に挿れて、最後はほのかさんから注ぐから待っててね!」

「うんっ♥」

 胎内から愛する男性(ひと)がいなくなるのは一抹の寂しさを感じるも、今や手を伸ばせば簡単に掴まえる事が出来るし、愛を囁く事だって出来る位置に自分はいるのだ。

「宏君、愛してるわ♥ 誰よりも愛してる♥」

 以前と違い、人前でも物怖じせずに遠慮無く言えるようになったものだと、しみじみ思った。
 だけど、宏君のおちんちんが、ほのか先輩の膣にいとも簡単に呑み込まれ愛液が噴き出す様子を間近で見てると……私も期待で濡れちゃうわ♪――


     ☆     ☆     ☆


「みんな……愛してる! 一生、離さないからね!」

 想いを言葉に変え、口に出して明確に伝える。
 口先だけでは無い、嘘偽りでは無いと、華奢な身体を強く抱き締めながら相手の膣(なか)へ想いを込めた精液をたっぷりと注ぐ。
 妻が極めた絶頂の余韻が収まるまで膣(なか)で待機し、そして次に控える白蜜を垂らす膣(なか)へと突き入れ、無尽蔵とも思える精子を大量にぶちまけてゆく――。

「ハァ、ハァ、ハァ、さ、流石に短時間での連射はしんどいな。もっとゆっくりすれば好かったかな」

 晶姉、千恵姉、優姉、若姉、ほのかさん、真奈美さんと続け様に膣内射精を決めたら、流石に息が乱れた。
 深呼吸で息を整えつつ、部屋の隅で甲斐甲斐しくおしぼりだの濡れティッシュだの乾いたタオルだの用意し手渡すメイド隊四人に視線を向ける。
 自分達の濃密な濡れ場を目の当たりにした所為か、四人共、黒のメイド服から覗く肌や顔が赤らみ薄っすらと汗ばんでいるのは……気の所為では無い筈だろう。

(四人に手伝って貰った結婚記念日イベントだったけど、実は、今日はまだ終わって無いんだよね~♪)

 イベントの途中で晶姉のキス当て壷当てクイズなる暴走ハプニングが起きたが概ね予定通りにコトが進んでいるし、次の段階へと進む事にする。

「多恵子さん、夏穂先生、飛鳥ちゃん、美優樹ちゃん、手を休めてこっちに来てくれないかな?」

 呼び寄せている間に死屍累々(?)と横たわる六人の奥さん達を何とかベッド脇へ待避させ、手早く新たなシーツに替える。

「今日は朝からお疲れ様。ホント、助かったよ。今日の宴会が上手くいったのは、全て多恵子さん、夏穂先生、飛鳥ちゃん、美優樹ちゃん達のお陰だよ。本当にありがとう!」

 ベッドの上で正座し、本日は影のヒロインとなったメイド隊に向かって感謝の気持ちを込めて深々と頭を下げる。
 すると、慌ててベッドに上がり、真っ正面で正座し畏まったのは屋敷最年長の多恵子さんだった。
 アップに纏めた黒髪にメイドの象徴でもあるホワイトプリムが煌めいているのが……なんとも可愛い♪

「いえいえいえいえ! そ、そんな、勿体無いお言葉、恐れ入ります! わたくし共は、単に宏さんの仰る通りに動いただけですので、褒め称えて貰う程の事は一切ございません! どうか、頭をお上げになって下さいまし!」

 両手をブンブン、頭もブンブン振る多恵子さんの剣幕に我に返ったのか、夏穂先生と飛鳥ちゃん美優樹ちゃんも慌てて多恵子さんに並んで正座し、顔の前で手を振り、顔も横に振っている。
 どうやら、俺から礼を言われるとは微塵も思っていなかったらしい。

「いやいや、みんなの尽力があってこそ、今日の宴会が成功したんだ。だからお礼を言うのは当然でしょ?」

 ちょっと意地悪く問い掛けてみると、案の定、それぞれ困ったような顔付きになった。
 夏穂先生は「さもありなん」とばかり胸を反らしてドヤ顔になったのは……ある意味予想通りとして、恐縮しまくりなのが多恵子さんと、その娘さんでもある飛鳥ちゃん美優樹ちゃん姉妹だ。

「いえ、お礼を言うのは、わたくし共です! このように素敵な結婚記念日をお手伝い出来たのですから――」

「そ、そうです! 宏先輩のプラン、お手伝い出来て楽しかったです! だからお礼言うのは私の方――」

「宏さん……。美優樹、感激してたんです。皆さんの繋がりの深さを改めて知る事が出来て嬉しかった――」

 三人が同時に喋るも俺は手を翳し、ちょっと強引に言葉を封じた。
 このままでは先に進まないからね。

「まぁまぁ、今は収めてくれるかな。今度は『俺達』から裏方として頑張ってくれた四人へお礼、するんだから♪」

 ここで、一連の言動をベッド脇で見守っていた六人にウィンクして合図を送る。
 打合せはしていなかったけど、これまでの付き合いと流れから、きっと汲み取ってくれる筈だ。
 果たして。

「そうね。今回は多恵子さん達におんぶに抱っこ、だったからね。だったら、あたし達からもお礼、しないとね♪」

「……ヒロクンだけ感謝を示すのはダメ。当事者のボク達からもお礼して然るべき。だったら……」

 筆頭妻の晶姉と、その妹の優姉が一歩前に進み出ると、

「あたいも、今日は散々お世話になったもの。お礼、させてね♪」

「オレもお礼、するぜ♪ 散々騒いだのに全部任せっきりだなんて、オレのプライドが許さないからな♪」

「私からも、お礼させて貰いますね。宏君共々、感謝してますから♪」

 千恵姉、ほのかさん、真奈美さんもにこやかに同意し、ベッドに上がって来る。
 そして、俺が言おうとしていた台詞を、右腕を掲げウィンクする若姉が取って代わって紡いだ。

「それじゃ~、今度は多恵子さん達と宏ちゃんの『紙婚式エッチ・番外編♥』だよ~!」

「「「「「お――――――――――っ!!」」」」」

 その言葉を待っていたかのように、晶姉達の雄叫び(雌叫び?)が部屋に轟いた(各自、股間から溢れ出た白濁液を内腿に滴らせていた)。

「――と言う訳で、多恵子さん。宏、行っきま~~~す♥」

 正座したまま唖然としていた相手を押し倒し、足首まである黒のエプロンドレスのチャイナドレスバージョンに手を突っ込み黒のショーツを電光石火の早業で抜き取る。

「……え? ……えぇ!? え――――――――っ!!」

 微笑ましく狼狽える(?)多恵子さんに構わず裾を大きく捲り上げると、そこには無毛の恥丘に深く刻まれた深紅の大輪が朝露に濡れるが如く、物の見事に咲き誇っていた。

「やっぱり♪ 多恵子さん、俺達の情事を目の当たりにして相当昂ぶってたみたいですね♪」

 ご明察とばかり、多恵子さんは首から上を真っ赤に染めて唇を噛み締め、涙目のまま横を向いてしまった。

「意地悪言ってごめんね、多恵子さん。多恵子さんのメイド姿が余りにハマってたから……実は、朝からずっと興奮してたんだ」

 ここまで十発近く放っているのに、全く衰えない肉槍を熱くぬかるんだ姫割れに沿って這わせていると。

「あぁ……宏さんの、いけず! 年増の女を弄んで……全くもってイジワルですぅ」

 目元を紅(あか)く染め、下からいじらしく見上げる潤んだ瞳に、俺は我慢出来無くなった。

「多恵子さん、愛してます♥」

 愛を捧げつつ、すっかりほぐれていた蜜壷へと進入する。
 すると、そこは丹念な愛撫を長時間受けていたと思える程に熱く、そして優しく迎えてくれた。

「はぁああああっ♥ 宏さん……宏さんっ♥ わたくし……嬉しゅうございます! 裏方としてお手伝いさせて戴いたにも係わらず、このようにお慈悲を恵んで下さって……わたくし、宏さんに嫁いで幸せです!」

「俺も、多恵子さんとひとつに繋がって嬉しいです。多恵子さんの膣(なか)、チンポ全体を柔らかく、でもきっちり包んでくれるので最高です♥」

 羞恥に塗れる多恵子さんが愛おしく、蕩ける膣肉を存分に堪能し、快楽を与えていると。

「ヒロ。こっちの準備も整ったわよ♪」

「……ヒロクン。『こっちのみ~ずもあ~まいぞ♪』 って、夏穂先生が誘ってる。……水と愛液を掛けてるんだって」

「って、晶ちゃん手を離して! 教え子の前で何たる羞恥プレイ! 優ちゃん! ウチはそんなして誘ってないっ!」

 晶姉と優姉が恥じ入る夏穂先生を仰向けのM字にし、濡れた秘唇をV字に開いて手招きしているし、その隣では、

「宏、こっちもオッケーよ♪」

「私達が愛撫する必要も無い位、飛鳥ちゃんのパイパンおまんこ、すっかり濡れ濡れよ♪」

「って、千恵先輩! 後生だから脚を閉じさせてぇ! 真奈美さんもナニ、バラしてんですかぁ!」

 千恵姉と真奈美さんが飛鳥ちゃんの長い脚をそれぞれ抱え、仰向け大股開きにして招くようにウィンクしているし、

「宏ちゃん~♪ 美優樹ちゃんも、今か今かとお待ちかねだよ~♪」

「……ボク達のアシストは微塵も必要無かった。みんな、すっかりヤル気だったみたい」

「わ、若菜さん! お願いですから中まで開かないで下さいぃ! 自分で出来ますぅ。優さん! 美優樹は夏穂お姉さんと違ってヤル気満々なんてあり得ません! ちょっとだけおこぼれに預かりたいだけですぅ! ……はぅん♥」

 笑顔の若姉と優姉が四つん這いにさせた美優樹ちゃんを左右から押さえ込み、エプロンドレスのミニスカートを捲り上げて秘唇をくぱぁと開き、胸元もはだけさせると乳首を弄って甘い声を上げさせていた。

「みんな、待っててね! 順番に挿れてイカせるからねっ。次は夏穂先生だ!」

 多恵子さんの逃すまいときつく締まる完熟膣から無理矢理イチモツを引っこ抜き、白蜜とカウパー汁の混合液の銀糸を繋げつつ隣で涎を垂らして待っていた成熟膣へ挿入し、何往復かピストンしたら飛鳥ちゃん、美優樹ちゃんの早熟膣へと順次亘ってゆく。

「ムフ♪ メイド服を纏った夏穂先生がアヘ顔晒してイってるっ♪ 飛鳥ちゃんのマンコ、いつ挿(はい)ってもヌルヌルで気持ちイイ! 美優樹ちゃんのきつく締まるパイパンオマンコ、年相応で最高~♪ 多恵子さんの包み込むような柔らかで奥の深いオマンコも癖になってイイ~♪」

 四つの熱くぬかるんだ膣を順番に抜き差しし、受ける膣肉の違いを堪能していると猛烈な射精感に襲われた。
 流石に、四人のパイパンメイドとの着衣エッチは見た目と相まって刺激が強過ぎた。

「最初に射精するのは多恵子さんだ! このまま出すよ! 受け止めて!」

「はひぃ~~~♥ わたくし、堕ちますっ。宏さんにっ……堕とされてますぅっ♥」

 今回の功労者である多恵子さんは対面座位で深く繋がり、キスを交わしながら膣内射精でイカせる。
 腰に回され、黒のガーターストッキングに包まれた何とも色っぽいおみ足が間近で見られ、しかも小柄な体格が活きる密着体位なのだ♪

「次は夏穂先生だよ♥ 一緒にイきましょう♪ 射精(だ)します! ――とりゃぁ!」

「う、ウチ、もう何度もイってるぅ♥ 教え子から膣内射精されて……アヘってるぅ♥」

 夏穂先生には、オーソドックスな正常位でフィニッシュを迎える。
 Dカップのムチムチボディ(上から八十四、五十九、八十八なのだ♪)を自慢にしている恩師への膣内射精(なかだし)は、ともすると背徳感――純情童貞男子生徒と淫乱女教師を掻き立てるので、より一層興奮するのだ♪

「飛鳥ちゃん、一緒に気持ち好くなろう♥」

「ひ、宏先輩……に全てお任せしますっ♥ あひゃん♥ いっぱい……膣(なか)にいっぱい出てるぅ♥」

 松葉崩しの体位で貫き、生足に舌を這わせつつ後輩の若膣を堪能し、目一杯、射精する。
 黒のエプロンドレスを纏っていても判るスレンダーな体格(七十四センチのAカップなのだ♪)に、無毛の恥丘の白さと得も言われぬ丸味が目にも楽しい体位なのだ♪

「美優樹ちゃん、お待たせ。最後まで愛し合おうね♥」

「あぁ……宏さんを深く感じますぅ♥ お腹の奥に宏さんの精液、たっぷり下さいぃ♥」

 四つん這いの美少女に覆い被さり、慎ましやかな美乳(八十センチのBカップなのだ)を両手で掬うようにして揉みしだきつつ、膣奥(おく)に挿したまま勢い好く射精する。
 後背位は上体が下向きになり、普段以上にオッパイの柔らかさと重さを感じるからイイのだ♪

(これで、みんなの膣(なか)に射精(だ)したよな。……よし、第二ラウンドの開始だ!)

 この奥さん達なら……否、この奥さん達だからこそ、俺はいつでも何度でも抱けるし抱いてもみせる。
 隆々とそびえ勃つ肉槍をこれ見よがしに晒し、みんなを見渡すと高らかに宣言した。

「みんな、大好きだ! 愛してるよっ♥」


     ☆     ☆     ☆


 この夜、宏は夜が明けるまで十人の妻を相手に挿入と射精を繰り返し、全員に結婚記念日の好き想い出を作ったのだった。



 その後、奥さん達は先の失態を決して忘れぬよう、結婚記念日を筆頭に各種記念日――各人の誕生日に始まり上京記念日やら同棲開始記念日やら新婚旅行開始記念日、果てはこの屋敷に移った遷都記念日や仔猫を保護した三毛(ミケ)ちゃん記念日にエッチした種蒔き記念日まで!――の全てを屋敷中のカレンダーに印すようになったと云う――。


                                            (つづく)


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恋路(1) 恋路(1) 美姉妹といっしょ♪~新婚編
 
 低く薄暗い空と生暖かく湿った風が鬱陶しい梅雨がようやく明け、真っ青な空に白い雲が所々にポツンと浮かび、強烈な陽射しと乾いた暑さが容赦無く襲って来る、そんな夏真っ盛り。

「いやぁ~ん♪ 潮溜まりに、ちっちゃなカニさんがいっぱいいるぅ~~♪ あ~ん、超可愛ぃ~~~♪」

「って若姉! 岩場で走ると危ないよ! 海は逃げないから落ち着いて!」

 腰まで届く漆黒の髪をなびかせ真っ先に駆け出した幼馴染の背中に、宏は慌てて声を張り上げた。
 岩場でコケると、シャレにならない大怪我に繋がるからだ。

「宏、放っておけば好いわよ! ったく、子供じゃあるまいに、どーして海ひとつで、あんなにもはしゃぐかなっ」

「うふふ♪ 宏君と一緒だから、どこに行っても充分楽しいのよ」

「あはははは! そうそう♪」

 思いっ切り眉根を寄せて毒吐(つ)く千恵を真奈美がまぁまぁと宥め、それを他の面々が面白そうに笑う。

「まぁ、こんだけ雄大で綺麗な大自然の中にいれば、俺だって心弾むわな」

 宏は目の前に拡がる紺碧の大海原を眼を細めて眺めつつ、思いっ切り深呼吸した。


     ※     ※     ※


 宏達御一行は、帰省した翌日に鈍行と特急列車を乗り継いで「竹川流れ」へ海水浴に来ていた。
 ここは実家から九十キロ程北上した同じ県内にあり、標高三百メートル級の山裾が幾つも海に落ち込み、荒々しい岩場とどこまでも澄み切った蒼い海とが織りなす風光明媚な土地で、古く――大正時代から名勝地として知られたエリアだ。

(何度来ても、ここの海は格別だよなぁ。蒼い海と数々の奇岩に打ち寄せる幾つもの白い波。……でも、この辺りもだいぶ変わったよなぁ。子供の頃に来た時とは大違いだ)

 目の前に拡がる手付かずの大自然とは裏腹に集落近辺では真新しい道路が通り、土台ごと海に突き出し建てられた色取り取りな建物が雨後の筍のように並んでいた。

(いくらなんでも、ここまで近代化しなくても好いのに……)

 宏は観光開発と自然破壊は表裏一体だとつくづく思う。
 殊に、ここ数年のこのエリアの開発は凄まじく、大型観光バスが余裕で擦れ違えるよう国道を拡幅整備し(以前は狭い砂利道だった)、集落を迂回するバイパスを通す為に大きく山を削って切り開いたり(集落内は未だに普通自動車の通行が困難な道幅が多々ある)、無人となって数十年経つ古く寂れた駅に特急列車を停車させたり(夏季限定だが)、その駅前駐車場を道の駅と共用化し土産物屋や海を一望する展望デッキなど整備したりと、通年に亘り県内外からの観光客誘致に力を入れている場所でもあった。

(でもまぁ、そのお陰で、こうしてみんなと一緒に簡単気楽に来られる訳だし……ちょっと複雑な心境だな)

 宏はそんな竹川流れの中心地から北へ徒歩三十分程の所にある宿(味のある鄙びた民宿だ♪)を取り、二泊三日の小旅行に来ていたのだった。
 一行のいる海岸は宿屋のすぐ裏手にあり、猫の額程の砂浜に沖合と左右に岩場が拡がる、ちょっとしたプライベートビーチみたくなっていた。

(思った通り、この浜は地元の人達が十数人いる程度で観光客は俺達以外いないや。こっち側に宿を取って正解だったな♪)

 県内外からの海水浴客は殆どが竹川流れの駅周辺に集中するので、それ以外の海岸はシーズン真っ盛りでもかなり空いているのだ。

(ま、今はみんなとの海水浴に集中しよう)

 意識を目の前の美女軍団に切り換えた宏は、黄色い歓声を上げ波と戯れる面々に声を掛ける。

「若姉、向こうの少し大きめの潮溜まりにはもっと大物が潜んでるかもよ? 黒鯛とか」

 七色に煌めくワンピースの水着を纏い、足取り軽やかに岩場を今もピョンピョン跳ね回っているのは若菜だ。
 細い肩紐に大きく開いた胸元の白さと慎ましやかに膨らむ双丘の膨らみが何とも色っぽい。
 片や、肩に掛かる黒髪を振り乱し、狂喜(今は狂気が正解だと思う)乱舞しているのは……。

「ぅぎゃぁ――――――――! ふ、ふ、ふ、フナムシの大群の中に足、入れちゃったあ゛――――――っ!! い゛、い゛ゃ――――――――っっ! 何匹も足を登って来たぁ! ひ、ひ、ひ、宏クン取ってぇ――――――――っ!!」

「あはははっ! ナイスリアクション! そっと手で払えば大丈夫ですよ。もしかしたら、その虎柄のビキニがフナムシを呼び寄せたのかもしれませんね♪ なにせ、すっごく似合ってますから♥」

 両足をよじ登るフナムシの大群相手に涙目で格闘しているのは、宏の恩師にして妻となったばかりの夏穂だ。
 円熟味を増したボディはまさに熟れ頃で、セミロングの髪型と纏う衣装のお陰で、まるで謀鬼っ子キャラクターみたく見えるのは……気の所為だろうか。

(自分を「ウチ」と言うのは同じだし、これで言葉尻に「~だっちゃ♪」などと言ったら決定的だよなぁ。……ま、それはそれで可愛いからアリだよな♪)

 恩師の無邪気な笑顔(今は引き攣った泣き顔だ)を見るにつけ、目尻を下げ心から愛しいと思う宏だった。

「えっと、ほのかさんはドコ行った? さっきまで、そこら辺で泳いでたと思ったけど」

 一行を引率する宏は若菜が用意した赤・青・白のストライプ柄のトランクス水着(まるでどこぞの国旗で遠目からでも好く目立つ)を穿き、はしゃぐ十人の奥さん達の相手をして回る。

(目にも鮮やかな水着美女と一緒に遊ぶのは嬉しいし楽しいんだけど……)

 中にはハメを外す奥方もいる訳で……。

「宏ぃ! そこの岩場で天然のウニと黒アワビ見付けたぜ! さっそく宿屋に持って帰って酒の肴にして貰おうぜ♪」

 目にも眩しい金色の三角ビキニを纏った美女が海中から勢い好く現われ、両手にてんこ盛りで載せた獲物を自慢気に突き出して来た。
 波打つ金髪とどこまでも澄み切った碧眼を煌めかせ、豊かな双丘とグッと括れたウェストに腰の位置が誰よりも高い、北欧生まれのハーフ美女だ。

「ほのかさん、ここら辺の海は禁漁区だから俺達一般人は獲っちゃダメだよ。どうしても獲りたいんなら宿屋の人に言って一日漁業権を買わないと……って、ほのかさん! アワビをビキニのボトムに突っ込んで隠し持っちゃダメぇ! ウニを股間に宛がっちゃ危険ですってば!!」

「え~~~、オレが生まれながらに持ってるアワビと同じアワビなんだから好いだろ~? もっとも、オレのアワビはこんな黒くないし、宏も何度も見て味わってるから知ってるだろ? それにウニはホラ、こうするとお股の剛毛! ってコトでさ♪ ガハハハハ!」

(……誰だよ、ほのかさんにエロい入れ知恵したのはっ)

「と、とにかく、ダメったらダメです! ローカルルールもちゃんと守って下さいね!」

 羞恥心や女性の慎みと言った言葉を忘れたかの如く豪快に振る舞うハーフ美女に眉根を寄せ、こめかみを押さえつつ締める所は締める宏だった。
 一方、素直に景色に魅入っている奥方にも目を向け、宏は積極的にスキンシップを図る。
 これ以上、ほのかと係わっていると自分も毒されそうだったから……と恐れたのは、誰にも内緒だ。

「へ~、話には聞いてたけど、竹川流れって、こんなにも綺麗なトコだったんだね。海の蒼さと空の碧さ、岩の黒さに砕ける白い波がマッチして、すんごく癒されるわ。それに、そこかしこにある巨岩が面白いわ~♪ 大岩に丸い孔が開いてたり、海に巨大な杭みたいな岩が突っ立ってたりして。そっか、これが俗に言う自然の造形美、ってヤツね」

「高校卒業まで同じ県内に住んでいたのに、ここへ来るのは初めてだものね。テレビで見るよりずっと素敵だわ♪ お姉ちゃん、孔の空いてるのが眼鏡岩、大きな杭は蝋燭岩って言うんですって。で、あの沖合にあるのが夫婦岩で、今の時期は夕日が岩の間に沈むんですって♪」

「めおといわ? あの、一対の巨岩がもたれ掛かってるヤツ? なるほど、私と宏先輩みたいだわ♪」

「それはナイナイ。ここは、そんな奇岩怪石や絶壁が海岸線十数キロに亘って見られる県内屈指の景勝地だもの。色んな名前の付いた巨岩があちこちあるそうよ。隣の集落には屏風岩と呼ばれる断崖絶壁もあるんだって」

 栗色に煌めくツインテールを揺らした飛鳥が腰に手を当てて周囲を見渡し、それに同調した美優樹も大きく頷く。
 飛鳥はオーソドックスなビキニを纏っているが長身で脚が長く、九頭身とも思えるスタイルの好さを誇っているので宏と地元民の目を惹く女性となっている。
 美優樹はいつも身に着けている黒のゴスロリ衣装を脱ぎ捨て、白い素肌を露わにしたビキニを纏っていた。
 しかも姉の飛鳥と双子では無いかと思われる程に外見は瓜二つなので、スタイルの好さも抜群だ。
 もっとも、飛鳥は目にも鮮やかな赤ビキニ、美優樹はどこまでも吸い込まれそうな黒ビキニなので甲乙付け難いのも確かだ。

「飛鳥ちゃん、美優樹ちゃん、ナイス水着♪ 好く似合ってるよ♥ ずっと見ていたい位だ!」

 目尻を下げ、鼻の下も大きく伸ばしたまま二人に向かってサムズアップする宏。

(ぐへへ♪ ピッチピチの女子大生二人のビキニ姿だぁ。ムフッ♥ 眼福眼福♪ この二人は晶姉や若姉、ほのかさんとは違う美しさだよなぁ♥ 肌は張りがあって肌理細かいし手足もスラリと長いし、これが若さかっ。うん、若さだ!)

 涎を啜りつつ、褒められて悦ぶ二人に魅入っていたら、すぐ背後から鋭い声色でクレームが降って来た。

「ちょっとヒロ! ヴィーナスにも勝るこのあたしには何も言わないのかしら? さっきからずっと待ってるんだけど? そ・れ・に! あたしだってまだまだ若いんだからね! 美優樹ちゃんとはたったの九歳しか違わないんだからね!」

 ジロリと宏を睨みつつも贅肉の無い美脚を軽くクロスさせ、両手を腰に軽く当てたモデル立ちしているのは宏の従姉にして筆頭妻の晶だ。
 何やら額に青筋を浮かべ、ニコ目の目尻が引き攣っているのは……気の所為だろうか。
 しかも、まだまだ、とか、たったの、をやけに強調してもいる。

(まさか……若い、ってフレーズを読まれた? いや、ナイナイ。サトリや夏穂先生じゃあるまいに)

「フンッ!」

 どうやらずっと放置され続け、好い加減、痺れを切らした挙げ句のクレームだったらしい。
 誰よりもプライドが高く、常に集団の先頭にいないと気が済まないお方らしい――と言えばそれまでだが、このまま放っておく方がもっと危険なので、宏は早急にクレーム処理する。

「晶姉のワンピース水着、すっごく似合ってて格好好いよ! 普段からメリハリのあるボディがオレンジ色のシンプルな水着を纏う事によって、より引き立ってるし♥ うん♪ この夏一番の水着美女は晶姉に決定だねっ!」

 嫌味にならない程度に妻を最大限持ち上げ、惜しみない賛美を贈る宏。
 結婚してから手に入れ、確実にレベルアップした「ゴマすり」スキルが自然に発動したのだ。
 果たして、ヘソを曲げていた奥さんは立ち所に満面の笑みを取り戻し、機嫌を治してくれた。

「当然よ♪ このあたしが、自ら選んだ水着に間違いは無いわっ」

(晶姉、俺より四つ年上だけど、拗ねたり笑ったりして超可愛い♥)

 ドヤ顔で胸を張る従姉が掛け値無しに可愛く映り、宏は心の中で大いに相好を崩してしまう。
 ご機嫌を損ねると後々大変な目に遭うのが判りきっていただけに、有無も言わせず褒め称えて正解だったようだ。

(ま、信管付き不発弾は早々に処理するに限るしね)

 などと胸を撫で下ろしていたら。

「……ヒロクン。夏ボケ日射ボケしてるお姉ちゃんは無視して構わない。ボクだけを見ていれば万事平穏♪ ボクならヒロクンを責めたりはしない」

 姉を蹴落とし夫には甘い台詞で誘惑するのは、晶の反対側から擦り寄って来た優だ。
 当然、好い雰囲気を邪魔され壊された晶は黙っていない。

「――って優! それはどーゆー意味よっ!? あたしは見るに値しないってかっ!?」

 まさに、食って掛かるとはこの事、だろうか。
 拳を妹に突き付け、目と歯を剥いて前のめりになっている。

「あはは♪ 二人共、元気だねー」

 今日も双子美女姉妹(ふたごしまい)は健在だ。
 なにせ、晶は言葉と鼻息は荒っぽくとも瞳はずっと笑っているし、優も実家を出る前からずっと頬が緩んでいる。
 表面上はクールに取り繕っていても、みんなと同じ、心弾む状態に違いない。

「優姉の水色ビキニも似合ってて素敵だ♪ 優姉はウェストが細いからバストが数字以上に大きく見えるしね♥」

「……ヒロクンにそう言って貰えるだけで、ボクは幸せ♥」

 嘘偽りの無い素直な宏の褒め言葉に、目元を紅(あか)く染め、へにゃりと相好を崩す優だった。

「私も日本でここまで綺麗な海で泳ぐの、初めて。沖合の大きな岩が天然の防波堤みたくなっているから、こっち側はさざ波程度で泳ぎやすくなってるのね。宏君は何度も来た事あるの? 駅から迷わず民宿まで来たし」

「あたいも、ここは初めてだわ。まぁ、実家(うち)から歩いて三十分の所にある海でずっと泳いでたから、列車を乗り継いで二時間近く掛かるこっちの海までわざわざ来ないもんねー。車だと優に二時間半以上掛かるし」

 夏の陽射しに照らされて色鮮やかな青のワンピース水着を纏った真奈美が小さく首を傾げ、純白の紐ビキニが似合う千恵が両手を腰に当てたままウンウンと頷く。
 真奈美は背中が腰までUの字に深く開いたタイプで、真っ直ぐな黒髪と真っ白な背中とのコントラストが目に眩しく、背骨のラインが妙に艶めかしい。

「そっか、真奈美さんは春先に行った下地島じゃ泳がなかったもんね。ここは下地島といい勝負だね。子供の頃、親に連れられて何回かドライブで来た事はあるけど、泳ぎまでは。宿屋は駅から道なりだからね」

 色っぽい真奈美に応えてから(つい息子もピクリと反応してしまった)、宏は千恵が水着に着替えた時からずっと気になっていた事を確かめる。

「千恵姉、その水着って、もしかして以前、俺と一緒に海に行った時のじゃない? 俺が中三の時の」

「!! お、憶えててくれたんだ! もう七年も前の事なのに……♥」

 一瞬で耳まで赤く染める千恵。
 頭の片隅にずっと残っていた記憶は、どうやら正解だったようだ。

「だって、俺が初めて女性と二人っきりで海へ行ったんだもん。忘れる訳、無いよ。てか、忘れようにも忘れられない大切な想い出だし♪」

「宏……♥」

「うふふ♪ 千恵ちゃん、瞳が潤んでお顔が真っ赤っか。きっと、好い想い出だったんでしょうね」

「うん♥ でも厳密に言えば、水着の型は全く同じでも身体の寸法が当時と違ってるから、ちょっとばかし大きいサイズになってるけどね」

 頭の高い位置で縛ったポニーテールが盛大に揺れ、真奈美の言葉と宏の記憶力に感涙する千恵だった。
 そしてそして。
 ある意味、この海岸――否、このエリアで最も注目を集めていると言っても過言では無い奥さんがひとり。
 実際、地元の方々や擦れ違う観光客が例外無く、この美女(美少女?)を二度見するのだから。

「うふふ♪ わたくし、こんなにもたくさんの岩がある場所で泳ぐのは初めてですわ! しかも岩場と言えど小さな砂浜もありますし、海底の岩と岩の間も砂地なので海の中を歩く分には不自由しませんわね♪」

 艶やかな黒髪をアップに結い上げ、瞳を輝かせた美女が岩場をものともせず軽やかに歩き回っていた。
 小柄な体格と、ある意味幼い顔付きなので、遠目から見るとまるで……。

「それに、わたくしや皆さんが履いている、この……マリンシューズ、って言うんですか? のお陰で滑りやすい岩場でも簡単にスイスイ歩けますし、便利な世の中になったものですねぇ。わたくしの子供の頃は、このような便利グッズなどありませんでしたから。……そう、せいぜいゴム製のビーチサンダルか藁草履、位しかありませんでしたわ」

 足下の岩を確かめるように踏み締め、顔を上げてニコリと笑うその姿はまるで中学から高校へ移って一年目の生徒……みたいな多恵子だ。

(わ、藁草履!? って、それはともかく、相変わらず若々しいお姿で。額は広くて童顔だし誰より小柄なのにお尻は豊かに丸くプリンとしてるし胸もおっきいし深くて柔らかそうにプルプル揺れる谷間が……目に毒だって! それもこれも、胸元が大きく開いた水着の所為だぁ!!)

 多恵子は美女軍団の中では最年長にして最も低い身長だのに誰よりもメリハリのあるボディの持ち主であり、纏う衣装の印象も加わってアブナイ印象を周囲に与えてもいた。

「あの~多恵子さん? その水着、多恵子さんが選んだんですか? それとも誰かの推薦で?」

 ある意味危険な水着(衣装?)にタラリと冷や汗を垂らした宏が念の為聞いてみると、果たして。

「宏さん。この水着、似合っていますか? これ、わたくしなりにイケてると思いますのよ。おほほ♥」

 腰に片手を当て、グンと突き出すように胸を反らしつつ自慢気に顎を上げ、もう片手は頭の後ろで肘を横に張ってモデル張りのポーズを決める多恵子。
 このまま写真に収めれば、ローティーン向けの水着モデルに採用されるコト、請け合いだ。

「「「「お~~~~~♪」」」」

 その堂々とした立ち居振る舞いに、周囲の奥さん達も思わずパチパチと拍手する程だ。
 当然、向けられた多恵子の熱い視線を無視出来るような宏では無い。

「勿論! 多恵子さんだからこそ似合ってます! その…………白のスク水。見続けてると、つい勃っちゃいます」

 ここで常識に押し潰され、物怖じしたら負けだ。
 真顔で堂々と褒め称えないと……後が恐い。

「うふふ♥ そう言って戴けて嬉しいですわ。皆様から真摯に選んで貰った甲斐があったと言うものです♪」

「みんなで選んだんかい!」

 ニヤニヤ、ニコニコ、ワクワク顔で見つめて来る美女軍団を見渡し、思わず脱力する宏。

(これじゃ、多恵子さんがみんなから着せ替え人形みたく扱われているのか、それともそんな多恵子さんに慌てふためく俺を見てみんなが悦んでいるのか……微妙~だよなぁ)

 コスプレスキルが日々確実に上昇している多恵子と背後で画策している面々に深い溜息を吐(つ)く宏だった。


                                            (つづく)


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