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 ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋
     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


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若菜~処女喪失(2) 若菜~処女喪失(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 若菜の献身的な(宏には必死に見えた)フェラチオに、宏のペニスは益々大きくそそり勃つ。
 太く硬い茎は青筋を浮かべ、カリは大きく開き、亀頭もプックリと張り詰めている。
 鈴口からは先走りの雫がトロトロ流れ落ち、若菜の指を濡らしてゆく。
 若菜は嬉しそうに目を細め、ソフトクリームを舐める様に舌を出して下から上に向かってペロリペロリと雫を舐め上げ、舌先でカリ首をぐるりとなぞって鈴口を突(つつ)く。

「おいひい♪ ひろひひゃんのおひんひん、おいひい~♥」

 夢中になって亀頭を吸い上げる若菜の姿は、とてもこれから処女を失う女には見えない。
 宏も負けじと大粒のクリトリスを吸い上げ、舌先で弾き、甘噛みし、密で溢れる膣口を鼻先で上下左右に撹拌する。

「あふんっ♪ おまんこ気持ち好い~♥ 宏ちゃんの舌、気持ち好い~っ!」

 快感に腰を震わせながら若菜はビンビンに尖った胸の突起を宏の下腹部に擦り付け、大きく弓なりに反り返ったペニスを唾液塗(まみ)れにする。

「んふ♥ この位でいいかしら~♪」

 若菜は顔を上げると身体の向きを変えて宏の腹の上に跨って来る。
 素股の格好になり、若菜の熱く濡れた割れ目が竿を包み込む。
 騎乗位で繋がるつもりなのだ。

「わっ、若姉!? まさか……んむっ!」

 上体を倒して胸を密着させながら唇を重ね、若菜は濡れて妖艶に光る瞳を向けて来た。

「宏ちゃん~、私をあげる♪ 私の処女、宏ちゃんに捧げるね~♥」

「でも、この格好は……」

「いいの。宏ちゃんが挿って来て処女を奪って貰うんじゃなくて、私から膣内(なか)に挿れて処女を捧げたいの~。私が宏ちゃんを膣内(なか)に挿れたいの~♥」

 宏は若菜の言う「捧げる」の意味を初めて知った。

(……そうか。受身になってじっとしているのではなく、自ら動いて俺を受け入れると言うのか。だから「捧げる」……なのか)

 若菜の真摯な想いに、宏は胸が熱くなる。
 ここまで想ってくれている若菜が無性に可愛く、愛おしく映る。

「判った。若姉の思う様にしていいよ。でも、無理はしないでね」

「ありがとう~♪ 大好き♥」

 チュッ、と唇をついばむと上体を起し、膝立ちになって腰を浮かせると右手でペニスを掴み、上に向かせる。
 四人目の処女を前にした宏のペニスは、まるで焼けた鉄のように熱くなって鈴口から先走り液を盛んに湧き出させている。

「凄い……♥ こんなに逞しくなって……。こんな大きいの、最後まで挿るかなぁ~?」

 若菜は左手の指を秘唇に宛がい、Vの字に開いてドロドロに濡れている膣口を宏に見せつける。

「見てて宏ちゃん~。私の処女膜、今から宏ちゃんのおちんちんで破るからね~♥」

 宏は黙って頷く。
 仰ぎ見る若菜は蕩け切った表情の中に幸せそうな笑みが浮かんでいる。

「いくわね~。あんっ♪ 熱い……」

 膣口に亀頭を合わせるとくちゅっ、と互いの蜜が交じり合い、二人の熱が合わさって火傷しそうになる。
 若菜は宏の目を見つめたまま息を止め、腰をゆっくりと下ろしてゆく。

「はあん、んっ、あぁ……」

 小さな処女孔が徐々に拡がりながら大きな亀頭を少しずつ呑み込んでゆく。
 膣内(なか)に溜まっていた白っぽい蜜が亀頭に垂れ、茎を伝って陰嚢を濡らす。

「あうっ、いっ、痛いっ! こっ、これが……処女の痛み……。うぅ……っ!」

 若菜の火照った顔はいつの間に苦痛に歪み、額に脂汗を浮べて身体全体を細かく震わせている。
 腰の動きが止まり、躊躇しているのが判る。

「若姉、俺が……」

「大丈夫っ! 痛いのは判っているからっ……今はこの痛みを噛み締めたいの~っ!」

 若菜は薄く微笑み、宏の言葉を遮る。
 最初で最後の破瓜の痛みなのだ。
 どんなに痛くても、ひとつに結ばれる嬉しさに比べたら何てことはない。
 若菜は大きく息を吸い込むと宏の胸に両手を付き、再び腰をゆっくりと下ろし始める。

「ああっ、挿って来るっ、宏ちゃんが私の膣内(なか)に挿って来てるぅ~~!」

 処女膜が最大限に伸び切り、処女孔に亀裂が入って鮮血が滲んで来ると、若菜は宏を見つめたまま、ふっ♥と微笑んだ。

「!! 若姉っ!」

「!! 宏ちゃんっっっ……♥」

 二人の声が重なると同時に若菜は足の力を抜き、腰を落とし込む。
 同時に二三年間守り通した処女膜が裂け、鮮血が茎を伝って流れ出す。
 今まで何物も挿った事の無い膣(みち)に、愛する者のペニスを半(なか)ば力任せに押し込んでゆく若菜の表情は、苦痛の中にも目的を遂げて満足気な表情も混じっていた。

「ああっ、挿ってっ……膣内(なか)に、挿ってるぅ……!」

 ミチミチと分け入って来る感覚を味わう為に、わざとゆっくり挿入し、待ち望んだ破瓜の痛みに浸る。

「ああっ、いっ、痛っ! 痛いっ!!」

 薄肉がピリピリと破ける激痛に涙を流しながらも、最後まで腰の動きを止めようとはしない。
 やがて若菜の尻が宏の腰と密着すると、上体を倒して宏に抱き付いて来た。

「こ、これで……これでひとつになれた……。やっと、やっと繋がる事が出来た♥ 宏ちゃんとの距離がゼロになったよぅ~♥」

 ポロポロと涙を零し、泣き笑いの顔で宏の唇に吸い付いて来る。
 宏はそっと両腕を若菜の背中に回すと優しく、心を籠めて優しく抱き締めた。

「よく頑張ったね……。若姉、ありがとう♥」

 宏は文字通り、若菜から処女を捧げて貰ったのだ。
感激しない訳が無い。

「若姉、好きだよ。愛してる。ずっとずっと愛してる♥」

 今度は宏から唇を奪う。
 若菜も嬉しそうに鼻を鳴らしながら宏の舌に吸い付いて来る。

「あふんっ♪ 凄いの……。お腹の中に、宏ちゃんがいるのぉ~♥」

 若菜は股間がズキズキと痛む中、無理矢理笑おうとするが顔が引き攣って上手く笑えない。
 宏は若菜のそんな健気さにノックアウトされ、ギュッ、と抱き締めた。

「若姉、痛みが引くまでこのまま抱き合っていよう♥」

 宏は片手で若菜の背中を抱き締め、もう片方の手で頭から背中に掛けて髪の上から何度も何度も撫で下ろす。
 つやつやの長い黒髪がさらさらと流れ、若菜と宏の姿を覆い隠して行く。

「宏ちゃん……♥ 温かい……♥」

 若菜は甘える様に自分の頬を宏の頬に擦り付け、そっと耳元で囁いた。
 密着した二人の胸の間には柔らかい二つの丘が形を変えて挟まっている。

「判るわ……。宏ちゃんの鼓動が伝わって来る……♥ とくん、とくん……って、優しい鼓動が胸に響くの♥」

「若姉はドキドキしてるね♪ 嬉しさと、後は……痛さで、かな?」

「うん、宏ちゃんとの距離が無くなった嬉しさなの♪ 痛いのは処女を捧げた証拠だから嬉しいの♥」

「若姉……♥」

「宏ちゃん……♥」

 二人は見つめあい、自然と両手で握り合う。
すると若菜の硬かった処女壷が徐々に柔らかくなり、まるで膣の形を宏のペニスの長さ、太さに合せるかの様に蠢いて来た。


                                             (つづく)

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若菜~処女喪失(3) 若菜~処女喪失(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「宏ちゃん、動くね~……。んっ、あんっ……」

 若菜は痛みが薄らいだ所で、胸を密着させたまま腰を前後に揺すって来た。
 膣口に残るズキズキする痛みで上下に出し入れする動きがまだ出来ないのだ。

「若姉、無理しないで。もうちょっと待ってから……」

「大丈夫よ~。このままじゃ宏ちゃんの方が辛いでしょ~?」

 若菜は腰の動きを止め、宏の瞳を覗き込む。
 宏は若菜の言う通り、膣壁が蠢く感触にさっきから何度もペニスを大きく震わせ、早く抽送運動をしたくてしたくて堪らなかったのだ。

「でも、若姉……んんっ」

 若菜は宏に唇を合わせ、尚も言い募ってくる言葉を塞ぐ。
 舌を絡め、宏の唇を自分の唇で挟む。

「私は平気~♪ もう痛くないし~。それに……宏ちゃんと繋がっているだけで嬉しいんだもん♥ ね、私にさせて~?」

 切れ長の目の中で強い決意の光を見た宏は黙ったまま頷いた。

「ありがとう♪」

 若菜は微笑むと、両手を宏と繋いだまま上体を起した。
 下から若菜を見上げる形になった宏は、若菜の妖艶さに息を呑む。
 ストレートロングの黒髪がシルクのカーテンの様に若菜の白い上半身を覆い、丸い乳房が、ピンク色の尖った乳首が黒髪の隙間から見え隠れするのだ。
 濃厚な女の艶姿に、宏のペニスが即効で反応する。

(あん、膣内(なか)でまた大きくなった。……私が宏ちゃんを喜ばせてるんだ♪)

 若菜は宏の反応に気を良くすると膝に力を入れてゆっくりと腰を浮かせ、慎重に腰を沈める。

「あんっ、す、凄い……。膣内(なか)で擦れて……ゴリゴリ擦れてるぅ~♥」

 若菜は初めて感じる膣とペニスの摩擦感に、改めて宏と繋がった事を実感すると同時に子宮の奥から新たな蜜を大量に湧き出させてしまう。

「ああっ、若姉が吸い付いて来てっ……ヌルヌルして気持ち好いっ!」

 宏は若菜の狭い膣内がペニスに貼り付いて来る感触と温かい愛液との摩擦感に悶えてしまう。
 亀頭の先からカリ首、茎までもがピッチリ膣壁と密着し、擦れるのだ。
 若菜の腰の動きも膣内(なか)で溢れる蜜のお陰でどんどん滑らかになり、抽送のストロークも長く、強くなる。

「あぁんっ、はあんっ、うっ、嬉しいっ~♪ 宏ちゃんが喜んでくれているぅ~♥」

 膣口からの痛みが失せるにつれ若菜は次第に腰の上下動が巧みになり、ペニスを万遍無く扱き上げる。
 処女壷から流れ出した白っぽい蜜は茎から陰嚢を光らせ、シーツにまで達している。

「若姉っ、凄いっ、いいっ! 気持ち好いっ♥」

 宏はペニスからの快感に、無意識に腰を使ってしまう。

「あひぃ!? はあんっ! ああっ!!」

 若菜が一際強く喘ぎ声を上げた。
 腰を強めに落とし込んだタイミングで宏が腰を突き上げた為に、ズル剥けになって膨らんでいるクリトリスが宏の恥丘とぶつかり、押し潰されたのだ。

「いいっ!! 感じるっ、クリちゃん感じるのぉ~!」

 若菜は腰を落とす度にクリトリスを宏の恥丘に擦り付け、宏もそれに合わせて腰を突き上げる。
 単純な上下動だけのピストンだが、今の二人にはこれで充分だった。
 二人の結合部からは湿った淫靡な水音が部屋に響き渡り、荒い吐息が重なってゆく。
 ついさっきまで処女だったとは思えない若菜の腰使いに、六度射精してきた宏のペニスも茎に力が篭り、亀頭がプックリと膨れて何時でも射精出来る態勢になる。

「すっ、凄いっ! 若姉が俺のチンポ食べてるっ! 喰われてるっ!」

 宏は歯を食いしばり、暴発を防ごうと肛門に力を入れ、射精感をやり過ごす。
 男として女性より先にイク訳にはいかない。

「ああんっ、宏ちゃんがまた膣内(なか)で大きくなったぁ♥ 凄いっ! 膨らんでるぅ~♪」

 若菜も膣が拡げられる感覚に狂喜し、より一層上下動が激しくなる。
 両手を握り合ったまま、二人はどんどん高みへ昇ってゆく。

「はあんっ、あんっ、ああっ、ああ~~~っ」

「若姉っ、いっ、イクッ、イッちゃうよっ!」

 二人の腰の動きと嬌声が息もピッタリに重なると、若菜は再び宏の胸に倒れ込んできた。

「宏ちゃんっ、イってっ! いつでもイってぇ~! 膣内(なか)に射精(だ)してぇ~~!! 宏ちゃんの熱いの、いっぱい注いでぇ~~~っっ!!!」

 膣がペニスを締め付けると同時に、若菜の上気した顔が、潤んだ瞳が宏を射抜く。

「!! 若姉っ!!」

 宏は腰を目一杯突き上げてペニスを膣奥に叩き込み、自分を解放する。
 熱いマグマが尿道を駆け登り、鈴口から大量の白濁液を若菜の子宮口に勢い良く浴びせ掛ける。

「!! ああっ、で、射精し(で)てるっ! 宏ちゃんの精液が膣内(なか)に入って来るぅ~~~♥」

 両手を握り締め合いながら若菜は身体を震わせ、初めて受け入れる男の精を膣で味わい、宏は膣壁がペニスを搾り上げる度に濃厚で熱い精液をたっぷりと注ぎ込む。
 七度目とは思えない勢いと量に、若菜はウットリとした表情で宏に微笑みかけた。

「ああ……熱い……♥ いっぱい膣内(なか)に注いでくれて……ありがとう♪」


                                             (つづく)

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若菜~処女喪失(4) 若菜~処女喪失(4) 美姉妹といっしょ♡ 
 
(……あ、やばい。メチャ……眠い。……い、いかん……このまま寝る訳には……)

 宏はありったけの精液を若菜の処女壷に注ぎ込み、射精が治まると同時に猛烈な眠気に襲われた。
 なにせ四人の処女を相手に、一晩で七回も射精(だ)したのだ。
仕事の疲れと相まって疲労のピークに達したとしても、おかしくはない。
 その上、跨っている若菜の重さと肌触り、温もりがとても心地良く宏の睡魔に拍車を掛けて来るのだ。

「あ……わ、若姉……お、俺……」

 眠くて、と言う事も出来ぬまま意識は急速に眠りの世界へ落ちてゆき、若菜と両手を繋いだまま安らかな寝息を立てて眠ってしまう。
 その寝顔は好きな女性(ひと)に童貞を捧げ、好きな女性(ひと)から処女を捧げられた男のとても幸せそうな表情と、夫として妻四人の初夜を成し遂げた達成感に満ちた表情もしていた。

(宏ちゃん、私の為に最後まで頑張ってくれたもんね~♪ 疲れて寝ちゃうのも当然だわ~)

 若菜は騎乗位で繋がったままそっと手を外し、寝入ってしまった宏の頬を左手で愛おし気に擦(さす)る。
 イってしまったまま早々に寝てしまった宏に対して、少しも怒る気になれない。
 むしろ体力の限界まで頑張ってくれた事が無性に嬉しい。

(ありがとう、宏ちゃん。私の処女、ちゃんと貰ってくれて。私の夢を叶えてくれてありがとう♥)

 今度は右手を宏の頬に添え、両手で頬を挟み込むと唇に軽くキスをする。
 額同士をくっ付けて目を瞑り、処女喪失までの感慨を抱く。

(子供の頃から好きだった宏ちゃんを追い掛けて姉さんと上京した事は間違っていなかった。宏ちゃんを一人の男性と意識してからずっと守って来たファーストキスと処女を今夜捧げる事が出来た。そして……幼い頃からの夢だった宏ちゃんのお嫁さんになれた♥)

 余りの嬉しさに若菜の瞳に光る物が浮かび、やがて宏の瞼の上に滴ってゆく。
 宏が寝入って暫くすると、膣内(なか)であれ程猛り狂っていた肉棒も次第に力を失い、やがて若菜の膣からポトリと抜け落ちてしまう。

(あん、とうとう抜けちゃった……。宏ちゃんが離れちゃった……)

 胸を密着させているとはいえ、お腹に大きな穴が空いたような気持ちになってしまう。
 おまけに、ペニスが無くなった事で注ぎ込まれた大量のザーメンまでもが零れ落ちて来た。

(いやっ、出ちゃうっ! 宏ちゃんが流れ出ちゃうぅ~~~)

 ペニスに加えて今まで身体と心を温めてくれていた精液が抜け出る感覚に、若菜は途轍も無い寂しさを感じる。
 若菜の身体は精液を膣内(なか)に留め様としたのか無意識のうちに膣を締め付けるが、注がれた精液は全て流れ落ちてしまった。

(ああっ、せっかく宏ちゃんから一杯貰ったのにぃ……)
 
 若菜は唇を噛み締め、宏の首筋に顔を埋めて肩をギュッ、と掴んで抱き締める。
 嬉し涙が悔し涙に替わってしまう。
 流れ落ちた精液は、あるいは若菜の心の涙だったのかもしれない。
 宏の温もりが身体の中から消え、すっかりと落ち込んでしまう若菜。

(……ま、いっか♪ 次にまた、た~っぷりと注いで貰おうっと♥)

 立ち直りも早い若菜だった。

「宏ちゃん、今、綺麗にしてあげるね~♪」

 若菜はそっと宏の上から退くと、嬉々として小さく縮こまったペニスをパクリと口に含む。
 芯のある柔らかいグミを食べている様な食感に目を細め、思わず顔が綻(ほころ)んでしまう。

(大人しいおちんちんも美味しいわね♪ ふふっ、クセになりそう♥)

 唇で柔らかい茎を挟み、舌先で亀頭を転がす様にして精液や愛液を舐め消してゆく。
 亀頭や竿を刺激している筈なのに、反応が少しも返って来ないのが妙に淋しく感じてしまう。

(眠っている時って、全然感じないのかな? それとも、連射し過ぎで弾切れに……なったとか??)

 恐るべし女の直感で言い当ててしまう若菜だった。
 茎に舌を這わせていると、ペニスの根元に赤黒くなった輪が四つ、重なる様に付いているのに気付いた。

「あ……これが……」

 宏ちゃんが処女を貰った証ね……と心の中で続ける。
 きっと一番根元に付いているのが晶の破瓜の血で、その上に千恵、優と続き、一番上が若菜だろう。
 根元から上にいくに連れ、赤色が鮮やかになるのが生々しい。

(これが……私の……)

 自分の印を指でそっとなぞると、改めて宏に自分を捧げたという実感に囚われる。
 まじまじと処女の受領証を眺めた後、若菜は唾液を舌先にたっぷりと載せて赤い輪に這わせる。
 鉄の様な味を感じながら少しずつ少しずつ、宏からみんなの跡を消してゆく。

「これで完全に処女の証が無くなったわ~……」

 赤い輪が全て消えると、若菜は感慨深げに呟く。
 もう二度と付く事の無い証に、自分達が乙女から女になった想いに駆られる。
 と、同時に顔がニヤケてしまう。

「ふふっ♪ お嫁さんになったんだもんね♥ 初夜を無事に済ませたんだもんね~♥」

 若菜の舌は楽しそうに陰嚢からその周辺までを丹念に清めてゆく。
 最後にペニスを根元まで深く咥えてから、味を確かめる様にゆっくりと引き抜いてゆく。
 カリ首に唇を掛けると亀頭を強く吸い、尿道に残っている精液を吸い上げる。

「あん、ちょっとしか残って無い~っ」

 舌先にチビリ出た精液の残滓に、お門違いの文句を垂れる若菜であった。
 すっかり綺麗になったペニスに満足した若菜は宏に掛け布団を掛け、唇に軽くバードキスをしてから囁いた。

「おやすみなさい。今日はお疲れ様。ゆっくり休んでね♪ 良い夢を♥」

 もう一度キスをすると、若菜は身体を宏に向けたまま隣の布団の上でM字開脚のポーズになる。

「ティッシュ、ティッシュ、と」

 濡れティッシュを片手に自分の股間を覗き込み、秘裂にこびり付いている破瓜の血を拭ってゆく。
 とてもついさっき処女を失った女とは思えない、恥じらいもへったくれも無い態度だ。

「あんっ、やだ、まだ火照ってる……」

 腫れぼったい秘唇に指が触れると、身体がピクンと反応してしまう。
 身体の奥底に、まだセックスの余韻が残っているのだ。

「んっ、あふっ! ん~~っ」

 大粒なクリトリス周辺は特に慎重に、極力刺激しない様に注意して拭う。
 ここで発情してオナニーをしてしまったら、まるで宏とのセックスが満足していない様になってしまい、宏に申し訳が立た無くなってしまう。

(ににんが四、にさんが六、にしが八……)

 若菜は九九を必死になって諳(そら)んじながら性欲を押さえ込み、性交の後処理を続ける。
 膣口にまだ鈍い痛みは残っているが、宏と契った証だと思うと逆に嬉しくなる。

「……あ、まだ残ってた♪」

 股間を拭っていると、膣奥から温かい精液がひと雫、トロリと流れ出て来た。
 若菜は自然と人差し指と中指を使って掬い上げ、口に運ぶ。
 それはまるで口の端に付いたクリームを掬い取る仕種そのものだ。

「ん♪ おいち(美味しい)~♥」

 切れ長の目を細め、舌なめずりして妖艶に微笑む若菜の姿は少女から脱皮した大人の女そのものだった。


                                             (つづく)

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インターミッション~若菜 インターミッション~若菜 美姉妹といっしょ♡ 
 
 若菜が宏のペニスを必死になって勃起させようと奮闘していた頃、優が意識を取り戻した。

「……あれ? ボク……気を失ってた?」

「大丈夫? 気分はどう?」

「……お姉ちゃん!?」

 晶の呼び掛けに、優はトロンとした表情で上体を起し、記憶を引き摺り出す。

「天にも昇る気分だったんじゃないの?」

 晶のニヤケた目に怯みながらも、優は全てを思い出す。

「……そうだ。ヒロクンに後ろから挿れて貰って……そのままボク……イッちゃったんだ」

 晶の問い掛けには答えず、宏との交わりを反芻する。
 と、ここで優は股間が綺麗に拭かれている事に気付いた。

「……あれ? どうして? ……お姉ちゃんが拭いてくれたの?」

 晶は悪戯っ子の様な表情で質問を返す。

「誰がしたと思う?」

 優は内心動揺しながらも千恵を見る。
 千恵は苦笑しながら首を横に振る。

「……まさか……ヒロクンが!?」

 千恵が頷き、晶が破顔する。

「良かったわね~、最後まで面倒見て貰えて♪」

「イヤッ! 恥しいっ!! そんなっ……!」

 たちまち首から上が真っ赤に染まる優。

(処女を貰ってくれた上に、セックスの後始末までさせてしまったなんて……)

 優は宏が自分の股間を綺麗にしてくれているシーンを想像してしまい、全身を赤く染めてしまう。
 そんな優に追い討ちを掛けるかの様に、晶が止めを刺す。

「初めてのセックスでイった感想は?」

「あ゛ぅ~……」

 優は俯いたまま、恥しさで機能停止してしまった。
 晶は微笑みながら宏と若菜に視線を移す。
 丁度若菜が宏の上に跨る所だった。

「あの娘、ホントに自分から処女を捧げる気だわ……」

 千恵が感心した様に呟くと、復活した優が若菜を見つめたまま尋ねる。

「……若菜さん、前から考えていたの?」

「ええ、前々から言ってました。宏に奪ってもらうんじゃ無くて、自分から捧げてこそ意味があるんだ、って。受身じゃなくて自分から挿れるんだ、って」

「若菜ちゃんらしい考え方ね~。そっか。自分から、か……」

 晶を始め、優も千恵も、自分の想いをそのまま実践する若菜が羨ましくなった。
 みんな宏に処女を貰ってもらう事しか考えていなかったから、若菜の逆転の発想が新鮮に映るのだ。
 受身と能動とでは、愛情に掛ける意気込みがまるで違って見えてしまう。

「あたしなんて、ヒロの童貞を貰う事しか考えて無かったのに……。そこまでヒロを愛しているのね……。流石ヒロが選んだ娘ね~。だけど……」

「……ボクなんて、ヒロクンに処女を奪って欲しくてバックからお願いしただけ……。若菜さん、健気♪ だけど……」

「あたいなんて、宏に抱かれるだけで一杯一杯だったのに……。若菜の積極性には負けるわ。だけど……」

 それぞれが、それぞれの想いを胸に抱いたが、これだけは若菜に負けないと思っているモノがある。
 それは――。

「あたしが一番ヒロを愛しているわ♥」

「……ボクが一番ヒロクンを愛しているわ♥」

「あたいが一番宏を愛しているわ♥」

 三人が互いに見つめあい、ニヤリとしている間に若菜はペニスを掴んで上に向ける。
 六つの瞳が見つめる中、若菜の処女孔が鮮血を流しながら宏のペニスをゆっくりと呑み込んでゆく。

「……若菜さん、破瓜の痛みを味わっているみたい」

 優の呟きに晶が続く。

「最初で最後だからね♪ 心と身体に憶え込ませ様としてるんでしょうね」

「あの娘、変な所で意地っ張りだから」

 千恵が眉をしかめながら見入っている。
 何度見ても、流血に慣れない。

「あら~、とうとう本格的に動きだしたわね」

「……若菜さん、何だか嬉しそう。念願叶った、って感じ」

「あの娘の夢でしたからね~。宏と契るのが」

 晶、優、千恵の見守る(?)中、二人の腰の動きが活発になる。
 淫靡な水音が部屋に響き渡り、やがて絶頂を告げる声と共に全ての音が止む。
 部屋には二人の荒い吐息だけが響いている。

「終わった……みたいね」

「……ヒロクン、疲れた顔してる」

「宏、息も絶え絶えね。……大丈夫かしら?」

 晶はこれで全員が初夜の儀式(?)を無事に済ませた事に安堵する。
 優と千恵は勢いに任せて宏にかなり無理をさせたのではないか、と心配する。
 案の定、宏はみんなの前で寝息を立て始めた。

「頑張ったもんね、宏。流石に同時に四人はキツイのかな?」

「今回は特別よ。いきなり現れたあたし達にも責任はあるしね」

 千恵と晶がヒソヒソと話し合い、優が加わる。

「……平日は仕事で疲れているから、無理は禁物。明日から毎日、精の付く物を食べさせないと」

 三人は頷き合う。
 やがて若菜は宏の股間に顔を埋め始めた。

「うわ~、若菜ちゃん大胆♪」

「……若菜さん、嬉しそう」

「あの娘ったら激し過ぎるわよ。あっ、あれは……」

 千恵の視線の先には四つの赤い輪が見て取れた。

「あれは……あたし達の証ね」

「……処女の証。ヒロクンに捧げた証。ヒロクンが……受け取ってくれた印♥」

 晶がしみじみ呟くと優が目元を赤く染め、千恵が他人事みたいにポツリと零す。

「ホントに宏と契ったのね♥」

「そうね。プロポーズと同時に初夜を済ませたあたし達って、三国一の幸せ者だわ♥」

 晶が嬉しそうに目を細めると、千恵と優も同時に深く頷く。

「あ~あ、あの娘はホントにもう、恥じらいってモンが無いのかしら」

 M字開脚姿で後始末する若菜の姿に千恵が憤慨する。

「ふふっ♪ 若菜ちゃんらしいわね」

 晶は微笑みながら見ていると、若菜は股間から零れたザーメンを掬って舐めてしまう。
 これには見ていた三人とも目が点になってしまった。

「……若菜さん、凄い。処女喪失直後とは思えない貫禄」

 身内の恥を晒してしまった千恵は首を竦めながら優の感心した様な声を聞き、後で若菜をグーで殴ってやろうと決意した。


                                             (つづく)

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優といっしょ(1) 優といっしょ(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「ねえヒロ? 相談があるんだけど、時間大丈夫?」

 朝食の席で晶が左隣にいる宏に声を掛ける。

「うん、平気だよ。家を出るまであと十五分あるから」

「ありがと。あのね、この部屋の事なんだけど……」

 ここまで言うと晶は語尾を濁し、すまなそうな表情になって宏の顔を伺う。

「正直、五人で暮らすにはこの部屋では狭いと思うの。もっと広い所へ引越したらどうかしら?」

 晶の単刀直入の提案に千恵と若菜の美姉妹(しまい)は驚いて箸を止め、晶に視線を向ける。
 宏は驚きもせず、晶の言葉を待つ。

「五人で住むには余りに狭いし、お互いのプライバシーもある程度必要でしょ? それに……二人っきりになりたい時もあるでしょ?」

 と言いながらみんなの顔を見渡す。
 二人っきり、と言う言葉にすぐさま反応したのが若菜だ。

「うん♪ みんなで宏ちゃんとセックスするのもいいけど~、たまにはしっぽりと二人だけになりたいわ~♥」

「こっ、こらっ! 朝っぱらからセ、セックスとか言うんじゃないわよっ!」

 瞳を煌めかせる若菜に顔を赤らめた千恵が素早くツッコむ。

「あら姉さん~、宏ちゃんと二人っきりになりたくないの~? みんなが見ている前で抱かれる方がいいの~?」

 若菜が切れ長の目を細め、にやけた表情になって千恵を見つめる。

「だっ、誰がそんな事言ってんのよっ! あたいはっ! あたいは……あたいだって宏と二人っきりになりたいわよ……」

 最後の方はごにょごにょと言葉が尻つぼみになり、首から上を真っ赤に染めて俯いてしまう。
 処女を失っても初心な千恵に、みんなが顔を綻(ほころ)ばせる。

「でしょ? 毎晩毎晩四人から搾り取られたら、いくらヒロだって腎虚になっちゃうわよ。それに、『しない』人のすぐ隣で『する』のも、はばかられるでしょ?」

 晶の大きな瞳が宏を捉える。
 その目は笑っているが。

「ヒロがずっとこっちで暮らすなら、あたしに心当たりあるから良ければ紹介するけど? でなければ、実家に帰ってもいいんだし。向うなら部屋はいっぱい空いてるし、家賃も掛からないしね♪」

 晶のもっともな意見に宏は大きく頷く。
 その実、宏も同じ事を考えていたのだ。

「うん、確かにこのままではマズイと俺も思った。みんなに窮屈な思いをさせたくないし」

 宏が目を覚ました時、ひとつの布団の中で右に晶、左に若菜が宏の腕をそれぞれ抱えて眠っており、宏の頭の上側には優と千恵がくっ付き合って布団に包(くる)まっていたのだ。
 全員全裸のままでさすがに気恥ずかしかったが、それよりもみんなが身を縮める様にして眠っている事に心が痛んだ。
 宏の部屋は六畳間と四畳半を合わせて使っていても、家具や細々した物があるので実質六畳分の広さしか無い。
 そんな所へ大人が五人。
 五組の布団を敷くスペースさえ、ままならない状況なのだ。

(せ、狭いっ! 何とかせんと、このままでは彼女達が可哀想だ。いっそ引越すか? でも……)

 柔らかい肉布団に挟まれながら宏はずっと考えていたのだ。

「だから引越すのは構わないんだけど、その……つまり……田舎に帰るとなると、ちょっと……」

 宏は肩を竦めて本心を打ち明ける。

「俺、田舎には帰りたくない。田舎には無い物がここにはたくさんあるし、住むにも比べ物にならない位便利なんだ。全てに於いて。まぁ、自然環境だけは田舎が勝るけどね」

「そう……ね。暮らすには適さなくても、住むにはとても良い所ですものね、東京は。いいわ。あたしはヒロに従うわ。ヒロが東京に居たいのなら、あたしはサポートするだけよ♪」

 晶がウィンクして寄越すと、若菜は投げキッスで対抗する。

「そうだよ~。宏ちゃんが決めた事だから私も付いてくわ~。だって妻なんだもん♥」

 ルンルン気分の若菜の隣で、千恵がじっと何かを考え込んでいる。

「千恵姉? 何かあるの?」

 宏の問い掛けにゆっくりと顔を上げ、顔を見つめてくる。

「宏がそうしたいなら、あたいは付いてく。だけど、その……部屋を借りるだけのお金はあるの? こっちは部屋代も高いんでしょ? 無理して働く様な事にならない?」

 心配する瞳に見つめられた宏は鼓動が早くなる。
 愛されている事を改めて実感したのだ。

「ん~、それなんだけど……」

 宏はバツが悪そうに鼻の頭を掻く。

「五人で暮らせる賃貸マンションとなると、それぞれが個室を持てる5LDKは予算的に到底無理。姉妹で一部屋使うとして最低でも3LDKは必要だと思うんだ。でも、そうなるとひと月の家賃だけで十五万以上掛かって……俺の今の給料だと全然足りないんだ」

 宏はバイトの手取り額と東京での沿線別賃貸マンションの家賃相場、ひと月分の光熱費や食費など必要経費をみんなに聞かせる。

「となると……最低でもひと月二十五万は必要なのね。このままだと……毎月七万円の赤字だわ」

 千恵が東京の家賃の高さに驚くと共に、赤字額の大きさに溜息を付く。

「姉さん~、私達の貯金で――」

 若菜の有り難い台詞を宏が即座に遮る。

「それは駄目だよ、若姉。これはあくまで俺の給料の問題なんだから。千恵姉や若姉のお金に頼る訳にはいかない。俺が何とかしないと」

「でも、いきなり給料は上がらないわよ? ハードな仕事に変えない限りね」

 今度は晶が微笑みながら宏の台詞を遮る。
宏は晶の態度に首を傾げる。
 財政難の話をしているのに、随分と余裕と含みのある態度なのだ。

「晶姉、それは判っているさ。だからもっと時給の良いバイトに替えるつもりなんだ」

 宏は頭の中で素早く計算する。

(時給九百五十円の仕事だと毎日十一時間働いて二五日勤務、六勤一休……か。みんなと過ごす時間が無くなるな……)

 深い溜息を付き、暗く沈んだ顔の宏に今までずっと黙っていた優が初めて声を掛ける。

「……ヒロクン、パソコン借りてもいい? 見せたい物がある」

 宏が頷くのを確かめてからパソコンを立ち上げ、何やら打ち込み始める。
 晶がニヤニヤして宏の顔を見ているのが気になる。

「……はい、ヒロクン。これ見て」

 優は都市銀行の残高照会の画面を宏に向ける。

「これって優姉の口座? 俺が見てもいいの?」

「……ふふ♪ ここ、よく見て」

 優が指し示す名義人の所には宏の名前が表示されている。

「え!? これ、俺の? 何で??」

 宏は訳が判らず、優の顔をまじまじと見つめる。

「……忘れちゃった? 元々はヒロクンが稼いだお金だよ♪」

「俺が稼いだ? いつ??」

「すっかり忘れている様ね。ヒロ、高校二年の夏休みの時の事、覚えてなの?」

 晶が可笑しそうに口を挟んで来る。

「高校二年の夏? 今から四年前だよな……。俺、何かしたっけ? ん~~~~??」

 宏は首を傾げながら虚空を見つめ、必死になって思い出すが全然心当たりが無い。

「宏が高校二年っていったら……確か夏休みにバイトしてなかった? 西瓜運びの」

 千恵が当時を思い出しながら言うと、若菜がコロコロ笑いながら続く。

「そうそう、思い出したぁ~。確かあの時、宏ちゃんバイトで忙しくて全然構ってくれないから姉さんが拗ねちゃった時だ~♪」

「な゛っ! 何言ってんのよっ、あんたはっ! そっ、そんな事覚えて無いわよっ! 拗ねたのはあんたじゃないっ!」

 しどろもどろになった千恵が再び顔を真っ赤に染めながら若菜を睨む。

「しっかり覚えているじゃない~、姉さん♪」

「う゛っ!」

 若菜の切り返しに言葉が詰まってしまう千恵。
 そんな美姉妹の漫才を他所(よそ)に、宏は当時を思い出す。

「西瓜運び? あ~~~~~っ! もしかして、その時稼いだ金か!?」

「やっと思い出した様ね♪」

 晶が笑いながら肩をバンバン叩いて来る。

(さっきニヤニヤしてたのはこの事だったのか)

 宏はようやく納得するが、晶の態度を見ているとまだ何かありそうな雰囲気だ。
 子供が買ってもらったおもちゃが早く届かないかな、と期待して待っている様な、これから起こる楽しい事を首を長くして待っているかの様な、そんな顔つきなのだ。

(悪い事ではなさそうだけど、他に何かあるのかな? 第一、あの時稼いだ金は大した額じゃ無かった筈。それにその金、俺、どうしたっけ??)

 首を傾げ、完全に思い出せないまま優に顔を向けて経緯(いきさつ)をせがむ。

「……あの時、ボクがヒロクンから預かったお金だよ♪ 覚えてない?」

「預けた? 俺が優姉に?? ん~~~~~ああっ! そうだ、そうだよ! 確かあの時……」 

「……そう。何倍にもして見せる、って言ってヒロクンから預かったお金。それをボクが今まで管理して来た♪」

「そうだ、優姉に預けて……すっかり忘れてた。ありがとう、優姉。今まで預かってくれて」

 ペコリと首を下げ、完全に思い出した宏を優が嬉しそうに見つめてくる。

「……だからこれは正真正銘、ヒロクンのお金♪」

 微笑みながら残高の欄を優が指で指し示す。
 そこには……。


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優といっしょ(2) 優といっしょ(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ……。

 突然鳴り響く目覚まし時計のアラームに宏は優の指し示すパソコン画面から目を離し、時計に表示された時刻を確認する。
 そして手を伸ばしてアラームを止めながらゆっくりと立ち上がる。

「ごめん、優姉。帰ってからゆっくりと見るよ。もう仕事に行かないと」

 宏は家を出る時間の五分前に目覚ましをセットしている。
 こうしておけばトイレや洗い物をしていてもTVに表示される時刻を見る事無く時間が判り、余裕を持って家を出られるのだ。
 優は宏が残高を見て驚く顔を見られない事を内心残念に思うが表情には出さず、柔らかく微笑んで頷く。

「若姉、悪いんだけど朝御飯の片付け頼んでもいい? 千恵姉、夕飯は俺が作るから。晶姉、引越しの件はOKだから、俺が帰ったらゆっくり話そう」

 手早く身なりを整えながら三人を見ると、最高の笑顔で頷いてくれる。

「「「判ったわ♪ いってらっしゃい♥」」」

 千恵と若菜の美姉妹(しまい)と晶の心地良い三重奏を背中で聞きながら玄関に向かうと、優が後ろから付いて来た。

「……ねえ、ヒロクン。急な話で悪いんだけど、明日か明後日、出来れば明日から二~三日、お休み取れないかな? お姉ちゃんが当たりを付けた部屋をボクと一緒に見て廻って欲しいんだけど」

 優が宏の背中に声を掛けると、靴を履き終えた宏が振り返りながら尋ねる。

「優姉と? 晶姉は? みんな一緒じゃ無いの?」

 いぶかしむ宏に、優は晶の忙しさを挙げる。

「……お部屋探しはボクに任されてる。お姉ちゃん、他にする事があって」

「そっか、うん判った♪ 休みは会社と調整してみる。それじゃ、行って来ます!」

「……いってらっしゃい♥」

 独り暮らしでは決して出来無かった台詞のやり取りに照れながら宏はバイト先へと向かう。
 優は玄関を出て宏が見えなくなるまでずっと佇(たたず)み、ゆっくりと部屋へ戻る。

(いってらっしゃい、か。久振りにヒロクンに向かって言った気がする。でもこれからは奥さんとして毎日、玄関で送り迎えをして……♥)

 まるで新婚家庭の様な(実際、新妻なのだが)シチュエーションに思いっ切り照れてしまう。

(やだっ、昨夜(ゆうべ)の事を思い出しちゃった♥)

 奥さんと言う言葉に、宏と肌を重ねた感触や注がれた精液の熱さを思い出してしまい、顔が火照ってしまう。

「優、顔が赤いわよ♪ ナニを考えてるのかな~?」

 からかいを含んだ姉の言葉に、頭の中が新婚モードの優はすぐさま反応出来ない。
 そんな優に若菜が笑いながらちょっかいを出す。

「優姉さん~、ちゃんと『いってらっしゃいのチュー♥』、して来た~?」

「こらっ、若菜っ! 年上をからかうもんじゃないわよっ!」

 千恵の叱る声(しかし目は笑っている)と晶の笑い声を聞きながら、優は耳まで赤く染めて残りの朝食を食べ始める。

(いってらっしゃいのキス、か。全然思い付かなかった。……妻としてまだまだ未熟)

 かなり無念に思いつつ、今夜の『おかえりなさいのキス』から絶対にしてやろうと心密かに誓う優だった。

「さてと。ヒロも出掛けた事だし、残る問題を片付けましょう。千恵ちゃん、若菜ちゃん、あなた達仕事はどうしたの? 今日休む事は言ってあるの? 明日からの勤めはどうするつもり?」

 ひと足早く食事を済ませた晶が、食後の番茶を啜っている美姉妹(しまい)に立て続けに問いかける。
 妻達のリーダーとして、社会人の先輩として、そして社長室付秘書としての正義感(?)が晶を燃え上がらせ、眼光鋭く二人を捉える。

「おとといの内に、今週は休む事は言ってありますけど……その先の事はまだ考えて無くて……」

 晶の全てを見透かす様な厳しい目に千恵は厳しい女上司に叱られている部下みたく首を竦め、上目遣いになって言葉も詰まってしまう。
 高い位置で縛ったロングポニーテールが小刻みに震えて千恵の落ち着かない心境を示している。

「そのうち~、会社には辞めると言うつもり、だったの~」

 若菜は晶の迫力の前に声が小さくなり、みるみる内に顔から血の気が引いて来る。
 もともと色白の若菜が更に白くなると漆黒のストレートロングヘアとの対比がより一層際立ち、まるで白い陶磁器で出来た人形の様になってしまう。

「やっぱり……。あなた達、このまま黙って会社辞めるつもりなの!? それはちょ~っと無責任過ぎやしない? 社会人として、人間として」

 晶の表情が瞬く間に怒りの形相に変化する。
ただでさえ目鼻立ちが整い、クールな印象を与えている晶が怒った表情になると何者をも近寄り難い雰囲気になる。
 実際、晶の会社の社長や会長でさえ目を伏せながら避けて通る程だ。

(ヤバいっ! 晶姉さん、本気(マジ)だっ)

 晶の大きな瞳がすっと細くなり、氷点下にまで下がった声色に若菜は姉の手を取って震えだす。
 本気で怒った晶の恐ろしさを身を持って知っているからだ。

((やっぱり、仕事を蔑(ないがし)ろにしたのはマズかったわね……))

 千恵も若菜も、晶の当然とも言える叱責に今更ながら心の中で猛省する。
 若菜は宏逢いたさに仕事の事を忘れた(敢えて無視した)事を反省し、千恵は若菜の上京を止めなかった事を姉として深く反省するのだった。


(ったく、後先考えずに飛び出すからこんな事になるのよ! ……まぁ、気持ちは判らなくは無いけどね)

 二人の萎(しお)れた態度に、晶は心の中で溜息を付く。
 宏に逢えなくて淋しい思いをしたのは、何もこの美姉妹だけでは無いのだ。
 晶も仕事が無ければ、きっと優と一緒に美姉妹と同じ事をしただろうから。

(ふむ……)

 晶は表情を若干緩め、途方に暮れる美姉妹を見やる。
 晶の鋭いながらも温かな視線と目が合った途端、若菜はバツが悪そうに慌てて視線を逸らして俯き、千恵は雨に濡れて縋(すが)り付く子犬の様な目で見返してくる。
 普段は切れ者の千恵も、今後どうして良いかまでは頭が廻らないらしい。

(……やれやれ、仕方が無い。ここは一つ、鬼になるか)

 晶は大きく息を吐き、ヘアバンドで留めたソフトウェーブのロングヘアを左手で背中へ流すと、部下に命令する上司の如く、凛とした声で二人に告げる。

「二人共、今日これからあたしと一緒に実家へ戻ってもらうわ。そして自分の手でキチンと会社を辞める手続きを済ませなさい。同時に、こちらで暮らす準備も整えるのよ。いいわね」

 晶の有無を言わせない業務命令(?)に、美姉妹は目を大きく見開いて晶を凝視する。

「今日? これから? 戻る!?」

「!!」

 若菜は泣きそうな表情になって言葉を搾り出すが、千恵は今初めて気が付いたとばかりにハッとする。

「確かに……後始末は必要だわ。あたいも若菜も、放っておいていい問題じゃ無いものね」

 至極真っ当な晶のアドバイスに、千恵はいつもの冷静さをようやく取り戻す。
 晶は俯いている若菜の為にもう一度、判りやすく噛み砕いて言い聞かせる。

「これからヒロと東京で暮らすのなら、向うでの憂いを全て無くしてからにしなさい。でないと、あなた達だって気分は良くないでしょう? このままではヒロに迷惑を掛けてしまうわ。それに、あなた達のご両親にも要らぬ心配させちゃうでしょ?」

 晶は美姉妹の両親を思い浮かべるが、どう考えても心配する様なタマじゃ無い事位、充分に知っている。
 でも、ここは敢えてそういう風にしておく方が話は早い。

「会社の方も寿退社という事なら、まぁ、何とでも言い訳出来るから安心なさい」

 晶の会社でも、ショットガンウェディング(出来ちゃった婚)に伴う女子社員の突発的退職が年複数回は発生している。
 その度に女子社員(と一部の男性社員)から絶大な人気を誇り、人心掌握に長(た)けた晶は人事部の部課長から欠員部署への人員配置について相談を受ける羽目になるのだ。

「そして会社の件と平行して、正式にヒロの許(もと)へ嫁入りする準備を整えればいいのよ。一週間もあれば直ぐにこっちへ戻れるわよ」

 若菜に噛んで含ませる様に言い聞かせる晶は、まるで若菜の母親になったかの様だ。
 晶もそんな錯覚に陥り、心の中で苦笑してしまう。

「……みんなが実家にいる間、ボクとヒロクンで新しい部屋を見つけてここから引越しておく」

 それまでずっと黙っていた優が緑茶を啜りながら晶の補足をする。

「……新しいお部屋でみんなが来るのを待ってる。だからこっちの事はボク達に任せて、向うでキチンと整理着けて来て欲しい」

 優は美姉妹に向かって安心させる様に微笑む。

「何も実家に引き上げる訳じゃ無いから。こっちで新たに暮らす為の準備だと思って。ね♪ 準備が出来次第、こっちに来ればいいんだから」

 最後に晶は微笑み、普段の美しくも優しい表情に戻って若菜の気分をほぐしてあげる。
 千恵は晶と優の美女姉妹(しまい)の段取りの良さに感心すると共に、自分達の無計画さを恥じる。

「……そうですよね。宏に心配掛けちゃ駄目ですよね。このままじゃ社会人として、宏の妻として失格ですものね……。はい、判りました。晶姉さんの言う通りにします」

 千恵は表情も晴れやかにキッパリと言い切り、晶と優を安心させる。
 しかし若菜は眉根を寄せ、押し黙ったまま何やら考え込んでいる。

「若菜? 今後の為に一度帰りましょう。その位は判るでしょ? 何が心配なの?」

 千恵の言い含める言葉に顔を上げた若菜の瞳には、薄っすらと涙が光っている。
 そして晶から戻ると告げられてからずっと考えていた事をポツリと呟いた。

「ずるい~っ! そうなったら優姉さん、今夜から宏ちゃんと二人っきりじゃないのよ~~っ!」

「「そっちの心配かいっ!!」」

 一瞬の間の後、ピキマーク(怒りの印)を額に大量に浮べた千恵と晶の正拳が左右から若菜を粉砕する。

 一方、若菜の台詞に優がはにかみながら顔を赤らめる

(こ、今夜から……ヒロクンとボクが、ふ、二人っきり……♥)

 優は目元を赤く染め、若菜のさめざめと泣く声を聞きながら今夜からの甘い生活に思いを馳せた。


                                             (つづく)

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